佐々木雅文(ささき・まさふみ)氏は、公明党所属の参議院議員です。仙台で弁護士として活動した後に国政を目指し、2021年の衆院選を経て、2025年の参院選比例区で初当選しました。
国会では防災・復興や司法制度を扱う一方、公式サイトでは社会保障、奨学金、医療、食料生産なども政策として掲げています。この記事では、佐々木氏の経歴、現在の役職、選挙歴、弁護士としての歩み、政策、北海道との関係、家族、事務所まで整理します。
- 公明党所属の参議院議員で、比例代表選出
- 2025年7月の参院選で325,345票を得て初当選
- 政治家になる前から仙台を拠点に活動する弁護士・税理士
- 2026年の党発信では公明党東北方面本部長として活動
- 国会では防災・復興、再審制度などの司法分野を扱う
- 愛媛県出身で、東北大学卒。司法修習は北海道・釧路
| 名前 | 佐々木 雅文 |
|---|---|
| 読み方 | ささき まさふみ |
| 生年月日 | 1981年1月4日 |
| 年齢 | 45歳(2026年9月時点) |
| 出身地 | 愛媛県新居浜市 |
| 所属政党・会派 | 公明党 |
| 議員 | 参議院議員 |
| 選挙 | 比例代表 |
| 当選回数 | 1回 |
| 初当選 | 2025年 |
| 職業・資格 | 弁護士・税理士 |
| 学歴 | 関西創価高校、東北大学経済学部、創価大学法科大学院 |
| 家族 | 妻、長男、長女 |
| 公式サイト | 佐々木まさふみ公式WEBサイト |
| 公式X | @masafumi_sasaki |
佐々木雅文は公明党の参議院議員|現在の役職は?
2026年9月現在、佐々木雅文氏は公明党の参議院議員です。参議院の公式プロフィールでは、2025年の通常選挙で比例代表から選出され、当選1回、任期満了は2031年7月28日とされています。参議院の議員プロフィールで最新の所属状況を確認できます。
2026年9月21日時点の参議院での所属は、総務委員会、予算委員会、災害対策及び東日本大震災復興特別委員会、憲法審査会です。災害対策及び東日本大震災復興特別委員会では理事を務めています。
| 所属 | 役割 |
|---|---|
| 総務委員会 | 委員 |
| 予算委員会 | 委員 |
| 災害対策及び東日本大震災復興特別委員会 | 理事 |
| 憲法審査会 | 委員 |
党内では役職表記に更新時期の違いがあります。公明党の所属議員ページには「青年局次長、東北方面幹事長、宮城県本部副代表」という旧来の表記が残っていますが、2026年8月の公明党公式記事などでは「党東北方面本部長」と紹介されています。
現在の党内での立場を見る場合は、2026年のより新しい党発信にある「東北方面本部長」が最新の役職です。 公明党の2026年夏季議員研修の記事でも同役職で掲載されています。
初当選から約1年が経過した2026年8月には、本人のXでも国会議員としての活動を振り返っています。
佐々木雅文の経歴|愛媛から東北大学、仙台の弁護士へ
佐々木氏は1981年、愛媛県新居浜市に生まれました。新居浜市立金子小学校、新居浜南中学校、関西創価高校を経て、東北大学経済学部へ進学しています。
大学時代に「人の役に立つ仕事」を志し、法曹の道へ進みました。2005年に東北大学を卒業し、2008年に創価大学法科大学院を修了。2010年に司法試験に合格し、司法修習第64期として北海道・釧路で司法修習を受けました。
| 時期 | 経歴 |
|---|---|
| 1981年 | 愛媛県新居浜市に生まれる |
| 高校 | 関西創価高校 |
| 2005年 | 東北大学経済学部卒業 |
| 2008年 | 創価大学法科大学院修了、法務博士 |
| 2010年 | 司法試験合格 |
| 2011年前後 | 司法修習第64期・釧路 |
| 2012年12月 | 仙台弁護士会に弁護士登録 |
| 2022年10月 | 東北税理士会に税理士登録 |
| 2025年 | 参議院議員に初当選 |
東日本大震災を経て仙台で法律事務所を開設
司法修習中の2011年3月、東日本大震災が発生しました。佐々木氏の現在の公式サイトでは、その後に仙台へ戻ることを決め、2012年に法律事務所を開設した経緯が紹介されています。
弁護士として個別の相談や紛争解決に携わる中で、既存の法律や制度だけでは解決できない問題に直面したことが、政治を志す理由につながったと説明しています。
「制度を“使う側”から“つくる側”へ。」
出典:佐々木まさふみ公式WEBサイト
参議院の公式略歴によると、2012年12月に仙台弁護士会へ登録し、2022年10月には東北税理士会へ税理士登録。公式サイトも現在、佐々木氏を「現役の弁護士・税理士」と紹介しています。
2021年衆院選の落選を経て2025年参院選で初当選
佐々木氏が最初に国政選挙へ挑戦したのは、2021年10月の第49回衆議院議員総選挙でした。
公明党は佐々木氏を比例東北ブロックの名簿2位に登載。公明党の東北ブロック得票は456,287票で獲得議席は1議席だったため、名簿1位の庄子賢一氏が当選し、佐々木氏は届きませんでした。結果は公明党の第49回衆院選開票速報に掲載されています。
その後、2025年7月20日投開票の第27回参議院議員通常選挙では、公明党の比例代表候補として出馬しました。
| 選挙 | 立候補 | 結果 |
|---|---|---|
| 2021年衆院選 | 比例東北ブロック・公明党名簿2位 | 落選 |
| 2025年参院選 | 比例代表・公明党 | 325,345票で初当選 |
2025年参院選で公明党は比例区で4議席を獲得し、佐々木氏は325,345票を得て初当選しました。公明党の比例区総得票は5,210,569票でした。公明党の2025年参院選開票速報に候補者別得票が掲載されています。
選挙後、本人のXでは宮城県本部で地方議員らと活動を再開した様子を発信しています。
佐々木雅文の政策と国会で取り組んでいること
佐々木氏の政策は、弁護士時代からの問題意識と、東北・北海道での地域活動が強く反映されています。公式サイトでは現在、現役世代の負担、奨学金、医療、食料生産を主要テーマとして掲げています。
- 全世代型社会保障の拡充と現役世代の経済負担軽減
- 奨学金の企業による代理返還制度の拡充、奨学金減税
- ベーシック・サービスの考え方を基調とした医療制度改革
- 肥料・飼料の国内生産拡大と食料の安定供給
- 魚種変化に対応する水産加工施設への支援
防災・復興|「災害で失われた命」をなくすことを掲げる
初当選後の国会活動で特に目立つのが防災・復興分野です。2026年6月26日の参議院災害対策及び東日本大震災復興特別委員会では、防災庁設置関連法案について質問しました。
事前防災に加え、災害派遣医療チーム「DMAT」を派遣した医療機関が費用を一時的に立て替える問題を取り上げ、資金繰りに支障が生じない仕組みを政府に求めています。質疑内容は公明党の委員会質疑記事でも紹介されています。
この国会質疑について、本人も公式Xで発信しました。
国会内だけでなく被災現場にも足を運んでいます。2026年9月17日には大雨被害を受けた青森県鰺ヶ沢町を視察し、町長や被災住民、リンゴ農家から被害状況を聞き取りました。
「早期復旧と被災した住民の生活再建を強く後押ししていく」
出典:公明党「早期復旧へ力尽くす」
再審制度|弁護士経験を背景に刑事訴訟法改正案を審議
弁護士出身という経歴が直接表れているのが、再審制度と刑事司法への取り組みです。
2026年7月9日の参議院法務委員会では、再審に関する刑事訴訟法改正案について質問し、再審請求における証拠開示の在り方などを取り上げました。7月17日の参議院本会議では政府提出案について反対討論に立ち、証拠開示が不十分だという立場を示しています。
本人の公式YouTube「刑事訴訟法改正案・参議院本会議討論」でも、討論の内容を公開しています。
法案に賛成したか反対したかだけでなく、弁護士として扱ってきた司法分野を国会でも継続して扱っているのが佐々木氏の活動上の特徴です。
社会保障・奨学金|現役世代の負担軽減を主張
2025年の参院選前から、佐々木氏は奨学金返還支援と社会保障を重点的に訴えていました。本人自身も奨学金を利用して弁護士になった経験があり、企業が従業員に代わって返済する奨学金の代理返還制度の拡充や「奨学金減税」を政策として掲げています。
「若い世代が希望を持って働き、全ての世代が安心できる社会保障の充実に挑む」
出典:公明党・2025年5月7日街頭演説
医療については、生活に不可欠なサービスへのアクセスを広げる「ベーシック・サービス」の考え方を示し、日本版ホームドクター制度や医療費負担の改革を主張しています。これらは現時点では、佐々木氏が掲げる政策・構想として位置付けられる内容です。
子どもの「直接体験」を増やす政策も提言
2026年8月26日には、公明党の青少年健全育成プロジェクトチームとして文部科学相へ提言を申し入れました。SNSトラブルなどから子どもを守る対策に加え、自然、スポーツ、読書、文化・芸術などの直接体験を増やす施策を求めています。
「『マイナスを減らす政策』から、『プラスを生み出す政策』へ。」
出典:佐々木まさふみ公式WEBサイト・活動報告
農業・食料政策|肥料・飼料や水産業も対象
地方政策では、農林水産業を重要テーマの一つとしています。公式政策では、輸入依存度が高い肥料・飼料の国内生産拡大、食料の安定供給、海水温上昇による魚種変化に対応できる加工施設への支援を掲げています。
東北各地を回る活動も続けています。2026年1月には、豪雪地帯である秋田県東成瀬村を訪れた様子を投稿しました。
佐々木雅文と北海道の関係は?
佐々木氏は北海道選出の議員ではありません。2025年参院選では全国を対象とする比例代表から当選しており、特定の都道府県を選挙区としているわけではありません。
それでも北海道との接点は深くあります。司法試験合格後の司法修習地が釧路で、参議院の公式略歴には「司法修習第64期(釧路)」と明記されています。
党活動でも北海道を担当してきました。参議院プロフィールの党役職欄には、2025年12月時点の経歴として「公明党北海道本部政策局次長」が掲載されています。現在の本人公式Xも「東北・北海道を中心に活動」としています。
2026年8月には北海道北広島市を訪れ、地域の会合に参加した様子を発信しました。
出身は愛媛県、大学以降の生活と弁護士活動の中心は東北、司法修習と党活動では北海道にも接点がある、という経歴です。
佐々木雅文の妻・子供など家族は?趣味や人物像も紹介
佐々木氏の現在の公式プロフィールでは、家族構成を「妻、長男、長女」と公表しています。配偶者や子どもの氏名など、詳細な個人情報は掲載していません。
2021年の衆院選前に作成された公明党資料では「妻、一男の3人家族」と紹介されていましたが、現在の公式サイトでは長女も加わっています。家族構成については、現在の本人公式サイトにある「妻、長男、長女」が最新情報です。
- 趣味:読書(ミステリー系)、草むしり、カラオケ
- 大事にしている言葉:我以外皆我師
- 好きな食べ物:カレーライス、とんかつ
- 好きな映画:「ショーシャンクの空に」
- 好きな音楽:JUDY AND MARY、U2
2026年9月22日の公式Xでは、子どもたちと仙台市内の交通公園で過ごした様子も投稿しています。
佐々木雅文の事務所はどこ?議員会館・仙台の法律事務所との違い
佐々木雅文氏には、政治活動の拠点となる仙台の事務所、国会活動を行う参議院議員会館の事務所、弁護士として所属する法律事務所があります。同じ「佐々木雅文 事務所」でも所在地が異なるため、用途を分けて見る必要があります。
政治活動の仙台事務所
現在の本人公式サイトには、次の所在地が掲載されています。
| 所在地 | 〒983-0045 宮城県仙台市宮城野区宮城野1丁目11-6 ブライトンイースト202 |
|---|---|
| 掲載元 | 佐々木まさふみ公式WEBサイト |
参議院議員会館の国会事務所
国会事務所については、国会議員の連絡先を掲載する「議員ウォッチ」に、2026年9月時点で次の情報が掲載されています。
| 住所 | 〒100-8962 東京都千代田区永田町2-1-1 参議院議員会館502号室 |
|---|---|
| TEL | 03-6550-0502 |
| FAX | 03-6551-0502 |
| 出典 | 議員ウォッチ・佐々木雅文 |
同ページには仙台の政治事務所について、TEL022-762-5158、FAX022-762-5159も掲載されています。電話・FAXや部屋番号は変更される可能性があるため、利用時は掲載元の最新情報を確認してください。
仙台の弁護士事務所は旭日法律事務所
政治活動の事務所とは別に、弁護士としては旭日法律事務所に所属しています。
法テラスの弁護士情報では、佐々木雅文氏について「旭日法律事務所」、所在地を宮城県仙台市宮城野区宮城野1-18-10、電話番号を022-292-1168と掲載しています。政治事務所とは住所も電話番号も異なります。
弁護士情報の出典:日本司法支援センター(法テラス)掲載資料
2026年現在は防災・司法・地域課題を軸に活動
佐々木氏は、2025年の初当選からまだ1期目の参議院議員です。大臣経験などを持つベテラン議員ではなく、現段階では弁護士としての司法分野と、東北・北海道で聞いてきた地域課題を国会活動へつなげている時期にあります。
2026年には、防災庁設置関連法案、再審制度、災害医療、復興政策などで国会質疑を行う一方、岩手県大槌町の山林火災、熊本地震、青森県鰺ヶ沢町の豪雨被害などの現場にも足を運びました。
直近では2026年9月17日、鰺ヶ沢町で道路や住宅、リンゴ農家の被害を調査しています。本人公式サイトの活動報告でも現地の状況を掲載しています。
経歴をたどると、愛媛で生まれ、東北大学への進学を機に東北へ移り、北海道・釧路での司法修習を経て仙台で弁護士として活動し、2025年に比例代表から国政へ進んだ流れになります。今後の国会活動を見る際も、防災・司法・社会保障・農業と地方政策が主なテーマになります。

