梶山弘志の派閥・家族(妻・娘)・家系図は?経歴や現在の役職、政策も解説

梶山弘志

梶山弘志(かじやま・ひろし)氏は、茨城4区選出の自由民主党衆議院議員です。地方創生担当大臣、経済産業大臣、自民党幹事長代行、国会対策委員長などを経て、2026年9月から自民党総務会長を務めています。

父は官房長官などを歴任した梶山静六氏。本人も父の秘書を経験していますが、政治家になる前には動力炉核燃料開発事業団への勤務や会社経営も経験しました。ここでは、検索されることの多い派閥、妻・娘などの家族と家系図、学歴・経歴、政策、実績、選挙区まで、現在の情報と過去の経歴を分けて整理します。

目次

梶山弘志は現在、自民党総務会長|プロフィール

2026年9月26日時点で、梶山弘志氏は自由民主党所属の衆議院議員で、茨城県第4区選出・当選10回。自民党の公式議員プロフィールでは、現在の主な役職として「総務会長」が掲載されています。

項目内容
名前梶山 弘志(かじやま ひろし)
生年月日1955年10月18日
年齢70歳(2026年9月26日時点)
出身地茨城県常陸太田市
所属政党自由民主党
議員種別衆議院議員
選挙区茨城県第4区
当選回数10回
現在の役職自由民主党総務会長
初当選2000年6月
最終学歴日本大学法学部法律学科卒業
前職動力炉核燃料開発事業団職員、父・梶山静六氏の秘書、会社経営
主な役職歴地方創生担当大臣、経済産業大臣
公式サイト梶山ひろし公式サイト
公式X@kajiyamahiroshi

2026年9月16日までは自民党国会対策委員長を務めていましたが、同日の党役員人事で総務会長へ移りました。 後任の国会対策委員長には村井英樹氏が就任しています。自民党の発表では、総務会は党の重要な意思決定を担う機関として位置付けられています。

「合意形成にしっかりと汗をかいていきたい」

出典:自由民主党「新たな党役員人事」
 

梶山弘志の派閥は?2026年現在は無派閥

梶山弘志氏は、2026年9月時点で「無派閥」の議員として報じられています。 総務会長就任時の読売新聞の人物紹介でも「無派閥」とされています。

派閥と人脈を分けて見る

無派閥であることと、特定の政治家を総裁選で支援することは別です。梶山氏は茂木敏充氏と党務で長く行動をともにしており、2024年と2025年の自民党総裁選では茂木氏を支援しました。

とくに2025年の総裁選では、自民党の茂木敏充候補者ページに梶山氏が選挙責任者・推薦人として掲載されています。

「最も経験と実績があり結果を出せる候補は『茂木敏充』しかいない」

出典:自由民主党「総裁選挙2025・茂木敏充候補者情報」

このため茂木氏との近さが注目されることはありますが、「茂木派所属」と「茂木氏を総裁選で支援した」という事実は同じではありません。2026年の総務会長就任時にも無派閥と紹介されています。

2025年10月4日の自民党総裁選当日には、梶山氏自身も公式Xで総裁選の結果について発信しました。

 

梶山弘志の家族・家系図|父は梶山静六、妻と3人の娘

梶山弘志氏の家族については、本人公式サイトで父・梶山静六氏と母・春江氏の長男として生まれたこと、現在の家族として母・春江氏、妻・由可子氏、3人の娘が公表されています。

公表情報から分かる梶山家の家系図
  • 父:梶山静六氏
  • 母:春江氏
  • 長男:梶山弘志氏
  • 妻:由可子氏
  • 子供:娘3人

父・梶山静六は官房長官を務めた政治家

父の梶山静六氏は衆議院議員として活動し、自治大臣、国家公安委員長、法務大臣などを歴任しました。第1次・第2次橋本内閣では内閣官房長官を務めています。首相官邸の第1次橋本内閣の閣僚名簿にも官房長官として掲載されています。

弘志氏は1985年に動力炉核燃料開発事業団を退職した後、父を支えるため梶山静六氏の秘書になりました。2000年に父が亡くなった後の衆院選で茨城4区から初当選しています。

妻は由可子さん、子供は3人の娘

妻の名前は由可子さんです。梶山氏の公式活動レポートでも「母・春江、妻・由可子、3女」と紹介されており、現在の公式サイトも妻と3人の娘がいることを掲載しています。

娘3人の氏名や職業などは公式プロフィールでは公表されていません。また、「息子」についても公式プロフィールには記載がなく、公表されている子供は3人の娘です。

兄弟姉妹について公表されている範囲は限定的

本人公式サイトには、梶山氏が梶山静六・春江夫妻の「長男」であることが明記されています。一方、現在の公式プロフィールでは兄弟姉妹の氏名や詳しい家族構成までは掲載されていません。

学歴・前職|太田一高から日大法学部、動燃勤務と会社経営を経験

梶山氏は常陸太田市で育ち、太田小学校、太田中学校を経て茨城県立太田第一高校へ進みました。高校卒業後に上京し、日本大学法学部法律学科を卒業しています。

時期学歴・職歴
1974年茨城県立太田第一高等学校卒業
1979年日本大学法学部法律学科卒業
1979年動力炉核燃料開発事業団に入社
1985年同事業団を退職し、父・梶山静六氏の秘書へ
1988年自ら会社を設立し、代表取締役に就任
2000年衆議院議員に初当選

動力炉核燃料開発事業団は、現在の日本原子力研究開発機構につながる組織です。政治家一家に生まれた一方で、大学卒業後すぐに政治家の秘書になったわけではなく、勤務経験と中小企業経営を経ています。

本人は公式プロフィールで、中小企業経営者として仕事をする中で、実社会からの視点を政治へ反映する必要性を感じたことが立候補の背景になったと説明しています。

梶山弘志の経歴|国土交通、地方創生、経産相から党執行部へ

国政入り後は国土交通、災害対策、経済産業、地方創生を中心に役職を重ね、その後は自民党の党務でも幹部ポストを担っています。

時期主な経歴
2000年6月衆議院議員初当選
2006年9月国土交通大臣政務官
2012年12月国土交通副大臣
2013年10月衆議院国土交通委員長
2014年10月衆議院災害対策特別委員長
2017年8月地方創生・規制改革担当相などに就任
2019年10月第4次安倍第2次改造内閣で経済産業大臣
2020年9月菅内閣でも経済産業大臣を続投
岸田政権期自民党幹事長代行
2025年10月自民党国会対策委員長
2026年9月自民党総務会長

国土交通副大臣に就任した2013年には、東日本大震災後の復興と経済再生を担当課題として挙げていました。

「最大最優先の課題は震災からの復旧・復興、そしてあわせて経済の再生」

出典:国土交通省「梶山副大臣就任会見要旨」

閣僚時代までの詳細な経歴は、首相官邸の梶山弘志・経済産業大臣プロフィールにも掲載されています。

梶山弘志は何をしてきた?主な実績・担当分野

経歴上の役職とは別に、梶山氏が実際に担当した政策を見ると、コロナ禍の事業者支援、エネルギー・脱炭素政策、通商政策、国土強靱化が大きな分野です。

経産相としてコロナ禍の中小企業・事業者支援を担当

梶山氏が経済産業大臣だった2020~2021年は、新型コロナウイルス感染症で企業活動が大きな影響を受けた時期でした。経済産業省は持続化給付金、家賃支援給付金、資金繰り支援、事業再構築補助金などを実施しています。

経産相在任中に所管した主な事業者支援
  • 持続化給付金
  • 家賃支援給付金
  • 実質無利子・無担保融資などの資金繰り支援
  • 一時支援金
  • 事業再構築補助金

中小企業庁の資料では、持続化給付金は2021年3月末までに約424万件、約5.5兆円が給付されました。これらは政府・経済産業省全体で実施された制度であり、梶山氏は所管する経済産業大臣として制度の運用や政策対応を担った立場です。

2050年カーボンニュートラルとグリーン成長戦略

菅政権が2050年カーボンニュートラルを掲げた後、経済産業省は関係省庁と連携して、2020年12月にグリーン成長戦略を策定しました。洋上風力、水素、蓄電池など成長が期待される14分野について実行計画を示したものです。

「エネルギー分野の取組が何よりも重要」

出典:経済産業省「梶山経済産業大臣 閣議後記者会見」

在任中には非効率石炭火力のフェードアウトに向けた検討も始まりました。資源エネルギー庁のエネルギー白書は、2020年7月に梶山経産相が新たな仕組みの検討開始を表明したと記録しています。

通商政策ではRCEP交渉期の経産相

梶山氏の経産相在任中には、東アジア地域包括的経済連携(RCEP)の交渉と署名も進みました。2019年の日中韓経済貿易大臣会合などに出席し、RCEPや日中韓FTA、デジタル経済の国際ルールなどを議論。RCEP協定は2020年11月に署名されています。

国土強靱化と茨城4区のインフラ整備

国土交通政務官・副大臣を経験した後も、党の国土強靱化関連組織や公共工事品質確保議員連盟などで活動しています。2026年8月発行の本人活動レポートでは、茨城4区で進む事業として、国道293号・118号の整備、常陸大宮駅の東西自由通路、大子町の防災道の駅、ひたちなか市の調節池や常陸那珂港区の整備などを挙げています。

これらは国・県・市町村など複数の行政主体が進める公共事業で、梶山氏の活動レポートでは地元要望や予算確保、事業促進に取り組む対象として紹介されています。

梶山弘志の政策|物価高、中小企業、国土強靱化を重視

2026年衆院選の茨城県選挙管理委員会掲載の選挙公報では、梶山氏自身の政策として次の項目が示されました。

2026年衆院選で掲げた主な政策
  • 党改革・政治改革を進め、政治への信頼回復を図る
  • 農林漁業・商工業の振興、中小企業の基盤整備
  • 物価高・少子化対策と暮らしの安心・安全
  • 外交・安全保障を通じた国益の確保
  • 公共インフラ整備や新産業育成を通じた地域の雇用・活力づくり

本人公式サイトではこれに加え、日本の成長戦略・グリーン化、中小企業支援、通商政策、国土強靱化を主要な活動テーマとして紹介しています。

政治理念として掲げる言葉は「愛郷無限」です。

「故郷を想う心なくして国を愛することはできない。」

出典:梶山ひろし公式サイト

2026年1月の衆院選公示時には、地元・常陸太田市での出陣式の様子を公式Xでも発信しています。

選挙区は茨城4区|2026年衆院選で10回目の当選

梶山氏の選挙区は茨城県第4区です。現在の区域は、茨城県選挙管理委員会によると次の5市町です。

  • 常陸太田市
  • ひたちなか市
  • 常陸大宮市
  • 那珂市
  • 大子町

常陸太田市は梶山氏の出身地であり、本部事務所も置かれています。ひたちなか市などを含め、選挙期間外にも各自治体のインフラ、産業、商工関係の要望活動などを続けています。

2024年衆院選では、ひたちなか市那珂湊地区で複数の街頭演説を行う予定を公式Xで案内していました。

2024年と2026年の選挙結果

選挙候補者得票数
2024年衆院選・茨城4区梶山弘志(自民)91,019票
武藤裕光(維新)25,263票
吉田つばさ(共産)16,927票
2026年衆院選・茨城4区梶山弘志(自民)106,286票
吉田つばさ(共産)21,610票

2026年2月8日の第51回衆院選で10回目の当選となりました。現在の自民党公式プロフィールも「当選回数10回」としています。

選挙期間中には期日前投票についても公式Xで案内しています。

投票日前日にも選挙戦を締めくくる投稿を行いました。

梶山弘志の評判・評価をめぐる主な論点

梶山氏への評価を一つの言葉で決めるより、どの経歴や政治行動が評価・批判の対象になっているのかを分けて見ると人物像を把握しやすくなります。

評価をめぐって押さえておきたい事実
  • 会社経営を経験し、経産相時代には中小企業支援策を所管した
  • 地方創生相・経産相から幹事長代行、国対委員長、総務会長まで政府・党双方の役職を経験している
  • 父は元官房長官の梶山静六氏で、父の秘書を経て同じ茨城の地盤から国政入りした
  • 近年は無派閥だが、総裁選では茂木敏充氏を支援してきた

「世襲」とされる背景は父・梶山静六氏の存在

梶山氏が「世襲政治家」と紹介される背景には、父・静六氏が長年衆議院議員を務め、官房長官などを歴任したことがあります。弘志氏自身も父の秘書を経験し、父の死去後の2000年衆院選で初当選しました。

その一方で、本人の政治家になる前の経歴には動力炉核燃料開発事業団での勤務と会社経営も含まれています。世襲かどうかという家族関係と、本人が政治家になるまでの職歴は分けて見る必要があります。

「裏金問題」と梶山弘志の関係は?

自民党派閥の政治資金パーティー収入の不記載をめぐる問題では、2024年4月に自民党が国会議員ら39人を処分しました。党が公表した39人の処分対象者の中に梶山氏の名前はありません。

当時の梶山氏は幹事長代行で、むしろ党執行部の立場からこの問題への対応を説明する側でした。自民党の党紀委員会の処分発表では、39人の氏名と処分内容が公表されています。

したがって、派閥の政治資金問題全般と、梶山氏自身に不記載があったかどうかは分けて扱う必要があります。

旧統一教会との関係について公表資料で分かる範囲

2022年、自民党は所属国会議員379人を対象に旧統一教会・関連団体との関係を点検し、179人が何らかの接点を申告したと発表しました。そのうち一定の基準に該当した121人は氏名も公表されています。

党が2022年9月8日に公表した氏名対象の資料・説明では、梶山氏は氏名公表対象として掲載されていません。ただし、党の発表自体が179人全員の氏名を公表したものではないため、これだけを根拠に過去のあらゆる接点がなかったと断定することはできません。

当時幹事長代行だった梶山氏は、点検後に新しい関係が判明した場合は追加報告を求める党の方針について記者会見で説明しています。詳しい集計方法は自民党の2022年9月8日の発表で確認できます。

人物像・趣味|野球、サッカー、スキー、読書

政治活動以外では、本人公式プロフィールにスポーツ観戦、野球、サッカー、スキー、読書が趣味として挙げられています。首相官邸の過去の閣僚プロフィールでは「好きな言葉」として「至誠」、経産相時代のプロフィールでは座右の銘として「愛郷無限」が掲載されました。

2026年9月の総務会長就任時の人物紹介では、父・静六氏から受け継いだ政治環境だけでなく、会社経営を経験したことから中小企業政策に取り組んできた経歴も紹介されています。

梶山弘志の事務所・公式X・ブログ

梶山氏は地元の常陸太田市と東京の議員会館に事務所を置いています。住所・連絡先は本人公式サイトに掲載されています。

事務所所在地
本部事務所・自民党茨城県第四選挙区支部茨城県常陸太田市山下町1189
東京事務所東京都千代田区永田町2-1-2 衆議院第二議員会館903号室

「梶山弘志 秘書」と調べる場合、まず区別したいのは、梶山氏自身がかつて父・梶山静六氏の秘書を務めていたという経歴です。現在の公式サイトでは事務所の連絡先は掲載されていますが、所属する秘書全員の氏名一覧は公開されていません。

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