中川宏昌とは?公明党復党と中道との関係、選挙区・経歴・政策を解説

中川宏昌

中川宏昌(なかがわ ひろまさ)氏は、長野県松本市を拠点に活動する比例北陸信越ブロック選出の衆議院議員です。地方銀行勤務、長野県議3期を経て国政へ進み、防災・減災、地域交通、中小企業支援、社会保障などを扱ってきました。

2026年は所属政党にも大きな動きがありました。1月に公明党を離れて中道改革連合へ参加し、2月の衆院選で3選。その後、9月に公明党へ復党しています。現在の所属と「中道」との関係、選挙、経歴、政策、実績まで順に見ていきます。

中川宏昌氏を簡単に見ると
  • 所属政党:公明党(2026年9月に復党)
  • 衆議院会派:中道
  • 選出:比例北陸信越ブロック
  • 当選回数:3回
  • 前職:長野銀行勤務、長野県議会議員3期
  • 公明党での役職:中央幹事
名前中川宏昌(なかがわ ひろまさ)
生年月日1970年7月15日
年齢56歳(2026年10月時点)
出身地長野県塩尻市
在住長野県松本市
所属政党公明党
議員種別衆議院議員
選挙区比例北陸信越ブロック
当選回数3回
初当選2021年10月31日
学歴創価大学文学部社会学科卒業
前職長野銀行勤務、長野県議会議員
公式サイト中川宏昌公式サイト
公式X@N_hiromasa
目次

中川宏昌は現在、公明党所属|「中道」との関係は?

2026年の動きで最も分かりにくいのが所属政党です。2026年10月時点の所属政党は公明党です。一方、衆議院の会派別議員一覧では中川氏は「中道」会派に所属しています。

「公明党に復党したのに、なぜ中道なのか」という点は、党籍と国会内の会派名が別だからです。

時期動き
2026年1月公明党を離党し、中道改革連合へ入党
2026年2月8日中道改革連合から衆院選・比例北陸信越に立候補し3選
2026年9月24日公明党への復党が承認
2026年9月28日時点衆議院では会派「中道」に所属
2026年10月公明党中央幹事として掲載

公明党は2026年9月24日、中道改革連合を離党していた公明党出身の衆院議員28人の復党を承認し、その中に中川氏も含まれました。詳しくは公明党の復党発表で公表されています。

現在の党役職については、公明党中央幹事会の役員一覧に中央幹事として掲載されています。

 

中川宏昌の選挙区は比例北陸信越|衆院選で3回当選

中川宏昌氏の選挙区は、長野県内の特定の小選挙区ではありません。比例代表の北陸信越ブロックから選出されています。

北陸信越ブロックは新潟・富山・石川・福井・長野の5県で構成されます。中川氏は2021年、2024年、2026年と3回続けてこのブロックから当選しました。

衆院選所属結果
2021年10月31日公明党初当選
2024年10月27日公明党2選・名簿1位
2026年2月8日中道改革連合3選・名簿1位

2024年衆院選では、公明党が北陸信越ブロックで25万8634票、1議席を獲得し、名簿1位の中川氏が再選しました。

2026年衆院選では中道改革連合の比例名簿1位で立候補。同党は北陸信越で65万1331票、得票率19.8%、4議席を獲得し、中川氏は3期目に入りました。選挙結果はTBS NEWS DIGの北陸信越ブロック開票結果でも確認できます。

比例単独候補の場合、一般的な小選挙区のような「中川宏昌氏個人の得票数」で当落が決まる仕組みではありません。政党への比例票と名簿順位などに基づいて議席が決まります。

国政だけでなく、長野県内の町村議会が抱える人口減少や議員の担い手不足についても現場を訪れています。

 

中川宏昌の経歴|銀行員18年から長野県議、国政へ

中川氏は1970年7月15日、長野県塩尻市生まれ。長野県塩尻高校(現在の塩尻志学館高校)から創価大学文学部社会学科へ進学しました。

大学卒業後の1993年に長野銀行へ入り、2010年まで勤務。本人のプロフィールでは銀行員として18年間勤務したとしています。

政治を志すきっかけとして挙げているのが、サブプライムローン問題以降に目の当たりにした中小・小規模事業者の苦境でした。

「困っている方のためにもっとできることはないのか?」

出典:中川宏昌公式サイト

2011年に長野県議会議員へ初当選し、2021年9月まで3期約11年務めました。県議時代には防災・減災、子ども・若者、観光などに取り組み、2021年10月に国政へ転じています。

主な経歴
1986~1989年長野県塩尻高校
1989~1993年創価大学文学部社会学科
1993~2010年長野銀行勤務
2011~2021年9月長野県議会議員3期
2021年10月衆議院議員へ初当選

中川宏昌の政策|防災・社会保障・所得向上・地域活性化

中川氏が自身の公式サイトで掲げる政策は、大きく防災、全世代型社会保障、所得向上、地域づくりに分かれています。県議時代から扱ってきた防災と中小企業政策が国政でも続いている点が特徴です。

分野主な政策
防災・減災能登復興、国土強靱化、避難所のTKB整備、トイレカー・水循環シャワー、防災拠点整備
社会保障不登校支援、高齢者の難聴対策、単身高齢者の終身サポート、介護人材確保
所得・暮らし中小企業の価格転嫁、省力化・DX投資、住宅手当・家賃補助
地域活性化地方へのインバウンド誘客、地域公共交通、農林水産物の輸出拡大

防災では「現場主義」を強く打ち出す

防災は、中川氏が長く扱っているテーマです。2026年4月14日の衆議院本会議では、防災庁設置法案をめぐって質問し、災害対応を平時から復旧・復興まで切れ目なく担う体制を求めました。

「現場主義を貫く真の司令塔として機能することを強く求め」

出典:衆議院本会議・第221回国会第12号

能登半島には繰り返し足を運んでおり、2026年夏にも現地で旅館、自治体、漁業関係者などから復興上の課題を聞いた様子を発信しています。

長野県内での活動でも地域防災を取り上げています。

中小企業の価格転嫁と賃上げ原資の確保

銀行員時代の経験ともつながるのが中小企業政策です。中川氏は、原材料費や人件費の上昇を取引価格へ適切に反映できる環境づくりを掲げ、中小・小規模事業者が賃上げ原資を確保できる価格転嫁を重視しています。

2026年7月には福井県で農林水産、運輸、建設、医療・福祉などの団体から要望を聞き、物価高や人手不足をテーマに意見交換しています。

地域交通とリニア、地方への観光誘客

地域政策では、鉄道・バスの担い手確保、自動運転やMaaSなどを活用した交通DX、インバウンドの地方誘客を掲げています。

長野県ではリニア中央新幹線も大きな地域課題です。飯田市で開かれた建設促進長野県協議会では、沿線自治体などから二次交通やまちづくりについて意見を聞いています。

中川宏昌がやったこと・実績は?具体的な取り組み

政策として「これから実現したいこと」と、すでに制度変更や施策につながった仕事は分けて見る必要があります。中川氏の活動で具体的な経過を追いやすいものの一つが、災害時のブルーシート張りへの公費支援です。

2023年5月の能登地方の地震後、中川氏は衆議院災害対策特別委員会で、高齢者などが自力で屋根へブルーシートを張る難しさを取り上げ、施工部分まで国が支援するよう求めました。

政府は同年6月、災害救助法に基づく制度を改め、被災住宅へのブルーシート設置について資材費と業者の施工費を1世帯最大5万円まで支援する仕組みを導入しました。制度の経緯は被災住宅の緊急修理をめぐる公明党の記事にも掲載されています。

県議時代を含む主な取り組み
防災ブルーシート張りへの公費支援を国会で提起
若者支援長野県とLINEによる若者の相談対策を推進
医療・福祉軽度・中等度難聴児への補聴器支援、手話言語条例などに関与
防災体制県庁舎の非常用電源や災害情報体制などを議会で扱う
中小企業金融円滑化ヘルプデスクの設置を提唱

県議時代には、2017年に長野県とLINEが若者の自殺対策を目的とした協定を結ぶ際の橋渡しにも関わったと、本人公式サイトで説明しています。

中川宏昌と中国の関係は?日中観光で対話を求める

中川氏が中国についてまとまって発言した場面の一つが、2026年3月6日の衆議院予算委員会です。このときは外交全般ではなく、インバウンドと地方観光をめぐる質疑の中で日中関係を取り上げています。

「停滞している日中間の観光、これを政治的課題として放置してはいけない」

出典:衆議院予算委員会・第221回国会第7号

中川氏は、政治的な課題がある時期ほど観光を通じた民間交流が重要だとして、政府に中国との対話と相互交流の環境整備を求めました。同じ質疑では、中国市場だけに依存せず、欧米豪を含めて訪日客を地方へ誘導する市場の多様化も主張しています。

公的な会議録から読み取れるのは、日中間の観光交流を停滞させないため対話を求めたという政策上の立場です。

外交・安全保障では、終戦記念日に松本市の平和祈念式典へ出席した際、非核三原則の堅持と対話による信頼醸成について発信しています。

国会ではNHK・AI・偽情報対策についても質問

防災や地域政策以外では、2026年6月25日の衆議院総務委員会でAI時代の偽情報対策やNHKの受信料制度を取り上げています。

NHK放送技術研究所が進めるAIや情報の来歴確認技術について、公共放送だけに閉じず、地方メディアや民間にも技術を還元するよう求めました。

「真実性を見極めるのは、最後は人であります。」

出典:衆議院総務委員会・第221回国会第14号

同じ質疑では、NHKの訪問営業縮小後の受信料収納、未払いへの法的督促などについても質問しており、デジタル技術だけでなく公共放送の制度運営まで扱っています。

妻と2人の娘がいる|趣味や若い頃の人物像

家族について本人が公表している範囲では、妻と2人の娘がいます。妻や娘の氏名、職業などの詳細は公式プロフィールでは公表していません。

家族妻、娘2人
身長165cm
血液型O型
好きな食べ物そば、ラーメン、刺身
習い事詩吟、剣舞
好きなドラマ「半沢直樹」「下町ロケット」
座右の銘「まさに苦労は買ってせよ」

高校時代は弓道部に入り、国体選抜に選ばれた経験があります。高校在学中の3年間は新聞配達も続けていました。小学校では児童会長、中学・高校では生徒会長を務めたと公式プロフィールで紹介されています。

政治活動以外で分かる人物像

銀行員として約18年働いた経験と、長野県議として地域の現場を回った経験の両方を持っています。国政でも中小企業、防災、地方交通といった地域生活に近いテーマを継続して扱っています。

中川宏昌の事務所・議員会館はどこ?

中川氏は東京都の国会事務所と、長野県松本市の事務所を公式サイトで案内しています。

事務所所在地・連絡先
国会事務所 〒100-8981
東京都千代田区永田町2-2-1
衆議院第一議員会館922号室
TEL:03-3508-3639
FAX:03-3508-7149
松本事務所 〒399-0006
長野県松本市野溝西1-3-4
TEL:0263-88-5550
FAX:0263-88-5117

最新の連絡先や変更の有無は、問い合わせ前に中川宏昌公式サイトで確認できます。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次