中川康洋(なかがわ・やすひろ)氏は、三重県四日市市出身の衆議院議員です。地方議員、国会議員秘書を経て国政へ進み、現在は比例東海ブロック選出の4期目です。
2026年9月は、中道改革連合が組織の再編方針を決定し、公明党出身の衆院議員が公明党へ再結集する動きが進んでいるため、中川氏の所属を調べる際は時点を分けて見る必要があります。この記事では2026年9月16日時点の公式情報を基準に、経歴、国対委員長歴、選挙、政策、家族、事務所まで整理します。
| 名前 | 中川 康洋(なかがわ やすひろ) |
|---|---|
| 生年月日 | 1968年2月12日(58歳) |
| 出身地 | 三重県四日市市 |
| 議員 | 衆議院議員 |
| 選挙区 | 比例東海ブロック |
| 当選回数 | 4回 |
| 所属表記 | 中道改革連合・無所属(衆議院プロフィール・令和8年4月現在) |
| 役職 | 中道改革連合 国会対策委員長代行(2026年8月19日公表の役員一覧) |
| 最終学歴 | 創価大学法学部 |
| 主な経歴 | 国会議員秘書、四日市市議、三重県議、環境大臣政務官 |
| 公式サイト | 中川康洋公式サイト |
| 公式X | @nakagawa_komei |
中川康洋は現在何党?公明党・中道改革連合との関係
中川康洋氏の所属は、2026年中に大きく動きました。長く公明党で活動してきた政治家ですが、2026年1月に中道改革連合の結成へ参加しています。衆議院の公式プロフィールでは、令和8年4月現在の所属が「中道改革連合・無所属」と記載されています。
中道改革連合の2026年8月19日現在の役員一覧では、中川氏は国会対策委員長代行です。
状況が再び変わったのは9月です。中道改革連合は9月9日の発表で、新たな組織形態への移行を決定。衆議院側では公明党出身議員が公明党へ再結集する方針を示しました。9月11日の会見でも、「公明党に復党する公明出身の28人」について説明しています。
公明党側も9月13日付の公式Q&Aで、公明党出身の衆院議員を受け入れ、次の臨時国会では統一会派を組む方針を説明しました。
- 2025年まで:公明党所属。2025年9月には党国会対策委員長へ就任
- 2026年1月:中道改革連合の結成に参加
- 2026年8月:中道改革連合の国会対策委員長代行
- 2026年9月:中道が組織再編を決定し、公明党出身の衆院議員は公明党への再結集方針
2026年9月16日時点では、衆議院と本人公式サイトの掲載は中道改革連合の表記が残る一方、公明・中道双方から公明党出身衆院議員の再結集方針が発表されています。 所属情報を見る際は、この移行時期を区別しておく必要があります。
組織再編が進む時期にも、中川氏は公明党三重県本部の政策懇談会へ参加した様子を公式Xで発信しています。
国対委員長・国対委員長代行では何をしてきた?
中川康洋氏の近年の党務で目立つのが、国会対策、いわゆる「国対」です。公明党は2025年9月11日の中央幹事会で中川氏を国会対策委員長に起用しました。公明党の役員人事発表でも就任が公表されています。
国対は、法案や委員会の日程、国会運営、他党との実務協議などを担う部門です。政策そのものを担当する役職とは異なり、党の方針を国会の審議や採決へどうつなげるかという実務に深く関わります。
- 2025年9月、公明党の国会対策委員長に就任
- 2026年、中道改革連合へ参加
- 2026年8月時点で中道改革連合の国会対策委員長代行
- 同党役員一覧では衆議院の議院運営委員会理事も務めるとされている
所属政党が変わった後も国会対策を担っているため、中川氏の国政での役割を見る際には、閣僚経験だけでなく国会運営と党間協議を担当してきた経歴も重要な位置を占めています。
中川康洋の選挙区は比例東海|当選4回
中川康洋氏は小選挙区選出ではなく、比例代表の東海ブロックから選出されています。東海ブロックは岐阜、静岡、愛知、三重の4県を対象とする比例代表ブロックです。
| 衆院選 | 所属 | 結果 |
|---|---|---|
| 2014年・第47回 | 公明党 | 初当選 |
| 2017年・第48回 | 公明党 | 落選 |
| 2021年・第49回 | 公明党 | 当選・国政復帰 |
| 2024年・第50回 | 公明党 | 当選 |
| 2026年・第51回 | 中道改革連合 | 当選 |
衆議院の議員プロフィールには、第47回、第49回、第50回、第51回の衆院選で当選したことが記載されており、現在の当選回数は4回です。
2017年の第48回衆院選では、公明党が東海比例で2議席を獲得した一方、中川氏は名簿3番目で議席に届きませんでした。当時の結果は公明党の第48回衆院選結果にも掲載されています。
2026年の第51回衆院選では中道改革連合から出馬。豊橋市が公開している第51回衆院選の記録では、中道改革連合は東海比例で1,199,580票を得て4議席を獲得しています。中川氏も当選し、4期目に入りました。
中川康洋の経歴・学歴|国会議員秘書から市議・県議へ
中川康洋氏は1968年2月12日、三重県四日市市に生まれました。本人公式プロフィールによると、四日市市立朝明中学校、三重県立四日市南高校を経て、1990年に創価大学法学部を卒業しています。
| 時期 | 経歴 |
|---|---|
| 1986年 | 三重県立四日市南高校卒業 |
| 1990年 | 創価大学法学部卒業。財団法人ひの社会教育センターに勤務 |
| 1995年 | 参議院議員・大森礼子氏の秘書 |
| 1998年 | 衆議院議員・坂口力氏の秘書 |
| 2003年 | 四日市市議会議員に初当選 |
| 2007年 | 三重県議会議員に初当選 |
| 2011年 | 三重県議会議員2期目 |
| 2014年 | 四日市港管理組合議会議長などを経て国政へ |
| 2021年11月 | 第2次岸田内閣で環境大臣政務官に就任 |
大森礼子・坂口力両議員の秘書を経験
政治家になる前には、国会議員秘書を経験しています。本人は公式プロフィールで、大森礼子氏から物事の本質を見極める姿勢を、坂口力氏から一人の人を大切にする姿勢や信念を貫くことを学んだと振り返っています。
その後は国政へ直行せず、四日市市議、三重県議と地方議会で約11年間活動してから衆議院へ進みました。
「『人間主義の政治!』-これが私の政治信条です。」
出典:中川康洋公式プロフィール
環境大臣政務官を務める
国政復帰後の2021年11月には、第2次岸田内閣で環境大臣政務官に就任しました。首相官邸の政務官プロフィールにも、秘書、地方議員、衆議院議員を経て環境大臣政務官に就いた経歴が掲載されています。
2026年8月に開催した自身の政経セミナーについても、公式Xで国政・地域での活動とあわせて発信しています。
中川康洋の政策・国会活動|政治改革、生活者政策、環境・防災
- 政治改革:企業・団体献金の規制、政治資金制度
- 暮らし・経済:物価、税制、中小企業支援
- 環境:環境大臣政務官としての政策実務
- 防災・復旧:災害現場の調査や地域からの要望聴取
企業・団体献金をめぐる政治改革
2026年6月の衆議院政治改革特別委員会では、企業・団体献金をめぐる法案が審議されました。中川氏は中道改革連合と国民民主党が共同提出した政治資金規正法改正案について説明し、禁止だけでなく、献金額や受け皿への規制を強める立場を示しています。
「量的制限や受け皿など規制強化を行うことこそが重要だ」
出典:公明新聞・衆院政治改革特別委員会の記事
「生活者ファースト」と税制・中小企業政策
2026年1月の衆院選では、中道改革連合が掲げた「令和の財源改革」や中小企業支援策を街頭で訴えています。中川氏自身は政治の向き合い方を、次の言葉で表しました。
「『国民のための政治』『生活者ファーストの政治』です。」
出典:中川康洋公式サイト・2026年1月29日
9月12日には東海税理士政治連盟三重県集会へ出席し、食料品の消費税を2年間時限的に引き下げる案について、財源、地方財政への影響、システム変更や事務負担などを論点として挙げました。
この日の発言内容は公式Xでも紹介しています。
1月の選挙時に示した党の税制・財源政策と、9月に論点を挙げた「2年間の時限的な食料品減税」は制度設計が同一ではありません。中川氏は9月の集会では、具体的な制度設計と財源を国会で詰める必要性に言及しています。
環境政策と災害現場での活動
環境大臣政務官を経験しているほか、中川氏は防災士の資格も公表しています。地元を含む災害現場へ足を運び、自治体や被災者から要望を聞く活動も行っています。
2026年9月には、伊勢市の明倫商店街周辺で発生した大規模火災の現場を地元議員らと調査し、商店主や伊勢市長から状況を聞きました。
「さまざまな支援をしていきたい。」
出典:公明新聞・伊勢市の大規模火災現地調査
現地調査の様子は本人の公式Xにも掲載されています。
家族・人物像|妻と3人の娘、母は隣家
中川康洋氏の公式プロフィールでは、家族について妻と3人の娘との5人家族で、母親が隣に住んでいると紹介されています。
- 妻がいる
- 娘が3人いる
- 本人を含め5人家族
- 母親は隣家に暮らしていると公式プロフィールで紹介
妻や娘について、氏名や職業などの詳細は公式プロフィールでは公表されていません。公開されている家族情報はこの範囲にとどまります。
人物紹介では、尊敬する人物として周恩来夫妻を挙げ、愛読書には山下清の『裸の大将放浪記』を挙げています。資格として防災士も取得しています。
地元との関わりでは、2026年9月に三岐鉄道三岐線を利用した際、高校時代にも利用していた路線について公式Xで発信しました。
中川康洋の事務所はどこ?議員会館と四日市に設置
中川康洋氏は、東京の衆議院議員会館と地元・四日市市に事務所を置いています。本人公式サイトの事務所案内に掲載されている連絡先は次のとおりです。
| 事務所 | 所在地・連絡先 |
|---|---|
| 国会事務所 | 〒100-8982 東京都千代田区永田町2-2-1 衆議院第二議員会館919号室 TEL:03-3508-7038 FAX:03-3508-3838 |
| 四日市事務所 | 〒510-0822 三重県四日市市芝田1-10-29 新栄ビル TEL:059-340-5341 FAX:059-340-5340 |
国会事務所は衆議院第二議員会館919号室です。議員会館の部屋番号や事務所情報は変更されることがあるため、訪問や郵送の前には公式サイトの最新案内を確認してください。

