福士珠美の経歴・旧姓は?青森テレビのアナウンサー時代から参議院議員まで

福士珠美

福士珠美(ふくし ますみ)氏は、2025年の参議院議員選挙・青森県選挙区で初当選した立憲民主党の参議院議員です。政治家になる前は青森テレビ(ATV)でアナウンサー、報道記者、プロデューサーなどを経験し、その後は「あおもり藍」を生かした事業を立ち上げました。名前は「珠美」と書いて「ますみ」と読み、本人の公式サイトやSNSでは「福士ますみ」の表記も使われています。

福士珠美氏を簡単に見ると
  • 1965年3月24日生まれ、青森県五所川原市金木町出身
  • 日本大学法学部新聞学科を卒業後、青森テレビ(ATV)へ入社
  • アナウンサーから報道記者、番組制作、企画、営業まで幅広く経験
  • 2020年に株式会社BLUE LINK PROJECTを設立
  • 2025年参院選・青森県選挙区で初当選
  • 国会ではエネルギー、防災、地域産業、人口減少地域の生活基盤などを扱っている
名前福士 珠美
読み方ふくし ますみ
生年月日1965年3月24日
年齢61歳(2026年10月6日時点)
出身地青森県北津軽郡金木町(現在の五所川原市金木町)
所属政党立憲民主党
参議院会派立憲民主・無所属
議員種別参議院議員
選挙区青森県選挙区
当選回数1回
初当選2025年7月
前職青森テレビ社員、株式会社BLUE LINK PROJECT代表取締役
任期満了2031年7月28日
公式サイト福士ますみオフィシャルサイト
公式X@fukushi_masumi
目次

福士珠美の旧姓は?夫・結婚・子供など家族情報

福士珠美氏の旧姓は、2026年10月6日時点で信頼できる公開資料では公表されていません。参議院、立憲民主党、本人公式サイト、過去のインタビューなどにも旧姓の記載はなく、「福士」が婚姻前からの姓なのかどうかも公開情報だけでは判断できません。

同様に、夫・結婚歴・子供についても本人の公式プロフィールでは公表されていません。公表されていない家族構成について、同姓の人物などから関係を推測することはできません。

家族について公表されていること
  • 父親は教員で、転勤に伴って福士氏は東北町、平内町、青森市、弘前市などで暮らした
  • 本人は過去のインタビューで、父親をがんで亡くしたことを明かしている
  • 母親が病気になった際、治療を支えることを考えて青森テレビを退職したと説明している
  • 配偶者や子供についての公式な公表は見当たらない

テレビ局を離れた経緯については、青森ドクターズネットの本人インタビューで、母親の治療を支えることが大きなきっかけだったと語っています。

本人のXでも、金木町に生まれ、教員だった父親の転勤に伴って県内各地で暮らした自身の生い立ちを紹介しています。

東京通信大学の「福士珠美教授」とは別人

「福士珠美」という名前では、東京通信大学にも同姓同名の教授がいますが、政治家の福士珠美氏とは別人です。

参議院議員東京通信大学教授
氏名福士珠美福士珠美
ローマ字・読みMasumi FukushiTamami Fukushi
主な経歴青森テレビ、BLUE LINK PROJECT、参議院議員脳神経倫理、科学技術政策などの研究者

東京通信大学の人物については、大学公式の福士珠美教授の教員紹介に北海道大学大学院を経た研究者としての経歴が掲載されています。

 

福士珠美の経歴|青森テレビのアナウンサーから企業経営、国政へ

福士氏は1965年、現在の五所川原市金木町に生まれました。東北町立寒水小学校、平内町立小湊中学校、青森県立青森高校を経て、日本大学法学部新聞学科へ進学。大学ではジャーナリズムを学び、1987年に卒業すると青森テレビ(ATV)へアナウンサーとして入社しました。

「おしゃべりハウス」初代キャスターから報道記者へ

青森テレビでは情報生番組「おしゃべりハウス」の初代キャスターを務めています。その後はアナウンス業務だけにとどまらず、1998年に報道部の記者となり、番組制作、編成、企画推進、営業など複数の部門を経験しました。

「報道が一番長く、14年半いましたね。」

出典:青森ドクターズネット・福士珠美氏インタビュー

BLUE LINK PROJECTの公式プロフィールでは、放送部、ワイド番組部、編成部、報道部、業務部、企画推進部、営業部と移り、テレビ局内で多様な仕事を経験した経歴が紹介されています。約34年にわたるテレビ局勤務の中でも、報道記者として過ごした期間が長いことが、後の政治活動で掲げる「現場の声を聞く」という姿勢にもつながっています。

長くテレビ報道に携わった福士氏は、久米宏氏について触れたX投稿でも、放送や報道への思いを発信しています。

「あおもり藍」との出会いからBLUE LINK PROJECTを設立

大きな転機になったのが、2015年に手がけた「あおもり藍」の特別番組でした。番組制作を通じて藍の機能性や地域資源としての可能性に関心を持ち、テレビ局退職後の2020年11月に株式会社BLUE LINK PROJECTを設立しました。

同社では、あおもり藍を使った商品の販売だけでなく、地域資源を活用したブランディングや企画・プロデュースにも取り組んでいます。テレビ局時代には情報を「伝える」仕事をしていましたが、起業後は地域の商品や人を実際の事業につなげる側へ移りました。

政治家になる前の主なキャリア
  • 1987年:日本大学法学部新聞学科卒業、青森テレビ入社
  • アナウンサーとして「おしゃべりハウス」初代キャスターなどを担当
  • 1998年:報道部記者へ
  • 2013年:企画推進部プロデューサーなどを歴任
  • 2015年:「あおもり藍」の特別番組をプロデュース
  • 2020年11月:株式会社BLUE LINK PROJECT設立
  • 2025年:参議院議員選挙へ初挑戦
 

2025年参院選・青森県選挙区で初当選

福士氏は2025年、立憲民主党から参議院議員選挙の青森県選挙区へ立候補しました。国政選挙への挑戦はこれが初めてでした。

7月20日の投開票では21万4,613票を獲得。3期目を目指した自民党現職の滝沢求氏を1万6,647票差で破り、初当選しました。

候補者党派得票数結果
福士珠美立憲民主党214,613当選
滝沢求自由民主党197,966落選
加藤勉参政党91,083落選
荻野優子日本共産党32,317落選
佐々木晃NHKから国民を守る党8,837落選

開票結果は青森放送の2025参院選開票結果でも確認できます。青森市では5万1,782票、弘前市では3万1,334票を獲得し、大票田で滝沢氏を上回りました。青森テレビは、政権批判の受け皿となったことや無党派層への浸透を勝因として伝えています。

「政治の場に現場感覚と生活実感をしっかり取り入れていきたい」

出典:ATV青森テレビ・参議院選挙当選後の発言

選挙前から福士氏は、一方的に演説するだけでなく有権者と直接話す機会も設けていました。公式Xでは「福士ますみと話をしよう」と題した対話型の活動も告知しています。

福士珠美の政策は?物価高対策・地域産業・農業・教育を重視

福士氏の公式サイトの基本政策は、大きく「創る」「進める」「支える」の3分野で構成されています。

福士珠美氏が掲げる主な政策
  • 家計・物価高対策:食料品の消費税減税、給付、ガソリン・軽油の負担軽減
  • 中小企業:新事業、事業承継、海外展開、賃上げへの支援
  • 農林水産業:直接支払制度「食農支払」、新規就農者支援、食料自給率向上
  • 地方回帰:雇用・起業支援、住宅政策、U・I・Jターン、産官学連携
  • 教育:教育費負担の軽減、給食無償化、奨学金負担軽減
  • 医療・福祉:地域医療、予防医療、介護・福祉従事者の処遇改善
  • ジェンダー:選択的夫婦別姓、男女賃金格差是正など

食料品の消費税0%は「実施済み」ではない

本人公式サイトには2025年参院選時の政策として、食料品にかかる消費税を時限的に0%とする内容が掲載されています。これは福士氏が掲げた政策であり、2026年10月6日時点でその内容がそのまま実施済みになったわけではありません。

立憲民主党は2025年10月に「食料品消費税ゼロ法案」を提出しましたが、法案はその後も審査が続いています。2026年10月5日に始まった第222回臨時国会でも、食料品の消費税減税は主要な論点の一つです。政策・公約と成立済みの制度は分けて見る必要があります。

2026年9月には、立憲民主党の「生活どまんなか街宣キャラバン」で弘前市と五所川原市の街頭に立った様子を投稿しています。

国会で何をしてきた?エネルギー・防災・地域の生活基盤を質疑

2025年の初当選後、福士氏が実際に国会で扱ってきたテーマを見ると、青森県に関係の深い核燃料サイクル、防災、人口減少地域の生活サービスなどが目立ちます。

国会で取り上げた主なテーマ
  • 六ヶ所再処理工場と核燃料サイクル
  • 高レベル放射性廃棄物の最終処分
  • むつ市の使用済み核燃料中間貯蔵施設
  • ねぶた制作に使う接着剤の供給問題
  • 人口減少地域の除雪などエッセンシャルサービス
  • 高専と地域企業による研究開発
  • 災害情報、防災行政無線、デジタル格差
  • 自然災害と原子力災害が重なる複合災害
  • 欧州情勢、北朝鮮、エネルギー安全保障

六ヶ所再処理工場と核廃棄物の最終処分を追及

2026年4月21日の参議院経済産業委員会では、むつ市の中間貯蔵施設、六ヶ所村の再処理工場、高レベル放射性廃棄物の最終処分について政府を質しました。

特に、最終処分法に基づく「最終処分計画」が2008年の閣議決定以降長期間改定されていなかった問題を取り上げています。

「最終処分は原発の恩恵を受ける日本全体の問題だ」

出典:福士ますみ公式サイト・2026年4月21日経済産業委員会

6月11日の経済産業委員会では、再処理工場の審査状況に加えて、八戸工業高等専門学校など地方の高専と企業を研究開発につなげる仕組みについて質問しました。自身も起業家時代に、あおもり藍から採取した酵母をめぐって八戸高専との共同研究を経験しています。

ねぶたの接着剤から除雪まで「地域で暮らし続けられるか」を扱う

5月26日の経済産業委員会では、中東情勢による原料調達の変化から青森ねぶたの制作に必要な木工用接着剤の供給不安が生じていた問題を質問しました。さらに、人口減少地域で除雪などのサービスを維持するための制度も取り上げています。詳しい質疑内容は本人公式サイトの国会質疑報告にまとめられています。

災害情報とデジタル格差、複合災害も質問

6月12日の災害対策及び東日本大震災復興特別委員会では、青森県の熊出没情報システムへの虚偽投稿、防災行政無線からスマートフォンアプリへの移行、高齢者などが情報から取り残される問題を取り上げました。

原子力施設が集中する青森県の事情を踏まえ、自然災害と原子力災害が同時に起きる複合災害への初動体制も質問しています。内容は2026年6月12日の国会質疑報告で公開されています。

青森県内で地震が発生した際には、本人のXでも状況への注意を呼びかけています。

国際問題に関する調査会では、欧州での右派ポピュリズム、ロシア・ウクライナ情勢、北朝鮮軍の実戦経験、欧州のエネルギー政策転換なども取り上げており、地方課題だけに質問分野を限定しているわけではありません。

福士珠美の現在|参議院議員1期目で第222回臨時国会へ

2026年10月6日現在、福士氏は立憲民主党所属の参議院議員1期目です。党公式プロフィールでは、参議院国会対策委員会副委員長、企業・団体交流委員会副委員長、ジェンダー平等推進本部副事務局長、東日本大震災復興本部事務局長代理、青森県連副代表などを務めています。

現在の政党立憲民主党
参議院会派立憲民主・無所属
選挙区青森県
当選回数1回
経済産業委員会委員
予算委員会委員
災害対策及び東日本大震災復興特別委員会委員
資源エネルギー・持続可能社会に関する調査会委員

国会の委員会構成は会期ごとに変更されるため、過去のプロフィールでは厚生労働委員会や行政監視委員会、国際問題に関する調査会などが掲載されている場合があります。2026年10月5日に始まった第222回臨時国会では、本人が新たな所属委員会を発信しています。

臨時国会の招集前日には、青森から東京へ向かう東北新幹線の車内から、消費税減税や衆議院議員定数削減などをめぐる審議への姿勢を記しています。

「真に国民の皆様のためになる方向に進めたい」

出典:福士珠美本人投稿・2026年10月4日

国会が始まる直前まで、青森県内では定期的に街頭活動を続けていました。9月28日の青森市での街頭活動では、暮らしや仕事、地域の将来について受け取った声を国会へ届けると発信しています。

福士珠美の事務所・公式SNS

政治活動の事務所は、青森市と参議院議員会館にあります。起業したBLUE LINK PROJECTの所在地とは別です。

青森事務所〒030-0822 青森県青森市中央1丁目5番1号 中央1丁目ビル2階
青森事務所電話017-718-8512
東京事務所〒100-8962 東京都千代田区永田町2-1-1 参議院議員会館1102号
東京事務所電話03-6550-1102
公式サイト福士ますみオフィシャルサイト
公式X@fukushi_masumi
立憲民主党プロフィール福士珠美・立憲民主党議員情報
参議院プロフィール福士珠美・参議院議員情報

青森テレビで長く「聞く・伝える」仕事を経験し、地域資源を使った事業を経て国政へ入った福士氏は、初当選後も「とことん現場主義」を掲げています。2026年10月からは第222回臨時国会に入り、青森で集めた地域の声と、国会での制度・法案審議をどう結び付けるかが1期目の活動の中心となっています。

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