落合貴之(おちあい・たかゆき)氏は、東京都世田谷区を地盤に活動してきた衆議院議員です。銀行員、国会議員秘書を経て国政へ進み、2026年9月時点で衆議院議員5期目。政治資金制度、家計・中小企業政策、社会保障、エネルギー、選挙制度などを扱ってきました。
一方、人物面では妻と2人の息子がいることが本人の公式プロフィールで公表されています。「壇蜜さんとの関係」が気になる人もいますが、こちらは家族関係ではなく、学生時代に働いていた学習塾でのつながりです。
| 名前 | 落合貴之(おちあい たかゆき) |
|---|---|
| 生年月日 | 1979年8月17日 |
| 年齢 | 47歳(2026年9月現在) |
| 出身地 | 東京都世田谷区 |
| 所属 | 中道改革連合 |
| 議員 | 衆議院議員・5期 |
| 現在の選出 | 比例代表・東京ブロック(東京6区を地盤に活動) |
| 主な党役職 | 政務調査会長代行、政治改革本部事務局長、給付付き税額控除に関する検討PT座長 |
| 最終学歴 | 慶應義塾大学経済学部 |
| 前職 | 三井住友銀行行員、国会議員公設第一秘書 |
| 公式サイト | 落合貴之公式サイト |
| 公式X | @ochiaitakayuki |
出典:衆議院・落合貴之議員プロフィール、本人公式プロフィール、中道改革連合・役員一覧
落合貴之は現在何党?2026年衆院選は比例復活で5期目
2026年9月16日時点で、中道改革連合の所属議員一覧には落合貴之氏が「比例東京(東京6区)・衆議院議員5期」として掲載されています。衆議院の公式プロフィールでも、比例東京選出で会派は「中道改革連合・無所属」とされています。
ただし、所属政党をめぐる状況は動いています。中道改革連合は2026年9月9日、今後「新たな形態」へ移行する方針と、次期臨時国会で統一会派「中道」の結成を目指すことを発表しました。この記事では2026年9月16日に公表されている所属議員一覧に従い「中道改革連合」と表記します。
2026年1月の中道改革連合結成への参加時には、本人もXで経緯や考えを発信していました。
2026年は東京6区で落選、比例東京で当選
2026年2月8日の衆院選では、中道改革連合から東京6区に立候補しました。東京都選挙管理委員会の公式開票結果では、落合氏は79,262票。自由民主党の畦元将吾氏が90,077票を獲得し、小選挙区では落合氏が敗れました。
- 東京6区:落合貴之氏 79,262票
- 東京6区当選:畦元将吾氏 90,077票
- 落合氏は小選挙区では落選
- 比例東京ブロックで復活当選し、衆議院議員5期目へ
「落合貴之は落選した」という情報だけを見ると現在は議員ではないように受け取れますが、2026年衆院選では小選挙区落選と比例当選が同時に起きています。本人の公式プロフィールにも「小選挙区惜敗、比例復活当選」「現在、衆議院議員5期目」と明記されています。
これまでの衆院選結果
| 選挙 | 政党 | 東京6区得票 | 結果 |
|---|---|---|---|
| 2012年 | みんなの党 | 52,325票 | 落選 |
| 2014年 | 維新の党 | 88,915票 | 比例復活・初当選 |
| 2017年 | 立憲民主党 | 100,400票 | 小選挙区当選 |
| 2021年 | 立憲民主党 | 110,169票 | 小選挙区当選 |
| 2024年 | 立憲民主党 | 107,222票 | 小選挙区当選 |
| 2026年 | 中道改革連合 | 79,262票 | 比例復活・5期目 |
共産党の議員ではない|2024年に「自主支援」を受けた
落合氏と日本共産党との関係も整理しておきます。落合氏が日本共産党に所属した事実はありません。
2024年衆院選では落合氏は立憲民主党の候補でした。その際、日本共産党東京都委員会が、同党の候補を立てない東京6区など9選挙区で立憲民主党候補を「自主的に支援する」と発表し、対象に落合氏が含まれていました。出典は日本共産党東京都委員会の2024年10月16日発表です。
したがって、共産党との接点は少なくともこの選挙では「所属」ではなく、共産党東京都委員会による自主支援という関係でした。
落合貴之の妻・子供は?壇蜜との関係も整理
本人の現行公式プロフィールでは、家族について「妻、長男(小6)、次男(小4)」と記載され、世田谷区内の賃貸住宅で4人暮らしと紹介されています。
- 妻がいる
- 長男と次男の2人の息子がいる
- 2026年9月閲覧時の公式プロフィールでは、長男は小学6年生、次男は小学4年生
- 世田谷区内で家族4人暮らし
妻の氏名や勤務先などは、現在の公式プロフィールには掲載されていません。息子2人についても氏名や顔写真などの詳しい個人情報は公表しておらず、記事で確認できる範囲はこの程度です。
壇蜜は妻ではなく、学習塾で一緒に働いていた
落合貴之氏とタレントの壇蜜さんには、意外な接点があります。ただし、壇蜜さんは落合氏の妻ではありません。
8bitNewsが2018年に報じた壇蜜さんへの取材によると、2人はかつて三軒茶屋の学習塾で同僚でした。壇蜜さんは落合氏を先輩として記憶しており、同じ児童を担当したこともあったと話しています。
政治家になる前の落合氏と壇蜜さんが、学習塾という同じ職場で働いていたというのが両者の関係です。
実家や両親についてはどこまで公表されている?
落合氏は東京都世田谷区生まれで、小学校・中学校も世田谷区内です。一方、現在の公式プロフィールでは、両親の氏名や詳しい職業、実家の所在地といった情報は公表されていません。
家族に関しては、本人が公表している範囲と、出典が不明確なネット上の情報を分けて見る必要があります。
落合貴之の学歴・経歴|銀行員から国会議員秘書、政治家へ
落合氏は1979年、東京都世田谷区生まれ。世田谷区立駒沢小学校、駒沢中学校、國學院高校を経て、慶應義塾大学経済学部を卒業しています。
| 幼稚園 | 青葉学園幼稚園 |
|---|---|
| 小学校 | 世田谷区立駒沢小学校 |
| 中学校 | 世田谷区立駒沢中学校 |
| 高校 | 國學院高校 |
| 大学 | 慶應義塾大学経済学部 |
| 大学卒業後 | 三井住友銀行 |
| その後 | 江田憲司衆院議員、松田公太参院議員の公設第一秘書 |
出典:落合貴之公式プロフィール
三井住友銀行を経て江田憲司・松田公太両氏の秘書に
慶應義塾大学卒業後は三井住友銀行に勤務。その後、政治の世界へ移り、江田憲司衆議院議員、松田公太参議院議員の公設第一秘書を務めました。
2010年11月末に秘書を離れて独立した際、本人は当時のブログで、江田氏らの下で働いた経験について次のように振り返っています。
「私は、良い師匠に恵まれたと思います。」
出典:落合貴之公式ブログ「秘書卒業しました」
秘書経験の後、自ら東京6区で国政を目指すようになります。
みんなの党を離党した理由は特定秘密保護法案
政治経歴だけを見ると、落合氏はみんなの党、結いの党、維新の党、民進党、立憲民主党、中道改革連合と複数の政党を経ています。ただし、党の合併によって所属名が変わった時期と、自ら離党を決めた時期は分けて見る必要があります。
- 2013年:みんなの党を離党し無所属へ
- 2014年:結いの党へ。党の合併により維新の党へ
- 2016年:党の合併により民進党へ
- 2017年:希望の党への合流に異を唱え無所属となり、その後、立憲民主党の設立に参加
- 2026年:中道改革連合の結成に参加
2013年のみんなの党離党については、特定秘密保護法案への反対が理由でした。当時の本人ブログには、法案への姿勢がはっきり記されています。
「今回の法案の中身では絶対に賛同できません。」
出典:落合貴之公式ブログ「離党のご報告」
その後の結いの党から維新の党、維新の党から民進党への移行は、公式プロフィールでも「党の合併により」と説明されています。2017年には希望の党への合流に加わらず、立憲民主党の設立に参加しました。
政治家として何をしてきた?2026年の議員立法と国会活動
落合氏の国会活動では、政治資金制度や選挙制度に関する議員立法が目立ちます。ここでは、本人が掲げる「政策」と、実際に国会へ提出・成立した法案を分けて見ます。
- 企業・団体献金の規制強化法案:落合氏が筆頭提出者。2026年9月時点では成立しておらず、閉会中審査
- ネット選挙・AI生成物などに対応する公職選挙法等改正案:落合氏を含む超党派11人が提出し、2026年7月に成立・公布
企業・団体献金の規制強化法案では筆頭提出者
2026年3月、中道改革連合と国民民主党は「政治資金規正法の一部を改正する法律案」を共同提出しました。衆議院の議案情報では、提出者の先頭に落合氏の名前が記載されています。
中道改革連合も落合氏を「筆頭提出者」としています。企業・団体献金の受け皿や上限を厳しくする内容ですが、2026年9月時点で成立した法律ではありません。衆議院の審査経過では「閉会中審査」となっています。
法案提出後、本人のXでも政治資金制度をめぐる国会審議について発信しています。
AI生成画像などに対応したネット選挙ルールの改正は成立
一方、実際に成立したものもあります。2026年6月、落合氏を含む超党派11人が、インターネット選挙に対応する公職選挙法などの改正案を提出しました。
- 電子メールによる選挙運動文書の規制見直し
- AIで作成・改変された画像や映像について、一定の場合にAI利用を表示する義務
- ネット上で候補者に関する虚偽情報などを流して選挙の公正を害さない責務
- 大規模プラットフォーム事業者に、選挙への悪影響を軽減する措置を求める仕組み
法案の詳しい内容は衆議院の法律案概要で公開されています。
この改正案は衆参両院で可決され、2026年7月17日に法律第58号として公布されました。主な規定の施行日は2027年3月1日です。落合氏一人の成果ではなく、複数会派による超党派の共同提出法案でした。提出者と審議経過は衆議院の議案審議経過で確認できます。
財政では「国会が毎年チェックする仕組み」を重視
2021年には、赤字国債の発行に関わる特例公債法を5年分まとめて扱う政府案について衆議院本会議で反対討論を行いました。論点の中心は、国の借金を国会がどの頻度で審議・監視するかという財政民主主義でした。
「毎年国会で審議をしない意味はあるのか」
出典:立憲民主党・衆院本会議での反対討論
落合貴之の主な政策|家計、社会保障、エネルギー、政治改革
落合氏の現在の公式政策ページでは、経済・外交安全保障・社会保障・教育・政治改革を大きな柱として掲げています。
| 分野 | 主な主張・政策 |
|---|---|
| 経済・家計 | 所得や経済成長の成果を広く家計へ回すこと、中小・小規模事業者や地域経済を重視 |
| 社会保障 | 高齢化や認知症、一人暮らしの増加を踏まえ、現金給付だけでなく医療・住宅・福祉など「ベーシックサービス」の充実を主張 |
| 外交・安全保障 | 外交と防衛を両輪とし、個別的自衛権を基本に自国防衛を重視。国連改革も主張 |
| 教育 | AI時代に向け、暗記だけでなく分析・判断・決断する力、教育機会の確保を重視 |
| 政治改革 | 企業・団体献金の禁止、政治資金の透明化、国会のチェック機能強化などを主張 |
給付付き税額控除では3党合同PTの座長
2026年には「給付付き税額控除」をめぐる制度設計にも関わっています。中道改革連合の役員・PT一覧では、中道改革連合・立憲民主党・公明党の合同検討PTで落合氏が座長を務めています。
3月25日の社会保障国民会議の実務者会議後には、物価高への対応を意識した制度にしたいとの考えを述べました。
「今の物価高に対応できる良い形で実現するよう」
出典:中道改革連合・社会保障国民会議後の発言
給付付き税額控除は、所得税の減税と現金給付を組み合わせ、税額控除を十分受けられない所得層にも支援を届ける仕組みです。具体的な制度内容は国会・政党間で議論中であり、落合氏が完成済みの制度を実施したという段階ではありません。
エネルギーでは送電網・蓄電池・再エネの有効利用を議論
落合氏は長く経済産業分野の委員会活動にも携わっています。2026年6月の経済産業委員会では、電気事業法改正案の審議で、余剰となった再生可能エネルギーの活用、送電線、蓄電池などを取り上げました。
委員会で取り上げた内容は本人のXでも紹介されています。
実際の国会質疑でも、大規模送電線整備や再生可能エネルギーの有効利用について政府側と議論しており、2026年6月17日の経済産業委員会記録に質疑内容が残っています。
同性婚の制度化や若者の政治参加にも言及
社会制度については、公式政策で同性婚の制度実現を模索することも掲げています。また、被選挙権年齢の引き下げや立候補休職制度など、政治へ参加する側のハードルを下げる制度も挙げています。
若者の政治参加をめぐっては、2021年の院内集会で人口構造の変化に触れ、若い世代の意見を政治へ反映する仕組みについて話しました。
「若者の声がより届く仕組みを作っていく」
出典:立憲民主党・若者の政治参加推進基本法を求める院内集会
落合貴之の人物像|趣味は読書と料理、40カ国以上を旅した経験も
政治以外のプロフィールを見ると、落合氏の趣味は読書と料理。以前は映画鑑賞や旅行も趣味としていたとしています。
- 身長178cm、体重69kg
- 趣味は読書・料理
- 40カ国以上を旅行
- 日本は47都道府県すべてを旅行
- 好きな映画は『ニュー・シネマ・パラダイス』『ゴッドファーザー』など
- 好きな音楽は宇多田ヒカル、Mr.Children
旅行については40カ国以上を訪れ、特にインドや中東が思い出に残っていると本人公式プロフィールで答えています。
国政だけでなく世田谷での街頭活動も続ける
選挙区は東京6区で、現在の区割りでは世田谷区の赤堤、経堂、豪徳寺、成城、祖師谷、千歳台、南烏山などが含まれます。区域は本人サイトの東京6区エリア案内でも掲載されています。
2026年6月には豪徳寺駅での街頭活動や、経堂天祖神社の行事に参加した様子を公式Xで発信しました。
YouTubeでは国会報告の生配信も行う
本人はXだけでなくYouTubeでも情報発信を行っています。2026年8月には、特別国会を振り返る30分の生配信を告知しました。
公式YouTubeは「落合貴之公式チャンネル」です。国会質疑だけでなく、政策や国政の動きを本人が説明する配信も掲載されています。
落合貴之の事務所はどこ?国会事務所と世田谷事務所がある
落合貴之事務所は、永田町の衆議院議員会館と世田谷区船橋の2カ所が公式サイトで案内されています。
| 事務所 | 所在地・連絡先 |
|---|---|
| 国会事務所 | 〒100-8982 東京都千代田区永田町2-1-2 衆議院第二議員会館606号室 TEL:03-3508-7134 FAX:03-3508-3434 |
| 世田谷事務所 | 〒156-0055 東京都世田谷区船橋2-1-1-103 TEL:03-5938-1800 FAX:03-5934-0517 |
2026年9月にも、地元各地区や駅で国政レポートを配布する活動について公式Xで発信しています。
2026年9月13日には秋の国政レポート「何気に提言が続々実現!」も公開されており、本人の公式サイトでは現在の国会活動やメディア出演情報が更新されています。
2026年9月時点の落合氏は、衆議院議員5期目として国会に在籍し、中道改革連合では政務調査会長代行や政治改革本部事務局長などを務めています。同時に、中道改革連合そのものが「新たな形態」への移行過程にあるため、今後所属表記に変更が生じた場合は、衆議院と本人・政党の公式情報を基準に更新する必要があります。

