丸川珠代の現在は衆議院議員|2024年落選理由と2026年当選、夫・息子や若い頃まで

丸川珠代

テレビ朝日のアナウンサーから政界へ転身し、参議院議員を3期務め、環境大臣や東京オリンピック・パラリンピック担当大臣を経験した丸川珠代(まるかわ・たまよ)氏。2024年の衆議院選挙では東京7区で落選しましたが、その後も政治活動を続け、2026年の衆院選で国政へ戻りました。

この記事では、丸川珠代氏の現在、2024年に落選した経緯と2026年の選挙結果、夫・息子などの家族、若い頃のアナウンサー時代、政策、政治資金問題まで、現在の公的資料や本人発信をもとに整理します。

丸川珠代氏を簡単に見ると
  • 元テレビ朝日アナウンサーで、2007年に参議院議員へ転身
  • 参議院議員を3期務め、環境大臣や五輪担当大臣などを歴任
  • 2024年に衆議院東京7区へ転出し落選
  • 2026年2月の衆院選で東京7区から当選し、現在は衆議院議員
  • 夫は自民党の衆議院議員・大塚拓氏。長男が1人いる
名前丸川珠代(まるかわ たまよ)
生年月日1971年1月19日
年齢55歳(2026年9月時点)
出身地兵庫県
所属政党自由民主党
議員種別衆議院議員
選挙区東京都第7区(港区・渋谷区)
当選回数衆議院1回、参議院3回
学歴東京大学経済学部卒業
前職テレビ朝日アナウンサー
家族夫・大塚拓氏、長男
公式サイト丸川珠代公式サイト
公式X@marukawatamayo
出典:衆議院・議員プロフィール、自由民主党・丸川珠代プロフィール
目次

丸川珠代氏の現在|2026年に東京7区で衆院初当選

2026年9月17日現在、丸川珠代氏は東京都第7区選出の衆議院議員です。2026年2月8日の第51回衆議院議員総選挙で80,421票を獲得し、衆議院では初めて議席を得ました。

東京7区は港区と渋谷区から構成されます。2026年選挙の結果は次の通りです。

候補者政党得票数結果
丸川珠代自由民主党80,421票当選
松尾あきひろ中道改革連合52,576票-
みねしま侑也チームみらい43,335票-
入江のぶこ国民民主党21,018票-
渡辺やすゆき日本維新の会19,637票-
石川ゆりか参政党16,337票-
出典:東京都選挙管理委員会・2026年衆議院選挙結果

衆議院の公式プロフィールでは、予算委員会、経済産業委員会、憲法審査会に所属。自民党では女性活躍推進特別委員会委員長なども務めています。

参議院議員時代から数えると国会議員としては4期目ですが、衆議院議員としては1期目です。

 

なぜ2024年に落選した?落選後から2026年当選まで

丸川珠代氏は2024年、それまで3期務めた参議院から衆議院へ転出し、東京7区に立候補しました。しかし、立憲民主党の松尾あきひろ氏に敗れています。

候補者得票数結果
松尾あきひろ86,252票当選
丸川珠代55,848票落選
小野たいすけ47,196票落選
石川ゆりか16,588票落選
出典:東京都選挙管理委員会・2024年衆議院選挙結果

「丸川珠代氏はなぜ落選したのか」という点では、選挙結果だけから個々の有権者の投票理由を一つに絞ることはできません。ただ、2024年選挙を取り巻いた重要な背景として、自民党派閥の政治資金問題がありました。

丸川氏については、旧安倍派から還流された5年間で822万円が政治資金収支報告書に記載されていなかったことが明らかになり、自民党は2024年4月に丸川氏を「戒告」としました。衆院選では、自民党から比例代表との重複立候補も認められませんでした。

「私の力不足だと痛感しております。」

出典:デイリースポーツ・2024年衆院選落選後の発言
2024年と2026年で変わった選挙結果
  • 2024年:55,848票で落選
  • 2026年:80,421票で当選
  • 2024年の当選者だった松尾氏との得票関係も逆転
  • 2026年は小選挙区で議席を獲得し、国政へ復帰

「落選後は何をしていたのか」という点では、政界を引退したわけではありません。東京7区で政治活動を続け、約1年4か月後の2026年衆院選に再び立候補しました。

 

夫は大塚拓氏、息子は1人|家族や実家について

夫・大塚拓氏も衆議院議員

丸川珠代氏の夫は、自由民主党の衆議院議員大塚拓(おおつか・たく)氏です。大塚氏の公式サイトによると、2人は選挙の応援をきっかけに知り合い、2008年6月に結婚しました。

大塚氏は埼玉9区を地盤とする政治家です。夫妻はともに2024年衆院選で落選しましたが、2026年衆院選では夫妻そろって当選し、現在はいずれも衆議院議員を務めています。

2026年時点でも、大塚拓氏の公式プロフィールは家族欄に「妻(丸川珠代)、長男」と記載しています。離婚したという公式発表はありません。

息子は2012年6月生まれ

大塚氏の公式サイトでは、夫妻の第一子が2012年6月に誕生したことが紹介されています。子供は長男1人です。

息子の名前や現在通っている学校については、夫妻の現行公式プロフィールでは公表されていません。インターネット上には学校に関するさまざまな情報がありますが、本人側の一次情報で示されているのは、長男がいることと出生時期までです。

家族については、大塚拓氏公式サイトの「妻・丸川珠代」ページでも紹介されています。

実家は兵庫県、神戸で育った

丸川氏は、父親の故郷である兵庫県氷上郡石生で生まれ、18歳まで神戸市東灘区御影で育ったと公式プロフィールで説明しています。東京選挙区で長く活動してきたため東京出身と思われることもありますが、出身は兵庫県です。

「私は、ひとり親家庭で育ちました。」

出典:丸川珠代公式サイト

公式サイトでは母親が働きながら家庭を支えたことにも触れています。父親については「父の故郷」が出生地だったことは明らかにされていますが、父親の氏名や職業などは現行の公式プロフィールでは公表されていません。

若い頃はテレビ朝日アナウンサー|学歴とTVタックル時代

政治家になる前の丸川珠代氏は、テレビ朝日のアナウンサーでした。東京大学経済学部を卒業した1993年にテレビ朝日へ入社し、2007年に退社するまで約14年間勤務しています。

担当した番組には「ビートたけしのTVタックル」「朝まで生テレビ!」などがあり、報道・政治討論番組に出演していた時期も長くありました。大塚拓氏の公式サイトでは「ニュースステーション」「スーパーJチャンネル」などへの出演歴も紹介されています。

アナウンサーから政治家になるまで
  • 1993年:東京大学経済学部を卒業
  • 1993年:テレビ朝日にアナウンサーとして入社
  • 政治・報道番組などを担当
  • 2007年5月:テレビ朝日を退社
  • 2007年7月:参議院東京選挙区で初当選

高校名については、本人公式サイトや衆議院の現行プロフィールには掲載されていません。公的プロフィールで確定している学歴は東京大学経済学部卒業です。

政治家になった後も、テレビ出演経験を生かした動画・SNSでの発信を行っています。2020年には自民党の動画企画を本人のXから案内していました。

丸川珠代氏の政治経歴|参議院3期と大臣歴

丸川珠代氏が初めて国政選挙に出たのは2007年です。自由民主党から参議院東京選挙区に立候補し、初当選。その後、2013年、2019年にも当選し、参議院議員を連続3期務めました。

時期主な経歴・役職
2007年参議院東京選挙区で初当選
2012年厚生労働大臣政務官
2013年自民党厚生労働部会長
2015年環境大臣、原子力防災担当大臣
2016年東京オリンピック・パラリンピック担当大臣
2019年参議院3選
2021年東京オリンピック・パラリンピック担当大臣、男女共同参画・女性活躍担当
出典:衆議院・丸川珠代プロフィール

参議院選挙では3回当選

選挙選挙区得票数結果
2007年参院選東京都691,367票当選
2013年参院選東京都1,064,660票当選
2019年参院選東京都1,143,458.963票当選
出典:東京都選挙管理委員会の各参議院議員選挙結果

2019年の3選後には、本人もXで選挙結果を報告しています。

丸川珠代氏の政策|2026年衆院選で何を掲げた?

現在の丸川氏の政策を見る際は、過去に大臣として担当した仕事と、2026年衆院選でこれから実現すると掲げた政策を分ける必要があります。

2026年の政策では、経済成長と賃上げ、経済安全保障、社会保障・子育てなどを柱として掲げました。

2026年衆院選で掲げた主な政策
  • 経済・賃金:物価上昇を上回る賃上げ、国内投資への税制支援、AI・バイオ・ディープテック産業の育成
  • 経済安全保障:レアメタル、医薬品など重要物資の海外依存を減らす取り組み
  • 安全保障:情報機能、サイバー防衛、防衛力の強化
  • 物価高対策:食料品などの消費税率を早期にゼロとすることを主張
  • 子育て・介護:仕事と育児・介護の両立、家庭内支援サービスの充実
  • 外国人政策:在留管理や土地取得などの制度整備と法令順守の徹底
  • 憲法:憲法改正を推進

「他国に振り回されず、自らの力で稼ぎ、日本国民を守れる日本」

出典:丸川珠代公式サイト・政策

このうち消費税、経済安全保障、憲法改正などは丸川氏が現在掲げている政策・主張であり、すでに実現した制度として扱うものではありません。

丸川珠代氏は何をしてきた?大臣歴と法制度への関与

環境大臣としてパリ協定期の環境政策を担当

丸川氏は2015年に環境大臣・原子力防災担当大臣へ就任しました。ちょうど同年12月にはCOP21でパリ協定が採択されており、環境相として国際的な気候変動対策と国内対応を担当した時期に当たります。

パリ協定は各国政府による国際合意であり、丸川氏個人が成立させた制度ではありません。丸川氏の実績としては、当時の日本の環境行政を担当する閣僚として交渉後の対応に携わったという位置付けになります。

東京五輪・パラリンピック担当大臣を2度経験

2016年には東京オリンピック・パラリンピック担当大臣となり、2017年まで務めました。さらに2021年2月、開催を控えた時期に同担当大臣へ再登板し、男女共同参画・女性活躍担当も兼務しています。

認知症・ゲノム医療・養育費などでも議員立法に関与

大臣以外では、医療・社会保障分野の議員立法や制度改正に継続して関わっています。丸川氏の公式サイトでは、超党派議員連盟などの役職を通じて次の政策に取り組んだと説明しています。

  • 2023年成立のゲノム医療法に、超党派議連の役員として関与
  • 2023年成立の認知症基本法に、超党派議連の事務局長として関与
  • 次世代医療基盤法の改正に関与
  • ひとり親家庭支援に関する議員連盟の事務局長として、養育費確保を含む2024年民法改正に関与

これらはいずれも国会や超党派議連、政府機関など複数の主体によって進められた制度です。丸川氏の場合は、議員連盟や党内組織の役職として制度づくりに加わったことが、本人の公式経歴で示されています。

政治資金822万円の不記載問題|処分・不起訴・資金処理まで

2024年の丸川氏をめぐって大きく報じられたのが、旧安倍派の政治資金パーティー収入をめぐる問題です。

「私の事務所には5年間で822万円の還付金がございました」

出典:日本テレビ・政治資金問題をめぐる丸川氏の説明

問題となったのは、5年間で822万円が政治資金収支報告書に記載されていなかったことです。一般に「裏金問題」と呼ばれた一連の政治資金問題の中で、丸川氏も自民党の処分対象となりました。

時期動き
2024年旧安倍派からの還流分822万円の不記載が判明
2024年4月自民党が丸川氏を「戒告」処分
2024年8月東京地検特捜部が丸川氏らを不起訴処分
2024年10月衆院選で比例重複立候補が認められず、東京7区で落選
2025年8月不記載となった822万円を自民党本部へ送金したと本人が説明
2026年1月共同通信が2024年記事の発言補足表現について訂正・謝罪

自民党の2024年4月の処分文書では、丸川氏は「戒告」の対象に含まれています。その後、2024年8月には東京地検特捜部が丸川氏らを不起訴処分としました。

丸川氏は2025年、不記載となった資金について自民党本部へ送金し、領収書を受け取ったと説明しています。

「不記載となった資金について、自分自身の手元から切り離す」

出典:丸川珠代公式サイト・政治資金に関する報告

共同通信が訂正したのは「個人口座」と受け取られ得る補足表現

政治資金問題では、2026年1月に共同通信から丸川氏へ訂正と謝罪があったことも本人が公表しています。

共同通信は2024年の記事で、丸川氏の「口座でこの資金を管理していた」という発言に「(自分の)」との補足を加えていました。その後、口座の種類が明らかでない中でこの補足を付けたのは不適切だったとして謝罪・訂正したと、丸川氏の公式サイトに掲載された文書で説明されています。

この訂正は「822万円の不記載がなかった」という意味ではありません。政治資金収支報告書への不記載と、「個人口座で管理していた」と受け取られ得る報道表現は別の論点です。

丸川氏本人も2026年1月、共同通信からの訂正・謝罪についてXで公表しました。

「愚か者めが」のヤジなど、過去に議論となった発言

丸川氏の過去の発言でたびたび取り上げられるのが、2010年の子ども手当をめぐる国会審議で発した「愚か者めが」というヤジです。当時、自民党は野党でした。

この発言は2023年、岸田政権が児童手当の拡充を打ち出した際に再び議論になりました。丸川氏は報道陣に対し、ヤジについて「反省すべきは反省したい」と述べています。

その後の説明では、自民党が当時掲げていた子育て政策全体を否定したという趣旨ではなく、ヤジとして使った表現について反省する趣旨だと説明しました。発言当時の経緯と2023年の説明は、TBS NEWS DIGの報道で確認できます。

丸川氏は近年、自身をめぐる報道について、必要に応じてXで直接説明することもあります。2026年5月にも報道への見解を本人アカウントで公表しました。

2026年は何をしている?衆院での国会活動

2026年に衆議院議員となってからは、参議院時代とは異なる立場で国会活動を再開しています。

3月11日の衆議院予算委員会では、衆議院議員として初めて質問に立ちました。

「衆議院議員となって初めての質問でございますので」

出典:衆議院予算委員会会議録・2026年3月11日

この質疑では、地元の港区・渋谷区でも関心が高いテーマとして、首都直下地震への備え、物価高対策、イノベーション政策などを取り上げています。

2026年9月時点の現在地
  • 衆議院東京7区選出
  • 予算委員会・経済産業委員会・憲法審査会に所属
  • 自民党では女性活躍や社会保障、医療・ゲノム、GXなどの政策組織に参加
  • 港区・渋谷区を地盤に地域活動を継続

国会外でも、災害対応や党内の政策活動について公式Xで発信しています。2026年8月には災害対策に関する党の会合への出席について投稿しました。

2024年の落選後に政界を離れたわけではなく、2026年に東京7区から衆議院議員として国政へ戻ったのが、現在の丸川珠代氏です。参議院時代に長く扱ってきた医療・社会保障、女性政策に加え、衆議院では予算・経済産業・憲法の各分野にも活動範囲を広げています。

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