水野孝一参院議員の経歴と公約|どまつり創設・評判も解説

水野孝一

水野孝一(みずの・こういち)氏は、学生時代に「にっぽんど真ん中祭り(どまつり)」を立ち上げ、名古屋市教育委員を経て国政へ進んだ国民民主党の参議院議員です。2025年の参議院議員選挙で愛知県選挙区から初当選しました。

祭りの運営を長年担ってきた経歴が目を引く一方、国政では経済、教育、防災、地域産業などを政策テーマに掲げています。この記事では、水野孝一氏の公約・政策、経歴や学歴、選挙結果、現在の国会活動を中心に、評判を考える材料やラジオ、家族、同姓同名情報まで整理します。

水野孝一氏を簡単に見ると

「どまつり」の創設と運営に26年間携わった地域プロデューサー出身の政治家です。名古屋市教育委員などを経て、2025年に愛知県選挙区から参議院議員へ転身しました。

名前水野孝一(みずの こういち)
生年月日1976年10月27日
年齢49歳(2026年9月29日現在)
出生地静岡県(参議院公式プロフィール)
居住地名古屋市
所属政党国民民主党
所属会派国民民主党・新緑風会
議員種別参議院議員
選挙区愛知県選挙区
当選回数1回
初当選2025年
学歴名古屋大学大学院経済学研究科博士前期課程修了・経済学修士
主な経歴にっぽんど真ん中祭り創設者、元名古屋市教育委員
現在の国会内役職文教科学委員会委員、行政監視委員会委員、国民生活・経済に関する調査会理事
党役職参議院国会対策副委員長
公式サイト水野こういち公式サイト
公式X@mizuno_koichi

出生地については公表資料に表記の違いがあります。現在の参議院公式プロフィールは「静岡県生まれ」としていますが、2019年公開の梅村学園インタビューでは「岐阜県生まれ」と記載されています。この記事では、現在の国会公式プロフィールの表記を採用しています。

目次

水野孝一の公約・政策|「手取り」「教育」「防災」など6本柱

水野氏の公式サイトでは、政策を経済・教育・防災・地域・観光・生活の6分野に整理しています。中心にあるのは、家計の可処分所得を増やすことと、自身が長く関わってきた教育・地域づくりの経験を国政へつなげることです。

分野主な政策
経済「年収の壁」の見直しなどによる手取り増、中小企業支援、賃金・年金が上がる経済循環
教育「子どもの自死ゼロ」を掲げ、その前段階として原因不明・不詳の実態把握を重視
防災災害関連死の防止、避難所へ48時間以内にトイレ・キッチン・ベッドを届ける「TKB48」、オンライン診療や医療MaaSの活用
地域製造業・農業・地場産業とデジタル技術を組み合わせた地域主導の産業振興
観光観光資源のブランド化、文化資産やICT・データの活用、クールジャパンコンテンツの発信
生活再エネ賦課金の廃止を掲げ、電気代など生活コストを抑制

経済政策は「手取りを増やす」が軸

2025年参院選でも経済政策を前面に出していました。日本テレビの候補者アンケートでは、特に重視する政策として「景気対策」を選択しています。

初当選後の2025年7月22日、愛知県選挙管理委員会から当選証書を受け取った際には、当時の国民民主党の「年収の壁」をめぐる主張について次のように話しました。

「まずは手取りを増やすことの実現に向けて、103万の壁を178万に引き上げるための政策をしっかりと推進していきたい」

出典:メ~テレ「参院選 愛知選挙区の当選者に当選証書」

現在の公式政策ページでは特定の金額だけに絞らず、「年収の壁」について幅広い世代の負担を減らし、手取りを増やすという形で掲げています。

教育は「子どもの自死ゼロ」と現場の課題を重視

教育政策では、子どもの自死について原因が不明・不詳とされるケースを減らし、実態把握から対策につなげる考えを示しています。PTA活動や名古屋市教育委員として教育現場に関わった経験も、政策の背景になっています。

国会でも教育分野の質問が多く、デジタル教科書、AI人材育成、一時保護中の子どもの学習機会、教職員による児童生徒への性暴力防止などを取り上げています。

防災では「災害関連死」を減らす避難環境を重視

防災政策では南海トラフ地震などを念頭に、避難生活の環境悪化による災害関連死を減らす方針を掲げています。公式Xでも、大雨被害を受けてハザードマップの確認を呼びかけています。

地域・観光政策には「どまつり」での経験が反映されている

地域・観光分野では、地場産業や文化資産を地域経済につなげることを掲げています。学生時代から名古屋の街を舞台にイベントを育ててきた経歴と重なる分野です。

2026年9月には、名古屋市のナイトタイムエコノミーに関する動きについても公式Xで発信しています。

2025年参院選時の主な政策スタンス

個別の政治課題については、2025年7月の日本テレビ候補者アンケートで次のように回答していました。これは2025年参院選時点の回答であり、その後の政策変更の可能性とは分けて見る必要があります。

論点2025年の回答
特に重視する政策景気対策
選択的夫婦別姓やや賛成
同性婚を法律に明記やや反対
物価高対策として消費税率を引き下げることやや賛成
自衛隊の存在を憲法に明記賛成
選挙のインターネット投票賛成

出典:日本テレビ zero選挙2025 候補者アンケート

 

2025年参院選で初当選|愛知選挙区の結果と評判を数字で見る

水野氏が初めて国政選挙へ出馬したのは、2025年7月20日投開票の第27回参議院議員通常選挙です。国民民主党の新人として愛知県選挙区から立候補しました。

選挙第27回参議院議員通常選挙
投開票日2025年7月20日
選挙区愛知県選挙区
政党国民民主党
得票数596,180票
結果得票数1位で初当選
当選回数1回

参議院の公式プロフィールにも、596,180票を獲得し、得票第1位で初当選したことが記載されています。

2025年の出口調査では10代・20代からの支持が目立った

「評判」を単純な良し悪しで示すのは難しいため、選挙時に確認された支持傾向を見ると一つの材料になります。

東海テレビが2025年参院選で実施した出口調査では、愛知選挙区で10代では参政党の杉本純子氏と並んで最多、20代では水野氏が最も多く支持されました。

この出口調査が示すのは2025年7月の参院選投票時の傾向です。2026年現在の全有権者による支持率や人物評価を示す調査ではありません。

当選後、水野氏は政治に取り組む理由を「全員参加」という、どまつり時代から使ってきた考え方と結び付けています。

「一人ひとりの思いと行動を、政治に結びつける架け橋になる。」

出典:水野こういち公式サイト「ご挨拶」

国政入り後も愛知・名古屋での活動を続けており、2026年9月には愛知・名古屋2026アジア競技大会を街中でも楽しめる企画を紹介しています。

 

水野孝一の経歴・学歴|中京商業高校から「どまつり」創設へ

水野氏は国会議員になるまで、長く地方議会議員を務めていたタイプではありません。政治家になる前のキャリアの中心は、にっぽんど真ん中祭りの立ち上げと運営でした。

時期主な経歴
1976年10月27日生まれ
1994年中京商業高校を卒業し、中京大学商学部へ進学
大学時代札幌のYOSAKOIソーラン祭りに触れ、名古屋で新しい祭りを立ち上げる構想を進める
1999年「にっぽんど真ん中祭り実行委員会」を設立し、初代実行委員長として第1回どまつりを開催
その後名古屋大学大学院経済学研究科博士前期課程を修了、経済学修士を取得
2024年名古屋市教育委員として教育行政に携わる
2025年2月名古屋市教育委員を退任。国民民主党から国政へ挑戦
2025年7月参議院議員選挙・愛知県選挙区で初当選

高校は中京商業高校、大学は中京大学商学部

梅村学園の水野氏インタビューによると、1994年に中京商業高校を卒業し、中京大学商学部へ進学しました。高校時代には簿記や会計に興味を持ち、大学でも会計を学んでいます。

大学の仲間と活動する中で北海道へ行き、YOSAKOIソーラン祭りに触れたことが、名古屋で新しい祭りをつくる発想につながりました。

1999年に「にっぽんど真ん中祭り」を創設

第1回どまつりは1999年に開催されました。梅村学園のインタビューでは、開催直前まで十分な資金が集まらず、企業などへ企画を説明して支援を求めて回った当時の様子も語られています。

水野氏はその後も長く執行責任者を務め、現在は公益財団法人にっぽんど真ん中祭り文化財団の特別顧問です。同財団の2026年6月27日現在の役員・評議員名簿でも、「にっぽんど真ん中祭り創設者」として掲載されています。

学生時代を振り返ったインタビューでは、若い世代への言葉として次のように話しています。

「想像できたことは、必ず実現する。それも具体的であればあるほどいい」

出典:学校法人梅村学園「歴史証言 あのころ」

名古屋大学大学院で経済学修士を取得

最終学歴として参議院公式プロフィールに記載されているのは、名古屋大学大学院経済学研究科博士前期課程修了です。学位は経済学修士です。

祭りを企画するだけでなく、資金調達や組織運営、地域経済との関係に長く携わってきた経歴と、大学院での経済学研究という二つの軸を持っています。

初当選後は国会で何をしている?2026年の主な活動

2026年9月29日現在、水野氏は参議院の文教科学委員会、行政監視委員会、国民生活・経済に関する調査会で活動しています。国民生活・経済に関する調査会では理事を務めています。

初当選後の国会質問を見ると、教育委員だった経験を背景に、教育制度や子どもの学習環境を扱う機会が多くなっています。

日付場主なテーマ
2026年4月3日予算委員会AI人材育成、デジタル教科書、高校教育改革の設備投資
2026年4月21日文教科学委員会愛知・名古屋アジア・アジアパラ競技大会の警備、子どもの体験的・探究的な学び
2026年5月18日行政監視委員会児童相談所で一時保護されている子どもの通学・高校受験・教育を受ける権利
2026年5月29日参議院本会議学校教育法改正案、デジタル教科書の制度設計
2026年6月11日文教科学委員会教職員による児童生徒への性暴力防止

2026年4月3日の質問項目は参議院予算委員会、5月18日の一時保護中の教育保障は行政監視委員会の公式ページで確認できます。

デジタル教科書は「紙を画面に置き換える話ではない」

2026年5月29日の参議院本会議では、学校教育法改正案をめぐり、デジタル教科書をAI時代の公教育全体の制度設計という観点から取り上げました。

「今回のデジタル教科書導入は、単に紙を画面に置き換える話ではありません。」

出典:国民民主党「参議院本会議 水野孝一議員質疑」

教職員による児童生徒への性暴力防止も質問

6月11日の文教科学委員会では、文部科学省が公表する処分件数だけでなく、過去の個別事案から再発防止につながる知見を得る必要性を問いかけました。

「防ぎようがないでは済まされない」

出典:第221回国会 参議院文教科学委員会会議録

国会で取り上げていた愛知・名古屋アジア競技大会については、開催期に入った2026年9月も地元での動きを継続して発信しています。

家族・趣味・ラジオから見る水野孝一の人物像

政治活動やどまつり以外では、本人公式サイトと参議院プロフィールで3児の父であることを公表しています。配偶者の氏名などは、現在の両公式プロフィールには掲載されていません。

公式プロフィールで挙げている好きなもの
  • 家族と買い物
  • 腕立て伏せ
  • テレビドラマ
  • ウーパールーパー
  • 祭り

2020年にはKADOKAWAから著書『人も街も動かす!巻き込み力』を出版しています。どまつりを立ち上げ、多数の参加者や組織を巻き込んできた経験をまとめた書籍です。

「水野こういちのど真ん中ラジオ!」を担当

水野氏はラジオ番組にも出演しています。名古屋のコミュニティFM局MID-FMの2026年9月現在の番組表では、「水野こういちのど真ん中ラジオ!」が第2・第4火曜日の19時30分から20時まで放送されています。

政治家になる以前から続く地域活動や、名古屋の人・街をテーマにした発信の一つです。

水野孝一氏の秘書は?「医師」「麻雀」の同姓同名にも注意

事務所担当者・秘書として「水野翔太」氏の名前が掲載

2026年6月に国民民主党の支援者向けサイト「TEAM こくみんうさぎ」で公開された水野こういち事務所の案内では、担当者として水野翔太氏が掲載されています。

2026年1月のフード連合愛知地区協議会の記録でも「参議院議員 水野孝一秘書 水野翔太」と記載されています。ただし、同じ「水野」姓だからといって親族関係を推測することはできません。本人・事務所の公式情報では、そのような家族関係は公表されていません。

政治家の水野孝一氏は医師ではない

参議院や国民民主党が公開している水野氏の経歴は、経済学修士、どまつり創設者、名古屋市教育委員などで、医師としての経歴はありません。

医療分野には同姓同名の人物がいます。たとえば病院経営コンサルティング会社GHCには「水野孝一」という診療放射線技師・医療経営コンサルタントが在籍していますが、大阪大学医学部保健学科卒で病院勤務歴があり、政治家の水野氏とは経歴が異なる別人です。

日本プロ麻雀連盟の「水野孝一」も別人

日本プロ麻雀連盟の連盟員名簿にも「水野孝一」というプロ雀士が掲載されています。

こちらは東京本部所属の37期・三段で、名簿上の誕生日は5月7日です。参議院議員の水野氏は1976年10月27日生まれであり、同姓同名の別人です。

2026年現在も愛知・名古屋の地域課題を発信

国会議員となった後も、公式Xでは愛知・名古屋で起きている出来事の発信が多く見られます。2026年9月は、開催中の愛知・名古屋アジア競技大会に関する投稿に加え、豪雨被害への情報提供も行っています。

9月17日には、名古屋市の豪雨で被害を受けた人に向けた情報を投稿しました。

2026年9月29日現在、水野氏は参議院議員1期目。文教科学委員会などでの国会活動と並行し、愛知・名古屋を軸にした教育、防災、地域産業、観光のテーマを継続して扱っています。

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