鈴木美香(すずき・みか)氏は、2026年2月の衆議院議員選挙で初当選した参政党の衆議院議員です。
全日本空輸(ANA)の客室乗務員、司会、社員教育講師などを経験してから政治の世界へ入り、千代田区議選と2度の衆院選を経て国政に進みました。現在は比例東京ブロック選出の1期目で、衆議院法務委員会に所属しています。
この記事では、鈴木美香氏の経歴・学歴、東京22区との関係、選挙結果、政策、国会で実際に何をしているのかに加え、夫・娘など公表されている家族情報まで整理します。
鈴木美香は現在どんな政治家?参政党の衆議院議員
- 所属政党:参政党
- 議員:衆議院議員・1期
- 選出:比例代表・東京ブロック
- 政治活動の地盤:東京22区(三鷹市・調布市・狛江市)
- 委員会:衆議院法務委員会
2026年10月5日現在の衆議院・法務委員会委員名簿には、参政党所属の委員として鈴木美香氏が掲載されています。
ここで混同しやすいのが「東京22区」と「比例東京」です。鈴木氏は東京22区を拠点に活動していますが、現在の議席は東京22区の小選挙区議席ではなく、比例代表東京ブロックで得た議席です。衆議院の参政党会派別議員一覧でも「(比)東京・当選1回」と記載されています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前 | 鈴木 美香 |
| 読み方 | すずき みか |
| 生年月日 | 1964年8月3日 |
| 年齢 | 62歳(2026年10月時点) |
| 出生地 | 鹿児島県鹿児島市 |
| 育った地域 | 福岡県福岡市 |
| 学歴 | 筑紫女学園短期大学卒業 |
| 所属政党 | 参政党 |
| 議員種別 | 衆議院議員 |
| 選出 | 比例代表・東京ブロック |
| 当選回数 | 1回 |
| 初当選 | 2026年2月・第51回衆議院議員総選挙 |
| 委員会 | 法務委員会 |
| 主な前職 | 全日本空輸客室乗務員、司会、社員教育講師など |
| 公式サイト | 鈴木美香公式サイト |
| 公式X | @suzukimikatyo22 |
出生地や学歴、客室乗務員だった経歴は衆議院の議員プロフィールにも掲載されています。
「日本はまだ間に合う!」
出典:鈴木美香公式サイト
2026年7月には、地元の狛江市にあるコミュニティFMへの出演も自身のXで告知していました。
2026年衆院選で初当選|東京22区では3位、比例東京で議席を獲得
鈴木美香氏が国会議員になったのは、2026年2月8日に投開票された第51回衆議院議員総選挙です。
東京22区では3万7697票、得票率14.6%で3位でした。小選挙区の当選者は自民党の伊藤達也氏でしたが、鈴木氏は重複立候補していた比例東京ブロックで議席を獲得しました。
「東京22区で初当選」ではなく、東京22区に立候補し、比例東京ブロックで初当選したというのが正確な経緯です。
| 選挙 | 立候補先 | 得票・結果 |
|---|---|---|
| 2023年4月 | 千代田区議会議員選挙 | 431票・落選 |
| 2024年10月 | 第50回衆院選・東京22区 | 2万6005票・3位、落選 |
| 2026年2月 | 第51回衆院選・東京22区/比例東京 | 3万7697票・比例東京で初当選 |
2023年の千代田区議選から国政当選まで、約3年で3度の選挙を経験したことになります。
2024年の第50回衆院選・東京22区では2万6005票でした。2026年は3万7697票まで伸ばし、参政党が比例東京ブロックで獲得した議席によって国政へ進みました。
鈴木氏が国政選挙で活動してきた東京22区は、三鷹市・調布市・狛江市で構成されています。現在もこの地域を地盤として駅頭活動や国政報告会を行っています。
2024年の衆院選期間中も、本人のXでは東京22区内での街頭活動や日程を継続的に発信していました。
鈴木美香の経歴|ANA客室乗務員から司会・社員教育講師を経て政治へ
鈴木美香氏は1964年8月に鹿児島市で生まれ、福岡市で育ちました。政治家になる前の経歴で特に目を引くのが、全日本空輸(ANA)の客室乗務員だったことです。
| 時期 | 主な経歴 |
|---|---|
| 1964年 | 鹿児島県鹿児島市で生まれる。その後、福岡市で育つ |
| 学生時代 | 筑紫女学園短期大学を卒業 |
| 社会人 | 全日本空輸の客室乗務員として勤務 |
| その後 | 司会、社員教育・接遇分野の講師などを経験 |
| 政治活動前後 | 固定種・自然栽培農園の援農活動にも携わる |
| 2023年 | 参政党から千代田区議選へ出馬。のちに東京22区で国政を目指す |
| 2024年 | 第50回衆院選・東京22区へ出馬 |
| 2026年 | 第51回衆院選で比例東京ブロックから初当選 |
全日空のCAから接遇・社員教育の仕事へ
本人公式プロフィールによると、全日空の客室乗務員を退職した後は、司会や社員教育の講師を経験しています。
客室乗務員からそのまま政治家になったわけではなく、接客・人材教育に関わる仕事や農業支援を経た後に政治活動へ入ったという経歴です。
学歴は筑紫女学園短期大学卒|高校名は公式プロフィールに記載なし
衆議院公式プロフィールに記載されている学歴は、筑紫女学園短期大学卒業です。
「大学」については4年制大学卒とするのではなく、短期大学卒とするのが公的情報に沿っています。高校名については、今回参照した衆議院プロフィールと本人公式サイトには掲載されていません。
2023年、千代田区議選から東京22区の国政へ
最初の選挙は2023年4月の千代田区議選でした。落選後、参政党から東京22区の国政改革委員となり、活動拠点を三鷹・調布・狛江へ移しています。
「政治家はその術だと考えています。」
出典:鈴木みか本人投稿・選挙ドットコム
この投稿では、「未来の子ども達を守りたい」という目標を実現する手段として政治に取り組む考えを述べています。
東京22区で活動を続けていた2024年には、武蔵境駅などでの街頭演説についてXでも発信していました。
鈴木美香の政策は?経済・外国人政策を重点テーマに掲げる
2026年衆院選の候補者ページでは、鈴木美香氏の重点政策として「経済・財政」「外国人政策」が挙げられていました。
本人公式サイトでは、個人独自の公約だけを並べるのではなく、参政党の重点政策を自身が支持する政策として掲載しています。国会では、その中でも外国人の受け入れや戸籍、成年後見制度など法務分野の論点を実際の質疑で取り上げています。
外国人受け入れは総量やコストまで検討すべきとの立場
鈴木氏が国会で特に具体的に取り上げているのが外国人政策です。
2026年4月10日の初質疑では、特定技能・育成就労による外国人労働者の受け入れ見込みや、在留外国人全体の人数管理、社会保障・教育などを含む受け入れコストについて政府に質問しました。
人手不足を理由に受け入れ人数を増やすだけではなく、人数、社会保障、教育などを横断して検討すべきだという問題意識が、実際の国会質疑に表れています。
教育・食と健康・環境・「国のまもり」も公式サイトに掲載
鈴木美香公式サイトでは、参政党の重点政策として次の3分野を掲載しています。
- 教育・人づくり:教育バウチャー、多様な教育環境、日本に誇りを持つ教育など
- 食と健康・環境保全:化学物質への依存を抑えた食や医療、メガソーラー・風力発電による環境負荷への対応など
- 国のまもり:外国資本による土地・企業・水資源取得への対応、移民受け入れより国内雇用・所得向上を優先する考えなど
これらは鈴木氏だけの独自政策としてではなく、参政党の政策として公式サイトに掲げられているものです。鈴木氏本人の政治活動を見る場合は、党の政策と、本人が国会で具体的に質問しているテーマを分けて見ると内容が整理しやすくなります。
党のイベントにも国政改革委員時代から参加し、候補者や党員との活動を公式Xで発信してきました。
鈴木美香は国会で何をしている?法務委員会での主な質疑
鈴木美香氏は2026年に初当選した1期目の議員であるため、現時点で政治家として長期間にわたる制度実績を並べる段階ではありません。
一方、「国会議員になって何をしているのか」については、法務委員会での質疑内容から具体的に見ることができます。
「だからこそ、国民目線で、率直な声をこの場に届けていきたいと思っております。」
出典:国会会議録検索システム・2026年4月10日衆議院法務委員会
これは2026年4月10日、鈴木氏が初めて法務委員会で質問に立った際の発言です。
| 時期 | 主な質疑テーマ |
|---|---|
| 2026年4月10日 | 外国人受け入れ人数、社会保障などを含むトータルコスト、戸籍と旧氏使用 |
| 2026年4月14日 | 司法・裁判所をめぐる人員や業務、外国人労働者など |
| 2026年5月20日・22日 | 成年後見制度の見直し、家族の関与、専門職後見人、報酬負担など |
| 2026年6月24日 | 自動車運転死傷処罰法改正案など交通事故・危険運転をめぐる法制度 |
成年後見制度では家族の関与や費用負担を質問
成年後見制度をめぐる2026年5月20日の法務委員会では、専門職後見人が選ばれた場合に本人や家族の意思が反映されにくいとの指摘や、手続き、報酬負担について質問しています。
「我が国の制度は我が国の実情に即して我が国自身で決める、これが大切であると考えております。」
出典:衆議院・2026年5月20日法務委員会会議録
5月22日にも成年後見制度について続けて質問しており、制度を利用する本人だけでなく、家族がどこまで関われるのかを繰り返し取り上げています。
6月には危険運転をめぐる法改正を質疑
2026年6月24日の法務委員会では、自動車運転死傷処罰法などの改正案をめぐる審議で質問に立っています。
「政策として掲げていること」と「実際に国会で取り組んだこと」は別です。鈴木氏の場合、2026年時点で具体的に確認できる国会活動は、外国人政策、戸籍、成年後見、交通法制など法務委員としての質問が中心です。
鈴木美香の夫・娘など家族について分かっていること
鈴木美香氏は家族について、本人公式サイトで夫と娘がいることを公表しています。
- 夫:いることを本人が公表
- 娘:1人。現在は独立している
- 現在の暮らし:本人公式プロフィールでは「娘は巣立ち夫と2人暮らし」
夫や娘の氏名、年齢、勤務先などについては、今回参照した本人・衆議院の公式プロフィールでは公表されていません。
2026年8月の本人投稿では、終戦の日に夫側の墓参りをした後に義母を訪ねたことや、福岡に実家があり兄が暮らしていること、実母がすでに亡くなっていることにも触れています。家族のプライベートな情報については、本人自身が明らかにしている範囲以上を推測しないのが適切です。
鈴木美香の人物像|自然栽培や地域活動を続けてきた
客室乗務員や社員教育講師という職歴だけでなく、政治活動以前に固定種・自然栽培農園の援農活動に携わっていたことも本人プロフィールで紹介されています。
参政党の「食と健康・環境保全」の政策と重なる部分がありますが、農業については政治家になってから突然掲げたテーマではなく、国政進出前の活動歴にも含まれています。
2024年2月には、支援者が制作した動画を紹介しながら、子どもの未来を守ることを政治活動の動機として発信していました。
初当選後の2026年2月18日には、初登院にあたって自身の目指す社会について次のように書いています。
「正直者が馬鹿を見ない!頑張るものが報われる!」
出典:鈴木みか本人投稿・初登院の決意
2026年現在の活動|国会と東京22区の地域活動を並行
初当選後は、法務委員会での国会活動と並行して、三鷹・調布・狛江を中心とする東京22区での活動を続けています。
本人公式サイトでは、2026年7月に狛江市で国政報告会を開催し、8月には衆議院議員会館を起点とした国会見学ツアーを実施したことが案内されています。
8月3日の本人投稿では、参政党の外国人対策タスクフォースに参加し、全国議員団研修や法務委員会の質疑準備などにも取り組んでいると報告しました。外国人政策は選挙公約だけでなく、党内活動と国会質疑の双方で継続して扱っているテーマになっています。
地域での街頭活動も国政進出前から続けており、東京22区の各駅で政策や活動を発信してきました。
参政党所属の衆議院議員・1期目で、選出は比例東京。東京22区を地盤に地域活動を続けながら、衆議院では法務委員として外国人政策、戸籍、成年後見制度、交通法制などを扱っています。
2026年10月5日付の衆議院委員名簿にも法務委員として名前があり、初当選から約8か月の現在は、法務分野での国会質疑と東京22区での地域活動が政治活動の中心となっています。

