竹内真二(たけうち・しんじ)氏は、公明党所属の参議院議員で、全国の比例代表選出・当選2回の政治家です。約30年間にわたる公明新聞での記者生活を経て国会議員となり、防災・減災、孤独・孤立対策、教育、経済・エネルギー政策などに関わってきました。
2024年には経済産業大臣政務官を務め、内閣府大臣政務官と復興大臣政務官も兼務。2026年9月現在は参議院で経済産業委員会などに所属し、公明党では国会対策副委員長、経済産業部会長、社会的孤立防止対策本部長などを務めています。最新の所属は参議院公式プロフィールでも確認できます。
- 公明党の参議院議員・2期目
- 選挙区は「千葉」ではなく全国比例区
- 早稲田大学政治経済学部卒業後、公明新聞で約30年間勤務
- 2024~2025年に経済産業・内閣府・復興大臣政務官
- 防災・減災、孤独・孤立対策、教育、経済・エネルギー政策などに取り組む
- 公明党千葉県本部では副代表・選挙対策委員長などを務める
| 名前 | 竹内 真二(たけうち しんじ) |
|---|---|
| 生年月日 | 1964年3月19日 |
| 年齢 | 62歳(2026年9月時点) |
| 出身地 | 東京都葛飾区 |
| 所属政党 | 公明党 |
| 議員 | 参議院議員 |
| 選出 | 比例代表 |
| 当選回数 | 2回 |
| 現在の任期 | 2028年7月25日まで |
| 前職 | 公明新聞記者・政治部長・編集局次長など |
| 主な政府役職歴 | 経済産業大臣政務官、内閣府大臣政務官、復興大臣政務官 |
| 公式サイト | 竹内しんじ公式サイト |
| 公式X | @takeuchishinji3 |
竹内真二の選挙区はどこ?千葉ではなく「全国比例区」
竹内真二氏の選挙区について、まず押さえておきたいのが、参議院の千葉選挙区選出ではないという点です。
竹内氏は全国を一つの選挙区とする参議院比例代表で選出されています。公明党千葉県本部副代表を務め、千葉県で活動する機会も多いため混同しやすいものの、参議院公式情報では「比例代表選出」と明記されています。
2016年は落選、2017年に繰り上げで初当選
竹内氏が最初に参院選へ出馬したのは2016年7月の第24回参議院議員通常選挙です。公明党の比例代表候補として7,489票の個人名票を得ましたが、この時点では当選圏に入りませんでした。開票結果は公明党の2016年参院選開票結果に掲載されています。
その後、比例代表の欠員に伴い、2017年10月13日に繰り上げ当選。これが国会議員としてのスタートでした。参議院公式プロフィールにも「同年10月13日参議院議員に繰り上げ当選」と記載されています。
2022年参院選では43万7228票で再選
2022年7月10日の第26回参院選では再び比例代表から立候補し、43万7,228票の個人名票を獲得して再選しました。現在は2期目です。
| 選挙 | 選出 | 個人名票 | 結果 |
|---|---|---|---|
| 2016年 第24回参院選 | 比例代表 | 7,489票 | 当初落選→2017年10月に繰り上げ当選 |
| 2022年 第26回参院選 | 比例代表 | 437,228票 | 当選・2期目 |
2022年の詳しい結果は公明党・参議院選挙2022開票結果で確認できます。現在の任期満了日は2028年7月25日です。
比例代表選出ですが、竹内氏は中学2年から千葉県市川市で暮らし、現在も公明党千葉県本部で副代表、選挙対策委員長、団体対策委員長を務めています。2026年4月には千葉県内の党活動について公式Xでも発信しています。
竹内真二の経歴|公明新聞記者から参議院議員へ
竹内真二氏は1964年3月、東京都葛飾区で生まれました。幼少期を埼玉県春日部市で過ごし、中学2年のときに千葉県市川市へ転居しています。
1983年に早稲田大学政治経済学部へ進学。本人公式プロフィールによると、大学1年のとき、父親が経営していたタイル工事会社が倒産し、債務保証のため自宅も失いました。複数のアルバイトを掛け持ちしながら大学生活を送り、1988年に政治学科を卒業しています。
公明新聞で約30年間、政治取材などを担当
大学卒業後の1988年、公明新聞へ入社しました。社会部、関西支局、学芸部、論説部、政治部などを経験し、政治部では国政取材を担当。2013年には政治部長、2015年には編集局次長を務めています。
2004年、2007年、2013年には公明党代表団の一員として中国を訪問し、2010年には韓国を訪れた経歴もあります。こうした新聞記者・編集者としてのキャリアを経て、2017年に公明新聞を退社し、同年10月に参議院議員となりました。詳しい経歴は参議院公式プロフィールに掲載されています。
- 1964年:東京都葛飾区生まれ
- 中学2年:千葉県市川市へ転居
- 1983年:早稲田大学政治経済学部入学
- 1988年:同学部政治学科卒業、公明新聞入社
- 2013年:公明新聞政治部長
- 2015年:編集局次長
- 2017年:公明新聞退社、参議院議員へ
高校はどこ?「国府台高校」とする情報はあるが一次資料では未確認
大学は早稲田大学政治経済学部政治学科で、参議院や本人公式サイトなど複数の一次資料で確認できます。
高校については、一部の学歴データベースに千葉県立国府台高等学校とする記載があります。ただし、2026年9月時点で参議院公式プロフィールや本人公式プロフィールには高校名の記載がなく、一次資料で裏付けられていないため、本記事では確定情報としては扱いません。
経済産業大臣政務官では何を担当した?
竹内真二氏は2024年10月、石破内閣で経済産業大臣政務官に就任しました。同時に内閣府大臣政務官・復興大臣政務官も兼務し、第2次石破内閣でも同じ役職を務めています。役職歴は首相官邸の政務官プロフィールに掲載されています。
本人は政務官就任後、中小企業支援、GX(グリーントランスフォーメーション)、福島復興を主な担当分野として挙げました。
「中小企業支援やGX(グリーントランスフォーメーション)推進、東日本大震災からの福島の復興を担当します。」
出典:公明新聞「この人に聞く 公明党の政務官」
経済産業政策では、国内投資や賃上げ、中小企業の価格転嫁、GX・DXなどが主要テーマとなりました。2024年の経済産業政策新機軸部会では、政務官として次のように発言しています。
「賃上げと投資が牽引する成長型経済を実現する政策を掲げております。」
出典:経済産業省・第24回経済産業政策新機軸部会議事録
政務官在任中の公式Xでも、補正予算や中小企業支援、復興施策など政府側で担当した仕事を発信していました。
復興大臣政務官として福島にも足を運ぶ
復興大臣政務官を兼ねていたため、東日本大震災・福島第一原発事故からの復興も担当分野でした。2025年には福島県大熊町の大野駅西交流エリアの開所についても発信しています。
2025年10月には参議院国会対策副委員長に就任。現在の本人公式Xも「前経済産業大臣政務官」と表記しており、政務官経験は現在の役職ではなく過去の政府役職です。
竹内真二の実績|水位計と孤独・孤立対策への関与
竹内氏が継続的に取り組んできたテーマとして目立つのが、河川の水位情報を使った防災・減災と孤独・孤立対策です。
河川の「危機管理型水位計」の拡充を国会で繰り返し要求
豪雨時の避難判断に使える「危機管理型水位計」は、国土交通省などが2017年5月から全国への導入を進めてきた仕組みです。竹内氏が国会議員となったのは同年10月なので、水位計制度そのものを竹内氏が創設したわけではありません。
竹内氏が国会で取り組んだのは、設置箇所の拡充や、水位データを避難支援・AIによる洪水予測などに活用していくことでした。2022年3月の参議院予算委員会でも、中小河川の水位観測について政府に対応を求めています。
「この空白地域の解消というのは人の命に関わる問題であります」
出典:国会会議録・第208回国会 参議院予算委員会
国土交通省関東地方整備局の資料では、危機管理型水位計の観測情報公開数は2023年3月時点で8,139台とされています。本人・公明党は水位計の整備拡充を竹内氏の主要な実績として紹介していますが、実際には国土交通省、自治体などが整備する全国的な事業の中で、竹内氏が国会質問などを通じて拡充を求めてきたという位置付けです。
現在の水位情報は、本人公式サイトからも水位計情報ページを通じて国土交通省「川の防災情報」へアクセスできます。
孤独・孤立対策では1039件のヒアリングを取りまとめ
新型コロナ禍で社会的孤立が問題となる中、竹内氏は公明党の対策本部メンバーとして活動しました。本人公式サイトによると、2021年5月、全国のNPOや個人などを対象に行った1,039件のヒアリングを取りまとめ、政府へ支援策を要望しています。
政府は同年12月28日、初めての「孤独・孤立対策の重点計画」を決定しました。計画では、相談支援、居場所づくり、NPOとの連携などを政府全体で進める方針が示されています。政府側の経緯は内閣府「孤独・孤立対策の重点計画」で確認できます。
竹内氏は2026年現在、党の社会的孤立防止対策本部長を務めており、このテーマは一時的なコロナ対策にとどまらず継続しています。
竹内真二の政策|防災、社会保障、デジタル・成長が3本柱
本人公式サイトで現在掲げている政策は、大きく3つに整理されています。
| 政策分野 | 主な内容 |
|---|---|
| 防災・減災 | 風水害・大規模地震対策、老朽インフラ対策、防災DX、高齢者・障がい者の個別避難計画 |
| 教育・社会保障 | 教育費負担の軽減、高齢者が働ける環境づくり、持続可能な社会保障 |
| デジタル化・成長 | GX・革新的技術への転換、職業訓練、女性デジタル人材、中小企業の生産性向上、地方創生 |
本人は現在の政治活動について、防災と生活者支援を前面に掲げています。
「防災・減災対策を加速し、生活者支援を前進させてまいります。」
出典:竹内しんじ公式サイト
現在は公明党の経済産業部会長、総合エネルギー対策本部事務局長でもあり、経産政務官時代に担当した産業政策やエネルギー分野ともつながっています。
2026年現在は何をしている?国会・党での役職
2026年9月21日現在の参議院公式名簿によると、竹内氏は次の委員会・調査会に所属しています。
- 経済産業委員会
- 行政監視委員会・理事
- 災害対策及び東日本大震災復興特別委員会
- 資源エネルギー・持続可能社会に関する調査会・理事
党内では国会対策副委員長、信越方面本部長、経済産業部会長、社会的孤立防止対策本部長、教育改革推進本部事務局長などを務めています。
2025年12月には参議院本会議で質問に立ったことを公式Xで報告しています。
2026年は防災と教員不足を国会で質問
2026年5月18日の行政監視委員会では、総務省の調査を踏まえ、盛土などに伴う災害防止について国土交通省の認識を質問しています。防災・減災は初当選直後から継続して扱ってきたテーマです。質疑項目は参議院の委員会質疑情報に掲載されています。
同月27日の決算委員会では、「教員不足ゼロ」を掲げた採用・配置・働き方改革について質問。千葉県・千葉市が始めた教員採用者への奨学金返還支援を取り上げ、国による支援の必要性を政府に尋ねました。
信越方面本部長としては、2026年5月の憲法記念日に長野県飯田市で街頭活動を行ったことも公式Xで発信しています。
竹内真二の妻・子供など家族は?
本人公式プロフィールでは、現在の家族について「妻・長男・次男・愛犬」と公表しています。
一方、妻の名前や職業、長男・次男の名前や年齢など、家族の詳しい個人情報は公式プロフィールでは公表されていません。公表範囲を超えた家族情報については、根拠のない推測と区別する必要があります。
- 家族:妻、長男、次男、愛犬
- 父・母・兄との4人家族で育った
- 特技:書道
- 好きな言葉:「一期一会」
学生時代には父親の事業の倒産で自宅を失い、アルバイトを掛け持ちしながら大学を卒業した経歴を本人が公式プロフィールで明らかにしています。政治家になるまでの約30年間は新聞記者として働いており、国会議員になる前から政治取材に長く携わっていました。
竹内真二の事務所はどこ?国会事務所と問い合わせ先
竹内真二氏の国会事務所は、参議院議員会館801号室です。参議院が公表している議員事務室一覧にも801号室と掲載されています。
| 国会事務所 | 参議院議員会館801号室 |
|---|---|
| 住所 | 〒100-8962 東京都千代田区永田町2-1-1 |
| 電話 | 03-6550-0801 |
| FAX | 03-6551-0801 |
| 問い合わせ | 竹内しんじ公式お問い合わせフォーム |
電話・FAXは2026年8月更新の国会速覧の議員情報にも掲載されています。連絡前には最新情報を公式サイトでも確認すると確実です。
公式Xは@takeuchishinji3。プロフィールには「参議院議員/2期(比例区)/前経済産業大臣政務官」と記載され、国会活動、党活動、各地での視察・街頭活動などを発信しています。
「くじらキャピタル」「IMJ」の竹内真二は別人
くじらキャピタル代表や元IMJ社長として知られる「竹内真二」氏は、公明党の参議院議員・竹内真二氏とは別人です。
同姓同名のため情報が混ざりやすいのですが、経歴を比べると明確に異なります。
| 公明党・竹内真二氏 | くじらキャピタル・竹内真二氏 |
|---|---|
| 1964年、東京都葛飾区生まれ | 1976年、横浜生まれ |
| 早稲田大学政治経済学部卒 | 米国の大学を卒業 |
| 公明新聞に約30年間勤務 | リーマン・ブラザーズ、モルガン・スタンレーなどを経験 |
| 2017年から参議院議員 | IMJの再建・経営に携わり、2018年にくじらキャピタル創業 |
ビジネス分野の竹内真二氏については、「竹内真二@くじらキャピタル」のプロフィールや、2016年にIMJ社長として掲載されたアクセンチュアの発表で別の経歴を確認できます。
公明党の竹内真二氏について調べる場合は、「参議院」「公明党」「比例区」といった情報が付いているかを見ると区別しやすくなります。
竹内真二の現在地|2028年まで参議院議員2期目
竹内真二氏は2026年9月現在、公明党所属の参議院議員・2期目です。参議院公式情報では任期満了は2028年7月25日。経済産業委員会に所属するほか、行政監視委員会と資源エネルギー・持続可能社会に関する調査会では理事を務めています。
公明新聞で長く政治を取材した経歴を持ち、国会入り後は防災・減災、孤独・孤立、教育などを扱い、2024年からは経済産業・内閣府・復興の3政務官を兼務しました。政務官退任後も、経済産業、エネルギー、防災、教育、社会的孤立対策が国会・党内での担当分野になっています。

