杉久武(公明党)の経歴と現在|参議院3期・公認会計士の前職、政策・選挙結果・事務所

杉久武

杉久武(すぎ・ひさたけ)氏は、公明党所属の参議院議員です。大阪選挙区から2013年に初当選し、2025年の参院選で3回目の当選を果たしました。

政治家になる前は公認会計士として監査法人に勤務し、米国のPwCでも実務を経験。国政では財務大臣政務官、参議院法務委員長などを歴任し、現在も税制・財政金融分野を中心に活動しています。

「公認会計士として日米で働いた経験を持ち、税・財政政策を主要分野とする大阪選出の参議院議員」というのが、杉久武氏の経歴をつかむうえで分かりやすい全体像です。

杉久武氏を簡単に見ると
  • 公明党の参議院議員・大阪選挙区選出
  • 2013年、2019年、2025年の参院選で当選し3期目
  • 創価大学在学中に公認会計士試験に合格
  • 監査法人勤務を経て米国PwCへ駐在
  • 2016年に財務大臣政務官、2022年に参議院法務委員長
  • 現在は公明党政調副会長、青年委員長、税制調査会事務局長などを務める
名前杉久武(すぎ ひさたけ)
生年月日1976年1月4日
年齢50歳(2026年9月時点)
出身地大阪市
所属政党公明党
議員種別参議院議員
選挙区大阪府選挙区
当選回数3回
初当選2013年
前職公認会計士・監査法人勤務
主な資格公認会計士、税理士、行政書士、米国公認会計士登録歴
主な役職歴財務大臣政務官、参議院災害対策特別委員長、参議院法務委員長など
公式サイト杉久武公式サイト
公式X@hisatake_sugi

参議院の議員情報では、2026年7月14日時点で財政金融委員会、予算委員会理事、政治改革に関する特別委員会に所属しています。最新の国会での所属は参議院の杉久武議員プロフィールで公開されています。

目次

杉久武は現在、公明党の参議院議員|大阪選挙区で3期目

杉久武氏は、2026年9月22日現在も公明党所属の現職参議院議員です。参議院公式サイト、公明党の所属議員ページの双方で大阪府選挙区選出として掲載されています。

党内では政務調査会副会長、青年委員長、中央幹事、大阪府本部代表代行を務めています。さらに、2026年の党人事では財政・金融部会長、税制調査会事務局長、内閣第一部会長代理、こども家庭部会長代理などにも就いています。

公明党政務調査会の最新役員は公明党「政務調査会」で確認できます。

2026年9月時点の主な立場
  • 参議院議員・大阪府選挙区・3期
  • 参議院予算委員会理事
  • 参議院財政金融委員会委員
  • 公明党政務調査会副会長
  • 公明党青年委員長
  • 公明党中央幹事
  • 公明党大阪府本部代表代行
  • 公明党財政・金融部会長
  • 公明党税制調査会事務局長

公明党は2026年10月3日に第18回党全国大会を開き、新役員を承認する予定です。そのため、上記の党役職は2026年9月22日時点の情報です。

 

杉久武の選挙結果|2013年から参院選で3回当選

杉久武氏が国政へ進んだのは2013年です。大阪選挙区から公明党公認で参院選に出馬し、69万7219票を獲得して初当選しました。

2019年にも再選。2025年7月20日の第27回参議院議員通常選挙では、50万4163票を獲得し、定数4の大阪選挙区で4位当選となり、3期目に入りました。

選挙得票数結果
2013年 第23回参院選697,219票初当選
2019年 第25回参院選591,664票2期目当選
2025年 第27回参院選504,163票3期目当選

2019年の得票は大阪府選挙管理委員会の選挙結果、2025年の結果は公明党の参院選結果などで公表されています。

2025年の選挙期間中には、大阪府内を回る様子を本人のXでも発信していました。

 

公認会計士から政治家へ|杉久武の学歴・前職・経歴

杉久武氏の政治家になる前のキャリアで特徴的なのが、公認会計士として日本とアメリカの両方で働いていたことです。

関西創価小学校・中学校・高校を経て、1994年に創価大学経営学部へ進学。大学4年だった1997年に公認会計士第2次試験に合格し、中央監査法人東京事務所国際部に入りました。1998年に大学を卒業しています。

時期主な経歴
1997年公認会計士第2次試験合格、中央監査法人入所
2002年公認会計士登録
2006年米国PwCオハイオ州コロンバス事務所へ駐在
2007年あらた監査法人入所
2009年米国公認会計士試験合格、帰国
2010年米国公認会計士登録
2012年監査法人を退職し、公明党で政治活動を開始
2013年税理士登録、参院選初当選
2016年財務大臣政務官
2019年参議院災害対策特別委員長
2022年参議院法務委員長
2024年公明党青年委員長、財政・金融部会長などに就任
2025年参院選3期目当選、行政書士登録
2026年公明党政務調査会副会長

2006年からは米国プライスウォーターハウスクーパース(PwC)のオハイオ州コロンバス事務所に駐在しました。2008年のリーマン・ショックも米国勤務中に経験しています。

米国で暮らした経験については、本人のXでも振り返っています。

政治家としての経歴は、2013年の初当選以降、国会運営、災害対策、法務などにも広がっていますが、会計・税務の専門性を生かした税制と財政金融が継続的な活動分野になっています。

杉久武は税・財政分野で何をしてきた?

財務大臣政務官として財政の「見える化」を担当

2016年8月、第3次安倍第2次改造内閣で杉久武氏は財務大臣政務官に就任しました。

就任時には、公認会計士としての経験を財政運営へどう生かすかについて、次のように話しています。

「公認会計士としての経験を生かし、分かりやすい情報提供に努め」

出典:公明党・財務大臣政務官就任インタビュー

同じインタビューでは、行政サービスに人件費などを含めた総コストを示す「フルコスト情報」の開示対象を広げ、予算編成にも活用する考えを示しました。

「年収の壁」や税制改正の議論に参加

2023年から公明党税制調査会事務局長を務め、所得税や扶養控除、中小企業税制などの協議に参加しています。

2025年3月の参議院財政金融委員会では、所得税の基礎控除や課税最低限、「年収の壁」を物価に応じて見直す仕組みなどについて政府へ質問しました。2026年3月にも所得税法改正をめぐり、課税最低限、配偶者特別控除、賃上げ促進税制、消費税などを取り上げています。

本人公式サイトでは、「年収の壁」の見直しや軽減税率の制度設計への関与を自身の実績として掲載しています。特に軽減税率については、本人のXでも制度設計への関与を説明しています。

軽減税率や「年収の壁」は政府・与党内の協議や国会審議を経て制度化されており、杉氏だけで決定した制度ではありません。杉氏については、公明党税調や国会の財政金融委員会などで制度設計・税制協議に参加してきたという位置付けです。

「ジャパン・ファンド」法案の検討にも参加

2025年には、公明党が設置した「日本版ソブリン・ウェルス・ファンド創設検討委員会」の副委員長に就任。国が持つ資産の運用を効率化し、運用益を新たな財源につなげる「ジャパン・ファンド」の制度設計に参加しました。

公明党は2026年1月23日に議員立法としてジャパン・ファンド法案を参議院へ提出しましたが、同日の衆議院解散によって審議には至らず廃案となりました。

税・財政分野での主な関わり
  • 公認会計士・税理士としての実務経験
  • 財務大臣政務官を経験
  • 公明党税制調査会事務局長
  • 公明党財政・金融部会長
  • 参議院財政金融委員会で税・金融政策を質疑
  • 「年収の壁」を含む所得税制の協議に参加
  • 政府系ファンド構想の検討に参加

杉久武の政策|家計負担・若者政策・社会保障を重視

杉久武氏の公式サイトに掲載されている「杉ビジョン」では、家計負担、働く世代、子育て・教育を大きな柱にしています。

分野本人サイトで掲げる主な内容
物価高・家計給付、ガソリン・電気・ガス料金支援、所得税減税
消費税2025年の「杉ビジョン」では飲食料品税率5%を目標に掲げた
賃金・働き方最低賃金1500円、社会保険の「106万円・130万円の壁」の見直し
子育て・教育妊娠・出産費用、保育料、大学までの授業料負担軽減
大阪学校体育館の空調、防災、中小企業支援など

これらは本人が掲げる政策目標であり、すでに実施された制度と今後の提案は分けて見る必要があります。政策の詳細は杉久武公式サイト「杉ビジョン」で公開されています。

2026年は物価高、高額療養費、エネルギー対策を国会で質問

2026年4月7日の参議院予算委員会では、高額療養費制度、医療器材の供給不安、燃料油価格、電気・ガス料金、低所得者への支援などを質問しました。

選挙公約だけでなく、予算委員会では医療費や物価高対策を具体的な質疑項目として取り上げています。質問項目は本人公式サイトの予算委員会活動報告で公開されています。

国会活動については本人のXでも発信しています。

物価高対策では給付と消費減税を議論

2026年7月には政府・超党派の「社会保障国民会議」実務者会議に、公明党税制調査会事務局長として出席しました。

食料品の消費税率引き下げと物価高対策をめぐり、公明党の考えとして杉氏は次のように説明しています。

「現下の物価高対策としては来年4月を待たず早急に給付を行うべきだ」

出典:公明党・社会保障国民会議実務者会議

消費税については、2025年の本人サイトで飲食料品5%を掲げた一方、2026年には党内や超党派協議で別の減税案も議論されています。時期によって具体策が動いているテーマです。

青年委員長として若者政策にも関わる

杉久武氏は2024年11月から公明党青年委員長を務めています。就任時には青年委員会の役割について、次のように語りました。

「若者の声を政治のど真ん中に届け、希望あふれる日本の未来を切り開くことです。」

出典:公明党・杉久武青年委員長インタビュー

2026年6月の「日本版ユース・パーラメント2026」では、若者の政治参加、教育、労働・社会保障、ジェンダー、気候変動などについて若者団体と意見交換し、奨学金減税などの提言も受けています。

平和・核廃絶についても発信

税や経済分野以外では、平和政策についても発信しています。2025年8月6日の「原爆の日」には、広島への原爆投下に触れ、核兵器廃絶と被爆者支援について公式Xへ投稿しました。

杉久武の妻・子供は?家族と人物像

杉久武氏の公式プロフィールでは、家族構成を「妻、1男」と公表しています。妻や息子の氏名、職業など詳しい個人情報は公式プロフィールでは公表されていません。

公式プロフィールで分かる人物像
  • 家族構成:妻、1男
  • 好きなスポーツ:野球、卓球
  • 趣味:旅行
  • 好きな食べ物:焼肉、鍋物、果物
  • 特技:ビジネス英会話
  • 心に残る本:ホール・ケイン『永遠の都』

本人公式プロフィールでは、幼少期に聴覚障害のある祖母や、膠原病の一種を患った母を身近で支えた経験にも触れています。医療やバリアフリーなどへの関心を説明する際に、自身の原体験として紹介しているエピソードです。

「一人のために政治ができることは、まだまだある」

出典:杉久武公式プロフィール

公認会計士という数字を扱う職歴だけでなく、青年政策や医療・福祉分野も扱っている背景として、本人はこうした家族との経験を挙げています。

杉久武の事務所はどこ?大阪事務所と国会事務所

杉久武氏には、大阪市天王寺区の大阪事務所と、東京・永田町の国会事務所があります。

事務所所在地・連絡先
大阪事務所〒543-0033
大阪市天王寺区堂ヶ芝1-9-2-3B
TEL:06-6773-0234
国会事務所〒100-8962
東京都千代田区永田町2-1-1
参議院議員会館615号室
TEL:03-6550-0615

公式サイトでは、大阪事務所について常駐の職員はいないと案内しており、不在時は留守番電話に名前と用件を残すよう記載しています。所在地や連絡先の最新情報は杉久武公式サイト「事務所のご案内」で確認できます。

本人への意見や要望は、公式サイトの問い合わせフォームから送ることもできます。

2026年現在は税制・予算・若者政策を中心に活動

3期目に入った杉久武氏は、2026年に入ってからも税制と財政金融を中心に国会活動を続けています。3月には所得税法改正を本会議と財政金融委員会で質問し、4月には予算委員会で高額療養費や物価高対策を取り上げました。

6月には青年委員長として「日本版ユース・パーラメント2026」に参加。7月には予算委員会の集中審議や社会保障国民会議の実務者協議に出席し、8月24日には税理士関係者から税制改正に向けた建議・要望を受けています。直近の活動は本人公式サイトの活動報告で更新されています。

公認会計士としての実務経験を背景に税・財政を主軸としながら、現在は予算、社会保障、若者政策まで扱う参議院議員というのが、3期目の杉久武氏の活動範囲です。

なお、公明党は2026年10月3日に党全国大会を開催し、新役員を承認する予定です。党役職については大会後に新たな体制が発表されることになります。

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