庄子賢一の経歴|衆議院議員3期・比例東北の選挙区、公明党復党と農水政務官歴

庄子賢一

庄子賢一(しょうじ・けんいち)氏は、広告代理店での会社員生活を経て、宮城県議会議員を5期、衆議院議員を3期務めている政治家です。国政では農林水産大臣政務官も経験しており、農林水産、東日本大震災からの復興、防災、地方政策などに取り組んできました。

2026年には所属政党が大きく動いたため、現在の「公明党」と衆議院で表示される「中道」の関係が分かりにくくなっています。この記事では、その違いから選挙区、経歴、政務官時代の仕事、政策、家族、事務所まで順に整理します。

名前庄子 賢一(しょうじ けんいち)
生年月日1963年2月8日
年齢63歳(2026年10月時点)
出身地宮城県仙台市
所属政党公明党
衆議院会派中道
議員種別衆議院議員
選挙区比例代表・東北ブロック
当選回数3回
初当選2021年・第49回衆議院議員総選挙
前職広告代理店勤務、宮城県議会議員5期
主な役職歴農林水産大臣政務官
公式サイト庄子賢一公式サイト
公式X@shoji_kenichi
目次

庄子賢一氏の現在|公明党に復党、衆院では会派「中道」

2026年10月時点で、庄子賢一氏の所属政党は公明党です。2026年9月24日、公明党は中道改革連合を離党した公明党出身の衆議院議員28人の復党を正式に承認しており、その中に庄子氏も含まれています。

「公明党」と「中道」が両方出てくる理由
  • 政党:公明党
  • 衆議院の会派:中道
  • 2026年衆院選時の所属:中道改革連合

政党と国会内の会派は別のものです。現在は公明党所属でありながら、衆議院では統一会派「中道」に参加しています。

2026年の衆院選では、公明党から参加した候補の一人として新党「中道改革連合」から比例東北ブロックに立候補しました。その後、庄子氏は9月16日に中道改革連合からの正式離党を自身の公式サイトで公表しています。

この離党については、本人のXでも同日に報告しました。

9月24日には公明党への復党が正式承認されました。同じ日、公明党出身議員、新党「民主改革」の議員、中道改革連合に残った議員らによる衆議院の統一会派「中道」も発足しました。公明党からは衆議院副議長の石井啓一氏を除く27人が参加しています。

「衆議院の公式ページに『中道』と書かれているから、現在も中道改革連合の党員」という意味ではありません。衆議院の議員情報で表示されている「中道」は会派名です。

現在の党籍は公明党の復党発表、会派については統一会派「中道」の結成発表と衆議院の会派別議員一覧で確認できます。

 

庄子賢一氏の選挙区は比例東北|衆議院議員3期

庄子賢一氏は、小選挙区選出ではなく、比例代表の東北ブロックから選出されている衆議院議員です。

比例東北ブロックは、青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島の東北6県を対象とします。庄子氏自身は仙台市出身で、国政進出前には宮城県議会議員を長く務めました。

選挙所属選挙区結果
2021年
第49回衆院選
公明党比例東北初当選
2024年
第50回衆院選
公明党比例東北2期目当選
2026年
第51回衆院選
中道改革連合比例東北3期目当選

2026年衆院選では中道改革連合の比例東北候補として立候補。公示前の候補者紹介では比例東北ブロックの候補として掲載され、2月8日の投開票で3回目の当選を果たしました。現在の当選回数は衆議院の議員プロフィールでも「当選三回(49、50、51)」と記載されています。

3期目の国会が始まった2026年2月18日には、新しい議員バッジを受け取ったことを公式Xで報告しています。

 

庄子賢一氏の経歴|広告代理店17年から宮城県議5期、国政へ

庄子氏の政治家になる前の経歴で特徴的なのは、大学卒業後すぐに政治の世界へ入ったのではなく、広告代理店で17年間働いていたことです。

1963年2月8日に仙台市で生まれ、仙台育英学園高等学校、東北学院大学経済学部を卒業。1986年に広告代理店の株式会社東弘へ入社し、本人の公式プロフィールでは「17年間営業の第一線で東北各県を奔走」と紹介されています。

時期経歴
1963年宮城県仙台市に生まれる
1981年仙台育英学園高等学校卒業
1985年東北学院大学経済学部卒業
1986年広告代理店・株式会社東弘に入社
2002年株式会社東弘を退社
2003年宮城県議会議員に初当選
2007年宮城県議2期目、環境生活委員長
2009年宮城県議会・文教警察委員長
2011年宮城県議3期目
2015年宮城県議4期目
2019年宮城県議5期目
2021年衆議院議員に初当選
2024年農林水産大臣政務官に就任、衆院2期目当選
2026年衆院3期目当選

会社員17年、県議5期を経て、58歳で衆議院に初当選という流れです。

県議時代には宮城野区から選出され、環境生活委員長、文教警察委員長などを務めました。2011年には党宮城県本部幹事長、2015年には県本部代表に就任しています。

農林水産大臣政務官では何をした?第1次・第2次石破内閣で就任

庄子賢一氏は2024年10月、第1次石破内閣で農林水産大臣政務官に就任しました。2024年11月に発足した第2次石破内閣でも続けて同職を務めています。

大臣政務官は、大臣、副大臣とともに各省の政策運営を担う政府側の役職です。現在の衆議院プロフィールでは「元農林水産大臣政務官」と表記されており、現在就いている役職ではありません。

農水政務官時代の主な現場対応
  • 豪雪による農業施設被害への対応
  • カムチャツカ半島付近の地震による津波で被害を受けた宮城県のカキ養殖現場を調査
  • 米国の関税措置と日米合意をめぐり、北海道の農水産物生産・輸出現場を調査
  • 農業者や自治体、関係団体との意見交換

2025年2月には、北海道や東北を中心とした豪雪による農業被害について、公明党の対策チームから農業施設の再建や経営再開支援などの要望を受けました。その際、政務官として次のように答えています。

「迅速に被害の全容を掌握するとともに、都道府県や市町村など関係機関と連携しながら、丁寧な対応をしていきたい」

出典:公明党「全容把握、財政支援急げ」

2025年8月には、米国の関税措置に関する日米合意などの影響を把握するため北海道を訪問。農林水産省の発表によると、タマネギ、ホタテ、牛肉、長いもの生産・輸出現場を回り、関係者と意見交換を行いました。

政務官就任歴については、第1次石破内閣の首相官邸プロフィールと第2次石破内閣のプロフィールにも掲載されています。

現在の政策・国会活動|農業、復興、防災、生活環境を扱う

2026年9月24日時点の衆議院の議員情報では、庄子氏は農林水産委員会と東日本大震災復興及び原子力問題調査特別委員会に所属しています。

農業・食料政策

農水政務官を経験した後も、農業政策は庄子氏の国会活動の中心の一つです。2026年には農林水産委員会で、種子や品種の研究開発、高温など気候条件の変化への対応、育成者の権利保護、AIを利用した品種開発などを取り上げています。

6月には、水田農業の安定や持続可能な営農をめぐる政策提言にも参加し、福島県での農業再生についても政府に対応を求めました。

地方創生は「地方のリ・デザイン」を掲げる

地方政策では、人口減少と高齢化が進む地域の生活基盤や産業をどう維持するかを繰り返し取り上げています。2026年6月に秋田県大仙市、美郷町を訪れた際には、地域の現実を国政に反映させる必要性について短い言葉で表現しました。

「地方のリ・デザインこそ。」

出典:庄子賢一公式サイト「日々の活動 2026年上半期」

国政だけでなく東北各地の自治体や地域関係者から課題を聞く活動を継続していることが、本人の活動報告からも分かります。

化学物質過敏症や「香り」をめぐる問題を国会で質問

庄子氏は2026年の環境委員会で、石綿対策に加え、化学物質過敏症や香料を含む製品をめぐる問題について政府側へ質問しています。

5月には関係省庁をまたぐ相談・対応体制などを質問し、6月12日の委員会では柔軟剤などに使われる香料のマイクロカプセルや海外の規制動向にも触れました。ここで重要なのは、庄子氏がこれらを国会で政策課題として取り上げ、政府の認識や対応を問うているという点です。

6月12日の質疑については、本人の公式Xでも発信しています。

LGBTQ+や同性婚をめぐる人権政策

人権政策では、LGBTQ+を含め、性的指向や性自認にかかわらず暮らせる社会について自身の立場を発信しています。2026年6月に東京プライドへ参加した際には、次のように記しました。

「LGBTQ+をはじめ全ての人の人権が守られ、誰もが自己実現可能な社会を創り出していきたい。」

出典:庄子賢一公式サイト「日々の活動 2026年上半期」

同年7月には「結婚の平等にYES!展」への参加を公式Xで紹介し、同性婚を人権に関わるテーマとして扱う姿勢を示しています。

東日本大震災とネパール支援|防災を長期的な活動テーマに

庄子氏の活動では、宮城県を地盤とする政治家としての震災復興だけでなく、海外での防災・復興支援も継続的なテーマになっています。

本人のプロフィールでは、2001年11月に初めてネパールを訪れ、学校建設に関わるなどの支援を「ライフワーク」として続けていると紹介されています。

2026年のネパール訪問で扱ったテーマ
  • 災害発生後の復旧・復興
  • 東日本大震災の経験共有
  • 「仙台防災枠組み」を踏まえた防災対策
  • 防災教育と避難訓練
  • 農業分野の研究・人材育成
  • 被災者の心のケアと専門人材育成

2026年9月には4回目となるネパール訪問を行い、土石流被害の現場を視察。政府関係者や国会議員、研究者らと会談しています。

9月22日には、ネパールの労働大臣や国家防災管理庁長官、国会議員らとの会談について公式Xで報告しました。

翌23日にはネパールの下院議長らとも会談し、東日本大震災での経験を踏まえながら、被災者の心理的支援や防災教育について意見交換したことを本人公式サイトの活動報告で紹介しています。

庄子賢一氏の妻・子供など家族は?

庄子賢一氏は、家族について本人公式サイトで公表している範囲があります。

家族について公表されていること
  • 妻がいる
  • 娘が1人いる
  • 姉がいる
  • 公式プロフィールでは「妻、一女、姉、4人家族」と記載

妻や娘の氏名、職業などは公式プロフィールでは公表されていません。公表されていない情報を推測して家族像を広げることはできません。

人物像については、趣味としてスポーツ観戦と読書、好きな食べ物としてそばと和食、宮城県内で好きな場所として蔵王近辺を挙げています。

趣味スポーツ観戦、読書
好きな食べ物そば、和食
県内で好きな場所蔵王近辺
好きな言葉「一人の人を大切に」「至誠天に通ず」

庄子賢一氏の事務所|仙台と国会議員会館に2拠点

本人公式サイトには、通常の政治活動の連絡先として東北事務所と国会事務所の2か所が掲載されています。

事務所所在地・連絡先
庄子賢一東北事務所 〒983-0852
仙台市宮城野区榴岡4-5-24 第一パークビル502
TEL:022-290-3770
FAX:022-256-6576
庄子賢一国会事務所 〒100-8982
東京都千代田区永田町2-1-2 衆議院第二議員会館1224号室
TEL:03-3508-7474
FAX:03-3508-3354

メールは両事務所ともkenichi.shoji.office@gmail.comが公式プロフィールに掲載されています。住所や電話番号を利用する際は、変更される可能性もあるため本人公式プロフィールで最新情報を確認できます。

選挙期間だけ設けられる臨時の選挙事務所とは別に、2026年10月時点で公式サイトが恒常的な連絡先として掲載しているのは上記2拠点です。

仙台では国政報告会も開催

地元では国政報告会も行っています。2026年6月15日には仙台市内で国政報告会を開催し、中東情勢に伴う資材不足や価格高騰、経済安全保障、化学物質過敏症への対応などを報告しています。

9月14日の仙台市内での国政報告会では、中道政治、安全保障関連三文書や非核三原則、GX戦略地域を通じた地場産業政策などについて話したと本人が記録しています。

国会での審議だけでなく、東北各地での活動や国政報告会を継続しているのが、現在の活動の一つです。開催情報や直近の動きは、庄子賢一公式サイトと本人公式Xで発信されています。

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