近藤雅彦(こんどう・まさひこ)氏は、国民民主党所属の衆議院議員です。福岡6区を活動拠点とし、2026年2月の衆議院選挙で小選挙区では2位となったものの、比例九州ブロックで初当選しました。
もともとは神奈川県出身で、時事通信社や東京金融取引所などを経て、2015年に妻の故郷である福岡県久留米市へ移住。その後は久留米市職員として地域行政に携わり、2023年に国政を目指して市役所を退職しました。
この記事では、近藤氏の現在の立場、久留米へ移った経緯、妻や子ども、政治家になるまでの経歴、政策、選挙結果、初当選後の国会活動までを整理します。また、検索時に混同されやすい「J.S.B.の社長」「ゴルフ指導者」の近藤雅彦氏は別人であることも後半で確認します。
- 国民民主党の衆議院議員・1期目
- 福岡6区を地盤とし、比例九州ブロックで当選
- 前職は久留米市職員
- それ以前は報道・金融業界で勤務
- 妻の故郷・久留米への移住が、地域行政に携わる転機となった
- 衆議院では財務金融委員会に所属
| 名前 | 近藤 雅彦(こんどう まさひこ) |
|---|---|
| 生年月日 | 1975年1月3日 |
| 年齢 | 51歳(2026年9月時点) |
| 出身地 | 神奈川県伊勢原市 |
| 所属政党 | 国民民主党 |
| 議員種別 | 衆議院議員 |
| 選挙区 | 福岡6区(比例九州) |
| 当選回数 | 1回 |
| 初当選 | 2026年2月 |
| 現在の主な所属 | 衆議院 財務金融委員会 |
| 前職 | 久留米市職員 |
| 学歴 | 東海大学政治経済学部経済学科卒業 |
| 家族 | 妻・長男 |
| 公式サイト | 近藤まさひこ公式ホームページ |
| 公式X | @kondo_masahiko6 |
近藤雅彦議員は現在何をしている?2026年に衆議院議員へ初当選
2026年9月現在、近藤雅彦氏は国民民主党の衆議院議員です。党の公式議員プロフィールでは「福岡県第6区(比例九州)」、当選1期と掲載されています。
衆議院では財務金融委員会の委員を務めています。福岡では国民民主党福岡6区総支部長を務め、国民民主党福岡県連では副代表です。
国会議員としては1期目ですが、福岡6区での政治活動は2023年から続けています。
「地方の課題をしっかり国政に届けていきます。」
出典:近藤まさひこ本人ブログ・2026年2月9日
地元では駅前や交差点での活動も続けています。2026年9月下旬には、久留米インター近くで朝の活動を行った様子を公式Xに投稿しています。
2026年8月には、久留米市で開催された国民民主党代表選挙の候補者討論会で司会進行を担当しました。党公式の討論会開催報告によると、候補者に地域課題について質問しています。
近藤雅彦氏の経歴|記者・金融業界から久留米市職員、そして国政へ
近藤氏の政治家になるまでの経歴は、報道、金融、地方行政という異なる分野を経験しているのが特徴です。
| 時期 | 主な経歴 |
|---|---|
| 1975年 | 神奈川県伊勢原市で生まれる |
| 1998年 | 東海大学政治経済学部経済学科を卒業 |
| 1998年 | 時事通信社へ入社 |
| その後 | レクシスネクシス・ジャパンなどを経て金融分野へ |
| 2010年 | 東京金融取引所へ入社 |
| 2015年 | 福岡県久留米市へ移住、久留米市役所へ入職 |
| 2023年 | 久留米市役所を退職、国民民主党福岡6区総支部長に就任 |
| 2024年 | 衆院選福岡6区へ初出馬、落選 |
| 2026年 | 再び福岡6区から出馬し、比例九州で初当選 |
東海大学時代にはモスクワ大学へ留学
本人公式プロフィールによると、東海大学政治経済学部在学中にはモスクワ大学へ留学し、ロシア語を学びました。特技として英会話も挙げています。
時事通信社では地方支局から金融市場情報まで担当
1998年に時事通信社へ入社し、大津支局、静岡総局を経て、本社で金融市場情報などを担当しました。のちに東京金融取引所へ移り、個人投資家向けの外国為替取引などの広報に携わっています。
この金融分野での職歴は、国会議員となった現在の財務金融委員会での質疑にもつながっています。
2015年に久留米市職員へ
転機となったのが2015年です。長男の誕生を機に、妻の故郷である福岡県久留米市へ家族で移住し、久留米市役所に入りました。
市役所では移住・定住促進やスポーツ行政などを担当。本人公式サイトでは、東京オリンピック・パラリンピックに向けたケニア選手団の事前キャンプ、地域情報化・行政DXなどにも携わったと紹介しています。
妻と子どもは?久留米との縁は家族がきっかけ
近藤氏は妻と長男の3人家族です。妻は福岡県久留米市の出身で、2015年に長男が誕生したことをきっかけに、近藤氏も久留米へ生活拠点を移しました。
- 妻は福岡県久留米市の出身
- 2015年に長男が誕生
- 長男誕生を機に一家で久留米へ移住
- 本人公式プロフィールでは「妻・息子」と紹介
妻や子どもの氏名、妻の職業などは、本人の公式プロフィールでは公表されていません。家族について確認できる範囲では、久留米への移住がその後の市役所勤務、さらに国政挑戦へ続く大きな節目になっています。
近藤雅彦氏の政策は?地方回帰・経済・教育を重視
2026年衆院選で近藤氏が特に掲げた分野は、経済・財政と子育て・教育です。なかでも本人が提案した政策として前面に出しているのが「里帰り減税」です。
2025年の国民民主党公式記事では、近藤氏自身が提案した「里帰り減税」が党の公約に盛り込まれたと紹介されています。故郷へ戻って就職・生活する人への税負担軽減を通じ、地方への人口回帰を促す構想です。
「地方創生の原点に立ち返り、久留米をはじめ地方都市の活力を取り戻したい」
出典:国民民主党・久留米市での街頭演説
「里帰り減税」は2026年衆院選でも公約として掲げられた政策であり、すでに近藤氏が実現した制度として扱うものではありません。
「人づくりこそ、国づくり。」
出典:第51回衆院選・候補者政策回答
| 分野 | 主な考え方・政策 |
|---|---|
| 地方・人口減少 | 故郷へ戻り働く人への「里帰り減税」など、地方で生活する選択肢を支援 |
| 経済 | 積極財政、生活減税、将来への投資を重視 |
| 子育て・教育 | 教育機会の確保、子育て・教育への公的投資を重視 |
| 地方自治 | 自治体への権限・財源移譲、地域の自主性を高める政策 |
| 防災 | 国主導の防災インフラ整備や自治体の災害対応力強化 |
| 安全保障 | 防衛だけでなく食料・エネルギー・医薬品を含む総合的な安全保障を掲げる |
より広い政策項目は本人公式サイトで公開されています。
半導体など産業政策の現場も視察
2026年9月には国民民主党の経済調査会の活動として、広島県の半導体製造拠点を視察した様子を公式Xで発信しています。
農業現場では猛暑による影響も確認
福岡6区には農業地域も含まれます。近藤氏は2026年9月、梨の生産者を訪ね、高温による農作物への影響を確認したことを発信しました。
熊本地震では避難所運営に従事した経験も
防災政策には、市職員時代の経験もあります。2016年の熊本地震では、益城町の体育館に設けられた避難所の運営に従事した経験を本人が紹介しています。
国会では何をしている?財務金融委員会で金融・賃金・地域銀行などを質問
初当選後の近藤氏について「何をしているのか」を具体的に見るには、衆議院の委員会質疑が分かりやすい資料になります。
- 実質賃金と金融政策
- ひとり親世帯への税制・給付
- FX・暗号資産の証拠金規制
- インサイダー取引規制
- 地域銀行と証券会社の連携
- 金融教育と資産形成
- 地域金融機関の経営環境
- サステナビリティ情報開示
2026年3月4日の衆議院財務金融委員会では、ひとり親世帯の働き方と税・給付、賃金と金融政策、FXや暗号資産、インサイダー取引などを続けて取り上げました。
「フリー、フェア、グローバル、強い国際金融市場を東京を始め日本につくっていきたい」
出典:衆議院・第221回国会 財務金融委員会 第2号
4月22日の委員会では、地方での資産形成や金融教育、地域銀行と証券会社の連携などを質問しています。
「投資は一部の富裕層の皆さんだけのものではございません。」
出典:衆議院・第221回国会 財務金融委員会 第8号
6月10日にはサステナビリティ情報開示、6月19日には地域金融機関の預金獲得、金利、賃上げ、住宅価格などを取り上げました。
金融業界で働いていた過去だけでなく、地方銀行、中小企業、家計と金融政策の関係まで質問対象を広げています。
国会運営をめぐる党の考え方についても公式Xで発信しています。
これらは近藤氏が国会で行った質問・提案の記録です。法律や制度として成立した成果とは分けて見る必要があり、現時点で確認できる1期目の国会活動として整理できます。
選挙結果|2024年落選から2026年に比例復活で初当選
近藤氏が初めて衆議院選挙に立候補したのは2024年です。国民民主党公認で福岡6区から出馬しましたが、このときは当選に届きませんでした。
| 選挙 | 得票 | 結果 |
|---|---|---|
| 2024年 第50回衆院選 | 46,997票(25.9%) | 福岡6区2位・落選 |
| 2026年 第51回衆院選 | 55,538票(30.7%) | 福岡6区2位・比例九州で当選 |
2024年の結果は第50回衆院選・福岡6区の結果、2026年は第51回衆院選・福岡6区の結果で確認できます。
2026年2月8日の選挙では、自民党の鳩山二郎氏が11万1,832票で小選挙区当選。近藤氏は5万5,538票で2位でしたが、比例九州ブロックで復活当選し、初めて国政の議席を得ました。 国民民主党の第51回衆院選当選者一覧にも、福岡6区(比例九州)・当選1回として掲載されています。
現在の福岡6区は、久留米市、大川市、小郡市、うきは市、大刀洗町、大木町で構成されています。2026年選挙時の国民民主党候補者ページにも同じ区域が掲載されています。
「近藤雅彦 社長」「JSB」「ゴルフ」は別人
近藤雅彦氏について調べる際には、同姓同名の人物が複数いるため注意が必要です。
株式会社ジェイ・エス・ビーの社長として掲載されている近藤雅彦氏や、ゴルフ指導者の近藤雅彦氏は、国民民主党の衆議院議員とは別人です。
| 人物 | 確認できる経歴 |
|---|---|
| 政治家の近藤雅彦氏 | 1975年1月3日生まれ、神奈川県出身、東海大学卒。時事通信社・金融業界・久留米市役所を経て衆議院議員 |
| J.S.B.の近藤雅彦氏 | 株式会社ジェイ・エス・ビーの公式資料に代表取締役社長として登場する同姓同名の企業経営者 |
| ゴルフの近藤雅彦氏 | 東京都出身、立教大学を経てゴルフ指導者として活動する同姓同名の人物 |
J.S.B.については、株式会社ジェイ・エス・ビーの公式リリースに同姓同名の代表取締役社長が掲載されています。一方、政治家の近藤氏は同時期まで久留米市職員として勤務しており、公式に示されている経歴も異なります。
「近藤雅彦 ゴルフ」で見つかる人物も、ゴルフの学校のプロフィールでは東京都出身・立教大学卒とされており、神奈川県出身・東海大学卒の近藤議員とは別人です。
「近藤雅彦 税理士」という情報についても、少なくとも近藤議員の公式経歴には税理士としての勤務歴や資格の記載はありません。本人について公表されている職歴は、報道・金融・地方行政が中心です。
人物像|マラソン、英会話、スポーツ行政との関わり
政治以外のプロフィールを見ると、近藤氏はマラソンを趣味としており、本人公式サイトではフルマラソンを15回完走したと紹介しています。特技は英会話です。
久留米市職員時代にはスポーツ行政にも携わり、現在の党プロフィールには日本パラスポーツ協会会員であることも記載されています。
2026年6月には「野球の未来を考える議員連盟」に参加したことも公式Xで発信しました。
報道では情報を伝える側、金融では市場に関わる側、久留米市役所では行政を実施する側を経験しました。2026年の初当選後は、財務金融委員会で金融市場と家計、地域金融、中小企業などについて質問しています。
2026年秋の近藤雅彦氏|国会と福岡6区の活動を並行
2026年2月の初当選から半年余りが経過し、近藤氏は財務金融委員会での国会活動と、久留米市を中心とした福岡6区での地域活動を並行しています。
国会では自身の金融業界での経験を背景に、金融政策や資産形成、地域銀行などを扱う一方、地元では農業、防災、人口減少、地方での雇用といった課題を発信しています。2023年に久留米市役所を退職してから2024年の初出馬、2026年の初当選まで、政治活動の軸は福岡6区に置かれています。

