仁比聡平とは?妻・家族、学歴と弁護士経歴、共産党参院議員としての現在

仁比聡平

仁比聡平(にひ・そうへい)氏は、日本共産党に所属する参議院議員です。政治家になる前は北九州で弁護士として活動し、現在も法務・人権、災害、憲法などを中心に国会活動を続けています。

参議院では都道府県ごとの選挙区ではなく比例代表で3回当選。2026年には再審制度を見直す刑事訴訟法改正の審議に関わる一方、熊本地震の被災地にも入り、現地の要望を政府へつなぐ活動を行いました。

仁比聡平氏を簡単に見ると
  • 日本共産党の参議院議員
  • 参議院比例代表で当選3回
  • 京都大学法学部卒、1994年に弁護士登録
  • 法務・人権、再審制度、入管、災害、公害などを長く扱う
  • 2026年9月現在、法務委員会と災害対策及び東日本大震災復興特別委員会に所属
  • 党内では参議院議員団幹事長、参議院国会対策委員長を務める
名前仁比 聡平(にひ そうへい)
生年月日1963年10月16日
年齢62歳(2026年9月21日時点)
出身地福岡県北九州市戸畑区
所属日本共産党
議員参議院議員
選挙比例代表
当選回数3回(2004年、2013年、2022年)
学歴福岡県立小倉高校、京都大学法学部
前職弁護士
現在の委員会法務委員会、災害対策及び東日本大震災復興特別委員会
党内役職参議院議員団幹事長、参議院国会対策委員長
家族妻、一女一男
公式サイト仁比そうへい ウェブサイト
公式X@nihi_souhei

基本プロフィールと当選歴は参議院の議員プロフィール、党内役職は日本共産党国会議員団の役員体制をもとにしています。

目次

仁比聡平は現在何をしている?共産党参院議員として法務と災害を担当

2026年9月現在、仁比氏は参議院の法務委員会と災害対策及び東日本大震災復興特別委員会に所属しています。党内では参議院議員団幹事長と参議院国会対策委員長を兼ねています。

国会対策委員長は、法案審議や委員会運営、他党との国会日程の調整などに関わる役職です。仁比氏の場合、法務委員として自ら質問に立つ役割と、党参議院議員団の国会運営を担う役割が重なっています。

「国会をシャンとしたい。憲法こそ希望です。」

出典:日本共産党・国会議員プロフィール

2026年の法務委員会では、刑事裁判をやり直す再審制度の法改正が大きなテーマになりました。7月に改正刑事訴訟法が成立するまで、仁比氏も証拠開示や検察官による不服申立てのあり方などを繰り返し取り上げています。

国会外では、2026年8月の熊本地震後に熊本県氷川町や八代市へ入り、農業・医療などの被害を調査しました。8月19~20日の追加調査後には、岩渕友参院議員らと政府交渉を行い、農業用水や農機具、仮設住宅などへの支援を求めています。被災農家をめぐる政府交渉の記録も公表されています。

法務分野の国会審議と、災害現場での調査を並行しているのが、2026年の活動状況です。

 

仁比聡平の妻・家族は?妻と一女一男を公表

仁比氏の家族について、本人の公式プロフィールには「妻、一女一男」と記載されています。

家族について公表されている範囲
  • 妻がいる
  • 娘が1人いる
  • 息子が1人いる

妻や子供の氏名、職業などは、本人の公式プロフィールには掲載されていません。家族構成以上の情報について、根拠のない推測で補うことはできません。

公式サイトに掲載された過去のエピソードでは、国会や全国での活動のため自宅へなかなか帰れなかった時期に、父の日に子供たちから「感謝状」をもらったことも紹介されています。家族について本人側から公表されている情報は限定的です。

家族構成や経歴は仁比聡平氏の公式プロフィールで確認できます。

 

学歴と経歴|小倉高校から京都大学法学部、北九州で弁護士へ

仁比氏は1963年10月16日、福岡県北九州市戸畑区で生まれました。本人公式プロフィールでは、新日鉄労働者の家庭で育ったと紹介されています。

時期主な経歴
1963年北九州市戸畑区に生まれる
中学・高校板櫃中学校、福岡県立小倉高校。吹奏楽に取り組む
1982年京都大学法学部へ入学。学生自治会委員長を務める
1994年福岡県弁護士会に登録し、北九州第一法律事務所に所属
1999年~日本共産党の国政候補として活動
2004年参議院比例代表で初当選

参議院プロフィールによれば、弁護士時代には民事、刑事、労働、環境、子供の権利、高金利、情報公開、憲法問題などを扱い、市民オンブズマン・北九州の初代事務局長も務めました。

「被害ある限り絶対にあきらめない」

出典:参議院・仁比聡平プロフィール

弁護士時代から国会議員になった後まで継続しているテーマの一つが、公害被害です。2023年5月には超党派の議員連絡会による水俣病の不知火海・八代海現地調査に参加した様子を公式Xで発信しています。

弁護士として扱ってきた司法・人権・労働・公害の問題が、その後の国会活動にも続いています。

仁比聡平の選挙区はどこ?参議院比例代表で3回当選

仁比氏の「選挙区」で最も間違えやすいのは、福岡県や九州の特定県から選ばれているわけではないことです。

仁比聡平氏は参議院の比例代表選出議員です。参議院公式プロフィールにも「比例代表選出」と明記されています。

「選挙区」と「活動地域」は別

仁比氏は中国・四国・九州・沖縄の17県を主な活動地域としていますが、これは選挙区ではありません。参議院選挙では全国を単位とする比例代表から立候補しています。

年選挙・結果
2000年衆議院総選挙に挑戦、当選には至らず
2001年参議院選挙に挑戦、当選には至らず
2003年衆議院総選挙に挑戦、当選には至らず
2004年参議院比例代表で初当選
2010年参議院選挙で議席を失う
2013年参議院比例代表で議席を回復
2019年参議院選挙で議席を失う
2022年参議院比例代表で再び当選、通算3期目

2022年7月10日の参院選では日本共産党の比例候補として当選し、3年ぶりに国会へ復帰しました。現在の議席はこの2022年参院選で得たものです。

参議院の比例代表選出議員一覧では、仁比氏の任期満了日は2028年7月25日とされています。

仁比聡平は国会で何をしてきた?法務・人権・災害が主な活動分野

仁比氏の国会活動を一つの政策だけで説明するのは難しく、長く所属してきた法務分野を軸に、再審、入管・難民、人権、性暴力、憲法、災害、公害などを扱っています。

再審法改正では証拠開示と検察官抗告を争点に

2026年の通常・特別国会で大きな論点となったのが、冤罪事件などで確定判決をやり直す再審制度です。

政府提出の刑事訴訟法改正案は、再審請求審で裁判所が検察官に証拠提出を命じる制度や、再審開始決定への不服申立てを一定の場合に限定する仕組み、裁判官の除斥などを盛り込みました。法案は2026年7月17日に参議院本会議で可決され、7月24日に法律第67号として公布されています。詳しい成立内容は参議院の議案情報に掲載されています。

仁比氏は政府案に反対しました。再審請求人側へのより広い証拠開示や、検察官による再審開始決定への不服申立てをさらに制限することなどを求め、立憲民主党・公明党から出された修正案には賛成する立場を取りました。

「絶対に萎縮しませんよ。冤罪晴らすために闘いますよ。」

出典:仁比そうへい公式サイト・2026年7月16日法務委員会質疑

成立した法律と仁比氏が求めた制度は同一ではありません。「成立した再審法改正=仁比氏の主張がそのまま実現した」という関係ではなく、法務委員として政府案の内容を問い、より広い証拠開示などを求めたというのが実際の経過です。

入管・難民行政では収容や送還、人権問題を追及

2023年の入管法改正をめぐる審議では、仁比氏は政府案に反対する立場から、収容中の医療、難民認定、送還対象となる外国人や日本で育った子供たちの扱いなどを取り上げました。

同年5月には、名古屋入管で亡くなったウィシュマ・サンダマリさんの遺族から託された岸田文雄首相宛ての手紙を国会で代読し、その後首相へ直接渡したことをXで報告しています。

大阪出入国在留管理局で勤務していた医師をめぐる問題についても、本人のXで資料入手と国会審議への問題提起を行っています。

同性婚など家族・人権をめぐる問題でも発信

仁比氏は法務分野の活動の中で、性的少数者の権利や同性婚をめぐる裁判についても発信しています。2023年6月、福岡地裁で同性婚をめぐる訴訟の判決を控えた時期には、同性カップルと交流したことを公式Xで紹介しました。

災害対応は被災地調査から政府交渉まで

仁比氏は参議院の災害対策特別委員会にも所属し、中国・四国・九州・沖縄を中心に災害現場へ入ってきました。

2026年8月6日には、日本共産党の田村智子委員長らと熊本県氷川町、八代市を訪問。被害を受けたナシ農家や熊本労災病院などから事情を聞きました。その後も現地調査を重ね、8月26日の政府交渉では農業用水の復旧、農機具やハウスへの支援、共済金の早期仮払い、仮設住宅などを要望しています。

「『個人のポンプにはガソリン代は出せない』というのは、あまりにしゃくし定規だ」

出典:しんぶん赤旗・熊本地震の政府交渉

仁比聡平と「表現の自由」|秘密保護法とヘイトスピーチ法の国会審議

仁比氏が「表現の自由」をどのように扱ってきたかを見るうえでは、特定秘密保護法とヘイトスピーチ解消法をめぐる国会審議が分かりやすい例です。

特定秘密保護法には反対

2013年の特定秘密保護法案に対し、仁比氏は反対しました。秘密指定の範囲や刑事罰によって、国民の知る権利や報道、言論・表現活動が萎縮するおそれがあると主張しています。

これに対して当時の政府は、法律には基本的人権を不当に侵害してはならないことや、報道・取材の自由への配慮が明記されており、知る権利や言論・表現の自由が萎縮するとの指摘は当たらないと答弁しました。双方の主張は2013年11月27日の参議院本会議録に残っています。

ヘイトスピーチ対策では規制の明確性も議論

2016年のヘイトスピーチをめぐる法整備では、仁比氏は民族差別的な言動をなくすための立法を支持する一方、法律の定義が曖昧なまま広く運用され、正当な政治的言論まで規制されないかという点も問いただしました。

「恣意的な解釈による濫用のおそれをなくすために重要です。」

出典:国会会議録・参議院法務委員会(2016年5月12日)

同日の審議では、沖縄などで「米軍は日本から出ていけ」と主張する基地反対運動がヘイトスピーチとして扱われる可能性について質問しました。法案提出者側は、米軍の存在や政策を批判する言論は法律の対象ではなく、政治的言論として表現の自由が保障されるとの認識を答弁しています。

仁比氏は最終的に、与党提出のヘイトスピーチ解消法について、問題点を指摘しながらもヘイトスピーチ根絶に向けた立法府の意思を示す理念法として賛成しました。

仁比聡平氏の「表現の自由」を見るときのポイント

表現への規制そのものを一律に否定しているわけではありません。ヘイトスピーチ対策には賛成しつつ、規制対象を明確にし、政治的言論などへ恣意的に広げないことを国会審議で求めています。

仁比聡平の事務所はどこ?国会事務所・公式サイト・X

仁比氏の国会事務所は参議院議員会館408号室です。本人公式サイトと日本共産党の国会議員ページで公開されています。

国会事務所〒100-8962 東京都千代田区永田町2-1-1 参議院議員会館408号室
電話03-6550-0408
FAX03-6551-0408
公式サイト仁比そうへい ウェブサイト
公式X@nihi_souhei

公式サイトでは「活動日誌」「国会質問」などが更新されており、過去の国会質疑をテーマ別・国会会期別にさかのぼることができます。日々の活動を確認する場合は、この活動日誌が本人のブログに近い役割を果たしています。

また、日本共産党国会議員団には九州・沖縄、中国、四国の各ブロック事務所があり、仁比氏の公式サイトにも連絡先が掲載されています。

各ブロックの連絡先
  • 九州・沖縄ブロック:福岡市中央区薬院3-13-12 大場ビル3階/092-526-1933
  • 中国ブロック:岡山市赤坂本町1-31/086-273-7747
  • 四国ブロック:高知市上町2-4-19/088-826-3560

公式Xでは法務・人権問題だけでなく、社会保障や地域活動についても発信しています。2023年7月には健康保険証と医療費制度について投稿していました。

2026年9月時点でも仁比氏は参議院議員として在職し、法務委員会と災害対策分野を担当しています。弁護士時代から続く司法・人権問題に加え、再審制度の法改正や被災地支援など、国会審議と現地活動の双方で発信を続けています。

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