羽田次郎の父は元首相・羽田孜|家系図・妻と娘・経歴・学歴・政策を解説

羽田次郎

羽田次郎(はた・じろう)氏は、長野県選挙区選出の参議院議員です。2021年の補欠選挙で初当選し、2025年の参院選で再選。2026年9月現在は立憲民主党所属の2期目として活動しています。

父は第80代内閣総理大臣の羽田孜氏、兄は元国土交通大臣の羽田雄一郎氏です。一方、次郎氏自身にも海外留学、父の議員秘書、会社経営という経歴があり、国会では農業、地方、外交・安全保障、インフラ、決算など幅広いテーマを扱ってきました。

名前羽田 次郎(はた じろう)
生年月日1969年9月7日
年齢57歳(2026年9月16日時点)
出身地東京都千代田区
所属政党立憲民主党
議員種別参議院議員
選挙区長野県選挙区
当選回数2回
初当選2021年4月・参議院長野県選挙区補欠選挙
学歴アルザス成城学園高等学校卒業、米国ウェイクフォレスト大学中退
前職・経歴羽田孜衆議院議員秘書、フェザーフィールド株式会社代表取締役
現在の主な国会役職決算委員会筆頭理事、国土交通委員、政治改革に関する特別委員
公式サイト羽田次郎公式Webサイト
公式X@jiro0907i

最新の所属・役職は立憲民主党公式プロフィールと参議院の議員プロフィールで確認できます。

目次

羽田次郎の父は元首相・羽田孜|家系図と家族

羽田次郎氏の家族をたどると、祖父・父・兄、そして次郎氏へと国政に関わる人物が続く家系であることが分かります。

羽田家の主な政治家の系譜
  • 祖父:羽田武嗣郎―衆議院議員を務め、衆議院建設委員長も経験
  • 父:羽田孜―第80代内閣総理大臣
  • 兄:羽田雄一郎―参議院議員、国土交通大臣などを歴任
  • 羽田次郎―参議院長野県選挙区、2026年現在2期目

父・羽田孜は第80代内閣総理大臣

父の羽田孜(はた・つとむ)氏は、農林水産大臣、大蔵大臣、副総理兼外務大臣などを経て、1994年4月に第80代内閣総理大臣へ就任しました。首相官邸の歴代内閣資料では、羽田内閣の在職期間は1994年4月28日から6月30日までとされています。

さらに祖父の羽田武嗣郎氏も国会議員でした。国会会議録には、1960年に衆議院建設委員長として委員会を運営していた記録が残っています。

2026年2月、次郎氏は父について触れた投稿もしています。

兄・羽田雄一郎の死去が2021年補選につながった

兄の羽田雄一郎氏は参議院長野県選挙区で議席を重ね、2012年には国土交通大臣を務めました。2020年12月27日、新型コロナウイルス感染症により53歳で死去。これに伴って行われた2021年の参議院長野県選挙区補欠選挙に次郎氏が立候補し、国政で初当選しました。

初登院時には、兄の後を継ぐことについて次のように述べています。

「自分自身の責任の重さを痛感しております。」

出典:立憲民主党「羽田次郎参院議員が初登院」

兄の死去から1年となった2021年12月には、長野県長和町で一周忌法要が行われたことを本人のXでも報告しています。

妻はみどりさん|子供は息子ではなく娘

羽田次郎氏は結婚しています。2021年4月25日の補欠選挙で当選が確実となった際、毎日新聞フォトバンクは、羽田氏とともに拍手する女性を「妻・みどりさん」と説明しています。

子供については、2021年3月の「羽田次郎を応援する会」の発信で、羽田氏自身について「14歳の娘を育てている一児の父」と紹介されています。したがって、少なくとも公開情報上、「息子がいる」という情報ではなく、一人娘がいることが示されています。

娘の氏名や学校など、政治活動と直接関係しない詳しい個人情報は公表範囲が限られています。

 

羽田次郎の経歴・学歴|海外進学、秘書、会社経営から国政へ

羽田次郎氏は政治家一家に生まれましたが、卒業後すぐ国会議員になったわけではありません。海外留学、議員秘書、会社経営を経て国政へ進んだ経歴を持ちます。

時期主な経歴
1969年東京都に生まれる
1988年フランスのアルザス成城学園高等学校を第1期生として卒業
1988年米国ノースカロライナ州ウェイクフォレスト大学へ留学。その後中退
1996年父・羽田孜衆議院議員の秘書となり、上田事務所や東京事務所で政治活動に携わる
2013年フェザーフィールド株式会社を設立し代表取締役に就任
2017年第48回衆院選の比例東京ブロックに出馬するも落選
2021年参議院長野県選挙区補欠選挙で初当選
2025年参議院通常選挙で再選し2期目へ

参議院の公式プロフィールによれば、会社経営では東アジア・東南アジアを中心とする海外事業やIT事業、経営支援、人材育成などに関わっていました。大学は卒業ではなくウェイクフォレスト大学中退です。

「父や兄も政治家だった」という家族関係とは別に、秘書として選挙や地元活動を経験し、民間企業の経営にも携わった点が本人の職歴です。詳しい略歴は参議院公式プロフィールに掲載されています。

 

羽田次郎は何党?現在の役職と事務所

2026年9月16日時点で、羽田次郎氏は立憲民主党所属の参議院議員です。参議院では長野県選挙区から選出され、会派は「立憲民主・無所属」に所属しています。

2026年9月現在の主な役職
  • 立憲民主党 選挙対策委員会 副委員長
  • 立憲民主党 組織委員会 副委員長
  • 立憲民主党 外交・安全保障調査会 事務局長
  • 立憲民主党 農林漁業再生本部 副事務局長
  • 参議院 決算委員会 筆頭理事
  • 参議院 国土交通委員会 委員
  • 参議院 政治改革に関する特別委員会 委員

立憲民主党の役員一覧でも、外交・安全保障調査会事務局長や農林漁業再生本部副事務局長などへの就任が掲載されています。

地元事務所は長野県上田市

現在、党公式プロフィールに掲載されている地元事務所は「立憲民主党長野県参議院選挙区第3総支部」で、所在地は長野県上田市国分1-3-23です。国会では参議院議員会館818号室を使用しています。

羽田次郎の選挙結果|2021年初当選、2025年に再選

羽田次郎氏の現在の国政当選回数は2回です。いずれも長野県選挙区ですが、初当選は通常選挙ではなく兄・雄一郎氏の死去に伴う補欠選挙でした。

選挙結果得票数
2021年 参院長野県選挙区補欠選挙当選415,781票
2025年 第27回参議院議員通常選挙当選430,334票

2021年補選では415,781票を獲得。2025年7月20日の参院選では430,334票、得票率約42.8%で再選しました。2025年は自民党、参政党、チームみらい、NHK党の候補を含む5人による選挙でした。

2021年の得票は立憲民主党の選挙結果、2025年の確定得票は自治体が公表した長野県選挙区開票結果でも確認できます。

羽田次郎の政策・公約|「スモール・ボイス・ファースト」が軸

羽田次郎氏が政治姿勢を表す言葉として繰り返し掲げているのが、「スモール・ボイス・ファースト(小さな声を大切に)」です。

「政治の役割は、国民ひとりひとりの『人生を豊かにすること』」

出典:羽田次郎公式サイト・基本政策

公式サイトでは、父・孜氏の「活力ある地域作り」、兄・雄一郎氏の「チルドレン・ファースト」に続き、自身は声が政治へ届きにくい人を意識した政治を掲げるとしています。

羽田次郎氏が掲げる主な政策
  • 子育て・教育:教育の無償化、奨学金拡充、子育て負担の軽減
  • 地方政策:地域間格差の是正、自治体が使途を決められる一括交付金制度の復活
  • 雇用:最低賃金引き上げ、同一労働同一賃金、中小企業支援
  • 農業:食料自給率向上、農地を軸にした直接支払い、新規就農・親元就農支援
  • 社会基盤:公共交通や医療・介護などエッセンシャルワーカーの処遇改善
  • 憲法・安全保障:憲法の平和主義を重視し、集団的自衛権を認めた安全保障法制の撤回を主張

2025年参院選では景気対策を最重要政策に挙げた

日本テレビとJX通信社による2025年参院選候補者アンケートでは、最も重視する政策に「景気対策」を選択。物価高対策としての消費税率引き下げには「賛成」と回答しています。

同アンケートでは、選択的夫婦別姓に賛成、同性婚の法制化に「やや賛成」、インターネット投票に「やや賛成」、食料自給率維持のための生産者保護には「賛成」と回答しました。

2025年4月には、参院選に向けた政策発表会見を開いたことを本人のXでも発信しています。

「中国」「スパイ防止法」をめぐって国会では何を質問した?

外交・安全保障では、公式政策で平和主義や外交を重視する立場を示す一方、中国をめぐる安全保障問題について政府へ質問した記録もあります。

2022年11月15日の参議院外交防衛委員会では、中国が日本の排他的経済水域(EEZ)内へ弾道ミサイルを発射した問題を取り上げ、外交・防衛面で阻止できなかったことについて政府の認識を質問しました。

同じ質疑では、小野田紀美防衛大臣政務官に対して「スパイ防止法」制定の必要性について見解を質問しています。参議院の第210回国会・外交防衛委員会の質疑項目に記録されています。

この質疑だけを根拠に「羽田氏自身が特定のスパイ防止法案を提出・推進した」とするのは事実関係が異なります。公式記録から分かるのは、政府側へ制定の必要性について見解を求めたことです。

羽田次郎の実績・国会活動|実際に何をしてきた?

羽田次郎氏について「実績」「何をしたのか」を見る場合、掲げる公約だけでなく、国会で実際に行った質問、法案提出への参加、政府への要請を分けて見ると活動内容が具体的になります。

時期主な国会・政策活動
2025年3月参院予算委員会で米国の関税政策、日本の国益、核兵器禁止条約締約国会議への対応を質問
2025年5月農政について農林水産大臣へ国会質問
2026年6月主要農作物種子確保法案の参院提出に参加
2026年7月決算委員会で決算審査の意義と政府答弁の在り方を質問
2026年7月参院本会議で老朽インフラ、下水道、公共投資について代表質問
2026年8月政府備蓄米の早期買戻しを求める農水省への要請に参加

米国の関税政策では「日本の国益」を前面に出すよう要求

2025年3月の参院予算委員会では、米国のトランプ政権による追加関税などを取り上げ、政府の対米交渉姿勢を質問しました。

「日本の国益を最前線に出して交渉すべき」

出典:立憲民主党・参院予算委員会質疑

同じ質疑では、核兵器禁止条約締約国会議について、日本政府に少なくともオブザーバー参加するよう求めました。

農業では種子法案や備蓄米を扱う

2026年6月には、立憲民主党、国民民主党、公明党、参政党、日本共産党の各党が共同提出した「主要農作物種子確保法案」の提出に参加しました。米・麦・大豆などの種子について、公的機関による品種育成を後押しする内容です。

8月には、政府備蓄米を適正な備蓄水準へ戻すための早期買戻しを求める農林水産省への要請にも参加しています。

2025年5月の農林水産大臣への質疑については、本人もXで発信しました。

老朽インフラへの公共投資を求める

2026年7月8日の参議院本会議では、下水道法等改正案について会派を代表して質問。下水道の老朽化、自治体の財源、人員確保、労働者の処遇などを取り上げました。

「我が国を『荒廃する日本』にしないためにも、公共投資を抜本的に拡充する必要があります。」

出典:立憲民主党・2026年7月8日参院本会議予定原稿

2026年2月には、能登半島地震の被災地へ参議院災害対策特別委員会の活動で足を運んだ経験についても投稿しています。

半袖スーツは「省エネルック」|父・羽田孜から続く服装

羽田次郎氏の服装で目立つのが、半袖のジャケットです。ネット上では「学ランのような服」「人民服のように見える」と表現される場合がありますが、主要メディアでは「省エネルック」または「半袖ジャケット」として紹介されています。

羽田次郎氏の半袖スーツとは?

1970年代末の省エネルギー運動の中で提唱された半袖ジャケット型の服装です。父・羽田孜氏が長年愛用し、兄・雄一郎氏も着用。次郎氏も党大会や選挙、国会などで着用しています。

2025年参院選の当選時にも半袖ジャケット姿で、FNNプライムオンラインは父・孜氏と兄・雄一郎氏が愛用した服装として報じました。2026年5月の参院決算委員会では、着用していた次郎氏を委員長が父の「羽田孜君」と2度呼び間違える場面もありました。

単なる選挙用の衣装ではなく、羽田家で父、兄、次郎氏へと受け継がれている服装という背景があります。

羽田次郎の人物像|登山・トレイルラン、空手も

政治や家族以外では、登山やトレイルランニング、空手との関わりが伝えられています。2025年参院選時の人物紹介では、趣味は登山とトレイルラン、特技は空手と紹介されました。

公式Xのプロフィールでは、尊敬する政治家として尾崎行雄を挙げています。また、空手道場の理念でもある「頭は低く目は高く、口慎んで心広く、孝を原点とし他を益する」を座右の銘として掲載しています。

2026年9月現在は、決算・国土交通の国会審議に加え、党では外交・安全保障と農林漁業の政策組織にも関与しています。直近では8月27日の政府備蓄米に関する要請にも参加しており、現在の活動状況は立憲民主党の議員ページから随時確認できます。

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