佐々木さやか(公明党)は現在どうしてる?落選した参院選・夫・経歴・実績を解説

佐々木さやか

佐々木さやか氏は、弁護士から国政へ転じ、神奈川県選挙区で参議院議員を2期務めた公明党の政治家です。2025年の参院選では3期目を目指しましたが5位で落選し、2026年9月現在は前参議院議員・公明党神奈川県本部顧問として活動しています。

法律家としての経験を生かした性犯罪規定の見直し、教育費負担の軽減、子育て政策などに関わってきたほか、自身の出産や不登校経験も政策発信に結び付けています。この記事では、選挙結果と現在、実績・政策、夫や子供、学歴や若い頃まで、佐々木氏の人物像をまとめて見ていきます。

項目内容
名前佐々木さやか(ささき さやか)
生年月日1981年1月18日
年齢45歳(2026年9月時点)
出身地青森県八戸市
所属政党公明党
現在前参議院議員、公明党神奈川県本部顧問
国会議員歴参議院議員2期(神奈川県選挙区)
初当選2013年参議院議員選挙
学歴青森県立八戸北高校、創価大学法学部、創価大学法科大学院
前職・資格弁護士
主な役職歴文部科学大臣政務官、参議院法務委員長、参議院災害対策特別委員長、公明党女性局長など
家族夫、長男
公式サイト佐々木さやか公式サイト
公式X@sayaka_sasaki
目次

佐々木さやかは現在どうしてる?2025年参院選で落選し前参議院議員に

2026年9月現在、佐々木さやか氏の公式サイトには「前参議院議員 公明党神奈川県本部顧問」と掲載されています。現在は国会議員ではありませんが、政治活動そのものは続けています。

公式サイトの活動記録も2026年まで更新されており、8月には横浜市役所を訪問、7月には公明党の竹谷とし子代表の事務所を訪れるなど、神奈川を中心に活動しています。

2025年参院選は神奈川選挙区5位で落選

佐々木氏が議席を失ったのは、2025年7月20日の参議院議員選挙です。定数4の神奈川県選挙区に公明党から立候補し、57万1,796票を獲得したものの5位となり落選しました。

選挙得票数順位結果
2013年参院選629,662票3位初当選
2019年参院選615,417票3位当選
2025年参院選571,796票5位落選

2025年の4位は、参政党のはじかのひろき氏で57万7,085票。佐々木氏との差は5,289票でした。詳しい確定結果は神奈川県選挙管理委員会の開票結果で公表されています。

「力及ばず、落選という結果となりました。」

出典:佐々木さやか公式サイト「本当に、ありがとうございました。」

投開票翌日には公式Xでも選挙結果について発信しました。

なぜ落選した?2019年との数字を比較

選挙結果だけから「これが落選理由だった」と一つの原因に絞ることはできません。ただ、2019年と2025年の数字を比べると変化ははっきりしています。

2019年から2025年に変わった数字
  • 得票数:615,417票 → 571,796票(43,621票減)
  • 得票率:16.89% → 12.58%(4.31ポイント低下)
  • 神奈川県の投票率:48.73% → 60.30%
  • 2025年は定数4に対して5位、4位との差は5,289票

県全体の投票率が大きく上昇した選挙で、佐々木氏自身は前回より得票数・得票率ともに下げています。投票参加者が増えた中で支持の比率を維持できなかったことが、数字から読み取れる大きな変化です。

2019年の結果は神奈川県選挙管理委員会の2019年参院選結果でも確認できます。

比例代表ではなく神奈川選挙区の候補

佐々木氏は2013年、2019年、2025年とも神奈川県選挙区から参院選に出ています。2025年も比例代表候補ではありません。

2025年参院選では神奈川選挙区で5位となり、比例代表での当選もありません。参議院の議員一覧でも、佐々木氏の旧任期は2025年7月28日までと記載されています。

2025年の選挙事務所について

神奈川県選管の資料では、2025年参院選時の選挙事務所は横浜市中区・関内駅前第一ビル1階と届け出られていました。これは2025年の選挙期間中の事務所情報です。現在の連絡先としてそのまま使うのではなく、最新の問い合わせ先は本人公式サイトを確認するのが確実です。

2025年の選挙戦では、横浜市内の商店街などを回る様子も公式Xで発信していました。

2026年の「中道改革連合」との関係は?所属は公明党

2026年は公明党を含む政界再編の動きがあり、佐々木氏も1月に中道改革連合の結成をめぐる動きについて発信しました。

その後、2026年8月31日の3党協議を受け、公明党は公明党だけが中道改革連合へ先行合流することを見送ると表明しました。9月8日時点の佐々木氏本人の公式プロフィールも「公明党神奈川県本部顧問」のままです。

佐々木氏本人が中道改革連合所属へ変わったわけではなく、現在の所属は公明党です。公明党側は中道政治をめざす政策協力自体は続ける方針を示しています。

 

佐々木さやかの夫・子供は?2016年に結婚し長男がいる

佐々木氏は2017年1月の公式ブログで、前年の秋に結婚したことを公表しました。時期からみると2016年秋の結婚です。

現在の公式プロフィールには「夫と長男の3人家族」と明記されています。文部科学大臣政務官を務めていた時期に出産を経験し、公式年表には2020年の項目で「1児の母」と記されています。

夫・子供について公表されていること
  • 2016年秋に結婚
  • 現在は夫と長男の3人家族
  • 夫の氏名や職業は本人の現行プロフィールでは公表されていない
  • 参議院の旧議員名簿では「佐々木さやか[山口さやか]」と併記されていた

参議院名簿にある「山口さやか」という表記は佐々木氏本人に付された併記であり、それだけで夫のフルネームや職業まで特定することはできません。

2026年5月には、息子と夫から母の日のカーネーションをもらったことを公式サイトで紹介し、子育て政策について次のように記しています。

「孤独な育児をなくし、誰もが『生んでよかった』と思える社会へ。」

出典:佐々木さやか公式サイト・2026年5月3日

「夫がダーツ選手」「身長163cm」は別人の情報

佐々木さやか氏について調べる際、特に注意したいのがプロダーツ選手との同名に近い混同です。

政治家とプロダーツ選手は別人
政治家プロダーツ選手
名前佐々木さやか佐々木沙綾香
出身青森県八戸市島根県
生年・年代1981年生まれ別人のプロ選手
身長公式プロフィールに記載なし163cm
職業政治家・弁護士出身プロダーツ選手

「163cm」という身長は政治家の佐々木さやか氏ではなく、プロダーツ選手・佐々木沙綾香氏の公式選手名鑑に掲載されている数字です。

また、ダーツ選手として登録されている佐々木沙綾香氏は女性です。「佐々木さやか氏の夫がダーツ選手」ということを示す公表資料ではありません。政治家本人の公式プロフィールでは、夫の職業は明らかにされていません。

同じく「ささきさやか」と読む名前では、アニソン歌手の佐咲紗花さんもいますが、こちらも政治家の佐々木さやか氏とは別人です。

 

佐々木さやかの実績|法律・教育・生活者の課題に取り組む

佐々木氏の2期12年の国会活動では、弁護士としての専門性が出やすい法務分野に加え、教育、中小企業、子育て、防災などを扱ってきました。本人一人で制度を成立させたというより、国会質問や党内協議、政府への要請を通じて制度改正に関わったケースが多くあります。

主に取り組んできた分野
  • 法務:性犯罪規定の見直し、被害者の権利保護
  • 教育:給付型奨学金、少人数学級、高校授業料負担の軽減
  • 子育て:液体ミルク、搾乳環境、不登校支援
  • 暮らし・経済:中小企業の価格転嫁、賃上げ環境の整備
  • 生活上の制度改善:運転免許証写真での医療用帽子

性犯罪の刑法改正と「不同意性交等罪」

佐々木氏の公式サイトが主要実績の一つとして掲げるのが、性犯罪に関する刑法改正です。

2017年には、性犯罪規定について110年ぶりとなる大きな刑法改正が行われ、旧「強姦罪」が「強制性交等罪」へ変更されました。被害者を女性に限定しない規定への変更や、非親告罪化なども盛り込まれています。

2023年の再改正では「強制性交等罪」から「不同意性交等罪」へ変更されました。佐々木氏は参議院法務委員会で、罪名のあり方について以前から主張してきたと発言しています。

「不同意性交という名前にすべきだというふうにかねてから申し上げておりました。」

出典:国会会議録・参議院法務委員会(2023年6月15日)

ここでいう不同意性交等罪は、単純に「明示的なYESがなければすべて犯罪」とする規定ではありません。法務省の性犯罪関係Q&Aでは、暴行・脅迫、心身の障害、アルコールや薬物、睡眠、恐怖、虐待、社会的関係による影響力などの原因によって、「同意しない意思を形成・表明・全うすることが困難な状態」であることなどが要件として整理されています。

給付型奨学金や高校授業料の負担軽減

教育分野では、公明党学生局などで学生の声を聞き、給付型奨学金を求める申し入れを重ねました。2017年の公式ブログでは、返済不要の給付型奨学金の導入決定について、学生局として取り組んできた経緯を書いています。

その後も本人公式サイトでは、給付型奨学金の創設・拡充、小学校35人学級、多子世帯の大学授業料負担軽減などを取り組んだ実績として掲載しています。

2025年の高校授業料無償化をめぐっては、自民・公明・日本維新の会による3党協議の実務者の一人として参加しました。これは佐々木氏単独の政策ではなく、3党協議を経てまとめられたものです。

教育現場では、教員の働き方や処遇についても発信していました。

医療用帽子、搾乳環境、中小企業の価格転嫁

生活上の具体的な困りごとを国会質問につなげた例として、運転免許証の写真で医療用帽子を着用できるようにする改善があります。

がん治療による脱毛で帽子を必要とする女性の相談を受け、2018年の参議院決算委員会で取り上げました。国家公安委員長が改善方針を示し、その後、医療上の理由がある場合には帽子を着用した写真を使用できる扱いへ改められています。

2024年には、母親が授乳室で安心して搾乳できるよう、神奈川県などが取り組んでいた「搾乳できます」マークを国会で紹介。政府側から普及に前向きな答弁がありました。

経済政策では、中小企業が原材料費や人件費の上昇分を取引価格へ反映しやすくする価格転嫁・取引適正化を継続的に扱っています。本人公式サイトでは、下請Gメンの増員や価格交渉の指針策定などを実績として挙げています。

佐々木さやかの政策|物価高・賃上げ・子育てを重視

佐々木氏の公式サイトには、2025年参院選で掲げた政策や「KANAGAWAユースビジョン」が現在も掲載されています。落選後の2026年時点では、選挙時の公約・政策提案と、すでに実施された制度を分けて読む必要があります。

政策の大きな軸は「暮らし」「所得」「教育・子育て」です。

分野主な主張・提案
物価高対策給付と減税の組み合わせ、電気・ガス・ガソリンなど生活コストへの対策
賃金・所得2030年までに神奈川の最低賃金1,600円以上、年収100万円増を目標に掲げる
中小企業価格転嫁、取引適正化、デジタル化・生産性向上による賃上げ支援
若者奨学金返済負担を軽くする「奨学金減税」、住まい・就労支援
子育て0~2歳児の保育料負担軽減、小1の壁対策、放課後や朝の居場所整備
教育給食費や高校・大学など教育費負担の軽減、不登校・フリースクール支援

若者向けの構想では、住宅購入・リフォームや家賃への支援、高校授業料負担の軽減、フリースクール利用者への補助などもKANAGAWAユースビジョンに盛り込んでいます。

落選後も、公式Xでは子育てや暮らしに関係する制度について情報発信を続けています。

選択的夫婦別姓と女性の政治参加

公明党女性局長を務めた時期には、女性の政治参加や男女間の賃金格差、性暴力対策なども扱いました。選択的夫婦別姓については、制度の実現を求める立場を明確にしています。

「夫婦別姓を望む声を寄せてくれる若者がいる。しっかりと声をカタチにしていく」

出典:公明党「多様性を尊重する社会へ」

女性政策については公式Xでも継続的に発信しています。

学歴と経歴|八戸北高校から創価大学、弁護士を経て政治家へ

佐々木氏は1981年1月18日、青森県八戸市に生まれました。父親の転勤で茨城県、山形県、岩手県などでも暮らし、中学生の頃はバスケットボール部に所属。英語が好きな学生だったと公式プロフィールで紹介しています。

時期経歴
1981年青森県八戸市に生まれる
1999年青森県立八戸北高等学校卒業
2003年創価大学法学部法律学科卒業
2006年創価大学法科大学院修了、司法試験合格
2007年弁護士登録
2011年ごろ東日本大震災の被災者法律相談に参加
2019年文部科学大臣政務官に就任
その後参議院法務委員長、災害対策特別委員長などを歴任
2023年公明党女性局長に就任

高校・大学などの学歴と文部科学大臣政務官への就任歴は、首相官邸の歴代政務官プロフィールにも掲載されています。

若い頃は司法試験に4度挑戦

弁護士を志した背景には、幼少期に見てきた両親の姿がありました。2013年の公明党による人物紹介では、父親が長時間働き、母親もパートや内職で家計を支えていた家庭で育ったと紹介されています。

「真面目に苦労している人たちを守れる人間になりたい」

出典:公明党・2013年参院選予定候補紹介

学生時代には1日10時間近く勉強し、司法試験には4度挑戦して合格したと紹介されています。本人がモットーとして掲げてきた言葉も「根性と忍耐」です。

政治を志した原点は東日本大震災の法律相談

2007年に弁護士登録した後、離婚・相続問題や障害のある人に関わる事件などを経験しました。大きな転機となったのが、東日本大震災の被災者向け法律相談です。

被災者の相談を受ける中で、法律の専門家であっても既存制度だけでは救えない問題があることを実感し、法制度そのものを変える政治の道へ進みました。弁護士として「制度を使う側」から、国会で「制度をつくる側」へ移ったことが、佐々木氏の経歴を理解する軸になっています。

自身の不登校経験も公表

2025年には、本人公式サイトで自身にも不登校の経験があることを初めて明確に発信しました。投稿では経験した時期までは詳しく述べていませんが、学びの多様化学校、学校内の支援教室、通信制高校、フリースクールなどの支援に取り組んできたとしています。

趣味として公式プロフィールに挙げているのは、洋楽系の音楽鑑賞、鉄道博物館めぐり、絵本探し。尊敬する人物には両親、上杉鷹山、アメリカ公民権運動で知られるローザ・パークスを挙げています。

神奈川県内で有権者と直接接する街頭活動も、議員時代から継続してきました。2025年参院選の終盤にも、その様子を本人の公式Xで発信しています。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次