三原じゅん子氏は、芸能活動やモータースポーツの世界を経て国政へ進んだ参議院議員です。女優時代の「三原順子」として知っている人もいれば、こども政策担当大臣として名前を知った人もいるでしょう。
現在の立場は大臣在任時とは変わっています。ここでは、夫・結婚歴や家族から、「何をした政治家なのか」、こども家庭庁での仕事、政策、選挙区、学歴、若い頃まで、2026年9月時点の情報で整理します。
芸能界・モータースポーツを経験した後、がん対策などへの活動を経て政界入りした自民党の参議院議員です。2024年から2025年には、こども政策・少子化対策・男女共同参画などを担当する内閣府特命担当大臣を務めました。
| 名前 | 三原じゅん子 |
|---|---|
| 本名 | 中根順子 |
| 生年月日 | 1964年9月13日 |
| 年齢 | 62歳(2026年9月17日時点) |
| 出身地 | 東京都板橋区 |
| 所属 | 自由民主党 |
| 議員 | 参議院議員 |
| 選挙区 | 神奈川県選挙区 |
| 当選回数 | 3回 |
| 現在の党役職 | 自由民主党 人事局長 |
| 公式サイト | 三原じゅん子公式サイト |
| 公式X | @miharajunco |
三原じゅん子の夫は中根雄也氏|結婚歴と子供・家族
三原じゅん子氏の現在の夫として公表されているのは、中根雄也氏です。2016年に結婚を発表しました。中根氏は三原氏より24歳年下で、結婚発表当時は政治関係の仕事に携わっていました。
三原氏自身も2016年10月、ブログで中根氏との結婚を発表しています。2025年2月にも、三原氏が夫との写真をSNSへ投稿したことが日刊スポーツで報じられています。
「結婚することは事実です。年齢差は、全く感じていません。」
出典:日刊スポーツ・2016年の結婚報道
結婚は3回、2人目の夫はコアラ
三原氏は現在の中根氏との結婚が3回目です。「夫 コアラ」という名前が出るのは、2回目の結婚相手がお笑いタレントのコアラ氏だったためです。
| 結婚 | 相手・時期 | 公表されている内容 |
|---|---|---|
| 1回目 | 1990年 | レーシングドライバーと結婚。その後離婚 |
| 2回目 | 1999年 | お笑いタレントのコアラ氏と結婚。その後離婚 |
| 3回目 | 2016年 | 中根雄也氏と結婚 |
なお、三原氏は2008年に経験した子宮頸部腺がんの治療について、子宮を摘出し、出産することがかなわなくなったことを自ら公表しています。公表されているプロフィールや本人インタビューでは、実子がいることは示されていません。本人が語った治療経験については、FRIDAYのインタビューでも紹介されています。
父親・母親や実家について本人が語ったこと
幼少期の家庭については、本人がXで経済的に厳しい時期があったことを明かしています。父親の会社の倒産や病気、母親のがんなどを振り返った投稿です。
三原じゅん子は何をした政治家?現在の役職とこれまでの仕事
2026年9月現在、三原じゅん子氏は大臣ではありません。 現在は参議院議員として活動し、本人公式サイトでは自民党の人事局長を現役職として掲載しています。
参議院の議員プロフィールでは、内閣委員会委員、国家基本政策委員会理事、こども・子育て・若者活躍に関する特別委員会理事を務めています。
| 年 | 主な動き |
|---|---|
| 2010年 | 参議院比例代表で初当選 |
| 2016年 | 神奈川県選挙区で2期目の当選 |
| 2020年 | 厚生労働副大臣に就任 |
| 2021年 | 内閣府大臣補佐官などを歴任 |
| 2022年 | 神奈川県選挙区で3期目の当選 |
| 2024年10月 | 内閣府特命担当大臣として初入閣 |
| 2025年10月 | 石破内閣の退陣に伴い大臣を退任 |
| 2026年 | 参議院議員として活動、自民党人事局長 |
大臣時代の担当分野は、こども政策、少子化対策、若者活躍、男女共同参画、共生・共助などでした。女性活躍、共生社会に関する業務も担っています。
2025年10月21日の退任は、石破内閣の総辞職と新たな内閣への交代に伴うものです。退任時には政府広報オンラインの記者会見で在任中の仕事を振り返っています。
なぜ大臣になったのか
「なぜ三原氏が大臣に選ばれたのか」について、首相官邸は一つの理由を示した任命説明を公表していません。そのため、特定の理由を断定することはできません。
任命前の経歴としては、厚生労働副大臣や内閣府大臣補佐官を経験し、参議院でも厚生労働委員長、環境委員長、消費者問題に関する特別委員長などを務めていました。2024年10月の第1次石破内閣で初入閣し、同年11月の第2次石破内閣でも続投しています。役職歴は首相官邸の大臣プロフィールで確認できます。
こども家庭庁で何をした?大臣としての担当と「独身税」
三原氏と「こども家庭庁」が結び付けられることがありますが、ここでは時系列を分ける必要があります。
こども家庭庁は2023年4月に発足しており、三原氏の大臣就任は2024年10月です。 三原氏がこども家庭庁そのものを設立したわけではありません。
担当大臣としては、こども家庭庁を所管する立場から、少子化対策、こども・若者政策、虐待や性暴力対策、子育て支援などに関わりました。就任翌日の2024年10月2日の会見では、少子化について次のように述べています。
「少子化の進行は危機的な状況であり、待ったなしの先送りのできない課題」
出典:こども家庭庁・三原大臣記者会見
「独身税を導入する」は本当?
子ども・子育て支援金制度をめぐっては、「独身税」と呼ばれることがあります。これについて三原氏は2025年6月の会見で明確に否定しました。
「こども家庭庁としては『独身税』を導入することは考えておりません。」
出典:こども家庭庁・三原大臣記者会見
三原氏は同じ会見で、子ども・子育て支援金を「独身税」と表現することは制度の趣旨と異なる、という政府側の説明をしています。
こども家庭庁の予算への批判には本人も発信
こども家庭庁の予算については、規模や使途、委託事業などをめぐってインターネット上でも批判が出ました。大臣在任中の2025年7月、三原氏は本人Xで予算について資料を示しながら説明する投稿を行っています。
2026年に自民党がまとめたこども・若者政策の提言でも、こども家庭庁について、これまでの成果とともに国民からさまざまな批判が寄せられていることに触れ、施策や予算について分かりやすく発信する必要性を盛り込んでいます。自民党の提言本文で内容を確認できます。
三原じゅん子の政策・実績|がん対策、HPVワクチン、不妊治療
三原氏が長く取り組んできた分野には、がん対策、女性の健康、HPVワクチン、不妊治療、こども・若者政策があります。
ただし、国の制度は厚生労働省や政府、国会、専門家会議など多くの主体によって決まります。ここでは「三原氏が取り組んだこと」と「実際に制度として行われたこと」を分けて見ます。
| 分野 | 三原氏の主な関与 | 制度・公的な動き |
|---|---|---|
| 不妊治療 | 保険適用の拡充を継続して訴えた | 2022年4月から一般不妊治療や体外受精・顕微授精などに保険適用 |
| HPVワクチン | 積極的勧奨の再開を求める活動 | 専門家による審議を経て、2022年4月から個別勧奨を再開 |
| AYA世代のがん | 治療前の妊孕性温存支援などを訴えた | 厚生労働省が妊孕性温存療法研究促進事業を実施 |
| がん患者の就労 | 治療と仕事の両立支援を政策テーマとしてきた | 厚生労働省が治療と仕事の両立支援を推進 |
| こども・若者 | 大臣、党の政策本部長として政策づくりに関与 | 2026年に自民党が5本柱の党内提言を提出 |
不妊治療については厚生労働省、HPVワクチンについては厚生労働省のHPVワクチン情報に制度経緯が掲載されています。
「がん患者にとって優しい国を作りたい!それが私の使命」
出典:自由民主党・2022年参議院選挙候補者情報
2026年は党のこども・若者政策本部長
大臣退任後もこども政策から離れたわけではありません。2026年には自民党の「こども・若者」輝く未来創造本部長として、党内提言の取りまとめに携わりました。
2026年5月28日にまとめた提言では、こどもの成育環境、困難を抱えるこどもへの支援、若者が希望を持てる社会、産官学連携、政策基盤の強化を5本柱としています。
「いろいろなものの芽が少しずつ出てきていると感じています。」
出典:自由民主党・2026年インタビュー
女性への暴力防止やネット上の誹謗中傷にも取り組む
男女共同参画を担当した大臣時代には、女性に対する暴力をなくす運動についても発信しました。
ネット上の誹謗中傷についても、国会議員として対策に取り組む考えを以前から示しています。
三原じゅん子の選挙区は神奈川県|当選3回・任期はいつまで?
現在の選挙区は神奈川県選挙区です。初当選時だけは全国比例代表から立候補しているため、「比例なのか、神奈川なのか」で情報が混在しやすくなっています。
| 選挙 | 立候補した区分 | 結果 |
|---|---|---|
| 2010年参院選 | 比例代表 | 初当選 |
| 2016年参院選 | 神奈川県選挙区 | 1,004,877票・当選 |
| 2022年参院選 | 神奈川県選挙区 | 807,300票・当選 |
2016年と2022年の得票は、2016年の神奈川県選挙管理委員会資料と2022年の神奈川県選挙管理委員会資料による数字です。
2022年の当選で3期目となりました。本人も国会召集時に、3期目のスタートをXで報告しています。
現在の参議院議員としての任期満了日は2028年7月25日です。 参議院の現職議員一覧にも任期が掲載されています。
三原じゅん子はなぜ政治家になった?がん経験から政界へ
芸能人だった三原氏が政治家へ進んだ背景として、本人が繰り返し語っているのが自身のがん経験です。
2008年に子宮頸部腺がんの治療を経験した後、患者支援やがん対策に関わるようになりました。介護施設の経営にも携わり、医療・介護の現場に関心を広げています。
「癌対策を前に進めたいという一心で、政治家を目指しました。」
出典:日本若者協議会・三原じゅん子氏インタビュー
2010年の参院選では自民党公認で比例代表から立候補し、国政へ進みました。芸能活動から直接議員になったというより、病気を経験した後の患者支援や医療・介護に関する活動が政界入りまでの間にあります。
三原じゅん子の学歴と若い頃|高校中退、金八先生、歌手、レーサー
三原氏の公式経歴に記載されている学歴は、「明治大学付属中野高等学校中退」です。大学卒業歴はありません。
「中卒」と表現されることもありますが、参議院や首相官邸の公式プロフィールで使われている表記は「高校中退」です。
| 時期 | 活動 |
|---|---|
| 1979年 | テレビドラマへの出演を開始 |
| 1979年 | 「3年B組金八先生」で山田麗子役を演じる |
| 1980年 | 歌手として「セクシー・ナイト」などを発表 |
| 1980年代後半~ | モータースポーツへ進出 |
| 1987~1999年 | レーシングドライバーとして活動 |
| 2000年代 | モータースポーツチームの運営などにも携わる |
芸能界で広く知られるきっかけとなったのが、TBS「3年B組金八先生」の山田麗子役です。TBSの作品紹介にも出演者として三原順子の名前が掲載されています。
当時の芸名表記は「三原順子」でした。歌手としても活動し、その後はレーシングドライバーへ転身。現在のひらがなを使った「三原じゅん子」は政治活動でも使用している名前です。芸能・モータースポーツ時代の経歴はORICON NEWSのプロフィールでも確認できます。
三原じゅん子の年収は?国会議員の所得公開で分かる金額
国会議員の「年収」として紹介される数字には、議員歳費だけを示したものと、所得公開制度による所得総額を示したものがあり、同じ意味ではありません。
共同通信の国会議員所得公開データでは、2023年分の三原氏の所得総額は1,780万円、そのうち給与所得が1,777万円とされています。
1,780万円は2023年分として公開された「所得」であり、2026年現在の年収そのものではありません。 大臣在任の有無やその他の所得によって年ごとに変わるため、過去の公開額を現在の年収として扱うことはできません。
公開データは共同通信・国会議員所得公開で確認できます。
三原じゅん子は何派?派閥、旧統一教会、報道された論点
派閥は「無派閥」と報じられている
自民党内の派閥について、三原氏は少なくとも2024年時点の報道で無派閥とされています。自民党の政治刷新本部では、派閥を解消すべきだという立場も示しました。
2024年1月には本人Xでも、自民党の派閥問題について考えを発信しています。
旧統一教会との関係を示す資料はある?
2022年には、自民党所属議員と世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との接点が大きな政治問題となり、自民党が所属国会議員を対象に点検を実施しました。
その点検結果を基に接点があった議員名を掲載したテレビ朝日の報道では、三原氏の名前は掲載されていません。今回確認した公表資料や主要報道だけから、三原氏本人と旧統一教会に具体的な関係があったと断定できる根拠は確認できませんでした。
ただし、特定の公表リストに名前がないことだけで、過去のあらゆる接点が存在しなかったことまで証明できるわけではありません。
2025年には美容クリニック訪問が報じられた
2025年6月には、国会対応が続いていた時期に三原氏が美容クリニックを訪れていたとして、週刊新潮が報じました。国会議員・大臣としての行動をめぐり批判的に取り上げられた出来事です。
これは週刊新潮による報道として扱うべき内容であり、報道記事の表現そのものと公的機関による認定を混同することはできません。
三原じゅん子の人物像|モータースポーツや動物愛護にも関わる
政治家になってからも、若い頃から関わってきたモータースポーツとの接点は続いています。本人公式サイトでは、モータースポーツ振興議員連盟の幹事長を務めるほか、二輪車関連の議員活動にも参加しています。
動物分野では「どうぶつ愛護議員連盟」の幹事長兼事務局長を務めています。2022年の自民党候補者プロフィールでは、趣味としてゴルフも挙げていました。
- モータースポーツ振興議員連盟
- HPVワクチン推進議員連盟
- 不妊治療支援拡充議員連盟
- どうぶつ愛護議員連盟
- 婚活・ブライダル振興議員連盟
女優、歌手、レーシングドライバー、介護・患者支援、国会議員という異なる分野を経験し、現在も医療・こども政策だけでなく、モータースポーツや動物愛護など複数のテーマで議員活動を続けています。最新の役職や活動は三原じゅん子公式サイトで更新されています。

