平口洋の妻・家族は?統一教会との関係、法務大臣・経歴と現在

平口洋

平口洋(ひらぐち・ひろし)氏は、建設省・国土交通省の官僚を経て国政に転じた、自民党の衆議院議員です。広島2区で当選7回。2025年10月には法務大臣として初入閣し、2026年2月の第2次高市内閣でも再任されました。

2026年9月25日時点では法務大臣ではありません。9月17日の内閣改造で山下貴司氏が法務大臣に就任しており、現在の平口氏は衆議院議員・自民党広島県支部連合会長として活動しています。

平口洋氏を簡単に見ると
  • 広島県江田島市出身、広島学院高校から東京大学法学部へ
  • 建設省に入り、秋田県警本部長や国土交通省河川局次長などを歴任
  • 2005年の衆院選で初当選、現在7期目
  • 選挙区は広島2区(広島市西区・佐伯区、廿日市市、大竹市)
  • 2025年10月から2026年9月まで法務大臣を務めた
  • 妻は「さとみ」さん。長男と長女がいる
  • 派閥は「旧茂木派」と報じられてきた
名前平口 洋(ひらぐち ひろし)
生年月日1948年8月1日
年齢78歳(2026年9月時点)
出身地広島県江田島市
所属自由民主党
議員種別衆議院議員
選挙区広島県第2区
当選回数7回
現在の主な役職衆議院議員、自民党広島県支部連合会長
初当選2005年
前職建設省・国土交通省官僚
主な役職歴法務大臣、法務副大臣、環境副大臣、衆院法務委員長、衆院農林水産委員長など
身長170cm(本人公式プロフィール)
公式サイト平口洋公式サイト
公式X@hiraguchi0801
主な出典衆議院・議員プロフィール/本人公式プロフィール
目次

平口洋の現在は?法務大臣は2026年9月に退任

平口氏は2025年10月21日に発足した高市内閣で法務大臣に就任しました。法務大臣政務官、衆議院法務委員長、法務副大臣を経験しており、初入閣ながら法務行政との関わりが長い政治家でした。

2026年2月の衆議院選挙で7回目の当選を果たした後、第2次高市内閣でも法務大臣に再任されています。

再任時には、本人のXでも法務大臣を再び務めることを報告しました。

その後、2026年9月17日に第2次高市改造内閣が発足。首相官邸の改造内閣名簿では山下貴司氏が法務大臣となっています。

したがって、2026年9月25日現在、平口氏は「元法務大臣」です。一方、衆議院議員の地位は継続しており、自民党の都道府県支部連合会一覧では、現在も広島県支部連合会長として掲載されています。

 

平口洋の妻・家族は?妻さとみ、長男と長女がいる

平口氏の家族については、本人の公式プロフィールに具体的な記載があります。

公式プロフィールで公表されている家族
  • 妻:さとみさん
  • 長男:1人(公式プロフィールでは「社会人」)
  • 長女:1人(公式プロフィールでは「社会人」)

妻のさとみさんについて、本人公式プロフィールでは氏名以外の年齢や職業などは公表されていません。長男・長女についても、氏名や勤務先などの詳細は掲載されていません。

家族に関する情報は、政治活動と無関係な私生活まで推測を広げず、本人が公表している範囲で見るのが基本になります。

出典:平口洋公式プロフィール

 

平口洋と統一教会の関係は?公表資料で分かっていること

平口氏と旧統一教会(世界平和統一家庭連合)との関係については、事実として確認できる情報と、そこからは判断できないことを分ける必要があります。

共同通信が2022年に公開した国会議員アンケートでは、平口氏について「献金・パーティー券購入」「選挙活動への支援」「集会への出席や祝電」の各設問が「無回答」となっています。

「無回答」は、教団との接点があったことを意味する回答ではありません。このアンケートだけを根拠に、献金や選挙支援、集会出席があったと断定することはできません。

旧統一教会との関係で区別したい点

2022年の共同通信アンケートでは平口氏は無回答でした。一方、公表されたアンケート結果そのものには、平口氏による献金、選挙支援、集会出席などの具体的な接点は記載されていません。

法務大臣だった2026年4月には、衆議院法務委員会で旧統一教会をめぐる問題について質問を受けています。このときは個人的な関係ではなく、政府・法務行政としての対応について答弁しました。

「統一教会については、これまで様々な社会的問題が指摘され」

出典:第221回国会・衆議院法務委員会会議録

平口氏は続けて、政府が被害者支援などの対応を進めてきたことや、公安調査庁の所管法令との関係を見極める考えを述べています。これは法務大臣としての答弁であり、平口氏自身と教団の関係を示すものではありません。

平口洋の経歴・学歴|広島学院から東大法学部、建設官僚へ

平口氏は広島県江田島市出身。私立の広島学院高等学校を1967年に卒業し、1972年に東京大学法学部を卒業しました。

大学卒業後は建設省に入り、道路局へ配属されています。1975年には米国のペンシルバニア大学大学院へ地域計画を学ぶため留学しました。公式略歴は「留学」としており、学位取得とは記載していません。

時期主な経歴
1967年私立広島学院高等学校卒業
1972年東京大学法学部卒業、建設省入省
1975年米国ペンシルバニア大学大学院留学(地域計画)
1981年鳥取県企画部企画課長
1993年建設省建設経済局調整課長
1995年秋田県警察本部長
2000年国土交通省河川局次長
2001年国土交通省を退職
2004年自民党広島県第2選挙区支部長
2005年第44回衆院選で初当選
2013年法務大臣政務官
2015年環境副大臣
2017年衆議院法務委員長
2018年法務副大臣
2021年衆議院農林水産委員長
2022年自民党広島県支部連合会長
2025年法務大臣として初入閣
2026年衆院選で7回目の当選、法務大臣再任
主な出典首相官邸・平口洋プロフィール/衆議院・平口洋君

秋田県警本部長も経験している

経歴の中でも特徴的なのが、1995年の秋田県警察本部長です。その後は国土交通省河川局次長まで務め、中央省庁と地方行政の双方で勤務しました。

弁護士出身ではない

東京大学法学部出身で、法務大臣・法務副大臣など法務関係の役職が多いため弁護士と混同されることがありますが、公表されている公式経歴は建設・国土交通官僚が出発点です。衆議院や首相官邸の略歴にも弁護士歴は記載されていません。

法務大臣就任後、本人も公式Xで新たな役職を報告しました。

法務大臣として何をした?死刑・共同親権・外国人政策を整理

平口氏の法務大臣在任中には、死刑制度、再審制度、離婚後の共同親権、外国人の在留管理、危険運転致死傷罪など、国民生活に直接関係する複数の制度が議論・施行されました。

法務大臣時代の主な論点
  • 死刑制度と死刑執行の判断
  • 2026年4月からの離婚後共同親権制度の施行
  • 不法滞在対策と外国人との秩序ある共生
  • 選択的夫婦別氏制度・旧姓使用
  • 危険運転致死傷罪の要件見直し
  • 再審制度やAIリーガルテックをめぐる法制度の検討

死刑制度は「廃止は適当でない」と表明

2025年10月22日の初登庁後記者会見では、法務大臣にとって重要な判断の一つである死刑制度について質問を受けました。

「死刑を廃止するということについては適当でないと考えています。」

出典:法務省・平口法務大臣初登庁後記者会見

同時に平口氏は、死刑は生命を絶つ重大な刑罰であり、執行には慎重な態度が必要だと説明。裁判所の判断を尊重し、関係記録や再審事由などを精査したうえで判断するという立場を示しました。

共同親権は平口氏の在任中に施行

離婚後の父母について共同親権を選べるようにする民法改正は、平口氏が法務大臣になる前の2024年5月に成立したものです。そのため、改正法そのものを平口氏が成立させたという関係ではありません。

平口氏の在任中である2025年10月31日、施行日を2026年4月1日とする政令が閣議決定されました。法務省はその後、親権、養育費、親子交流などについて制度周知と施行準備を進めています。

平口氏は「改正法の成立」を担当したのではなく、「施行に向けた準備と実施」を法務大臣として担当したという時系列です。

出典:法務省・2025年10月31日法務大臣記者会見/法務省・離婚後の子の養育に関する制度解説

外国人政策では不法滞在対策と共生を併記

外国人政策では、出入国在留管理の厳格化だけでなく、適法に在留する外国人が日本社会へ円滑に適応するための仕組みも扱いました。

2026年4月の国会答弁では、法務省の取り組みとして「不法滞在者ゼロプラン」の推進、入管行政のDX、難民等の適切・迅速な保護を挙げています。同時に、日本語や日本の制度・ルールを学ぶプログラム、相談体制の強化なども進めると答弁しました。

出典:第221回国会・衆議院法務委員会

選択的夫婦別姓については慎重な答弁

選択的夫婦別氏制度については、大臣として個人的な賛否を前面に出すのではなく、国民や国会の議論を踏まえる姿勢を示していました。

「現在でも、国民の間に様々な意見がある」

出典:法務省・2026年3月13日法務大臣記者会見

一方、婚姻などで姓が変わることで生じる不便を減らすため、旧氏使用の拡大について関係省庁と検討する方針も説明しています。

「事故」は本人の事故?危険運転致死傷罪改正を担当

平口氏本人が近年重大な交通事故を起こしたとする公的発表や主要報道は見当たりません。2026年に平口氏が「事故」に関係する法務行政で大きく関わったのは、危険運転致死傷罪の改正です。

平口氏の在任中、飲酒運転と高速度運転について数値基準を設けることなどを盛り込んだ改正法案が提出され、2026年6月25日に成立、7月21日に施行されました。

飲酒類型では高濃度のアルコールを保有した状態、高速度類型では一定以上の高速度での運転を明確に処罰対象とする仕組みが導入され、タイヤを故意に滑らせるなどの危険運転も新たな類型として加えられています。

出典:法務省・危険運転致死傷罪の法改正Q&A

法務大臣として国会へ戻った2026年2月には、7期目の初登院についても公式Xで発信しています。

平口洋の選挙区は広島2区|2026年に7回目の当選

現在の広島県第2区は、広島市西区、広島市佐伯区、廿日市市、大竹市で構成されています。平口氏は2005年に初当選し、2012年以降は広島2区で当選を重ねています。

直近の2026年2月8日の第51回衆議院議員総選挙では、94,750票を獲得して7回目の当選となりました。

選挙候補者得票数
2026年・広島2区平口ひろし94,750票
福田玄53,893票
佐藤ゆきこ20,123票
岡田ひろみ14,510票
2024年・広島2区平口ひろし82,443票
福田玄61,679票
かねしろ政孝21,846票
岡田ひろみ17,354票
出典広島県選挙管理委員会・2026年投開票結果/2024年投開票結果

2026年の選挙期間中には、広島2区各地での活動を公式Xでも発信していました。

平口洋の派閥は?旧茂木派とされる

平口氏は自民党内で、平成研究会の流れをくむ旧茂木派に所属していました。2025年の法務大臣起用時にも、テレビ朝日などの人事報道では「旧茂木派」と紹介されています。

現在は「茂木派所属」ではなく、「旧茂木派」と表記するのが実態に合っています。自民党で従来型の派閥が相次いで解散した後も、閣僚人事などでは過去の所属を示すため「旧○○派」という表現が使われています。

なお、「派閥」と「自民党広島県支部連合会」は別の組織です。平口氏は現在、自民党広島県連の会長を務めています。

出典:テレビ朝日・2025年10月21日/自由民主党・都道府県支部連合会

平口洋の政策は?2026年の選挙公報から見る重点分野

平口氏が2026年衆院選で提出した選挙公報では、物価対策から政治改革、地方創生、国土強靱化、核廃絶まで複数の分野を掲げています。

分野2026年選挙公報で掲げた主な内容
物価・経済食料品消費税ゼロ、物価高対策と賃上げ
政治改革政治資金の透明性向上など政治改革の実施
地方政策地方創生の実現
防災・インフラ道路・河川・下水道などを含む国土強靱化
平和政策核廃絶と平和の実現
出典広島県選挙管理委員会・2026年広島2区選挙公報

広島出身として核廃絶を掲げる

核兵器をめぐる問題は、平口氏が以前から公式サイトでも掲げてきたテーマです。本人は広島県出身であることを「根本」と位置付け、核廃絶と世界平和、被爆建物である旧陸軍被服支廠の保存などを政策に挙げています。

出典:平口洋公式サイト・政策

法務分野では「厳格な在留管理」と「共生」の両方を掲げた

法務大臣時代は、外国人政策について不法滞在への厳正な対応を進める一方、難民保護や日本語・制度を学ぶ機会、相談体制の整備にも言及しました。

死刑制度については存続を前提とする立場、選択的夫婦別氏については国民と国会の議論を踏まえて検討する立場を示しており、政策ごとの具体的な発言を見ると、単純な政治的ラベルだけでは説明しにくい構成になっています。

平口洋の評判・批判|ガソリン代報道や国会での携帯電話

平口氏については、政策や経歴だけでなく、政治資金や国会内での行動をめぐって報道された事案もあります。ここでは、確認できる事実と本人の説明を分けて見ていきます。

ガソリン代約818万円との報道に本人が回答

2025年11月11日の法務大臣記者会見では、一部週刊誌の報道を基に、記者から政治資金について質問が出ました。

質問では、自民党広島県第2選挙区支部と平口氏の後援会が、2021~2023年の3年間で計約818万円のガソリン代を支出していると報じられたことについて説明を求めています。

「政治資金規正法に則り、適正に処理しているところです。」

出典:法務省・2025年11月11日法務大臣記者会見

会見で平口氏は、具体的な政治活動の詳細については法務大臣会見での回答を差し控えたうえで、支出処理は適正だと説明しました。報道された支出額と、違法性の有無は同じ問題ではありません。

参院本会議への携帯電話持ち込みを謝罪

2026年6月19日の参議院本会議では、答弁中に携帯電話を操作したことが問題となりました。参議院では申し合わせにより本会議場への携帯電話持ち込みを認めておらず、平口氏は6月26日の参院議院運営委員会理事会で事実を認めて謝罪しています。

共同通信の報道によると、平口氏は携帯電話を持ち込んで鳴らしたことについて、議事進行に影響を及ぼしかねなかったとして謝罪しました。

出典:共同通信配信・神戸新聞NEXT

「裏金問題」とガソリン代報道は分けて考える必要がある

自民党の政治資金問題と関連して平口氏の名前を見ることもありますが、平口氏は人事報道で「旧茂木派」とされています。旧安倍派を中心に問題となった政治資金パーティー収入の還流問題と、平口氏について報じられたガソリン代の支出は、別の論点です。

政治資金をめぐる個別の問題を見る場合は、「どの政治団体の、どの年度の、どの支出・収入が問題とされたのか」を区別する必要があります。

平口洋の人物像|カープ好きで好物はお好み焼き

政治経歴とは別に、本人公式プロフィールからは広島との結び付きが見える一面もあります。

  • 趣味:スキー、水泳、音楽
  • 好きな食べ物:お好み焼き
  • スポーツ:広島東洋カープを「こよなく愛す」と紹介
  • 感銘を受けた本:和辻哲郎『風土』
  • 尊敬する政治家:灘尾弘吉

信念として挙げているのは、孔子の言葉に由来する次の一節です。

「夫子の道は忠恕のみ」

出典:平口洋公式プロフィール

公式サイトでは、この言葉を「人間の道は誠と愛が大変大切です」と説明しています。

地元では水産業との関わりも発信しており、2026年2月には「全国牡蠣-1グランプリ2026」の閉会式へ、自民党牡蠣議連会長として出席した様子を投稿しています。

平口洋の事務所・公式サイト・SNS

平口氏は広島と東京に事務所を置いています。本人への問い合わせや最新の活動を確認する場合は、公式サイトや公式Xが利用できます。

広島事務所〒733-0812 広島市西区己斐本町2-6-20
国会事務所〒100-8982 東京都千代田区永田町2-1-2 衆議院第二議員会館804号室
公式サイト平口洋ホームページ
公式X@hiraguchi0801
事務所情報の出典平口洋公式サイト・事務所案内

2026年の衆院選後には、7回目の初登院を迎えたことも本人のXで報告しています。

平口氏は、建設・国土交通官僚としての長い行政経験を経て国政入りし、法務関係の政務官、副大臣、委員長を経て法務大臣まで務めました。2026年9月の内閣改造後は法務大臣を退き、広島2区選出の7期目の衆議院議員、自民党広島県連会長として活動しています。

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