里見隆治(さとみ・りゅうじ)氏は、厚生労働省で24年半勤務した後、愛知選挙区から参議院議員になった公明党の政治家です。2026年9月現在は2期目で、参議院の外交防衛委員長を務めています。
官僚時代から関わってきた雇用・労働政策や社会保障を軸に、介護、日本語教育、外国人との共生などにも取り組んできました。この記事では、経歴や選挙結果、政策・実績のほか、妻や子供、事務所、公式ブログ・X、中国との交流まで、公表資料をもとに整理します。
- 公明党所属の参議院議員で、選挙区は愛知県
- 2016年に初当選、2022年に再選して現在2期目
- 元厚生労働省職員で、官民交流としてトヨタ自動車にも勤務
- 2022~2023年に経済産業・内閣府・復興の各大臣政務官を兼務
- 2025年10月から参議院外交防衛委員長
- 公明党では社会保障制度調査会長、雇用・労働問題対策本部長、愛知県本部代表などを務める
| 名前 | 里見 隆治 |
|---|---|
| 読み方 | さとみ りゅうじ |
| 生年月日 | 1967年10月17日 |
| 年齢 | 58歳(2026年9月時点) |
| 出身地 | 大阪市 |
| 所属政党 | 公明党 |
| 議員 | 参議院議員 |
| 選挙区 | 愛知県選挙区 |
| 当選回数 | 2回 |
| 現在の主な国会役職 | 参議院外交防衛委員長、行政監視委員会委員 |
| 前職 | 厚生労働省職員 |
| 居住地 | 愛知県岡崎市 |
| 公式サイト | 里見りゅうじ公式サイト |
| 公式X | @satomi_ryuji |
里見隆治の現在|公明党の参議院議員で外交防衛委員長
2026年9月22日時点で、里見隆治氏は公明党所属の現職参議院議員です。参議院の公式プロフィールでは、2016年と2022年に愛知県選挙区で当選し、任期満了日は2028年7月25日とされています。
2026年9月20日現在の国会での役職は、外交防衛委員長と行政監視委員会委員です。外交防衛委員会の委員名簿でも委員長として掲載されています。詳しい現職情報は参議院の里見隆治議員プロフィールで確認できます。
- 参議院議員・愛知県選挙区、2期目
- 参議院外交防衛委員長
- 公明党政務調査会副会長
- 公明党社会保障制度調査会長
- 公明党雇用・労働問題対策本部長、労働局長
- 公明党愛知県本部代表
- 日本語教育推進議員連盟事務局長
外交防衛委員長には2025年10月に就任しました。就任時には、委員会運営について次のように述べています。
「与野党各党の協議、審査・調査が円滑に進められるよう、尽力してまいります」
出典:里見りゅうじ公式サイト「参議院外交防衛委員会の委員長に就任しました」
2026年の国会活動については、本人のXでも外交防衛委員会で扱った法案や条約、視察などを発信しています。
厚労省24年半からトヨタを経て参議院へ|里見隆治の経歴
里見隆治氏は1967年、大阪市生まれ。関西創価高校を卒業後、東京大学経済学部へ進みました。1991年に大学を卒業すると、当時の労働省へ入省しています。
最初の配属は労働基準局の労働時間課でした。その後、雇用保険、高齢者・障害者雇用、雇用政策などの部署を経験し、長野県の職業安定行政、在英国日本国大使館一等書記官、厚生労働省国会連絡室長などを歴任しました。
| 年 | 主な経歴 |
|---|---|
| 1967年 | 大阪市に生まれる |
| 1991年 | 東京大学経済学部卒業、労働省入省 |
| 1999年 | 長野県社会部職業安定課長 |
| 2004年 | 在英国日本国大使館一等書記官 |
| 2007年 | 厚生労働省国会連絡室長 |
| 2009年 | 外国人雇用対策に関する部署の室長 |
| 2011年 | 内閣官房地域活性化統合事務局参事官 |
| 2012年 | 厚生労働省大臣官房参事官(賃金時間担当) |
| 2014年 | 官民交流でトヨタ自動車へ出向 |
| 2015年 | 厚生労働省を退官 |
| 2016年 | 参議院愛知県選挙区で初当選 |
| 2022年 | 同選挙区で再選、大臣政務官に就任 |
厚生労働行政に携わった期間は24年半です。2014年には官民交流制度でトヨタ自動車へ出向し、翌2015年に厚生労働省を退官。2016年の参院選で国政へ転じました。
初当選後は財政金融、農林水産、国土交通、経済産業など複数の委員会を経験しています。2022年8月から2023年9月には、経済産業大臣政務官、内閣府大臣政務官、復興大臣政務官を兼務しました。詳細な経歴は本人公式プロフィールにも掲載されています。
本人は政治活動で目指す社会像を、次の言葉で表現しています。
「誰一人取り残さない、誰もが輝く社会」
出典:里見りゅうじ公式プロフィール
里見隆治の選挙区は愛知|2016年と2022年に2回当選
里見隆治氏の選挙区は参議院の愛知県選挙区です。衆議院のように県内を複数の小選挙区へ分ける方式ではなく、愛知県全体が選挙区となります。
| 選挙 | 得票数 | 結果 |
|---|---|---|
| 2016年参議院議員通常選挙 | 531,488票 | 初当選 |
| 2022年参議院議員通常選挙 | 443,250票 | 再選 |
2016年7月10日の参院選では531,488票を得て初当選。2022年7月10日の選挙では443,250票を獲得し、2期目に入りました。2022年の公式開票結果は愛知県選挙管理委員会の候補者別得票数で公表されています。
公明党では愛知県本部代表も務めており、国会活動だけでなく県内の地方議員や党組織に関わる活動も続けています。2026年9月には、翌年の統一地方選挙に向けた愛知県内の公認候補についてXで発信しました。
里見隆治の政策・実績|労働と社会保障が活動の軸
里見隆治氏の政策分野をたどると、官僚時代から続く雇用・労働、社会保障が大きな軸になっています。国会議員になってからは介護や子育て、外国人雇用、日本語教育などにも活動範囲を広げています。
- 働き方改革、最低賃金、非正規雇用などの労働政策
- 男性の育児休業を含む仕事と育児の両立支援
- 給付付き税額控除など所得に応じた生活支援
- 介護保険制度、ケアマネジャーの負担
- 医療的ケア児・家族への支援
- 外国人労働者の受け入れと日本語教育
働き方改革や雇用政策
本人公式サイトでは、2016年の初当選直後から働き方改革の政策立案に携わったと説明しています。公明党の2022年参院選候補者ページでも、同一労働同一賃金、最低賃金の引き上げ、男性の育児休業を促す法改正などに取り組んだと紹介されています。
ここで挙げられる法律や制度はいずれも国会や政府、関係者によって進められたもので、里見氏については党や議員として政策形成・法整備に関与した活動として位置付けられます。
労働分野では国内政策だけでなく、超党派のILO(国際労働機関)活動推進議員連盟でも活動しています。2026年9月には同議連の一員としてインドを訪問したことを発信しました。
給付付き税額控除と低所得者支援
2026年には、公明党社会保障制度調査会長として、政府・超党派による「社会保障国民会議」の実務者会議に参加しています。議題の一つが、税負担を軽減しながら条件によって現金給付も行う給付付き税額控除です。
4月の会議後、制度設計で支援対象をどこまで広げるかについて、里見氏は次のように発言しました。
「生活保護と中低所得者とのはざまを埋める努力をするべきだ」
出典:里見りゅうじ公式サイト「支援のはざま埋めるべき」
7月にも社会保障をめぐる議論に参加し、給付付き税額控除と食料品への消費税負担軽減策について、それぞれの政策目的を整理しながら議論を進める立場を示しています。
本人のXでも、所得に応じた給付を議論する際に支援から外れる層が生じないよう問題提起しています。
介護・医療的ケアをめぐる取り組み
2026年1月には、豊橋市で12事業所から集まった15人のケアマネジャーと意見交換し、介護保険制度の見直しや業務負担、専門性の確保などについて意見を聞いています。
「引き続き現場の意見を聴きながら、より良い制度改善に努力する」
出典:公明党「現場の声、改善に生かす」
医療的ケアが必要な子供や家族への支援にも関わっており、日本の制度で18歳以降の支援をどうつなぐかといった課題にも取り組んでいます。
外国人との共生と日本語教育
里見隆治氏は労働省・厚生労働省時代にも外国人雇用政策を担当しており、国会では外国人材の受け入れ制度や住民税、日本語教育を取り上げています。
2026年5月には、日本語教育推進議員連盟の事務局長として関係省庁や日本語学校関係者を交えた会合を進行しました。
「日本語教育推進は必須の施策であり、共通解です」
出典:里見りゅうじ公式サイト「日本語教育を外国人受け入れの基盤に」
同月の行政監視委員会では、外国人受け入れをめぐり、ルールに基づく受け入れと地域での共生、日本語能力を確認する仕組みなどを質問しています。受け入れ人数だけでなく、雇用・税・教育・地域生活を含めた制度設計を扱っている点が政策活動の一つになっています。
住民税については、帰国・出国する外国人労働者の徴収状況を国会で取り上げ、その後の調査についてもXで発信しました。
外交防衛委員長としての活動と中国との関係
里見隆治氏は2025年10月から参議院外交防衛委員長を務めています。委員長は自らの政策を質問するだけの立場ではなく、委員会の議事運営や法案・条約などの審査を進める役割を担います。
2026年5月には外交防衛委員会で、租税、環境、航空、郵便に関係する4件の条約・協定について審査を進めたことを本人が報告しています。厚労省出身ですが、現在の国会での中心的な役職は外交・安全保障分野です。
- 高校時代から日中の交流に接点があったことを本人が紹介
- 20代と40代に中国を訪問した経験を公表
- 愛知県内の日中交流行事に参加
- 2023年に日中協力をテーマとするインタビューを受けた
中国との関係については、本人公式サイトで2023年3月、人民日報海外版日本月刊のインタビュー掲載を紹介しています。テーマは「日本と中国が協力して共通課題の解決に取り組むべき」というもので、学生時代の交流や過去の訪中、愛知における日中交流について語っています。記事掲載については本人公式サイトの告知で確認できます。
2021年には名古屋で開かれた中国春節祭に参加した様子も公式Xに投稿しています。
これらは、里見氏が公表している交流歴や政治活動として記録されているものです。現在は外交防衛委員長として、中国を含む各国との外交・安全保障に関する国会審議を運営する立場にもあります。
里見隆治の妻・子供は?家族について公表されていること
里見隆治氏は家族について一定の範囲を公式プロフィールで公表しています。妻は愛知県岡崎市の出身で、里見氏自身も岡崎市在住です。
- 妻は愛知県岡崎市出身
- 現在の公式プロフィールには「妻と2男2女の6人家族」と記載
- 本人公式サイトでは、次男を幼くして亡くした経験も公表
- 公明党の2022年候補者紹介では「5人の子育てを経験」と紹介されている
本人公式サイトの「実績」ページでは、次男の伸治さんを2歳4カ月のときに脳腫瘍で亡くした経験を明らかにしています。同ページでは、その経験にも触れながら、医療的ケアが必要な子供と家族への支援に取り組んできたと説明しています。
妻や子供の氏名・年齢など、公式に広く公表されていない情報を推測できる根拠はありません。家族については、本人が公開している範囲で捉えるのが事実関係に沿っています。
政治以外では、子供の頃に書道と剣道、中学生時代にサッカーへ取り組み、現在は鉄道と地図を見ることを趣味として公式プロフィールに挙げています。
里見隆治の事務所はどこ?愛知県事務所と国会事務所
里見隆治氏には、愛知県内の事務所と東京の国会事務所があります。本人の居住地は岡崎市ですが、愛知県事務所の所在地は名古屋市西区です。
| 事務所 | 所在地・連絡先 |
|---|---|
| 愛知県事務所 | 〒451-0031 愛知県名古屋市西区城西1-9-5 寺島ビル1階 TEL:052-522-1666 FAX:052-522-1665 |
| 国会事務所 | 〒100-8962 東京都千代田区永田町2-1-1 参議院議員会館301号室 TEL:03-6550-0301 FAX:03-6551-0301 |
住所や電話番号は変更される場合があるため、連絡する際は里見隆治氏の公式サイトに掲載された最新情報を確認するのが確実です。
公式ブログ・Xで分かる里見隆治の最近の活動
里見隆治氏は公式サイト内のブログと公式Xを継続的に更新しています。国会審議だけでなく、愛知県内での視察、地域行事、政策関係者との意見交換なども発信対象です。
2026年8月の公式ブログでは、平和外交、終戦81年に合わせた街頭活動、地域の夏祭り、災害支援などを掲載。9月には名古屋市内の大雨被害地域を訪れ、被災状況を聞き取る活動も公明党から報じられています。
- 公式サイト・ブログ:国会活動、政策、愛知県内での活動を掲載
- 公式X(@satomi_ryuji):日々の活動や国会・党活動を比較的短い間隔で発信
- 公明党公式プロフィール:党役職や基本プロフィールを掲載
- 参議院公式プロフィール:選挙区、当選回数、任期、国会での役職を掲載
2026年9月には、超党派のILO活動推進議員連盟の一員としてインドを訪れ、雇用や社会保障などをテーマに現地のILO、政府、労使関係者らと意見交換する予定をXで伝えています。
2026年9月現在、里見氏は厚生労働行政で培った雇用・社会保障分野の活動を続けながら、参議院外交防衛委員長として外交・安全保障分野の国会運営も担っています。現在の役職や活動内容は変わる可能性があるため、最新の国会役職は参議院、日々の活動は本人公式サイト・Xから確認できます。

