岩渕友(いわぶち とも)氏は、日本共産党所属の参議院議員です。2016年の参議院選挙で初当選し、2022年に再選。2026年9月現在は2期目で、参議院比例代表選出として活動しています。参議院公式プロフィールでは、農林水産委員会、行政監視委員会などへの所属が掲載されています。
福島県出身で、かつては参院福島選挙区から立候補した一方、現在は比例代表の議員です。北海道にも活動や事務所とのつながりがあります。ここでは、現在の立場、選挙区、経歴、家族、政策・国会活動、北海道との関係、事務所、公式Xまで整理します。
岩渕友は日本共産党の参議院議員|現在のプロフィール
福島県で消費生活相談員や青年運動に携わり、東日本大震災・福島第一原発事故後は被災者支援に取り組んだ政治家です。国会では原発事故の被害・エネルギー政策を継続的に扱い、現在は農林水産分野の質問にも力を入れています。
2026年9月現在は参議院比例代表の2期目です。日本共産党では幹部会委員を務め、党国会議員団では参議院国会対策委員会の副委員長を務めています。
| 名前 | 岩渕 友 |
|---|---|
| 読み方 | いわぶち とも |
| 生年月日 | 1976年10月3日 |
| 年齢 | 49歳(2026年9月20日時点) |
| 出身地 | 福島県喜多方市 |
| 所属政党 | 日本共産党 |
| 議員種別 | 参議院議員 |
| 選出 | 比例代表 |
| 当選回数 | 2回(2016年、2022年) |
| 任期満了 | 2028年7月25日 |
| 現在の委員会 | 農林水産委員会 行政監視委員会 沖縄・北方問題及び地方に関する特別委員会 資源エネルギー・持続可能社会に関する調査会 |
| 党内・議員団の役職 | 日本共産党幹部会委員 参議院国会対策委員会副委員長 |
| 最終学歴 | 福島大学行政社会学部卒業 |
| 主な前職 | 福島県臨時・嘱託職員、県消費生活センター相談員 |
| 公式サイト | いわぶち友 公式サイト |
| 公式X | @buchitom |
現在の議員情報は参議院公式プロフィール、党国会議員団の役職は日本共産党国会議員団の役員体制に掲載されています。
最近の公式Xでは、災害で被害を受けた酪農家など農業現場についても発信しています。
岩渕友の選挙区はどこ?福島・北海道との関係
岩渕友氏は現在、福島県選挙区や北海道選挙区の議員ではありません。 参議院の比例代表選出で、特定の都道府県を選挙区とする議員ではありません。
岩渕氏が「福島の政治家」という印象を持たれやすいのは、福島県出身であることに加え、国政への最初の挑戦が参議院福島選挙区だったためです。
| 年 | 選挙 | 結果 |
|---|---|---|
| 2010年 | 参議院福島選挙区 | 落選 |
| 2012年 | 衆議院比例東北ブロック | 落選 |
| 2013年 | 参議院福島選挙区 | 落選 |
| 2014年 | 衆議院比例東北ブロック | 落選 |
| 2016年 | 参議院比例代表 | 初当選 |
| 2022年 | 参議院比例代表 | 再選・2期目 |
候補者時代の経緯は本人公式プロフィールにも掲載され、現在の当選歴は参議院の議員情報で確認できます。
北海道は選挙区ではなく活動地域とのつながりが深い
北海道との関係もあります。岩渕氏は2015年に参議院比例代表予定候補となって以降、北海道・東北を主な活動地域として回りました。現在も本人サイトには北海道ブロック事務所が掲載され、「北海道コラム」も継続しています。
「岩渕友=北海道選挙区」ではなく、比例代表議員として北海道でも活動しているという関係です。
北海道では、釧路湿原周辺のメガソーラー問題をめぐる北海道議会議員団の政府交渉についてもXで発信しています。
岩渕友の経歴|消費生活相談員から被災者支援、国会へ
岩渕氏の経歴は、いきなり政治家になったというものではありません。県職員として働き、消費生活相談の現場を経験した後、青年運動、選挙への挑戦、東日本大震災・原発事故の被災者支援を経て国会へという流れです。
| 時期 | 主な経歴 |
|---|---|
| 1976年 | 福島県喜多方市に生まれる |
| 1999年 | 福島大学行政社会学部を卒業 |
| 大学卒業後 | 福島県の臨時職員・嘱託職員、県消費生活センター相談員として勤務 |
| 2005年 | 日本民主青年同盟福島県委員長 |
| 2010年 | 日本共産党福島県委員会常任委員。参院福島選挙区へ初出馬 |
| 2011年 | 党福島県委員会の被災者救援対策本部長として活動 |
| 2015年 | 参議院比例代表予定候補として北海道・東北などで活動 |
| 2016年 | 参議院比例代表で初当選 |
| 2022年 | 参議院比例代表で再選 |
大学時代に日本共産党へ入党
福島大学在学中には薬害エイズ問題を扱う学内グループの立ち上げや署名活動にも関わりました。本人は、日本共産党へ入党した当時の思いを次のように振り返っています。
「誰もが人間らしく生きられる社会をつくりたい」
出典:岩渕友公式サイト・プロフィール
消費生活センターでは多重債務や悪質商法の相談を担当
大学卒業後は公務員を目指し、福島県の臨時職員・嘱託職員として働きました。県消費生活センターでは、悪質商法や架空請求、多重債務などの相談に対応しています。
2005年から日本民主青年同盟福島県委員長となり、核兵器廃絶運動のほか、派遣切りや若者の雇用問題にも関わりました。青年の雇用と暮らしを守る請願を県議会へ提出し、本人プロフィールでは、請願が全会一致で採択された経緯も紹介されています。
東日本大震災と福島第一原発事故後は被災者支援へ
2011年3月の東日本大震災と東京電力福島第一原発事故後は、日本共産党福島県委員会の被災者救援対策本部長として被災地を回りました。避難者から要望を聞き、国や東京電力に賠償や生活再建を求める活動に携わっています。
この経験は、国会議員になった後も続く原発事故被害、賠償、エネルギー政策の取り組みへつながっています。
原発・再エネ政策|福島第一原発事故を継続して追及
- 原発ゼロを求める
- 原発事故被害者への賠償と生活・生業の再建を求める
- 省エネルギーと再生可能エネルギーの拡大を主張
- 再エネは地域との共生を前提とする立場
岩渕氏の国会活動で長く続いているテーマが原発事故とエネルギー政策です。原発ゼロと、地域と共生する再生可能エネルギーへの転換を主張しています。
東日本大震災と福島第一原発事故から15年となった2026年3月11日、参議院の資源エネルギー・持続可能社会に関する調査会では、福島の避難状況などに触れながら発言しました。
「事故も被害も終わっていません。」
出典:参議院資源エネルギー・持続可能社会に関する調査会での質疑
同じ質疑では、再生可能エネルギーを国産エネルギーとして位置付け、エネルギー安全保障の面から導入拡大の必要性を質問しました。参考人からは、輸入化石燃料への依存を下げる利点がある一方、中国製設備への依存、蓄電池や送電網などの統合コストも考える必要があるとの回答が出ています。
原発事故から15年を迎えた時期には、福島から参加した人たちとともに原発政策について訴えた様子も公式Xで発信しています。
原発事故の賠償問題も国会活動の継続テーマ
原発事故をめぐっては、発電そのものだけでなく、被害者への賠償や生活・生業の再建も扱っています。参議院公式プロフィールにも、原発事故被害者への賠償をめぐる問題を継続的に追及してきたことが記載されています。
2026年には、原発事故の賠償に関わる経済産業省の現場把握についても発信しています。
農林水産・食料政策|2026年は農業予算や米政策を追及
2026年の岩渕氏は参議院農林水産委員会に所属しており、農業予算、農業用施設、米の生産と価格、食料自給などを扱っています。
- 老朽化した共同利用施設の改修・建て替え支援
- 資材・燃料価格の上昇を踏まえた農業予算
- 飼料用米などへの支援
- 米の需給と価格の安定
- 生産者の所得を支える仕組み
2026年3月の参議院農林水産委員会では、カントリーエレベーターなど共同利用施設の老朽化を取り上げ、改修や建て替えへの国の支援拡充を求めました。
「今ある生産基盤を守るためにもさらなる予算が必要だ」
出典:しんぶん赤旗・参議院農林水産委員会報道
米政策では価格保障と所得補償を主張
米政策をめぐっては、本人の2026年6月の北海道コラムで、政府による情報提供だけで生産量の判断を農家に委ねる仕組みを批判。岩渕氏は、価格保障と所得補償によって農家の所得を安定させる政策を主張しています。
食糧法改正案をめぐる集会についても公式Xで発信しました。
農家・酪農家の現場でも活動
国会質問だけでなく、農家や酪農家が参加する集会にも足を運んでいます。2026年春には、農民連の参加者らと交流した様子を投稿しています。
岩渕友の家族は?両親・弟・妹と福島で育った
- 本人公式プロフィールで公表されている家族は両親・弟・妹
- 父親の転勤で喜多方市、会津若松市、福島市で育った
- 母親の実家はいわき市
- 配偶者や子どもについては、今回確認した本人・参議院公式プロフィールに記載がない
岩渕氏は1976年10月に福島県喜多方市で生まれました。父親の転勤に伴い、小学2年生から会津若松市、中学2年生から福島市で暮らしています。
本人が公表している家族構成は「両親と弟と妹」です。母親の実家がいわき市にあることも明らかにしています。
「福島県そのものがふるさとです。」
出典:岩渕友公式サイト・プロフィール
配偶者や子どもについては、本人公式サイトや参議院公式プロフィールで公表情報を確認できません。 家族について公開されている範囲は、両親・弟・妹が中心です。
子どもの頃は野球や木登り、美術館巡りも好き
政治活動以外のプロフィールを見ると、子どもの頃は兄弟や近所の友人と木登りや野球をして遊んでいたといいます。中学生ではバレーボール部から美術部へ移り、現在も美術館巡りなど美術に触れることが好きだと紹介しています。
高校時代は演劇部で照明などの裏方を担当。子どもの頃に原爆や戦争を扱った本を読んだ経験や、高校1年生で広島の原水爆禁止世界大会へ参加した経験も、本人プロフィールに記されています。
岩渕友の事務所はどこ?公式X(旧Twitter)も紹介
岩渕氏の国会事務所は、東京都千代田区の参議院議員会館1002号室です。本人公式サイトには、北海道・東北・北関東の各ブロック事務所も掲載されています。
| 事務所 | 所在地・連絡先 |
|---|---|
| 岩渕友国会事務所 | 〒100-8962 東京都千代田区永田町2-1-1 参議院議員会館1002号 TEL:03-6550-1002 |
| 北海道ブロック事務所 | 〒065-0012 札幌市東区北12条東2丁目3-2 TEL:011-750-6677 |
| 東北ブロック事務所 | 〒980-0021 宮城県仙台市青葉区中央4丁目3-28 朝一ビル4階 TEL:022-223-7572 |
| 北関東ブロック事務所 | 〒330-0835 埼玉県さいたま市大宮区北袋町1-171-1 TEL:048-649-0409 |
事務所情報は本人公式サイトに掲載されています。北海道ブロック事務所があることも、北海道との関係が深く見える理由の一つですが、前述のとおり現在の選出区分は参議院比例代表です。
公式Xは「@buchitom」
岩渕氏の公式X(旧Twitter)は@buchitomです。日本共産党の国会議員公式ページからも同アカウントへリンクされており、本人の国会活動、政策、地域での活動を追うことができます。
公式サイトには国会質問の記録も蓄積されており、本人が実際に国会で何を取り上げているかを確認したい場合は、Xとあわせて一次情報を追うことができます。

