舟山康江(ふなやま・やすえ)氏は、山形県選挙区選出の参議院議員です。農林水産省の官僚から、結婚を機に山形県小国町へ移住し、その後国政へ進みました。
現在は国民民主党の参議院議員会長を務める一方、国会では農林水産政策や食料安全保障、雪国の生活、子育て・教育などを扱っています。この記事では、特に関心の高い夫・子どもなどの家族、学歴・経歴、選挙、政策、これまでの実績まで一つにまとめます。
舟山康江の夫・子どもは?家族構成と小国町での暮らし
- 夫とは予備校時代に知り合った
- 2000年に結婚
- 夫の地元である山形県小国町へ移住
- 子どもは1男2女の3人
- 本人プロフィールでは、夫・子ども3人・義母・愛犬モモとの家族構成を紹介
夫とは予備校時代に出会い、結婚後に山形県小国町へ
舟山氏の夫は山形県小国町出身です。本人の公式プロフィールによると、2人は舟山氏が大学受験に向けて通っていた予備校時代に知り合いました。
2000年に結婚すると、舟山氏は10年間勤務した農林水産省を退職し、夫の実家がある小国町へ移住しています。夫は当時、燃料と設備を扱う会社を経営しており、舟山氏もその会社で働きました。仕事に必要なガス関係や危険物の資格も取得したと明かしています。
夫の氏名や詳しい経歴については、本人の公式プロフィールでは公表されていません。ネット上の推測だけで家族の氏名や職業を断定するのは避ける必要があります。
子どもは息子1人・娘2人
子どもは3人で、内訳は1男2女です。本人は、議員活動で東京と山形を行き来する生活を家族に支えてもらってきたことを公式プロフィールで語っています。
「家族の中では弱い立場ですね 笑」
出典:舟山やすえ公式サイト・プロフィール
娘からスマートフォンのお下がりをもらい、使い方を教えてもらったというエピソードもあります。子ども3人の氏名・年齢・勤務先などは公式プロフィールでは明らかにされていません。
現在の生活拠点として本人が挙げているのも、小国町です。2026年元日の公式Xでは、雪に覆われた小国町で新年を迎えた様子を投稿しています。
舟山康江の現在|国民民主党の参議院議員会長
| 名前 | 舟山 康江(ふなやま やすえ) |
|---|---|
| 生年月日 | 1966年5月26日 |
| 年齢 | 60歳(2026年9月現在) |
| 出身地 | 埼玉県越谷市 |
| 議員 | 参議院議員 |
| 選挙区 | 山形県選挙区 |
| 当選回数 | 3回 |
| 所属会派 | 国民民主党・新緑風会 |
| 現在の党役職 | 国民民主党 参議院議員会長 |
| 国会での役職 | こども・子育て・若者活躍に関する特別委員長など |
| 任期満了 | 2028年7月25日 |
| 公式サイト | 舟山やすえ公式サイト |
| 公式X | @yasue_funayama0 |
参議院の議員情報では、2026年9月14日現在、農林水産委員会に所属し、「こども・子育て・若者活躍に関する特別委員会」の委員長を務めています。政治倫理審査会のメンバーでもあります。
国民民主党では、2026年9月11日現在、玉木雄一郎代表、榛葉賀津也幹事長らとともに執行部に入り、参議院議員会長を務めています。山形では国民民主党山形県連の代表でもあります。
過去のプロフィールには「両院議員総会長」と記されたページも残っていますが、国民民主党の2026年9月11日現在の役員一覧では、舟山氏は参議院議員会長、両院議員総会長は上田清司氏となっています。
舟山氏は2026年5月、国民民主党の政治姿勢について次のように述べています。
「正直で偏らない、現実的な政治を目指すのが国民民主党だ」
出典:国民民主党・2026年5月24日街頭演説
地元では国会会期中以外にも街頭活動を続けています。2025年末には山形県内各地で活動した様子を公式Xに掲載しました。
舟山康江の学歴・経歴|農水省官僚から国会議員へ
浦和第一女子高校から北海道大学農学部へ
舟山氏は1966年、埼玉県越谷市に生まれました。父母と妹の4人家族で育ち、夏休みには北海道旭川市にある母方の祖父母の家を訪れていました。祖父母は農家で、この体験が農業への関心の原点になったと本人は振り返っています。
1985年に埼玉県立浦和第一女子高等学校を卒業。1年間の予備校生活を経て北海道大学へ進み、1990年に農学部農業経済学科を卒業しました。大学では合気道や体育会本部の活動にも熱中しています。詳しい学生時代のエピソードは本人公式プロフィールで語られています。
農林水産省で10年間勤務
大学卒業後の1990年に農林水産省へ入省しました。経済局国際部、関東農政局、経済企画庁、近畿農政局、大臣官房などを経験。国際部では農産物の自由化や関税をめぐる業務、経済企画庁では少子高齢化に関する白書作成にも携わっています。
農業経済を大学で学び、農水省で農政実務を経験したことは、その後の舟山氏の国会活動にも一貫してつながっています。
2004年に初出馬、2007年に初当選
小国町で暮らしていた舟山氏に国政への出馬を持ちかけたのが、当時の山形県選出政治家だった鹿野道彦氏らでした。2004年の参議院山形県選挙区に民主党から初挑戦しましたが、この時は落選しています。
政治活動を続け、2007年の参議院選挙で初当選。2009年9月から2010年9月まで鳩山由紀夫内閣・菅直人内閣で農林水産大臣政務官を務めました。
| 年 | 主な出来事 |
|---|---|
| 2004年 | 参議院山形県選挙区に初出馬、落選 |
| 2007年 | 参議院選挙で初当選 |
| 2009~2010年 | 農林水産大臣政務官 |
| 2012年 | 民主党を離党し、新会派「みどりの風」結成に参加 |
| 2013年 | 参議院選挙で落選 |
| 2016年 | 無所属の野党統一候補として再選 |
| 2018年 | 参議院会派の国会対策委員長に就任 |
| 2020年 | 国民民主党に入党、政務調査会長に就任 |
| 2022年 | 参議院選挙で3期目の当選 |
2012年には民主党を離れ、「みどりの風」の結成に参加しました。本人が当時発行した資料にも、2012年7月の民主党離党と「みどりの風」設立が記されています。
2020年に国民民主党へ入党
2016年の再選時は無所属でしたが、その後は参議院会派「国民民主党・新緑風会」で活動し、2020年9月に国民民主党へ正式に入党しました。
「今までの私自身の主義主張や立ち位置を変えるつもりは全くありません」
出典:舟山やすえ公式サイト「国民民主党入党のご報告」
入党時には、立憲民主党などとの野党共闘を否定するものではなく、党派を超えた協力を続ける考えも説明しています。
舟山康江の選挙区は山形県|当選3回、落選も2回経験
舟山氏は比例代表ではなく、山形県選挙区から選出されています。参議院公式プロフィールに記載されている当選年は2007年、2016年、2022年で、当選3回です。
| 選挙 | 結果・得票 |
|---|---|
| 2004年参院選 | 初出馬・落選 |
| 2007年参院選 | 初当選 |
| 2013年参院選 | 252,040票・落選 |
| 2016年参院選 | 344,356票・当選(2期目) |
| 2022年参院選 | 269,494票・当選(3期目) |
2013年の落選後は、小国町でJA女性部の一員として地域農業の現場に戻り、2014年には一般社団法人置賜自給圏推進機構の設立に参加して常務理事となりました。その後、2016年に無所属の野党統一候補として国政へ復帰しています。
直近の2022年参院選では、269,494票を獲得して3選。自民党新人の大内理加氏は242,433票でした。投票率は61.87%です。開票資料は山形県選挙管理委員会の第26回参議院選挙結果で公開されています。
現在の任期満了日は、参議院の議員一覧で2028年7月25日とされています。
選挙時だけでなく、県内の農林水産業や地域課題の現場を回る活動も続けています。2025年6月には鶴岡市の由良漁港などを訪れた様子を公式Xで紹介しました。
舟山康江の政策|農業・食料安全保障を中心に何を訴えている?
- 農業・食料安全保障:農業所得の確保、食料自給率向上、種子の確保
- 家計・経済:所得税負担軽減、ガソリン税負担の軽減、消費税減税
- 教育・子育て:教育費負担の軽減、子育て支援
- 地方政策:雪国の生活、地域産業、交通・インフラ
- 政治改革:行政監視、公文書管理、女性・若者の政治参加
農業従事者の所得と食料安全保障
舟山氏の政策で特に継続性があるのが農業と食料安全保障です。農林水産省勤務、農林水産大臣政務官、国民民主党の農林水産政策担当という経歴を持ち、農業人口の減少や農地の縮小を国会で取り上げています。
2026年3月17日の参議院予算委員会では、基幹的農業従事者の減少をめぐり、農業を続けられる所得水準の確保を政府に求めました。
「所得を確保することが重要ではないか。」
出典:国民民主党・参議院予算委員会質疑
2026年6月には、国民民主党農林水産調査会長として鈴木憲和農林水産大臣に日本・メルコスールEPA交渉への要請を行っています。
「命に直結する食料安全保障が脅かされることがあってはならない。」
出典:国民民主党「日本・メルコスールEPA交渉に関する要請」
農政を国会内だけで考えるのではなく、地域の生産現場を回っているのも活動の特徴です。2026年8月には長井市から上山市を訪れ、葉たばこの生産現場について投稿しています。
減税・所得向上と家計負担
舟山氏の政策ページでは、物価を上回る賃金上昇、所得税負担の軽減、ガソリン税負担の軽減、消費税減税などを掲げています。
2025年12月には税制をめぐる国民民主党の取り組みを公式Xで説明しています。
「対決より解決」を掲げる
本人の政策ページでは「現場主義」「対決より解決」「食を守りぬく」の3点を活動姿勢として挙げています。
「何でも賛成、何でも反対では、存在意義はありません。」
出典:舟山やすえ公式サイト「理念と政策」
外交・人権分野でも活動しており、2026年8月には超党派の議員連盟による人権外交関連の声明について公式Xで発信しました。
舟山康江がやったこと・実績は?農政から豪雪対策まで
政策として掲げている内容とは別に、舟山氏が実際に政府や国会で関与してきた仕事を見ると、農業政策、豪雪対策、議員立法が目立ちます。
農業者戸別所得補償制度の導入に政務官として関与
2009年に農林水産大臣政務官となった際には、民主党政権が掲げた農業者戸別所得補償制度の制度設計と導入に政務三役の一員として携わりました。
本人の活動実績によると、農水省職員や政務三役で制度を検討し、2010年4月にモデル対策の加入受付を開始、2011年度から本格実施へ移行しました。全国の農業者と意見交換するキャラバンにも取り組んでいます。
豪雪地帯対策特別措置法の改正協議に参加
雪深い小国町で暮らしてきた経験を背景に、豪雪対策にも継続して関わっています。豪雪地帯対策特別措置法の改正では、国民民主党を代表して与野党協議に参加し、除雪機の更新、除排雪を担う事業者の確保・育成、流雪溝などをめぐる地域側の要望を提案しました。
2026年3月にも国民民主党として国土交通省へ豪雪対策の制度改善・強化を申し入れています。
主要農作物の種子を守る議員立法
2026年6月24日には、米・麦・大豆の優良品種を確保するため、公的試験研究機関への支援を盛り込んだ「主要農作物種子確保法案」を超党派で参議院へ提出しました。
国民民主党の法案提出資料では、食料自給率向上の観点から、公的機関による品種育成を国が支える内容と説明されています。
医療的ケア児等支援法改正案では委員長として審査報告
農政以外では、2026年の第221回国会で「医療的ケア児等支援法改正案」が全会一致で成立しました。舟山氏は、こども・子育て・若者活躍に関する特別委員長として、参議院本会議で審査報告を行ったと本人公式サイトで報告しています。
国民民主党での立場と玉木雄一郎・榛葉賀津也・芳賀道也との関係
舟山氏は現在、国民民主党の参議院側をまとめる立場です。党役員一覧では、代表が玉木雄一郎氏、幹事長が榛葉賀津也氏、参議院議員会長が舟山氏となっています。
農業政策では玉木氏らとともに政府への申し入れを行っており、2026年6月には水田政策の見直しについて鈴木憲和農林水産大臣へ提言しました。榛葉氏は2026年5月、山形で開かれた「舟山やすえ感謝の集い」に出席しています。
山形県では、国民民主党山形県連で舟山氏が代表、芳賀道也参議院議員が副代表という体制です。両氏は豪雪対策など山形県に関わる政策要望でも一緒に活動しています。
舟山氏と蓮舫氏はともに参議院議員ですが、2026年現在の所属会派は異なります。舟山氏は国民民主党・新緑風会、蓮舫氏は立憲民主・無所属です。2026年3月16日の参議院予算委員会では両氏が同じ日の質疑者として登壇していますが、同一政党に所属しているわけではありません。
舟山康江の人物像|合気道、山登り、愛犬モモ
政治経歴から離れた一面では、学生時代に合気道に打ち込みました。現在の趣味として本人が挙げているのは、山登り、サイクリング、愛犬モモとの散歩、クラシック音楽などです。
高校時代については、進学校に入ったものの成績が振るわず、自ら「超落ちこぼれ」と振り返っています。その一方、アフリカの飢餓問題を知ったことをきっかけに「農業に関わる仕事がしたい」と考えるようになり、北海道大学農学部、農林水産省へと進みました。
埼玉県出身でありながら、結婚後に暮らし始めた山形県小国町での生活が国政活動のもう一つの基盤になっています。豪雪、ガソリン代、農林業、人口減少など、本人が「地方の現場」の問題として扱うテーマには小国町での生活経験も重なっています。
2026年現在も、国会活動と並行して山形県内を回り、農業・地域産業の現場を訪ねる発信を続けています。
舟山康江の事務所と公式SNS
| 拠点 | 所在地 |
|---|---|
| 山形事務所 | 〒990-0039 山形県山形市香澄町3-2-1 山交ビル8階 |
| 国会事務所 | 〒100-8962 東京都千代田区永田町2-1-1 参議院議員会館810号 |
電話番号やFAXなどの最新連絡先は、舟山やすえ公式サイト「事務所のご案内」に掲載されています。
舟山氏は2026年現在、参議院議員3期目として活動し、国民民主党では参議院議員会長を務めています。農水省での行政経験、山形県小国町での生活、農業政策への継続的な関与が、現在の活動を追ううえで主要な軸になっています。

