かごしま彰宏(籠島彰宏)の経歴・学歴|元農水省の参議院議員、政策や妻・子供は?

かごしま彰宏

かごしま彰宏氏は、農林水産省、経済協力開発機構(OECD)、世界自然保護基金(WWF)での勤務を経て、2025年の参議院議員選挙で初当選した国民民主党の参議院議員です。参議院での表記は「かごしま 彰宏」、本名は「籠島 彰宏(かごしま あきひろ)」です。

農水省出身という経歴だけでなく、東工大・東大大学院で生命科学を学んだ理系のバックグラウンド、OECDでの国際経験、WWFでの森林・生物多様性政策という経歴を持ちます。2026年9月現在は、農林水産委員会の理事として米政策や食料安全保障、農業、森林政策などを国会で扱っています。

かごしま彰宏氏を簡単に見ると

農水省・OECD・WWFの実務経験を持ち、経済、食料・エネルギー自給率、森林・環境政策を掲げる神奈川選出の参議院議員です。初当選は2025年で、国会では農林水産分野を中心に活動しています。

目次

かごしま彰宏(籠島彰宏)のプロフィール

名前かごしま 彰宏
本名籠島 彰宏(かごしま あきひろ)
生年月日1988年12月8日
年齢37歳(2026年9月29日時点)
出生・育ち北海道札幌市で出生、生後すぐ横浜市へ移り横浜で育つ
所属国民民主党/参議院会派「国民民主党・新緑風会」
議員参議院議員
選挙区神奈川県選挙区
当選回数1回
初当選2025年7月・第27回参議院議員通常選挙
前職農林水産省職員、OECD、WWF
最終学歴東京大学大学院農学生命科学研究科修了
公式サイトかごしま彰宏公式サイト
公式X@kagoshimammoth

生まれた場所について、本人の公式プロフィールでは「北海道札幌市で生まれ、生後すぐ横浜へ」とされています。参議院公式プロフィールでは「神奈川県横浜市出身」と記載されており、横浜で育った政治家です。

 

現在は国民民主党の参議院議員|農林水産委員会理事を務める

2026年9月27日現在の参議院の議員情報では、かごしま氏は神奈川県選挙区選出の参議院議員・1期目。任期満了は2031年7月28日です。

2026年9月現在の主な役職
  • 参議院農林水産委員会・理事
  • 政治改革に関する特別委員会・委員
  • 国民生活・経済に関する調査会・委員
  • 国民民主党・国民運動局長
  • 国民民主党神奈川県連・代表代行

農林水産委員会では単なる委員ではなく、2026年9月27日現在「理事」を務めています。委員会の理事は、委員長を補佐し、委員会運営や審議日程などを協議する立場です。役職は参議院農林水産委員会名簿にも掲載されています。

党内では2026年9月11日付の新体制で国民運動局長に就任しました。神奈川県内では国民民主党神奈川県連の代表代行も務めています。

国民運動局長への就任直後には、本人のXでも新しい役割を取り上げています。

2026年1月に横浜駅西口で街頭演説した際には、国民民主党の政治姿勢について次のように述べています。

「それこそが政治の安定をもたらす姿勢であると思っています」

出典:国民民主党・2026年1月21日横浜駅西口街頭演説
 

経歴・学歴|高輪中高から東工大、東大大学院へ

かごしま彰宏氏の経歴では、政治家になる以前の期間が長く、生命科学の研究→農水省→国際機関→環境NGOと専門分野をつなぐようにキャリアを重ねています。

年主な経歴
1988年北海道札幌市で出生、生後すぐ横浜へ
2001年横浜市立都田西小学校卒業
2004年高輪学園中学校卒業
2007年高輪学園高等学校卒業
2011年東京工業大学卒業
2013年東京大学大学院修了、農林水産省入省
2020年OECDへ出向
2023年農林水産省退職、WWFへ
2024年9月WWF退職
2024年10月国民民主党神奈川県参議院選挙区第1総支部長
2025年7月参議院議員選挙で初当選

高校は高輪学園|中学から体操競技を続ける

小学校は横浜市立都田西小学校。その後、東京都港区・品川エリアにある高輪学園中学校・高等学校へ進学しました。

高輪学園では体操競技部に所属し、体操は大学まで継続。本人プロフィールでは、現在も趣味で続けており、バク転や大車輪が特技としています。

東工大では生命科学、東大大学院では魚類生理学を研究

大学は東京工業大学(現在の東京科学大学)生命理工学部生命科学科。子どもの頃から生き物が好きで、バイオテクノロジーを専攻しました。

大学の体操部では2年間主将を務め、本人プロフィールによれば部員数を3倍に増やしたほか、体育館の環境改善にも取り組んだとしています。

卒業後は東京大学大学院農学生命科学研究科へ進みました。魚類生理学を専攻し、DNAやタンパク質の量・機能を分析しながら、養殖魚の浸透圧ストレスを低減する研究に取り組んでいます。学歴・研究内容は本人公式プロフィールでも詳しく紹介されています。

政治家になる前は農水省・OECD・WWFで勤務

2013年に農林水産省へ入省

大学院を修了した2013年4月、かごしま氏は農林水産省へ総合職として入省しました。

参議院公式プロフィールでは、バイオマス循環資源課、地域作物課、生産局総務課などを経験。在職中は農業生産支援、法律改正、国際貿易交渉、政府予算案の策定などに携わったとされています。

農水省時代に担当した主な仕事
  • 農家への生産支援
  • バイオマス活用
  • 政府予算の編成
  • 国家戦略の策定
  • 砂糖関係の法律改正
  • 東日本大震災で被害を受けた市町村の連絡会議立ち上げ
  • 国際貿易交渉

OECDではGMO・ゲノム編集作物の環境リスクを担当

2020年には農水省からフランス・パリの経済協力開発機構(OECD)へ出向。GMOやゲノム編集作物の環境リスク評価に関する情報収集などを担当し、各国政府の担当者や研究者と文書作成にも携わりました。

本人はこの海外勤務を、政治を志す背景の一つとして説明しています。日本の経済規模と、一人ひとりが感じる豊かさの間に隔たりがあると感じたことが、帰国後の問題意識につながりました。

農水省退職後はWWFで森林・生物多様性政策

2023年11月に農水省を退職した後は、世界自然保護基金(WWF)へ。森林政策を中心に、生物多様性や自然環境の回復を意味する「ネイチャーポジティブ」に関する政策提言に携わりました。

参議院公式プロフィールでは、WWF勤務中に国連生物多様性条約関連の会合にも出席したとされています。2024年9月にWWFを退職し、翌10月から国民民主党の神奈川県参議院選挙区第1総支部長となりました。

2025年参院選で神奈川選挙区から初当選

かごしま氏が初めて国政選挙に立候補したのは、2025年7月20日投開票の第27回参議院議員通常選挙です。国民民主党公認で、定数4の神奈川県選挙区から出馬しました。

選挙第27回参議院議員通常選挙
投開票日2025年7月20日
選挙区神奈川県選挙区
政党国民民主党
得票数731,342票
得票率16.09%
結果初当選

選挙結果は大和市選挙管理委員会が掲載する神奈川県全体の開票結果でも確認でき、731,342票を獲得して当選しました。

選挙戦では「手取りを増やす」とともに、農水省での経験を生かした米・農業政策や、食料・エネルギーの自給率向上などを訴えました。終盤の本人公式サイトでは、政治の方向性を次のように表現しています。

「税金を「使う側」の政治から、税金を「納める側」の政治へ。」

出典:かごしま彰宏公式サイト「最後の投票のお願い」

選挙期間中は横浜、川崎、湘南、県西部など神奈川県内を広く回りました。横浜橋通商店街での活動も公式Xに残されています。

投開票翌日の本人公式サイトでは、得票数を明記して当選を報告しています。政治家としてのキャリアは、2025年7月のこの初当選から始まったばかりです。

政策・公約は?経済、自給率、森林・環境が3本柱

かごしま氏の公式サイトの基本理念では、政策を大きく3分野に整理しています。

かごしま彰宏氏の3つの政策軸
  • 給料・年金が上がる経済の実現
  • エネルギー・食料自給率の向上
  • 産業を強くする攻めの環境政策

給料・年金が上がる経済|購買力を重視

経済政策ではGDPの数字だけでなく、物価上昇の中で一人ひとりがどれだけ物やサービスを購入できるのかという購買力を重視しています。

「日本人一人一人が、海外に負けない購買力を持つことです。」

出典:かごしま彰宏公式サイト「基本理念」

具体策として、個人消費の拡大につながる税制改正や制度改革を行い、消費と賃上げが循環する経済を掲げています。2025年参院選時の日本テレビ・JX通信社候補者アンケートでも、最も重視する政策として「景気対策」を選び、物価高対策としての消費税率引き下げに「賛成」と回答しました。

食料・エネルギー自給率の向上

二つ目は食料とエネルギーを海外へ依存しすぎない体制です。円安や国際価格の上昇が国内の食料・燃料価格へ波及することを問題視し、必要なものを国内で調達できる割合を高める方針を掲げています。

  • 食料安定供給に向けた農業の構造改革
  • 国内農業の生産基盤強化
  • 原子力発電所の再稼働・リプレース
  • 再生可能エネルギー技術の研究開発

2025年の候補者アンケートでは、原子力発電について「新設や建て替え等を含め、今後も原発を活用する」とする選択肢を選んでいます。

森林を産業と結び付けて守る環境政策

WWFで森林・生物多様性政策を担当した経験もあり、森林分野はかごしま氏の政策のもう一つの柱です。森林を保全対象としてだけ扱うのではなく、林業や木材利用などの産業と結び付けながら持続可能な状態をつくる考えを示しています。

2026年9月には、県内各地の国政報告会で米政策と並んで森林資源について意見を受けていることを公式Xで紹介しました。

夫婦別姓・同性婚・ネット投票などへの回答

経済や農業以外の政策については、2025年参院選時の候補者アンケートで次の回答をしています。あくまで2025年選挙時点での回答です。

テーマ2025年参院選時の回答
選択的夫婦別姓どちらとも言えない
同性婚の法制化やや賛成
選挙のインターネット投票賛成
消費税率の引き下げ賛成
生成AIの規制規制を最小限にする考えに近い
今後の原子力発電新設・建て替えを含め活用

回答の全項目はzero選挙2025候補者アンケートで公開されています。

当選後は何をしている?米・農業・森林を国会で継続して質問

初当選後の国会活動で特に多く扱っているのが、米、食料安全保障、農家の所得、農業資材、森林です。農水省時代の担当分野と、WWF時代の森林・環境分野の双方が国会質問にも表れています。

時期主な質問・論点
2025年11月20日食料自給率、食料安全保障、米の需要創出、水田政策
2026年3月24日米の民間在庫と価格高騰、米の需要喚起、ネイチャーポジティブ予算
2026年4月2日米の在庫、農家への直接支払い、森林の水源涵養機能と林野庁予算
2026年5月12日農業構造転換のロードマップ、農業資材の不足・値上がり、通い容器の負担
2026年6月17日主要食糧の需給・価格安定法改正案について本会議質疑
2026年6月23日米の「需要に応じた生産」、需給見通し、国の供給責任

質問項目は参議院が公開しており、2025年11月20日、2026年3月24日、4月2日、6月23日などの記録で内容を追うことができます。

2026年5月12日の農林水産委員会では、国費1.3兆円規模の農業構造転換集中対策について、予算投入だけで終わらせず、途中の検証とロードマップを明確にするよう政府へ求めました。

「最終的に五年間掛けて一・三兆円使って、でも課題がまた新しく見えて終わったねではいけない」

出典:国会会議録検索システム・参議院農林水産委員会

2026年6月17日には、主要食糧の需給及び価格の安定に関する法律の改正案について参議院本会議で質疑。6月23日の参考人質疑では、需要予測を外した場合の対応や、国と生産者の責任のあり方を取り上げました。

同改正案は7月8日に参議院本会議で可決され、参議院の投票結果では、かごしま氏は賛成票を投じています。

「政策」と「実際の国会活動」のつながり

選挙前から掲げていた食料自給率や森林政策に加え、当選後は米の需給・価格、農家への直接支払い、農業資材、農業構造転換など、制度の具体的な運用まで質問範囲を広げています。

妻や子供は?共働きで2児の父

かごしま彰宏氏は結婚しており、2人の子供がいる父親です。本人公式サイトでは「共働き世帯」と紹介しています。

公式サイトには選挙時点の「6歳と4歳」という記載が残っていますが、2026年9月時点の本人公式Xプロフィールでは、7歳の息子と5歳の娘としています。

妻の氏名や職業などの詳しいプロフィールは、本人公式サイトや参議院公式プロフィールには掲載されていません。 公表されている範囲では、共働きで子育てをしている家庭というところまでです。

家族について公表されていること
  • 共働き世帯
  • 子供は2人
  • 2026年9月のXプロフィールでは7歳の息子・5歳の娘
  • 本人は子供の弁当作りもしていると紹介
  • 妻の氏名・職業などは公式プロフィールでは非公表

趣味は小説を「読む・書く」こと

本人が挙げる趣味は小説を読むこと、書くこと。好きな作品として辻仁成・江國香織による『冷静と情熱のあいだ』のうち『Rosso』、横山秀夫の『半落ち』を挙げています。

2026年8月には、自分自身を主人公にして当選から1年を振り返る小説のアイデアを公式Xで投稿しており、政治活動とは異なる一面も発信しています。

体操競技と横浜ベイスターズ

体操競技は中学から大学まで続け、現在も趣味として取り組んでいます。幼少期から横浜で育ち、小学生時代には横浜ベイスターズを応援してスタジアムへ通っていたことも本人プロフィールで紹介されています。

なお、身長については参議院公式プロフィールや本人公式プロフィールに公表値の記載はありません。

事務所は参議院議員会館|公式XなどSNSも運用

現在、本人公式サイトが案内している事務所は東京都千代田区永田町の参議院議員会館302号室です。

事務所名かごしま彰宏事務所
所在地〒100-8962 東京都千代田区永田町2-1-1 参議院議員会館302号室
電話03-6550-0302
FAX03-6551-0302
問い合わせ本人公式サイト・お問い合わせ

選挙期間中に使用した選挙事務所とは異なるため、現在連絡する場合は公式サイトに掲載されている参議院議員会館の事務所情報を見るのが確実です。

公式Xは@kagoshimammoth。国会や地域活動のほか、党の国民運動局長としての活動も投稿しています。2026年9月には青年局との交流企画についても発信しました。

2026年9月は神奈川県内で国政報告会を継続

国会閉会中も神奈川県内で国政報告を続けています。本人の2026年9月の発信では、相模原、小田原、厚木、川崎、平塚、横浜、横須賀、海老名などを回る国政報告会キャラバンについて紹介しており、米政策や森林資源について意見を聞いているとしています。

9月24日には藤沢市の藤沢商工会館ミナパークで国政報告会を開催。湘南地域連合の開催報告によると、国会運営や米の需給状況を説明したほか、農業の収益性、水を使わない米作り、物価高、災害時の公共交通などについて質疑が行われました。

2026年9月時点では、参議院農林水産委員会理事として国会で農政を扱いながら、神奈川県内で国政報告を重ねる活動が続いています。

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