川村雄大(かわむら・ゆうだい)氏は、公明党の参議院議員で、東京選挙区選出の1期目です。政治家になる前は消化器外科医として、食道がんを中心とする診療や手術、救急医療などに携わってきました。
創価高校、東京医科歯科大学を経て医師となり、東京都立豊島病院や新渡戸記念中野総合病院、東京科学大学などで勤務。2025年7月の参議院議員選挙で初当選しました。ここでは、医師時代から政治家になるまでの経歴、妻や子ども、政策、選挙結果、創価学会との関係、2026年9月現在の活動まで整理します。
- 1984年6月29日生まれ、北海道帯広市出身
- 創価高校から東京医科歯科大学医学部へ進学
- 消化器外科医として食道がんなどの治療に従事
- 2025年参院選・東京選挙区で初当選
- 公明党所属の参議院議員
- 妻と2人の子ども、愛犬と東京都北区で暮らす
| 名前 | 川村雄大(かわむら ゆうだい) |
|---|---|
| 生年月日 | 1984年6月29日 |
| 年齢 | 42歳(2026年9月時点) |
| 出身地 | 北海道帯広市 |
| 所属政党 | 公明党 |
| 議員 | 参議院議員 |
| 選挙区 | 東京都選挙区 |
| 当選回数 | 1回 |
| 初当選 | 2025年7月 |
| 前職 | 医師・東京科学大学消化管外科学分野助教など |
| 資格等 | 医師、医学博士、日本外科学会外科専門医、日本消化器外科学会消化器外科専門医、日本内視鏡外科学会技術認定医 |
| 公式サイト | 川村ゆうだい公式サイト |
| 公式X | @yudai_kawamura |
経歴・資格・当選歴は、参議院の議員プロフィールと本人公式プロフィールでも公開されています。
川村雄大の経歴|消化器外科医から参議院議員へ
川村雄大氏の経歴で大きな軸となっているのが、長く医療現場にいた外科医が国政へ転身したことです。
| 時期 | 主な経歴 |
|---|---|
| 1984年 | 北海道帯広市に生まれる |
| 2003年 | 創価高校卒業 |
| 2011年 | 東京医科歯科大学医学部医学科卒業。同大学医学部附属病院で研修医 |
| 2013年 | 東京医科歯科大学消化管外科学講座に入局 |
| 2020年 | 東京都立豊島病院で外科医として勤務 |
| 2021年 | 東京医科歯科大学大学院博士課程修了。医学博士号取得 |
| 2022年4月 | 新渡戸記念中野総合病院 外科医長 |
| 2024年4月 | 東京医科歯科大学 消化管外科学分野助教 |
| 2024年10月 | 東京科学大学 消化管外科学分野助教 |
| 2024年11月 | 東京科学大学病院を退職 |
| 2025年7月 | 第27回参議院議員通常選挙・東京選挙区で初当選 |
高校・大学は?創価高校から東京医科歯科大学医学部へ
川村氏は北海道で育ち、創価高校への進学を機に上京しました。高校では男子寮で生活しながら軟式野球部に所属しています。
高校卒業後は大学受験で浪人を経験し、1年間の受験生活を経て東京医科歯科大学医学部医学科へ進学しました。大学でも硬式野球部に所属しています。
医師を目指した原点について、本人は小学6年生のときの出来事を紹介しています。妹がプールで溺れ、救命に当たった医師を見たことをきっかけに医師を志したとしています。妹は回復し、その後は看護師として働いていると公式プロフィールで明かしています。
医師時代の勤務先は豊島病院・中野総合病院・東京科学大学など
大学卒業後は東京医科歯科大学医学部附属病院で研修医となり、2013年に消化管外科学講座へ入局しました。専門は消化器がん、とりわけ食道がんの外科治療です。
手術だけではなく、薬物治療、内視鏡治療、救急医療、訪問診療まで幅広く経験しています。2021年には食道がんの内視鏡治療に関する研究で医学博士号を取得しました。
- 東京医科歯科大学医学部附属病院
- 東京都立豊島病院
- 新渡戸記念中野総合病院(外科医長)
- 東京医科歯科大学 消化管外科学分野(助教)
- 東京科学大学 消化管外科学分野(助教)
2020年に勤務した東京都立豊島病院では、新型コロナウイルス感染症の患者を受け入れる医療現場で診療に当たりました。その経験は後に政治を志す理由の一つになったと本人が語っています。
「現場の医師の感覚と政治の力が上手くかみ合えば、命を守る大きな力になる」
出典:政治ドットコム・川村雄大議員インタビュー
2024年12月に参院選への立候補が公表された時期には、本人の公式Xでも政治活動への転身を発信しました。
2025年参院選で初当選|東京選挙区で606,181票
川村氏は2024年12月、公明党の第27回参議院議員通常選挙・東京選挙区の予定候補として発表されました。出馬表明では、医師として患者と向き合う中で、医療制度そのものを変えるには政治の役割が必要だと考えるようになった経緯を説明しています。
「政治の光が当たらない人たちに命を守る視点で政治の光を届けていきたい」
出典:公明党・東京選挙区に新人・川村氏
2025年7月20日投開票の参院選では公明党公認で東京選挙区から立候補。606,181票を獲得して初当選しました。
| 選挙 | 第27回参議院議員通常選挙 |
|---|---|
| 投開票日 | 2025年7月20日 |
| 選挙区 | 東京都選挙区 |
| 政党 | 公明党 |
| 得票数 | 606,181票 |
| 結果 | 当選(初当選) |
得票数は東京都選挙管理委員会の開票結果で公表されています。本人公式プロフィールでは、公明党元代表の山口那津男氏の後継として東京選挙区に立候補した経緯も記されています。
川村雄大の政策・公約|医療、現役世代、持続可能な未来が3本柱
川村氏は公式サイトの「ゆうだいビジョン2.0」で、政策を大きく3分野に整理しています。医師としての経験を反映した医療政策だけでなく、子育て・教育費、働き方、気候変動、防災、平和外交まで扱っています。
| 柱 | 主な政策 |
|---|---|
| いのちと暮らしを守る | 医師不足・偏在、病院経営支援、医療従事者の処遇、医療DX、高額療養費制度、介護・福祉 |
| 現役世代の希望を形に | 子育て支援、教育費負担、奨学金、賃上げ、働き方、社会保険料負担 |
| 持続可能な未来を創る | 気候変動、再生可能エネルギー、災害医療、食料、平和外交、核兵器廃絶、若者の政治参加 |
医療政策|医師不足と病院経営、医療DXを扱う
医療分野では、医師の不足・地域偏在、病院の物価高対策、必要病床の確保、医療従事者の処遇改善、担い手育成、薬が国内で使いにくくなる「ドラッグロス」などを政策課題に挙げています。
医療DXでは、予約システムの標準化、会計・処方箋のデジタル連携、医師の事務負担軽減、救急搬送と病院の空床情報をリアルタイムで共有する仕組みなどを掲げています。
高額な医療費の自己負担を抑える高額療養費制度については、医療のセーフティーネット機能を守る立場を公式政策に記載しています。具体的な内容は川村雄大氏の「ゆうだいビジョン2.0」で確認できます。
現役世代|子育て・奨学金・社会保険料
現役世代向けでは、男性の育児休業や家事・育児参加を支える職場環境、多様な働き方、復職・転職支援などを提示しています。
- 年少扶養控除の復活
- 教育無償化の拡充
- 奨学金返済額の一定割合を所得控除する仕組み
- 中小企業のDXなどを通じた賃上げ支援
- 医療費適正化などによる現役世代の社会保険料負担軽減
気候変動・防災・平和外交
気候変動対策では再生可能エネルギーや省エネ設備への投資、熱中症など健康被害への対策、災害医療体制の強化を掲げています。平和外交では、非核三原則の堅持や核兵器禁止条約への署名・批准を目指す立場を示しています。
2026年9月には、千葉大学柏の葉キャンパスでフィルム型ペロブスカイト太陽電池や営農型太陽光発電の研究現場を視察したことを公式Xで発信しています。
初当選後は何をしている?国会で扱った主なテーマ
政策として掲げている内容とは別に、実際の国会活動を見ると、医療・福祉分野を中心に具体的な制度を取り上げています。
- 高額療養費制度の見直し
- 災害拠点病院の浸水対策
- 医療データ・患者情報の利活用と個人情報保護
- 介護・福祉人材やケアマネジャーを支える制度
- 保護者に知られる不安から受診をためらう若者の医療アクセス
- RSウイルスの予防を地域によらず選択できる体制
- 在宅高齢者の低栄養対策
- 高次脳機能障害や職業性疾病をめぐる制度
本人公式サイトでは国会質問の記録を公開しており、公式YouTubeにも委員会質疑などの映像を掲載しています。
医療制度だけでなく、若者のメンタルヘルスも継続して扱っているテーマの一つです。2026年4月のインタビューでは、自身の医師経験にも触れながら、周囲へ助けを求められる環境について語っています。
「弱音を吐ける場所を一つでもつくることが大切です」
出典:公明新聞・若者の「こころの健康」インタビュー
川村雄大の妻・子ども・家族|2人の娘の父
川村氏は結婚しており、妻と2人の子ども、愛犬と東京都北区で暮らしています。公明党の候補者紹介では、子どもは2人とも娘であることも本人が明かしています。
- 妻:結婚していることを公表
- 子ども:娘が2人
- ペット:愛犬
- 父:市役所職員だった
- 母:病院の事務職だった
- 妹:現在は看護師として勤務
妻の名前や年齢、職業などは、本人の公式プロフィールでは公表されていません。娘についても氏名などの詳細な個人情報は公開されておらず、家族構成として公表された範囲にとどまります。
医師時代には当直や休日勤務と子育てを両立する難しさを経験しており、本人はこの経験も現役世代向け政策を考える背景として説明しています。家族構成については公明党の候補者紹介にも本人の回答が掲載されています。
川村雄大と創価学会・宗教との関係は?
川村氏は創価高校を卒業し、公明党に所属しています。このため創価学会との関係や宗教について関心を持たれることがありますが、ここは学校・政党との関係と、個人の信仰を分けて見る必要があります。
川村氏本人の宗教上の信仰については、本人公式プロフィールや参議院の議員プロフィールに明示した記載はありません。創価高校を卒業したことや公明党に所属していることだけを根拠に、本人の信仰を断定することはできません。
公明党と創価学会の組織上の関係について、公明党は公式サイトで、党が1964年に当時の創価学会会長・池田大作氏の発意によって結成された経緯を説明する一方、現在の両者を「支持団体と支持を受ける政党」という関係だと説明しています。詳しくは公明党公式「創価学会との関係性」に党側の見解が掲載されています。
人物像・趣味|野球を続け、三宅島で診療した経験も
本人公式プロフィールによると、趣味は映画鑑賞、野球、ジョギング。好きな本として『三国志』『カラマーゾフの兄弟』、好きな映画として『ゴッドファーザー』を挙げています。尊敬する人物は手塚治虫と上杉鷹山です。
| 座右の銘 | 「艱難汝を玉にす」「負けじ魂」「ピンチはチャンス」 |
|---|---|
| 趣味 | 映画鑑賞、野球、ジョギング |
| 好きな本 | 『三国志』『カラマーゾフの兄弟』 |
| 尊敬する人 | 手塚治虫、上杉鷹山 |
医師時代の2020年12月には三宅島に9日間滞在し、中央診療所で診療に当たった経験があります。消化器外科という自身の専門領域に限らず、内科疾患や骨折、急患など幅広い患者を診たと、2026年8月の活動記録で振り返っています。
「専門の垣根を越えて、なんでも診る。そして何より、人間を診る。」
出典:川村雄大公式サイト「伊豆・小笠原諸島『住み続けられる離島』へ」
議員になった後も離島政策に関わり、公明党東京都本部の「伊豆・小笠原諸島振興活性化対策委員会」で委員長を務めています。医療のほか、交通、物流、人材確保、防災など島で生活する上での課題を扱っています。
2026年現在の役職と活動|公明党では学生局長・東京都本部代表代行
2026年9月21日時点で、川村氏は東京選挙区選出の参議院議員です。参議院と公明党の公式情報を整理すると、現在の主な役割は次の通りです。
- 参議院 厚生労働委員会委員
- 参議院 議院運営委員会委員
- 参議院 消費者問題に関する特別委員会委員
- 参議院 国民生活・経済に関する調査会委員
- 公明党 学生局長
- 公明党 青年局次長
- 公明党東京都本部代表代行
- 公明党 厚生労働部会部会長
参議院の委員会所属は参議院公式プロフィール、党役職は本人公式プロフィールや公明党の議員プロフィールで公表されています。
2026年9月には、教育、離島、医療に関する党内会議へ出席した様子も公式Xで発信しています。
地元・東京での活動も続けており、9月19日には練馬区でタウンミーティングに参加。治水対策を扱ったことを投稿しています。
9月2日の活動では、夜間透析に関する患者団体、家庭医療の推進に取り組む関係者、成年後見やデジタル遺言などを扱う司法書士関係者と意見交換しています。医療だけに活動分野を限定せず、福祉や高齢者支援にも接点を広げています。活動内容は本人公式サイトの活動記録で公開されています。
川村雄大の事務所・公式ホームページ・YouTube
| 国会事務所 | 東京都千代田区永田町2-1-1 参議院議員会館326号室 |
|---|---|
| 電話 | 03-6550-0326 |
| 公式ホームページ | 川村ゆうだい公式サイト |
| 公式X | @yudai_kawamura |
| 公式Instagram | 川村ゆうだい公式Instagram |
| 公式YouTube | 川村ゆうだい公式YouTube |
公式YouTubeでは、国会での質問や医療・福祉政策に関する動画が公開されています。プロフィールや役職、政策は更新されるため、最新の活動を追う場合は本人公式サイトと公式SNSが一次情報になります。

