三上えり(三上絵里)参議院議員は何者?元TSSアナウンサーの経歴・夫と娘・広島選挙区を解説

三上えり

三上えり氏は、テレビ新広島(TSS)のアナウンサー・報道記者などを経て、2022年の参議院議員選挙で初当選した広島県選出の国会議員です。

政治活動では「三上えり」の表記を使っていますが、報道では「三上絵里」と漢字で掲載されることもあります。現在は立憲民主党で環境政策などを担当し、被爆地・広島選出議員として核兵器廃絶にも継続的に取り組んでいます。

この記事では、元アナウンサーとしての経歴や学歴、広島選挙区での選挙結果、現在の役職と政策、国会で実際に取り組んできた仕事、夫や2人の娘について公表されている家族情報まで整理します。

目次

三上えり議員は何者?プロフィールと現在の立場

三上えり氏は1970年6月11日生まれ、広島市出身。2026年10月時点で56歳です。参議院では広島県選挙区から選出され、当選1回。参議院公式では本名を川堀絵里(かわほり・えり)としています。

項目内容
政治活動名三上えり
本名川堀絵里
生年月日1970年6月11日
年齢56歳(2026年10月時点)
出身地広島県広島市
所属立憲民主党
議員種別参議院議員
選挙区広島県選挙区
当選回数1回
初当選2022年7月
前職TSSテレビ新広島アナウンサー・報道記者など
学歴サザンセミナリーカレッジ(米バージニア州)卒業
家族夫、2人の娘
公式サイト三上えり公式サイト
公式X@erimikami0611
2026年10月現在の主な立場
  • 参議院議員・広島県選挙区1期
  • 参議院 環境委員会
  • 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会・理事
  • 国際問題に関する調査会
  • 立憲民主党 環境部会長
  • 立憲民主党 拉致問題対策本部事務局長
  • 立憲民主党 広報委員会副委員長
  • 立憲民主党広島県連代表

参議院公式プロフィールでは、任期満了日は2028年7月25日となっています。党では環境部会長を務め、2026年6月には立憲民主党広島県連の代表にも就任しました。

なお、「三上絵里子」は三上えり氏の別名ではありません。参議院公式で示されている政治活動名は「三上えり」、本名は「川堀絵里」です。

三上氏が政治を自分の生活と切り離して考えていないことは、公式サイトのメッセージにも表れています。

「政治は生活と直結しています。」

出典:三上えり公式サイト
 

学歴と経歴|元TSSアナウンサーから国会議員へ

三上えり氏の政治家になるまでのキャリアは、一般的な政治家の経歴とはかなり異なります。大学卒業後すぐ政治の世界へ入ったのではなく、放送・報道の現場で長く働いてから50代で国政に転身しました。

広島井口高校からアメリカの大学へ

本人の公式プロフィールによると、学歴は次の通りです。

  • 広島市立鈴が峰小学校 卒業
  • 広島市立井口中学校 卒業
  • 広島県立広島井口高等学校 卒業
  • サザンセミナリーカレッジ(米バージニア州)卒業

参議院や立憲民主党のプロフィールでは、テレビ新広島へ入る前にNHK広島放送局のアシスタントを経験した経歴も紹介されています。

1996年にTSSテレビ新広島へ入社

1996年にTSSテレビ新広島へ入社。アナウンス部だけでなく報道部などでも勤務し、2022年に退社しました。

時期主な経歴
1990年代NHK広島放送局のアシスタントなどを経験
1996年TSSテレビ新広島入社
1999~2003年「TSSスーパーニュース」キャスター
2014~2016年「知りため!プラス」MC
2022年TSS退社
2022年7月参議院広島県選挙区で初当選

アナウンサーとしてニュースを読むだけでなく、報道記者やディレクターとしても現場に関わりました。2003年、2005年にはFNSアナウンス賞を受賞。2016年には移植医療を扱ったドキュメンタリー「もし、あなたの家族が…~日本の移植医療に未来はあるのか~」でディレクターを務め、FNSドキュメンタリー大賞ノミネート作品特別賞を受賞しています。

報道の仕事と並行して、広島では原爆詩や被爆体験を伝える朗読活動にも長く取り組んできました。2026年8月にも、四國五郎氏の詩をもとにした「ひろしまの子」を朗読した様子を公式Xで発信しています。

 

2022年参院選で初当選|広島選挙区の得票と政党

三上えり氏が国政へ挑戦したのは2022年の第26回参議院議員通常選挙です。広島県選挙区は定数2で、三上氏は無所属候補として立候補しました。

候補者党派得票数結果
宮沢洋一自由民主党530,375票当選
三上えり無所属259,363票当選
森川ひさし日本維新の会114,442票次点

2022年の選挙では「無所属」でしたが、現在は立憲民主党所属の参議院議員です。選挙時には立憲民主党など野党側の支援を受けて戦いました。

広島市選挙管理委員会の記録では、三上氏は259,363票を獲得して2議席目に入り初当選。約26年間勤務したTSSを退社した年に国会議員へ転身したことになります。

選挙戦では、政治を生活から遠いものとして扱わない姿勢を前面に出していました。

「政治は変えられる。生活は変えられる。」

出典:立憲民主党・2022年参院選街頭演説
無所属で当選→現在は立憲民主党

2022年の選挙結果だけを見ると「無所属」と表示されますが、現在の所属を調べる場合は古い選挙公報だけで判断できません。2026年現在は立憲民主党の議員として党役職も担っています。

三上えりの政策|子育て・政治とカネ・地域経済・平和

三上えり氏が掲げてきた政策は、本人公式サイトで大きく5分野に整理されています。アナウンサー・記者として地域を取材した経験に加え、仕事と子育て、親の介護を両立した経験が政策の背景にあります。

三上えり氏が掲げる主な政策
  • 生活の安心と安全:子育て、医療、福祉、介護、物価高対策
  • 誰もが活躍できる社会:女性を含む多様な人が働き、挑戦できる環境
  • 政治とカネの透明化
  • 持続可能な地域経済:中山間地域、移住・定住、中小企業への支援
  • 平和と核兵器廃絶

子育て・介護を生活者の視点から見直す

子育て支援だけを単独で扱うのではなく、医療、福祉、介護まで含めて「生活に安心と安全を」と掲げています。自身もテレビ局勤務を続けながら2人の娘を育て、父親の介護も経験してきました。

「政治とカネ」の透明化

広島では2019年の参院選をめぐる大規模買収事件が起きました。三上氏は2022年の選挙公報・公式政策で政治資金の「見える化」を掲げています。

「政治とカネの問題に対してはっきりとNOを伝え」

出典:三上えり公式サイト・政策

核兵器禁止条約の署名・批准を求める

広島選出議員として特に継続しているテーマが核兵器廃絶です。原爆詩・被爆体験の朗読を続けてきた経歴があり、国会議員になってからも超党派の核軍縮に関する勉強会などへ参加しています。

「核兵器禁止条約の署名・批准を進めるよう強く訴えていきます。」

出典:三上えり公式サイト・政策

2026年3月には、核軍縮推進超党派議員勉強会で前広島県知事の湯崎英彦氏から話を聞いたことを公式Xでも報告しています。

さらに2026年9月にも同勉強会を継続し、非核三原則や核兵器禁止条約第1回再検討会議をめぐる議論に参加しています。

三上えりが国会でやったこと・実績は?

政策として掲げている内容とは別に、国会議員として具体的に関与した仕事を見ると、2026年は環境政策、とりわけ水俣病被害者の救済で目立った動きがあります。

水俣病被害者救済新法案の取りまとめと各党調整

2026年7月9日、立憲民主党などは「水俣病被害者救済新法案」を参議院へ提出しました。三上氏は環境部門会長として、法案の取りまとめと各党との調整を担当しています。

これは本人だけの単独成果ではなく、日本共産党、れいわ新選組、沖縄の風、社会民主党などとの共同提出でした。その中で三上氏は環境部門側の調整役を担っています。

「超党派で被害者を救う道をつなげられるような機会としたい」

出典:立憲民主党・水俣病被害者救済新法案提出

その前段階となる2026年4月には、超党派の「水俣病被害者とともに歩む国会議員連絡会」として、環境省へ被害者の全面救済を求める要請書を提出したことも公式Xで発信しています。

水俣病を「人道問題」と位置づけ環境省へ要望

翌7月10日には、立憲民主党、中道改革連合、公明党の3党環境部会が環境省に「環境安全保障の確保を求める要望」を提出しました。三上氏は立憲民主党環境部会長として参加し、被害者の高齢化を踏まえた救済や医療・福祉支援の拡充を求めています。

政策と実績を分けると

「子育て支援」「政治とカネの透明化」「核兵器禁止条約への参加」などは本人が掲げる政策です。一方、2026年の水俣病被害者救済新法案では、法案の取りまとめ・各党調整という具体的な実務を担っています。

夫と娘は?「夫は医師」という情報は確認できる?

三上えり氏は結婚しており、本人公式プロフィールには「夫、ふたりの娘」と明記されています。

2024年8月に東京新聞「東京すくすく」へ寄稿した際には、当時長女が大学3年生、次女が高校2年生だったことも本人が明かしました。

夫について公表されていること
  • 夫がいる
  • 2人の娘がいる
  • 夫は子育てに協力的だった
  • 夫も政治への関心が強い
  • 三上氏の国政出馬を夫と娘が後押しした

夫は医師なのか

夫が医師であると断定できる信頼性の高い公表情報は見当たりません。

本人公式プロフィール、参議院公式プロフィール、本人が家庭生活を詳しく語った東京新聞の寄稿では、夫の職業は公表されていません。したがって、現時点では「夫は医師」と事実として扱う根拠はないというのが公表情報から分かる範囲です。

夫については職業よりも、三上氏がアナウンサーとして不規則な勤務を続ける中で、夫婦で保育園の送迎などを分担してきたエピソードが本人から詳しく語られています。

「夫も好きなように生きろという人で」

出典:東京新聞「東京すくすく」三上絵里参院議員寄稿

国政への出馬話を家族へ伝えたときも、夫と娘たちは強く背中を押したといいます。夫は政治好きで、以前から三上氏に「あなたが出たら」と繰り返し話していたことも本人が明かしています。

父親は警察官、母親は専業主婦

同じ寄稿では、三上氏自身の両親についても触れています。父親は警察官、母親は専業主婦で、三上氏は父親を「厳格だった」と振り返っています。

テレビ局勤務時代には仕事と2人の娘の子育てだけでなく父親の介護も経験しており、子育て・介護・働き方を政策テーマに挙げる背景の一つになっています。

人物像|趣味や好きな言葉、アナウンサー時代から続く平和活動

公式プロフィールでは、趣味をジョギングと温泉めぐり、好きな食べ物をお好み焼き、つけ麺としています。広島らしい食の好みもプロフィールに掲載されています。

三上えり氏の人物プロフィール
  • 趣味:ジョギング、温泉めぐり
  • 好きな言葉:「言葉には魂が宿る」
  • 好きな食べ物:お好み焼き、つけ麺
  • 家族:夫、2人の娘
  • 長年続けてきた活動:平和を伝える朗読

「言葉には魂が宿る」という好きな言葉は、アナウンサー・記者として長年「言葉」を仕事にしてきた経歴とも重なります。政治家になってからも、被爆者の証言や平和の記憶を次世代へ伝える活動を続けています。

2026年3月、被爆者で歴史研究家の森重昭氏が亡くなった際にも、公式Xで追悼の言葉を発信しました。

三上えりの事務所・公式X・SNS

三上えり氏は広島市と参議院議員会館に事務所を置いています。公式サイトでは国会活動だけでなく、広島県内での地域活動も継続的に更新されています。

窓口情報
広島事務所〒732-0816 広島県広島市南区比治山本町3-22 大保ビル201号
国会事務所参議院議員会館320号室
公式サイト三上えり公式サイト
公式X@erimikami0611
Instagram@mikami_eri
政党プロフィール立憲民主党・三上えり議員情報

2026年10月の現在|臨時国会で代表質問へ

三上氏の公式サイトでは、2026年10月5日に臨時国会が開会したことを報告しています。

食料品の消費税減税や衆議院議員定数削減などが議論される国会で、三上氏自身は10月9日の参議院本会議で代表質問に立つ予定と公表しました。

直近の動き

2026年6月に立憲民主党広島県連代表へ就任し、党では環境部会長を担当。10月からの臨時国会では代表質問を予定しており、広島での地域活動と国会での環境・平和・生活政策を並行して進めているのが現在の三上えり氏です。

代表質問の日程など直近の活動は、三上えり公式サイト「臨時国会、開会」や公式Xで随時発信されています。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次