白川容子は日本共産党の参議院議員|経歴・選挙区・政策・家族・現在を解説

白川容子

白川容子(しらかわ・ようこ)氏は、日本共産党所属の参議院議員です。2025年7月の参議院議員通常選挙で比例代表から初当選し、香川県議を4期務めた地方政治の経験を経て国会議員になりました。

政治家になる前には医療生協で勤務しており、現在も医療・介護や社会保障を主要なテーマとしています。この記事では、白川氏の現在の立場、選挙、経歴、政策、家族・生い立ち、事務所や公式SNSまで、公表されている情報を整理します。

白川容子氏を簡単に見ると
  • 日本共産党の参議院議員
  • 2025年参院選の全国比例代表で初当選
  • 香川県議を2003年から4期連続で務めた
  • 政治家になる前は徳島・香川の医療生協で勤務
  • 現在は厚生労働委員会などに所属
  • 主な政策分野は医療・社会保障、暮らし、平和・安全保障、ジェンダー平等など
目次

白川容子は現在、日本共産党の参議院議員

2026年9月現在、白川容子氏は日本共産党所属の参議院議員です。参議院の議員プロフィールでは、比例代表選出、2025年初当選、当選1回と記載されています。

2026年9月15日現在の所属は厚生労働委員会と国民生活・経済に関する調査会です。医療現場と香川県議の経験を持ち、国会では厚生労働分野を中心に質問している議員というのが現在の立場です。

名前白川 容子(しらかわ ようこ)
生年月日1966年4月14日
年齢60歳(2026年9月20日時点)
出身地徳島県つるぎ町(旧貞光町)
所属日本共産党
議員種別参議院議員
選出比例代表
当選回数1回
初当選2025年
所属委員会等厚生労働委員会、国民生活・経済に関する調査会
学歴日本福祉大学社会福祉学部卒業
前職・主な経歴医療生協職員、香川県議会議員4期
公式サイト白川よう子公式サイト

国会議員になる直前の2025年4月、白川氏は「国会議員になったら最初に何をしたいか」と問われ、政治で取り組みたいテーマを次のように表現していました。

「まずは命を守れる政治に変えたい」

出典:白川よう子公式サイト「消費税減税の道を開こう―JR徳島駅前・街頭演説」

本人のXでも、2025年参院選の終盤に医療や「命」をめぐる政治課題について発信しています。

 

2025年参院選で初当選|選挙区は「比例代表」

白川氏について「選挙区はどこ?」という疑問が出やすいところですが、現在は香川県選挙区など特定の都道府県から選ばれた議員ではありません。

白川氏は、全国を単位とする参議院比例代表の選出議員です。 参議院も「比例代表選出」としています。

2025年7月20日の参院選では、日本共産党が比例代表で2議席を獲得。白川氏は34,418.432票(按分票を含む)を得て、党の比例候補では小池晃氏に次ぐ得票となり初当選しました。全国得票は自治体の参院選開票結果でも公表されています。

国政選挙への主な挑戦
年選挙結果
1998年参院選・香川県選挙区落選
2001年参院選・香川県選挙区落選
2017年衆院選・比例四国落選
2021年衆院選・比例四国落選
2024年衆院選・比例四国落選
2025年参院選・比例代表初当選

2017年の衆院選では共産党の比例四国名簿1位でしたが、同党は四国で118,826票、獲得議席は0でした。2021年も108,021票、2024年も88,224票で議席には届かず、白川氏の国政入りは2025年の参院比例まで持ち越されました。2017年は東京新聞の開票結果、2021年は西日本新聞の衆院選結果、2024年も比例四国の開票結果で確認できます。

2025年の当選までには、県議4期と複数回の国政選挙への挑戦がありました。参院選では四国だけでなく、九州・沖縄、中国地方を含む西日本各地を活動地域として回っています。

2025年の選挙期間中には、岡山・広島・山口を回る日程も公式Xで発信していました。

 

白川容子の経歴|医療現場から香川県議4期、国政へ

徳島県立脇町高校から日本福祉大学へ

白川氏は1966年、徳島県つるぎ町の旧貞光町で生まれました。本人公式プロフィールによると、徳島県立脇町高校を卒業後、日本福祉大学第二部で働きながら社会福祉を学んでいます。

参議院プロフィールでは、1989年に日本福祉大学社会福祉学部を卒業したとされています。

卒業後は徳島健康生活協同組合、香川医療生活協同組合などで勤務しました。高齢者の医療費負担が増えていく医療現場を経験したことが、政治活動へ進む背景の一つだったと本人は説明しています。

2003年に香川県議へ初当選し4期連続当選

2003年の香川県議会議員選挙で初当選。その後、2007年、2011年、2015年にも当選し、4期連続で香川県議を務めました。

白川氏本人と日本共産党側が県議時代の具体的な取り組みとして挙げているのが、子どもの医療費を窓口で無料にする仕組みの拡大や、県営住宅の大幅削減計画の見直しです。これらは住民運動や議会での取り組みを含めて進められたもので、2025年の演説でも本人が県議時代の経験として紹介しています。

白川氏は当時について、「議員になってよかったこと」を問われた際、次のように話しています。

「住民と力を合わせて前へ進める闘いの面白さを経験した」

出典:しんぶん赤旗「戦争させないのが政治」

2017年には県議から国政へ活動の軸を移し、衆院比例四国ブロックに立候補。その後も2021年、2024年と比例四国から国政を目指し続けました。

国政挑戦中も医療現場への訪問を続けています。2024年12月には熊本県内の医療関係者から病院経営などについて話を聞いた様子をXに投稿しました。

白川容子が掲げる政策は?医療・暮らし・平和・ジェンダー

現在の公式サイトでは、政策を大きく「国民の命と暮らし」「平和外交」「ジェンダー平等」の3分野に整理しています。

現在掲げている主な政策
  • 消費税の緊急減税、中小事業者支援と賃上げ
  • 社会保障費削減路線の見直しと拡充
  • 学費・奨学金返済の負担軽減
  • 農林水産業の振興
  • 原発再稼働への反対、原発ゼロ
  • 長射程ミサイル配備や港湾の軍事利用、辺野古新基地建設、防衛費大幅増額への反対
  • 選択的夫婦別姓、同性婚の法制化、男女賃金格差の是正

医療・介護・社会保障

医療・社会保障は、白川氏の政治活動を通して繰り返し扱われてきた分野です。参議院では厚生労働委員会に所属し、高額療養費、医療機関の経営、介護、予防接種後の健康被害救済などを取り上げています。

2026年4月の厚生労働委員会では、高額療養費制度の月額上限引き上げ方針に反対し、公費負担を増やすよう求めました。政府側は試算について「予算編成上のルール」によるものと説明し、受診抑制との関係を検証する必要があるとの答弁をしています。

「受診抑制が起きてからでは、取り返しがつかない」

出典:白川よう子公式サイト「受診抑制策そのもの」

医療政策については選挙前から発信しており、病院・診療所の経営や医療従事者の処遇改善も継続して取り上げています。

消費税減税・賃上げ・教育費負担の軽減

暮らしと経済では、消費税の緊急減税、中小事業者への支援を伴う賃上げ、教育費負担の軽減を掲げています。

本人は大学時代に働きながら学び、奨学金を40歳まで返済した経験を公表しています。2025年の演説では「経済的理由で学ぶことをあきらめるような若者を一人もつくらない」と述べ、学費や奨学金を政策課題に挙げました。

消費税についても、2025年5月に本人の公式Xで減税を主張しています。

平和・安全保障では軍備拡大に反対

安全保障では、憲法9条を生かした外交を掲げ、長射程ミサイルの配備、港湾の軍事利用、沖縄県名護市辺野古での新基地建設、防衛費の大幅増額などに反対しています。

2025年4月に北九州市で安全保障について話した際には、西日本にある自衛隊・米軍施設などを取り上げながら、対話外交を重視する立場を述べました。

「対話外交でこういう事態にさせないのが政治の仕事だ」

出典:しんぶん赤旗「戦争させないのが政治」

同年2月には鹿児島で平和・安全保障をテーマにした集会へ参加したこともXで発信しています。

四国では港湾の自衛隊利用についても活動してきました。2024年には高松港への自衛艦寄港をめぐる動きを取り上げています。

選択的夫婦別姓・同性婚などジェンダー政策

ジェンダー分野では、選択的夫婦別姓の導入、同性婚の法制化、男女の賃金格差是正を政策として掲げています。

2025年の参院初当選後にも、女性や性的少数者の声を国会へ届けたいという趣旨を本人が述べています。医療・福祉だけにテーマを限定せず、ジェンダー平等を国政で扱う方針を示しています。

家族・生い立ち|父親のDVや経済的困難を本人が公表

白川氏は、自身の家族や高校時代について一部を公式プロフィールで公表しています。

本人公式プロフィールによると、高校へ進学した時期に父親のDVを理由に、母親とともに家を出たとしています。制服とカバンだけを持って家を離れ、ミカン箱を机代わりにして勉強し、アルバイトをして自分の机を購入したという経験も明かしています。

姉が進行性筋ジストロフィーの男性と結婚し、一緒に生活した経験も福祉へ進む契機になりました。車いすではわずかな段差も大きな障壁になることを知り、ボランティア活動に参加。そこから社会福祉を学ぶ進路を選んだと説明しています。

夫・子供について公表されている範囲

1997年の日本共産党大会での本人発言には、当時「2歳の子ども」と「党町議の夫」がいたとの記述があります。

ただし、現在の参議院プロフィールや本人の現行公式プロフィールでは、配偶者や子供の氏名・勤務先など詳しい情報は掲載されていません。1997年当時の本人発言以上の家族情報を、現在の事実として推測することはできません。

1997年当時の発言は、日本共産党第21回大会の討論記録に残っています。同じ発言では、医療従事者として医療制度の変更に問題意識を持ったことや、子を持つ親として将来の社会を考え、国政選挙への立候補を決めた経緯も語っています。

白川氏が現在掲げている言葉の一つが、次のフレーズです。

「#生きること幸せになることをあきらめなくていい社会を」

出典:日本共産党・参議院議員プロフィール

白川容子の事務所と公式SNS|Facebook・Xも開設

白川氏の国会事務所は東京都千代田区の参議院議員会館1113号室です。日本共産党の国会議員一覧にも連絡先が掲載されています。

参議院事務所〒100-8962 東京都千代田区永田町2-1-1 参議院議員会館1113号室
電話03-6550-1113
FAX03-6551-1113
公式サイト白川よう子公式サイト
公式X@YoukoSirakawa
公式Facebook白川容子 Facebook
YouTube白川よう子チャンネル

Facebook、X、YouTubeのほか、InstagramやTikTokなども党公式議員ページから案内されています。活動日程や街頭演説、政策について確認したい場合は、公式サイトとXが更新頻度の高い情報源です。

現在の国会活動|2026年は医療・生活保護・不登校などを質問

参議院議員として初当選した後、白川氏は厚生労働委員会を中心に質問を続けています。2026年7月には、短期間に複数の法案・社会保障問題を取り上げました。

2026年の主な国会質問

予防接種法改正案をめぐる7月23日の質疑では、新たに対象となる抗体製剤について安全性と有効性の確保を求めたほか、予防接種後の健康被害救済制度について質問しました。政府側は、専門家の意見も聞きながら必要な調査研究や対応を進めると答弁しています。

不登校をめぐっては、2026年6月の厚生労働委員会で、子どものケアを理由に保護者が仕事を辞めざるを得なくなる「不登校離職」を取り上げました。厚生労働省は、一定の要件を満たす場合には不登校の子どものケアでも介護休業制度の対象になり得るとの運用を示しています。

国会外では、西日本での活動も続いています。公式サイトでは2026年9月にも、中国地方からの政府要請への同席や沖縄での活動が掲載されており、参議院比例議員として国会と西日本各地の双方で活動している状況が続いています。

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