鈴木貴子氏は、北海道7区を地盤とする自民党の衆議院議員です。父は政治家の鈴木宗男氏ですが、本人もカナダ留学、NHK勤務、新党大地・民主党を経た政治経歴を持ち、外務副大臣や自民党青年局長などを経験してきました。
2026年9月現在は衆議院議員6期、自民党広報本部長。家族では、夫がフリーランスの写真家で、2人の娘がいることも本人や報道を通じて公表されています。
- 1986年1月5日生まれ、北海道出身
- カナダの高校・大学で学び、トレント大学を卒業
- 政治家になる前はNHK長野放送局の番組制作ディレクター
- 父は鈴木宗男氏、夫はフリーランスの写真家
- 現在は北海道7区選出の衆議院議員で、当選6回
- 外務副大臣、防衛大臣政務官、自民党青年局長などを歴任
- 2026年9月も自民党広報本部長を務めている
| 名前 | 鈴木 貴子(すずき たかこ) |
|---|---|
| 生年月日 | 1986年1月5日 |
| 年齢 | 40歳(2026年9月時点) |
| 出身 | 北海道帯広市 |
| 所属政党 | 自由民主党 |
| 議員 | 衆議院議員 |
| 選挙区 | 北海道7区 |
| 当選回数 | 6回 |
| 現在の党役職 | 自民党広報本部長 |
| 主な役職歴 | 外務副大臣、防衛大臣政務官、自民党青年局長など |
| 前職 | NHK番組制作ディレクター |
| 大学 | トレント大学 |
| 公式サイト | 鈴木貴子公式サイト |
| 公式X | @_SuzukiTakako_ |
鈴木貴子の夫はどんな人?結婚と子ども・家族
鈴木貴子氏は2016年に結婚しています。本人が公式ブログで報告しており、11月1日に釧路で婚姻届を提出しました。
夫は政治家ではなく、フリーランスで活動する写真家・カメラマンです。十勝毎日新聞によると、夫は鈴木氏と釧路市内の同じ小学校に通っていた1学年上の人物でした。
「私事ではございますが、この度、結婚いたしました。」
出典:鈴木貴子公式ブログ・結婚報告
結婚後は子どもにも恵まれています。2017年9月に第1子となる長女が誕生し、2019年10月には次女が誕生しました。
2020年に東京新聞の子育てサイトへ寄稿した際には、当時2歳の長女と、生後間もない次女を育てながら国会議員を続ける生活を紹介しています。夫についても、仕事量を調整しながら育児を担っていると記していました。
- 夫:フリーランスの写真家・カメラマン
- 結婚:2016年
- 長女:2017年9月生まれ
- 次女:2019年10月生まれ
- 本人も子育てと国会活動の両立について継続的に発信している
家族についてさらに詳しく知る資料としては、本人が育児の実情を書いた東京新聞「東京すくすく」への寄稿があります。
鈴木貴子の英語力は?高校・大学をカナダで卒業
鈴木貴子氏の経歴で目を引くのが、高校から大学までカナダで学んでいることです。
首相官邸や外務省の経歴によると、東京都港区立青山中学校を卒業した後、カナダ・ブリティッシュコロンビア州のRockridge Secondary Schoolへ進学。その後、オンタリオ州のトレント大学へ進み、国際政治経済学と社会学を専攻しました。
| 時期 | 学歴・経歴 |
|---|---|
| 2001年 | 東京都港区立青山中学校卒業 |
| 2004年 | カナダ・Rockridge Secondary School卒業 |
| 2008年 | カナダ・トレント大学卒業 |
| 専攻 | 国際政治経済学、社会学 |
したがって、鈴木氏の英語力にはカナダの高校・大学で長期間学んだ実体験という背景があります。後には外務副大臣も務め、外国政府関係者との会談や外交行事にも携わりました。
NHK時代はアナウンサーではなくディレクター
鈴木氏は大学卒業後の2009年にNHKへ入局しました。
NHKアナウンサーだったわけではありません。 配属先の長野放送局で、番組制作を担当するディレクターとして勤務しています。
政治の世界へ入る前に海外生活とメディア制作の両方を経験している点は、父・鈴木宗男氏とは異なるキャリアです。
父親は鈴木宗男、兄は2人|政治家になるまで
鈴木貴子氏の父は、長く北海道政治に関わってきた鈴木宗男氏です。
政治家の家庭に育ったものの、最初から政治家を目指していたわけではありません。自民党のインタビューでは、幼いころから政治を身近に感じながらも、政治家という仕事に対して距離を置いていた時期があったと語っています。
「政治家は割の合わない仕事だと思っていました。」
出典:自由民主党・女性議員インタビュー
カナダへの留学やNHKでの取材・番組制作を経験する中で、政治の場に届きにくい声を政策へ反映させたいという意識を持つようになり、政界へ進みました。
きょうだいについては、本人が文春オンラインのインタビューで兄が2人いることを話しています。鈴木氏は3人きょうだいの末っ子です。
鈴木貴子の現在|北海道7区の衆院議員・自民党広報本部長
2026年9月現在、鈴木貴子氏は自由民主党所属の衆議院議員です。選挙区は北海道7区で、釧路市、根室市、釧路・根室管内を中心とする地域を地盤としています。
衆議院公式プロフィールでは当選6回。党では広報部門の責任者である広報本部長を務めています。
2026年9月16日に自民党が発表した新たな党役員人事でも、鈴木氏の広報本部長続投が発表されました。
詳細は自民党の2026年9月党役員人事でも確認できます。
「広くあまねく国民の声に向き合う」
出典:自由民主党・広報本部長就任時の記事
広報本部長就任後は、自民党公式SNSや動画などデジタル発信にも深く関わっています。2026年7月には、党広報の企画について本人のXでも発信しました。
政治家としての経歴|新党大地・民主党から自民党へ
鈴木貴子氏が国政選挙へ初めて挑戦したのは2012年の第46回衆議院議員総選挙です。当時は新党大地から出馬しました。
選挙直後には議席を得られませんでしたが、2013年に比例北海道ブロックの欠員に伴って繰り上げ当選し、初めて衆議院議員となりました。
2014年の総選挙では民主党から北海道7区に出馬。小選挙区では敗れたものの、比例北海道ブロックで復活当選しました。
2016年に民主党を離党
政治経歴の大きな転換点が2016年です。民主党などが北海道5区補欠選挙で共産党と協力する方針を取ったことに反発し、鈴木氏は離党届を提出しました。
「基本的な思想や国家観が全く異なる」
出典:J-CASTニュース・2016年2月26日
その後は自民党側との連携を強め、2016年には自民党の衆議院会派へ入りました。2017年の総選挙以降は自民党候補として選挙を戦っています。
| 時期 | 主な動き |
|---|---|
| 2012年 | 新党大地から衆院選に出馬 |
| 2013年 | 比例北海道ブロックで繰り上げ当選 |
| 2014年 | 民主党から北海道7区に出馬、比例復活 |
| 2016年 | 民主党を離党、自民党会派へ |
| 2017年以降 | 自民党候補として衆院選に出馬 |
| 2018年 | 防衛大臣政務官 |
| 2021年 | 外務副大臣 |
| 2024年 | 自民党青年局長 |
| 2025年以降 | 自民党広報本部長 |
鈴木貴子は何をしてきた?政策と主な活動
鈴木氏の政策分野は一つに限られません。北海道選出議員としての農林水産業や地域課題に加え、外務副大臣経験を生かした外交・安全保障、子育て、孤独・孤立対策などに取り組んできました。
- 農業・漁業など一次産業の持続可能性
- 食料安全保障
- 外交・安全保障
- 北方領土問題
- 子育て支援
- 孤独・孤立対策
- 災害に強い地域づくり
- 政治・政策情報の発信強化
孤独・孤立対策を国会で取り上げる
自民党の2021年衆院選候補者ページでは、若手議員による勉強会や提言、国会質問を通じて孤独・孤立対策に取り組んだ経緯が紹介されています。その後、政府には孤独・孤立対策を担当する体制が整備されました。
本人の政策や活動歴は自民党の第49回衆院選候補者ページにもまとめられています。
北海道の一次産業と食料を重視
北海道7区は酪農、漁業など一次産業が地域経済と強く結びつく地域です。鈴木氏は自民党で水産部会長を務めた経験もあり、農林水産業や食料安全保障を継続的な政策テーマにしています。
自民党広報本部長となってからは、政策そのものだけでなく、政策をどう伝えるかにも活動領域を広げました。2026年4月には自身の出演予定について公式Xから発信しています。
外務副大臣として北方領土問題にも関与
2021年から外務副大臣を務めた際には、北方領土問題にも関わりました。2022年には元島民の後継世代や若い世代との面会、根室で開かれた北方領土返還要求運動関連の行事にも出席しています。
外務省は、鈴木氏が若い世代の関心を心強く感じていると述べ、政府として元島民や後継者の思いに応えるため努力すると伝えたことを公式発表で記録しています。
鈴木貴子の選挙区は北海道7区|2026年は8万9336票で当選
現在の選挙区は北海道7区です。釧路・根室地方を中心とする広い地域が対象となっています。
2024年10月の第50回衆院選では、鈴木氏が7万7,189票を獲得し、小選挙区で当選しました。北海道根室振興局の公表資料では、対立候補は5万4,888票でした。
続く2026年2月8日の第51回衆院選では、8万9,336票を獲得して北海道7区で当選。対立候補は4万6,588票でした。
| 衆院選 | 鈴木貴子氏の得票 | 結果 |
|---|---|---|
| 2024年・第50回 | 77,189票 | 小選挙区当選 |
| 2026年・第51回 | 89,336票 | 小選挙区当選 |
2026年の候補者別開票結果は北海道選挙管理委員会で公表されています。
「課題があればそれを解決をしていく」
出典:テレビ朝日・2026年衆院選北海道7区取材
2026年3月には、選挙後の活動や政治に関する発信も公式Xで続けています。
鈴木貴子の評判・批判で論点になったこと
鈴木氏をめぐっては、若い世代での党広報やSNS活用、地元北海道での政治活動が取り上げられる一方、本人のSNS発信が批判を受ける場面もあります。
特に2026年8月には、X上の返信で相手のアカウントについて日本人かどうかに言及した投稿が批判を受けました。鈴木氏は該当投稿を削除したうえで、自身の公式Xから説明と謝罪を出しています。
削除された投稿そのものではなく、本人がその後に出した実在する説明・謝罪投稿を以下に掲載します。
北方領土をめぐる発信でも説明を追加
同じ2026年8月、ロシアのプーチン大統領による北方領土・択捉島訪問をめぐる本人の発信でも、表現の受け止め方をめぐって議論が起きました。
鈴木氏はその後、択捉島を日本が放棄するという趣旨ではないことなど、自身の考えを追加で説明しています。
外交・北方領土問題は鈴木氏が外務副大臣時代から関わってきた分野であるため、SNS上の短い表現だけでなく、外務省在任中の活動や本人による補足説明も合わせて見る必要があります。
茂木敏充との関係は?「茂木派」と断定できるのか
鈴木貴子氏と茂木敏充氏の関係では、2025年の自民党総裁選が具体的な接点の一つです。
自民党が公表した候補者情報では、鈴木氏は茂木敏充氏の推薦人に名を連ねました。
ただし、現在の自民党公式プロフィールでは旧来の派閥を所属情報として表示しておらず、現在の鈴木氏を単純に「茂木派所属」とする公式表記はありません。 茂木氏との関係について確認できる具体的な事実の一つが、総裁選での推薦人就任です。
「エステーの鈴木貴子」は同姓同名の別人
鈴木貴子という名前では、企業経営者のプロフィールが出てくることがありますが、政治家の鈴木貴子氏とは別人です。
政治家の鈴木貴子氏は1986年生まれの衆議院議員です。一方、企業経営者として知られる同姓同名の鈴木貴子氏は1962年生まれで、エステーの社長・会長などを務めた人物です。
年齢、経歴、勤務先はいずれも異なります。政治家の鈴木氏に「エステー勤務」の経歴はなく、大学卒業後の勤務先はNHKです。
2026年現在も自民党の広報と北海道7区で活動
鈴木貴子氏は2026年2月の衆院選で北海道7区から当選し、衆議院公式情報では当選6回となりました。党内では2026年9月の新役員体制でも広報本部長を続投しています。
本人の公式サイトでは、政治について次の言葉を掲げています。
「私が目指すのは、『ため息』を『笑顔』に変える政治です。」
出典:鈴木貴子公式サイト
北海道の地域課題から外交・安全保障、子育て、孤独・孤立対策へと扱う政策分野を広げ、現在は党の情報発信を担う立場にもあります。公式Xでも国政や党活動について日常的な発信を続けています。

