芳賀道也(はが・みちや)氏は、山形放送(YBC)のアナウンサーとして長く活動した後、2019年に参議院議員へ転身した政治家です。
2025年の参院選までは無所属で活動していたため、現在も「無所属」と紹介されることがありますが、2025年12月に国民民主党へ入党しており、2026年9月現在は国民民主党所属です。参議院では山形県選挙区から2回当選し、行政監視委員長を務めています。
- 元YBC山形放送アナウンサーで、「ズームイン!!朝!」の山形キャスターも担当
- 2019年の参院選・山形県選挙区で初当選し、2025年に再選
- 2025年12月17日に国民民主党へ入党
- 2026年9月27日現在、参議院行政監視委員長、厚生労働委員、災害対策及び東日本大震災復興特別委員
| 名前 | 芳賀 道也(はが みちや) |
|---|---|
| 生年月日 | 1958年3月2日 |
| 年齢 | 68歳(2026年9月29日時点) |
| 出身地 | 山形県山形市 |
| 所属政党 | 国民民主党 |
| 所属会派 | 国民民主党・新緑風会 |
| 議員種別 | 参議院議員 |
| 選挙区 | 山形県選挙区 |
| 当選回数 | 2回 |
| 初当選 | 2019年 |
| 前職 | YBC山形放送アナウンサー |
| 現在の主な役職 | 参議院行政監視委員長 |
| 公式サイト | 芳賀道也公式サイト |
| 公式X | @hagamichiya |
プロフィールと現在の役職は、参議院の議員プロフィールおよび国民民主党の議員ページで確認できます。
芳賀道也は現在何党?無所属から国民民主党へ入党
芳賀道也氏の現在の所属政党は国民民主党です。2025年12月17日、国民民主党の両院議員総会で入党が承認されました。
2019年の初当選時と2025年の再選時はいずれも無所属でした。参議院では以前から国民民主党と同じ「国民民主党・新緑風会」に所属していましたが、政党そのものには加入していない状態が続いていました。2025年参院選でも国民民主党から推薦を受けています。国民民主党は2025年12月17日、芳賀氏の正式入党を発表しています。
- 2019年:無所属で参院選に出馬し初当選
- 1期目:無所属のまま国民民主党・新緑風会で活動
- 2025年7月:無所属・国民民主党推薦で参院選に出馬し再選
- 2025年12月17日:国民民主党へ正式入党
- 2026年現在:国民民主党所属、会派は国民民主党・新緑風会
なぜ長く無所属だったのか
芳賀氏は入党時、2019年の参院選で立憲民主党などからも支援を受けた経緯に触れています。YBC山形放送の取材に対し、山形県内で立憲民主党の国会議員が誕生するまでは無所属でいるという約束があったと説明しました。
「山形に立憲民主の国会議員が誕生するまでは無所属でいると約束してきた部分もあった」
出典:YBC山形放送ニュース
2025年には山形県で立憲民主党所属の国会議員が誕生したこともあり、芳賀氏は同年12月に国民民主党入りを決断。入党後に取り組みたいことについては、次のように語っています。
「より制度や政策、法律を変える大きな仕事も一緒にやっていきたい」
出典:YBC山形放送ニュース
芳賀氏は現在、自民党所属でも無所属でもありません。過去の選挙記事やプロフィールには「無所属」と残っているため、情報の時点には注意が必要です。
2026年9月には、税制改正に関する意見を聞いた活動を本人のXで発信しています。
元YBCアナウンサー|「ズームイン!!朝!」の山形キャスターも担当
政治家になる前の芳賀道也氏は、約39年間にわたってYBC山形放送に勤務したアナウンサーでした。山形県内では政治家になる以前からテレビ・ラジオを通じて知られていた人物です。
1958年に山形市で生まれ、山形大学附属中学校、山形県立長井高校を経て、日本大学文理学部社会学科を卒業。1980年4月に山形放送へ入社しました。本人公式プロフィールと参議院プロフィールの双方に経歴が掲載されています。
| 時期 | 経歴 |
|---|---|
| 1958年3月 | 山形県山形市に生まれる |
| 1976年3月 | 山形県立長井高校卒業 |
| 1980年3月 | 日本大学文理学部社会学科卒業 |
| 1980年4月 | YBC山形放送入社、アナウンス部へ |
| 在職中 | 「ズームイン!!朝!」「ズームイン!!SUPER」「ピヨ卵」などを担当 |
| 2019年2月28日 | 山形放送を退社 |
| 2019年7月 | 参議院議員に初当選 |
日本テレビ系列の「ズームイン!!朝!」では山形のキャスターを務めました。ほかにもYBCテレビの「ピヨ卵」「君にVキュン」、ラジオの「ウィークエンドスクランブル」「ときめきサタデー」などを担当。アナウンス責任者や報道制作局アナウンス統括部長なども経験しています。
「元アナウンサー」というだけでなく、番組出演からアナウンス部門の管理職まで経験したのが芳賀氏の放送局時代です。2019年2月末の退社から約5か月後、参議院議員に初当選しました。
山形県選挙区で2019年に初当選、2025年に再選
芳賀道也氏は参議院の山形県選挙区選出です。2019年と2025年の2回当選しており、参議院公式プロフィールでも当選回数は「2回」と記載されています。
2019年参院選は27万9709票で初当選
2019年7月21日の第25回参議院議員通常選挙では、無所属の新人として出馬。27万9709票を獲得して初当選しました。山形県の記録でも同日に芳賀氏が初当選したことが記載され、国民民主党の当時の選挙結果資料には得票率50.2%と掲載されています。
| 候補 | 当時の党派 | 得票 |
|---|---|---|
| 芳賀道也 | 無所属 | 279,709票 |
| 大沼瑞穂 | 自由民主党 | 263,185票 |
| 小野澤健至 | NHKから国民を守る党 | 13,800票 |
2025年参院選は24万8864票で2期目へ
2025年7月20日の第27回参院選では、再び無所属で立候補し、国民民主党の推薦を受けました。24万8864票を獲得して再選しています。
| 候補 | 当時の党派 | 得票 |
|---|---|---|
| 芳賀道也 | 無所属 | 248,864票 |
| 大内理加 | 自由民主党 | 194,478票 |
| 佐藤友昭 | 参政党 | 66,262票 |
| 三井寺修 | 日本共産党 | 17,387票 |
| 大貫学 | NHK党 | 4,701票 |
山形県選挙管理委員会は第27回参議院議員通常選挙の公式結果を公開しています。得票数はYBC・TUYなど県内報道各社も同じ数字を報じました。
選挙後も、山形県内の自治体・議会から要望を受ける活動を続けています。2026年6月には鮭川村議会から要望を受けた様子をXに投稿しました。
芳賀道也は何をしてきた?国会で扱ってきた主なテーマ
芳賀氏の国会活動で目立つのは、医療・介護・障害福祉、地域交通、農業、災害・雪害など、山形の生活課題と関係するテーマです。
本人事務所によると、1期目の任期終盤だった2025年6月18日の時点で、国会での質問回数は147回に達していました。
「この会派にいれていただき、おかげさまで今日で質問回数は147回。」
出典:芳賀道也公式サイト・活動報告
地域医療・社会保障
厚生労働委員会では、医師不足や地域医療、健康保険、介護、難病・障害者支援などを取り上げています。2025年12月2日の厚生労働委員会では、かかりつけ医機能や診療報酬などについて政府へ質問しました。発言は国会会議録検索システムで公開されています。
2026年にも患者団体から制度に関する要望を受けています。本人Xでは、長期に高額な治療が必要な患者に関わる「特定疾病制度」の見直しについて当事者から話を聞いたことを発信しました。
豪雪・災害対策
雪国の課題も継続して扱っています。2026年3月には国民民主党の議員らと国土交通省を訪れ、豪雪対策の制度改善・強化を申し入れました。
「除雪をするので春先になると道路の傷みが出てくることに対応してほしい」
出典:国民民主党・豪雪対策の政府申入れ
2月には、大雪被害対策として山形県内12市町村に特別交付税の繰り上げ交付が決まったことを紹介し、引き続き総務省へ要望すると発信しています。
道路・鉄道など山形の交通インフラ
本人の政策ページでは、県内の高速道路・一般道路整備、山形新幹線や羽越本線の充実強化を掲げています。
2026年8月には、日本海沿岸東北自動車道に関係する鼠ヶ関トンネルについて、工事契約に向けた手続きが進んだことをXで紹介しました。
芳賀道也の政策・公約
芳賀氏の政策は、本人公式サイトで大きく5分野に整理されています。教育・子育て、農林漁業、山形の地域振興、働き方と社会保障、災害や安全保障が柱です。
- 教育・子育て:教育の完全無償化を目指す、給付型奨学金や学費減免の拡充、不登校・ひきこもりへの支援
- 農林漁業:農業者戸別所得補償の復活・拡充、Uターン就農等への支援
- 地域振興:道路・鉄道整備、空き家対策、地域医療、冬季観光への支援
- 雇用・社会保障:最低賃金引き上げ、非正規から正規雇用への転換、過労死対策、医療・介護体制の維持
- 災害・安全保障:豪雨・地震・雪害対策、憲法9条の精神を守ること、日米地位協定の見直し
子育て・教育を特に重視
2025年参院選の日本テレビ候補者アンケートでは、「特に重視している政策」に子育て・教育政策を選択しました。
同アンケートでは、選択的夫婦別姓には「やや賛成」、同性婚の法制化にも「やや賛成」、女性天皇については「賛成」と回答しています。こうした個別論点では、抽象的な思想分類ではなく、候補者本人の回答から立場を確認できます。
手取り・ガソリン価格と地域経済
2025年参院選では「ガソリンを下げる」「手取りを増やす」といった経済政策を前面に出しました。国民民主党へ正式入党した後も、このテーマを党の政策と結びつけて発信しています。
「対決より解決で、みんなの暮らしを、東北の暮らしを良くしていこうではないか」
出典:国民民主党・2026年5月29日山形街頭演説
農業政策とコメ・水田政策
山形県選出議員として農業政策も継続的なテーマです。公式政策では農業者戸別所得補償の復活・拡充などを掲げ、2026年9月には農林水産省から備蓄米の買い入れや水田活用交付金の新たな方向について説明を受けたことを発信しました。
芳賀道也の妻・息子・家族
芳賀道也氏は結婚しており、少なくとも長男がいることを本人が公表しています。妻や息子の氏名については、本人の主要な公式プロフィールでは公表されていません。
家族について詳しく語ったのが、2024年12月に東京新聞の子育てサイト「東京すくすく」へ寄せた記事です。芳賀氏によると、結婚8年目で長男を授かりました。当時は山形放送のアナウンサーとして多忙で、出産直前にも収録のため職場へ戻り、長男が生まれる瞬間に立ち会えなかったと振り返っています。
「妻からやってほしいと言われたことくらいはやればよかったな」
出典:東京すくすく・芳賀道也氏の子育て回顧
長男は記事掲載時点ですでに30歳を超えており、芳賀氏は「仕事も手伝ってくれている」と記しています。これを根拠に「息子が秘書」と断定することはできません。公式サイトには議員事務所の連絡先は掲載されていますが、秘書個人の一覧は掲載されていません。
- 妻がいる
- 結婚8年目に長男が誕生した
- 長男は2024年時点で30歳を超えている
- 長男が芳賀氏の仕事を手伝うことがある
- 妻・長男の氏名や詳しい職業は主要な公式資料では公表されていない
自身が子育てに十分関われなかった経験もあり、国会では超党派の「ママパパ議員連盟」に参加。本人は、経済的理由で学びを諦めなくてよい社会をつくりたいとも語っています。
「病気」という情報は公表されている?
2026年9月29日時点で、参議院公式プロフィール、本人公式サイト、国民民主党の議員プロフィールに、芳賀氏本人が特定の病気を公表した記載はありません。
芳賀氏は厚生労働委員として難病や患者支援を頻繁に扱っており、バセドウ病、てんかん、ALS、がん患者などに関する活動報告も多数あります。しかし、これらは患者や支援団体から要望を受けた政治活動であり、芳賀氏自身の病歴を示すものではありません。
芳賀道也の事務所はどこ?山形事務所と国会事務所
芳賀道也氏には山形市の事務所と、東京・永田町の国会事務所があります。連絡先は本人公式サイトで公開されています。
| 事務所 | 所在地・連絡先 |
|---|---|
| 山形事務所 | 〒990-0825 山形県山形市城北町1丁目24-15 ダイヤ66城北 2F・A TEL:023-676-5115 FAX:023-676-5116 メール:office@hagamichiya.com |
| 国会事務所 | 〒100-8962 東京都千代田区永田町2丁目1-1 参議院議員会館917号室 TEL:03-6550-0917 FAX:03-6551-0917 |
陳情や政策に関する意見を送る場合は、公式サイトのご意見・ご質問フォームも利用できます。
公式X・Facebook・InstagramなどのSNS
国民民主党の芳賀道也氏の公式議員ページから、X、Facebook、Instagram、YouTubeなど各SNSへリンクされています。
| 公式X | @hagamichiya |
|---|---|
| 芳賀道也 Facebook | |
| @hagamichiya | |
| 公式サイト | 芳賀道也公式サイト |
Xでは国会質問だけでなく、山形県内の道路・農業・災害対応、自治体からの要望、各種団体との意見交換まで日々の活動を細かく発信しています。2026年8月には道路整備や患者団体との面談を同日に発信するなど、国会と地元双方の活動が掲載されています。
2026年現在は行政監視委員長として2期目の活動中
2026年9月27日時点の参議院公式情報では、芳賀道也氏は行政監視委員長を務めるほか、厚生労働委員会、災害対策及び東日本大震災復興特別委員会に所属しています。参議院議員としての任期満了日は2031年7月28日です。
- 所属政党:国民民主党
- 所属会派:国民民主党・新緑風会
- 選挙区:山形県選挙区
- 当選:2回
- 行政監視委員会:委員長
- 厚生労働委員会:委員
- 災害対策及び東日本大震災復興特別委員会:委員
元アナウンサーという経歴から国政へ入り、1期目は無所属の立場を維持しながら国民民主党・新緑風会で活動しました。2期目に入った2025年12月には国民民主党へ正式に入党し、現在は党所属議員として、山形の地域課題と厚生労働・災害対策を中心に国会活動を続けています。

