原田秀一の経歴・妻・学歴は?メリルリンチ・KKR出身の国民民主党参院議員

原田秀一

原田秀一(はらだ・ひでかず)氏は、国民民主党所属の参議院議員で、香川県選挙区選出の1期目です。2025年7月の参議院議員通常選挙で初当選しました。

政治家になる前のキャリアはかなり特徴的です。高松商業高校、岡山大学法学部を経て、建設会社、監査法人、大和証券、メリルリンチ日本証券、米投資会社KKRなどを歩み、20年以上にわたってM&Aや企業金融、投資に携わってきました。

この記事では、原田氏の経歴・学歴を中心に、妻や家族、2025年参院選、政策、国会で取り組んでいること、公開資産まで整理します。

原田秀一氏を簡単に見ると
  • 1972年12月25日生まれ、53歳
  • 香川県さぬき市を出身地として活動
  • 高松商業高校→岡山大学法学部
  • 公認会計士試験二次試験に合格
  • メリルリンチ日本証券で取締役・投資銀行共同部門長
  • KKRジャパンでマネージングディレクター
  • 2025年参院選・香川県選挙区で初当選
  • 国民民主党の経済調査会事務局長、国会対策副委員長などを務める
目次

原田秀一のプロフィール|現在は国民民主党の参議院議員

名前原田秀一
読み方はらだ ひでかず
生年月日1972年12月25日
年齢53歳(2026年9月時点)
出生大阪府四條畷市
出身地香川県さぬき市(旧大川郡大川町)
居住地香川県高松市
所属政党国民民主党
議院参議院
選挙区香川県選挙区
当選回数1回
初当選2025年7月
学歴香川県立高松商業高等学校、岡山大学法学部
主な前職メリルリンチ日本証券取締役、KKRジャパン マネージングディレクターなど
趣味ゴルフ
公式サイト原田ひでかず公式サイト
公式X@HaradaHidekazu_

参議院の公式プロフィールでは出生地を大阪府四條畷市としています。一方、本人公式サイトでは香川県さぬき市(旧大川郡大川町)を「出身地」としており、地元・香川を政治活動の基盤としています。

2026年7月時点の参議院では、財政金融委員会、災害対策及び東日本大震災復興特別委員会、憲法審査会に所属し、国際問題に関する調査会では理事を務めています。 (sangiin.go.jp)

 

原田秀一の経歴|メリルリンチ・KKRを経て国政へ

原田氏の経歴で大きな特徴となるのが、企業金融とM&Aの世界で長く働いてきたことです。

時期経歴
1995年岡山大学法学部卒業、西松建設入社
1999年公認会計士試験二次試験合格、中央青山監査法人入所
2000年大和証券へ。東京・ロンドンで勤務
2004年メリルリンチ日本証券入社
2019年同社取締役・投資銀行共同部門長
2020年KKRジャパン マネージングディレクター
2023年ジャパン・アクティベーション・キャピタルを共同創業
2025年同社退社、第27回参議院議員通常選挙で初当選

高松商業高校から岡山大学法学部へ

本人公式サイトによると、松尾小学校、大川第一中学校を経て、香川県立高松商業高等学校へ進学。その後、岡山大学法学部を卒業しています。

高松商業高校は「高商」の通称でも知られ、同窓会「紫雲会」の公開情報にも原田氏の名前が掲載されています。

建設会社から監査法人、大和証券へ

大学卒業後の1995年に西松建設へ入社し、高松で勤務しました。1999年には公認会計士試験二次試験に合格し、中央青山監査法人へ移っています。

その後は大和証券SMBCの東京・ロンドン拠点でM&Aアドバイザリー業務を担当しました。法律、会計、企業金融へと経験領域を広げていった時期です。

メリルリンチ日本証券で16年間勤務

2004年にはメリルリンチ日本証券へ入社。投資銀行部門でアソシエイト、バイスプレジデント、ディレクター、マネージングディレクターを経て、取締役・投資銀行共同部門長まで務めました。

2011年の日本公認会計士協会準会員会のインタビューでは、IPO、増資、社債、M&Aに加え、プライベート・エクイティ・ファンドを顧客としたMBOやレバレッジ・ファイナンスを担当していたと説明しています。 (jija.jicpa.or.jp)

KKRジャパンではマネージングディレクター

2020年4月、世界的投資会社のKKRは、原田氏を日本のプライベート・エクイティ部門のマネージングディレクターに起用しました。

KKRの発表では、メリルリンチで16年間勤務し、日本の投資銀行部門共同責任者などを務めた経歴が紹介されています。 (media.kkr.com)

“I am excited to work with the KKR team to assist Japanese companies in becoming more competitive across global markets.”

出典:KKR・原田秀一氏就任発表

2023年にはジャパン・アクティベーション・キャピタルを共同創業。2025年1月に退社し、同年の参院選へ向けた政治活動へ移りました。

 

なぜ政治家になった?「地方経済を元気にしたい」が出発点

原田氏は政治家を目指した理由として、東京で企業の成長を支援する仕事を続ける一方、帰郷するたびに香川の活力が失われていくことを感じたと説明しています。

「地方経済を元気にしないと日本の未来はない」

出典:原田ひでかず公式サイト

企業買収や企業価値向上、資金調達に携わった経験を、今度は地域経済や国の成長政策に使うというのが政治転身の背景です。

2025年の参院選では、街頭だけでなく自転車で地域を回る活動も発信していました。

原田秀一の妻・家族は?片山さつき氏との意外な接点も

原田氏には妻がいます。本人が2026年3月26日の参議院財政金融委員会で、片山さつき財務相への質問の冒頭に妻について触れています。

「私の妻が片山大臣と同じ高砂小学校卒のバブル世代」

出典:国会会議録・参議院財政金融委員会(2026年3月26日)

片山氏も浦和市立高砂小学校の卒業生であり、原田氏はこの共通点を質疑冒頭の話題にしました。両氏が親族関係にあるという話ではなく、原田氏の妻と片山氏の出身小学校が同じという接点です。 (seiji360.jp)

家族について公表されている範囲

妻がいることは本人の国会発言で明らかになっています。一方、本人公式プロフィールでは妻の氏名・職業や子どもに関する詳しい情報は掲載されていません。

2025年参院選で香川県選挙区から初当選

原田氏が初めて国政選挙へ挑戦したのが、2025年7月20日投開票の第27回参議院議員通常選挙です。

香川県選挙区は改選1議席。原田氏は国民民主党の新人として立候補し、17万4728票を獲得して1位で初当選しました。 (pref.kagawa.lg.jp)

候補者党派得票数結果
原田秀一国民民主党174,728票当選
三宅伸吾自由民主党149,902票落選
小林直美参政党62,789票落選
町川順子無所属21,404票落選
長尾真希日本共産党19,083票落選
野呂美和子諸派5,085票落選

投票率は56.46%でした。自民党現職の三宅伸吾氏を約2万4800票上回る結果となりました。 (go2senkyo.com)

選挙期間には自転車で街を回り、地域住民から直接声を聞く様子も公式Xで発信しています。

榛葉賀津也幹事長からの応援メッセージも選挙戦中に公開しました。

当選翌日、原田氏は最優先で取り組みたい課題として物価対策と香川の景気を挙げました。

「香川の景気を良くしていくことが最優先の課題だと思う」

出典:OHK岡山放送・参院選当選後の取材

原田秀一の政策|手取り増と香川の経済活性化

2025年の選挙時に本人が掲げた政策は、金融マンとしての経験と国民民主党の経済政策を組み合わせた内容が中心でした。

選挙時に掲げた主な政策
  • 所得税の「年収の壁」引き上げ
  • ガソリン暫定税率の廃止
  • 就職氷河期世代への支援
  • 雇用・転職支援
  • IT、データセンター、流通、観光などの企業誘致
  • 外資系企業を含めた企業誘致
  • 廃校を活用したインターナショナルスクール誘致
  • 中小企業の事業承継支援

特に本人公式サイトでは、「ふるさと香川の経済活性化」を掲げ、企業誘致による雇用創出や中小企業の事業承継支援を示しています。

国会では「国債NISA」を提案

当選後、金融分野で原田氏が継続的に提案している政策の一つが「国債NISA」です。

2026年7月10日には、「少額投資非課税制度における国債に係る所得に対する所得税の非課税に関する措置等に関する法律案」を参議院へ提出。参議院の議案情報では、原田氏が発議者として記録されています。 (sangiin.go.jp)

「国債もNISAに入れていくというところは非常にメリットがある」

出典:国民民主党・国債NISA法案提出

本人の公式Xでも法案提出を発信しました。

この法案は提出されたものの、成立した制度ではありません。第221回国会では委員会・本会議の議決欄が空欄のままで、国会閉会までに成立には至りませんでした。 (shugiin.go.jp)

住宅価格・投機対策にも関与

国民民主党の経済調査会では住宅政策にも関わっています。2026年7月には、子育て世帯や移住者向けの民間賃貸住宅の供給を促す法案や、投資目的の短期的な不動産売買を念頭に置いた政策づくりに参加しました。 (new-kokumin.jp)

「超短期の譲渡に対してより重い税を課す」

出典:国民民主党・議員立法提出

原田秀一は国会で何をしている?金融分野を中心に活動

原田氏は1期目ですが、前職で蓄積した金融・M&Aの知識と重なる財政金融委員会を主な活動の場の一つにしています。

2026年の主な立場・活動
  • 参議院財政金融委員会委員
  • 国際問題に関する調査会理事
  • 災害対策及び東日本大震災復興特別委員会委員
  • 憲法審査会委員
  • 国民民主党・経済調査会事務局長
  • 国民民主党・国会対策副委員長
  • 国民民主党香川県連副代表兼選挙対策委員長

財政金融委員会ではNISA、iDeCo、年金、金融規制などを取り上げ、片山さつき財務相ら政府側に質問しています。2026年7月16日の質疑では、国債NISAについて「本日で四度目になります」として継続的に取り上げていました。 (kokkainow.com)

金融だけでなく、防災庁設置法案の参議院本会議質疑にも立っています。

「我が国はあらゆる自然災害と隣り合わせの災害大国です」

出典:国民民主党・参議院本会議質疑

党内では2026年に経済調査会事務局長を務め、9月25日には広島県のマイクロンメモリジャパン工場を視察。半導体の研究・生産拠点や国内投資について党の政策調査に参加しています。 (new-kokumin.jp)

原田秀一の資産は4億3923万円と報道

2025年参院選で当選した議員について、2026年1月5日に資産等報告書が公開されました。

共同通信などの集計では、原田氏の公開資産額は4億3923万円。対象となった125人では、自民党の古川俊治氏に次ぐ金額でした。原田氏については多額の有価証券を保有していることも報じられています。 (news.jp)

「4億3923万円」は総資産そのものではない

国会議員の資産公開制度には対象範囲があります。普通預金・当座預金は公開対象外で、株式についても金額ではなく銘柄と株数を届け出る仕組みです。そのため、報道された4億3923万円を、そのまま原田氏の全財産や純資産とみなすことはできません。

金融業界で長く働き、メリルリンチの取締役、KKRのマネージングディレクター、投資会社の共同経営者を経験してきたという職歴は、原田氏の公開資産を見る際の経歴上の背景でもあります。

原田秀一と片山さつきの関係は?財政金融委員会でたびたび質疑

原田氏と片山さつき氏の名前が一緒に出る大きな理由は、参議院財政金融委員会で原田氏が片山財務相にたびたび質問しているためです。

2026年3月26日、4月21日、5月26日などの財政金融委員会で原田氏の質疑が記録されており、税制や金融政策などをめぐって片山氏ら政府側と議論しています。 (webtv.sangiin.go.jp)

7月には国債をNISA対象へ加える提案について繰り返し質問し、片山氏の姿勢の変化にも言及しました。両者の関係は、基本的には財政金融委員会の野党議員と担当大臣という政治上のものです。

現在も香川を拠点に活動|事務所と公式SNS

原田氏は国会活動と並行し、香川県内の党活動にも関わっています。国民民主党香川県連では副代表兼選挙対策委員長を務めています。 (kagawa-kokumin.jp)

2026年2月の衆院選でも、香川県内の国民民主党候補を応援する活動を公式Xで発信しました。

香川事務所〒761-8074 香川県高松市太田上町494-13
国会事務所〒100-8962 東京都千代田区永田町2-1-1 参議院議員会館703号室
公式X@HaradaHidekazu_
YouTube原田ひでかず公式YouTube
Instagram@haradhid

本人公式プロフィールでは趣味をゴルフ、好きな言葉・座右の銘として「士魂商才」を掲げています。

2025年まで金融・投資の民間企業で働いていた原田氏は、政治家としてはまだ1期目の新人です。一方、2026年には経済調査会事務局長として国債NISA、住宅政策、半導体を含む産業政策などに関わっており、金融・企業投資の実務経験を国会と党の経済政策へつなげる活動が続いています。 (new-kokumin.jp)

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