原田直樹氏は、野村総合研究所(野村総研)の経営コンサルタントを経て、2026年の衆議院選挙で初当選した政治家です。早稲田大学、北京大学、東京大学、ソウル大学で学び、現在は衆議院議員として活動しています。
2026年9月には所属政党をめぐる動きがあり、現在の情報を見ると「公明党」と「中道」という2つの名称が出てきます。この記事では、この違いをはじめ、経歴・学歴、選挙、政策、国会活動、家族まで原田氏の人物像を整理します。
元野村総研の経営コンサルタントで、東アジアの複数の大学・大学院で国際関係や公共政策を学んだ衆院1期目の政治家です。2026年10月2日時点では公明党に所属し、衆議院では会派「中道」に所属しています。
| 名前 | 原田直樹(はらだ なおき) |
|---|---|
| 生年月日 | 1990年11月22日 |
| 年齢 | 35歳(2026年10月2日時点) |
| 出身地 | 神奈川県鎌倉市 |
| 所属政党 | 公明党 |
| 衆議院会派 | 中道 |
| 議員種別 | 衆議院議員 |
| 選挙区 | 比例南関東ブロック |
| 当選回数 | 1回 |
| 初当選 | 2026年・第51回衆議院議員総選挙 |
| 所属委員会 | 外務委員会 |
| 前職 | 野村総合研究所 経営コンサルタント |
| 家族 | 妻、娘2人 |
| 公式サイト | 原田直樹 公式サイト |
| 公式X | @NaokiHarada1122 |
衆議院の議員情報には、比例南関東選出・当選1回として掲載されています。現在の委員会所属は衆議院の外務委員会名簿でも確認できます。
原田直樹は今どの党?公明党と「中道」の関係
原田直樹氏の現在の所属で最も分かりにくいのが、「公明党」と「中道」の関係です。
- 所属政党:公明党
- 衆議院の会派:中道
- 2026年衆院選では中道改革連合の比例南関東候補として当選
「公明党」と「中道」は、どちらか一方が誤りなのではなく、政党と国会会派という違いがあります。
原田氏は2026年の衆院選では中道改革連合から出馬しました。その後、9月11日に自身のXで中道改革連合を離れ、公明党へ戻る意向を表明しています。
公明党は2026年9月24日の党発表で、原田氏を含む28人の復党を承認しました。したがって、現在の所属政党は公明党です。
国会内では同じ9月24日に統一会派「中道」が発足しました。衆議院の会派別議員一覧でも、原田氏は「中道」の所属議員として掲載されています。
本人の公式サイトには記事作成時点で「中道改革連合 青年局長」という選挙当時の表記が残るページがありますが、所属政党については9月24日の公明党による復党承認が新しい情報です。
原田直樹の経歴・学歴|早稲田・北京大から東大、ソウル大へ
原田直樹氏は神奈川県鎌倉市に生まれ、神奈川県立茅ケ崎北陵高校を卒業しました。その後の学歴は、日本国内だけでなく中国・韓国にもまたがっています。
| 年 | 経歴 |
|---|---|
| 2009年 | 神奈川県立茅ケ崎北陵高校卒業 |
| 2014年 | 早稲田大学国際教養学部、北京大学国際関係学院のダブルディグリー課程を修了 |
| 2017年 | 東京大学公共政策大学院修了 |
| 2017年 | 野村総合研究所に入社 |
| 2023年 | ソウル大学大学院国際学研究科修了 |
| 2023年 | 野村総合研究所を退職 |
| 2024年 | 第50回衆議院議員総選挙に出馬、落選 |
| 2026年 | 第51回衆議院議員総選挙で初当選 |
早稲田大学では国際教養を学び、北京大学国際関係学院とのダブルディグリーを取得。東京大学公共政策大学院では、日中韓の大学が連携する「CAMPUS Asia」の枠組みにも参加しました。
就職後も学びを続け、ソウル大学大学院国際学研究科では、仕事と並行して研究を進めています。日本・中国・韓国の3か国で大学・大学院教育を受けた経歴は、原田氏の外交政策にもつながる背景の一つです。
2026年4月には、母校のソウル大学を訪れ、研究者らと意見交換したことをXで発信しています。
前職は野村総合研究所の経営コンサルタント
大学院修了後の2017年に、野村総合研究所(NRI)へ入社しました。本人公式プロフィールでは、経営コンサルタントとして勤務したとしています。
政治家になるまで行政機関や議員秘書を本職としていたのではなく、民間企業でコンサルティング業務に携わっていた経歴を持ちます。2023年に野村総研を退職し、その後、本格的に国政を目指しました。
「生まれ育った環境や境遇の違いによって、人生の選択肢が狭められてはならない。」
出典:原田直樹 公式サイト
選挙|2024年は落選、2026年に比例南関東で初当選
原田直樹氏が初めて衆院選に挑戦したのは2024年です。公明党の比例南関東ブロック候補として名簿3位に登載されました。
| 選挙 | 所属 | 比例順位 | 党の獲得議席 | 結果 |
|---|---|---|---|---|
| 2024年・第50回衆院選 | 公明党 | 南関東3位 | 2議席 | 落選 |
| 2026年・第51回衆院選 | 中道改革連合 | 南関東3位 | 7議席 | 初当選 |
2024年は公明党が比例南関東で72万9980票を獲得し2議席だったため、名簿3位の原田氏には議席が届きませんでした。
2026年は中道改革連合の比例南関東名簿3位で立候補。南関東ブロックで同党が7議席を獲得したため、35歳で衆議院議員に初当選しました。
比例代表の単独候補なので、原田氏個人に小選挙区のような得票数が付く選挙ではありません。候補者個人の得票ではなく、政党の比例得票と名簿順位によって当落が決まっています。
選挙期間中には、自身が35歳で2児の父であることにも触れながら、若い世代の政治参加を訴える投稿を行っていました。
原田直樹の政策|外交・成長・子育て・人口減少・政治改革
原田氏は公式サイトで、政策を大きく5つの分野に整理しています。個別政策を並べるだけでなく、外交・経済・子育て・人口減少への対応を生活の安定と結び付けているのが政策構成です。
- 戦略的平和外交:国益を守りながら対話を重ね、地域の安定につなげる
- 成長する経済:科学技術・成長産業への投資、規制改革、人への投資
- 子育て・教育改革:子育て費用の負担軽減と仕事・キャリアとの両立
- 人口減少社会の再設計:社会保障、交通、公共施設、予防医療などの持続可能性を高める
- 民主主義・政治改革:政治資金の透明化、選挙制度・国会改革、政治参加の促進
政策の詳細は原田直樹公式サイトで公表されています。
外交は安全保障だけでなく暮らしにも直結する課題と位置付ける
原田氏は、外交・安全保障を国家間の問題だけで捉えず、エネルギー価格や物価、雇用といった国内生活にも影響する分野として扱っています。
初めて国会質問に立った2026年3月6日の外務委員会では、日中関係について次のように述べました。
「地域の平和と繁栄のため、どこまでも協調を模索していくべき」
出典:衆議院・第221回国会 外務委員会 第2号
対話を掲げる一方、公式政策では国益を守る姿勢も明記しています。対立か協調かという二択ではなく、国益を確保しながら近隣国との意思疎通を続けるという考え方です。
子育て支援は負担軽減だけでなく働き方まで扱う
子育て・教育分野では、教育費など家計負担への対応に加え、子育てと仕事・キャリアを両立しやすい環境づくりを掲げています。
人口減少政策では、社会保障だけを切り離して扱うのではなく、地域交通、公共インフラ、医療、働き手不足などを含めた社会システム全体の見直しを政策テーマにしています。
国会では何をしている?外交・難病支援などを質問
初当選後の原田氏は、外務委員会を中心に国会質問を重ねています。外交だけでなく、厚生労働委員会では難病患者への支援制度も取り上げました。
2026年7月15日の外務委員会では、国会での議論について次の考えを述べています。
「国会は与野党が勝敗を競う場ではなく、国民の未来を議論する場である」
出典:衆議院・第221回国会 外務委員会 第14号
イラン情勢や旅券制度を外務委員会で質問
2026年4月10日の外務委員会では、イランをめぐる情勢や旅券法に関する問題を取り上げました。本人も質問内容をXで紹介しています。
7月の外務委員会では中東情勢に加え、日本が輸入する原油やナフサの調達先の多様化など、エネルギー安全保障に関する論点も質問しています。
パーキンソン病など難病支援の「制度が届かない」問題を質問
2026年5月13日の厚生労働委員会では、パーキンソン病をはじめとする指定難病をテーマに質問しました。患者団体などとの意見交換を踏まえ、制度があっても必要な人へ情報が届かない問題を取り上げています。
「制度があるのにそれが届いていない。知っている人だけが救われて、知らなかった人が取り残される」
出典:衆議院・第221回国会 厚生労働委員会 第8号
質問では、指定難病の診断や医療費助成、制度周知、治療研究など複数の論点を扱っています。原田氏の国会活動は外交だけに限定されていません。
千葉県の豪雨被害では被災地を訪問
比例南関東選出の議員として、千葉県など地元ブロックでの活動も行っています。2026年8月には豪雨被害を受けた地域を訪れ、現場の状況をXで報告しました。
妻・子供は?原田直樹の家族について公表されていること
原田直樹氏の公式プロフィールでは、家族について「妻、娘2人」と公表されています。
- 配偶者:妻
- 子供:娘2人
- 妻や娘の氏名:公式プロフィールでは公表されていない
家族の氏名などを詳しく公開しているわけではありませんが、本人は子育て中の父親としての日常を発信することがあります。子育て政策も掲げており、自身の育児についてYouTubeで話した場面をXでも紹介しています。
妻や子供について公表されていない個人情報を、同姓同名人物やSNS上の情報から結び付けることはできません。家族については本人が公開している範囲で見る必要があります。
「医師」「新潟大学」の原田直樹は政治家とは別人
「原田直樹」という名前では、医師や大学研究者など複数の同姓同名人物が活動しています。政治家の原田直樹氏と混同しやすいため、経歴を分けて見る必要があります。
| 人物 | 主な経歴 | 政治家本人か |
|---|---|---|
| 衆議院議員・原田直樹 | 早稲田大・北京大、東京大大学院、ソウル大大学院、野村総研 | 本人 |
| 新潟大学の原田直樹教授 | 農学・自然科学分野の研究者 | 別人 |
| 医師の原田直樹氏 | 長崎県の医療機関などで医師として活動 | 別人 |
衆議院議員の原田直樹氏は医師ではありません。前職として本人が公表しているのは、野村総合研究所の経営コンサルタントです。
新潟大学には同姓同名の研究者が在籍していますが、新潟大学の研究者情報では農学分野を専門とする別人物として掲載されています。
医師の同姓同名人物についても、医療機関の公式プロフィールに長崎大学医学部卒業などの経歴が掲載されており、政治家の原田氏とは経歴が一致しません。
原田直樹の国籍は?
原田氏の本人公式プロフィールや衆議院議員プロフィールには、「国籍」という独立した項目は設けられていません。
ただし、衆議院議員の被選挙権については、神奈川県選挙管理委員会が「日本国民で満25歳以上」を要件として案内しています。原田氏は2026年の衆院選に立候補して当選し、現在、衆議院議員として在職しています。

