高鳥修一の現在は?高市早苗・安倍晋三との関係、評判や妻・家族、政策まで

高鳥修一

高鳥修一(たかとり・しゅういち)氏は、自由民主党の衆議院議員です。政治的には高市早苗氏を長く支えてきた保守系議員として知られる一方、本人が「政治の原点」と位置づける障害者福祉にも長く関わってきました。

この記事では、2026年現在の立場と選挙結果、高市早苗氏・安倍晋三氏との関係、妻や息子などの家族、政策と実績、政治資金問題やLGBT理解増進法をめぐる論点まで、高鳥氏を一人の政治家としてまとめて見ていきます。

高鳥修一氏を簡単に見ると
  • 自民党所属の衆議院議員・当選6回
  • 2026年衆院選で新潟5区から国政復帰
  • 高市早苗氏を2021年・2024年の自民党総裁選で推薦
  • 党内保守系グループ「保守団結の会」の共同代表
  • 厚生労働大臣政務官、内閣府副大臣、農林水産副大臣などを歴任
  • 障害者福祉を長年のライフワークとしている
目次

高鳥修一のプロフィール|現在は新潟5区の衆議院議員

名前高鳥修一
読み方たかとり しゅういち
生年月日1960年9月29日
年齢65歳(2026年9月7日時点)
出身地新潟県
出身高校新潟県立高田高等学校
大学早稲田大学法学部
所属政党自由民主党
議員種別衆議院議員
選挙区新潟5区
当選回数6回
現在の主な立場衆議院議員、保守団結の会共同代表
主な大臣・国会役職歴農林水産副大臣、内閣府副大臣、厚生労働大臣政務官、衆議院農林水産委員長、衆議院厚生労働委員長など
公式サイト高鳥修一公式サイト
公式ブログ高鳥修一公式ブログ
公式X@takatorishuichi

衆議院の公式議員プロフィールでは、新潟5区選出で当選6回と掲載されています。2026年3月31日現在の委員名簿では、衆議院国土交通委員会の委員にも名を連ねています。

 

高鳥修一の現在|2026年衆院選で新潟5区から国政復帰

高鳥氏の現在を理解するうえで大きいのが、2024年の落選から2026年の国政復帰までの動きです。

2024年10月の衆院選では新潟5区から出馬し、立憲民主党の梅谷守氏に敗れました。新潟県選挙管理委員会の2024年衆院選開票結果では、梅谷氏が11万4429票、高鳥氏が9万2589票でした。

その約1年4か月後、2026年2月8日の第51回衆院選で再び新潟5区に出馬。10万4206票を獲得し、6回目の当選を果たしました。

2026年 新潟5区政党得票数結果
高鳥修一自由民主党104,206票当選
梅谷守中道改革連合79,294票落選
高野直行参政党16,494票落選

投票率は60.77%でした。正式な数字は新潟県選挙管理委員会の2026年衆院選結果で公表されています。

国政での主な歩み
2005年第44回衆院選で初当選
2012年第46回衆院選で2回目の当選
2014年第47回衆院選で3回目の当選
2017年第48回衆院選で4回目の当選
2021年第49回衆院選で5回目の当選
2024年新潟5区で落選
2026年新潟5区で当選し、6期目へ

当選後の公式Xでは、積極財政や物価高対策、豪雪対策、農林水産業、福祉、拉致問題、憲法改正など、6期目に取り組むテーマを発信しています。

 

高鳥修一と高市早苗の関係|総裁選の推薦人から「保守団結の会」の中核へ

高鳥氏と高市早苗氏の関係は、近年の高鳥氏を語るうえで外せません。高鳥氏は、高市氏が初めて自民党総裁選に出馬した2021年の推薦人でした。自民党公式の2021年総裁選プロフィールにも名前があります。

2024年総裁選でも再び推薦人となりました。自民党の2024年総裁選候補者情報には、高鳥氏を含む推薦人20人が掲載されています。

2024年衆院選で落選していたため、2025年の総裁選時には国会議員ではありませんでしたが、高市氏への支持そのものは継続。高市氏が総裁となった際、高鳥氏は「4年越しの夢がかないました」と発信しています。

2026年衆院選では、高市氏自身が新潟5区へ応援に入りました。選挙期間中、高鳥氏もその様子を公式Xで発信しています。

もう一つの接点が、自民党内の保守系グループ「保守団結の会」です。高鳥氏は共同代表を務め、高市氏は同会の顧問です。2026年4月には高市首相も同会の懇談会に出席しました。

「思想信条を一つにするものとして、これからも全力で高市総理を応援していきたい」

出典:テレビ朝日「高市総理 保守系議員の会合に出席」

高鳥氏は単に高市氏と同じ党に所属しているだけでなく、複数回の総裁選で推薦人となり、現在は党内基盤を支える立場を明確にしています。 高市氏も高鳥氏の公式サイトに寄せた応援メッセージで「真の同志」と表現しています。

安倍晋三との関係|「親戚」ではなく本人が語る政治上の「師」

高鳥氏については安倍晋三元首相との関係もよく話題になりますが、公表されているプロフィールなどに、安倍氏と高鳥氏が親戚であることを示す情報はありません。

両氏の関係は、親族というよりも政治上の師弟関係です。高鳥氏自身、安倍氏を繰り返し「師」と表現しています。

「私も今しばらく師である安倍先生のご恩に報いるため頑張ります。」

出典:高鳥修一公式ブログ「あとに続くを信ずると⋯」

2026年の勝兵塾での講演でも、高鳥氏は父が田中角栄氏の系譜にあったことに触れながら、自身は清和会へ入り「安倍先生の弟子としてやってきた」という趣旨を語っています。

2020年に発足した「保守団結の会」では、安倍氏が同年12月に顧問へ就任。高鳥氏の公式ブログによれば、その際に安倍氏から高市氏も顧問にするよう提案があったとしています。安倍氏の死去後、同会は安倍氏を「永久顧問」としました。

高鳥修一の妻・息子・父など家族

高鳥氏は家族についてすべてを詳しく公表しているわけではありません。ただし、本人の公式プロフィールや国会での発言から、妻と2人の息子がいることなどが分かっています。

家族について公表されていること
  • 妻がいる
  • 長男がいる。高鳥氏は国会で、長男がダウン症であることを公表している
  • 次男がいる
  • 父は元衆議院議員の高鳥修氏

本人の2026年向け公式プロフィールには「妻、長男(福祉就労)、次男(早大在学中)」との掲載があります。次男の在学状況などは、掲載されたプロフィール上の表記として見るのが確実です。

長男の存在が障害者福祉への取り組みにつながった

高鳥氏が家族について語った中で、政治活動と直接結びついているのが長男の存在です。2007年の衆議院厚生労働委員会で、高鳥氏は長男が知的障害のあるダウン症児であることを明かし、自身を「親の立場」でもあるとして障害者福祉を取り上げました。

「障害者福祉をライフワークとして取り組んでまいりたいと思います。」

出典:衆議院・第168回国会 厚生労働委員会

その後も厚生労働分野で活動し、2015年に内閣府副大臣として障害者政策委員会へ出席した際にも、内閣府の議事録で「障害者福祉をライフワークとして取り組んでまいりました」と述べています。

父・高鳥修氏も国会議員だった

父の高鳥修氏も長く国政に携わった政治家です。衆議院議員として活動し、総務庁長官や経済企画庁長官などを務めました。1993年から高鳥修一氏は父・高鳥修氏の衆議院議員秘書となり、国政の現場に入っています。

首相官邸の農林水産副大臣時代の公式プロフィールにも、1993年6月から「衆議院議員高鳥修秘書」と記載されています。

高鳥修一の経歴|会社員から議員秘書を経て国政へ

高鳥氏は新潟県立高田高校を経て、早稲田大学法学部へ進学しました。1984年3月に卒業しています。

1984年3月早稲田大学法学部卒業
1984年4月国土計画株式会社に入社
1988年4月株式会社大沢商会に入社
1993年6月衆議院議員・高鳥修氏の秘書
2005年9月衆議院議員初当選
2013年9月厚生労働大臣政務官
2015年10月内閣府副大臣
2017年11月衆議院厚生労働委員長
2018年10月農林水産副大臣

国会では厚生労働と農林水産の双方で要職を経験し、自民党では筆頭副幹事長兼総裁特別補佐、政調会長代理、厚生労働部会長などを歴任しています。

福祉分野だけでなく、農林水産、地方インフラ、党務、保守政策まで活動範囲が広いのが、高鳥氏の政治経歴の特徴です。

高鳥修一の政策と実績|積極財政・雪国対策・農業・福祉が柱

2026年の本人公式政策では、経済政策だけでなく、雪国特有の交通・除雪問題、農業、医療・介護、観光など、新潟5区の地域課題を前面に出しています。

2026年に掲げる主な政策
  • 積極財政と物価高対策
  • ガソリン税の旧暫定税率廃止、軽油引取税の廃止など
  • 上越魚沼地域振興快速道路の早期開通
  • ほくほく線のミニ新幹線化
  • 保倉川放水路の整備
  • 医療・介護・福祉従事者の処遇改善
  • スマート農業の導入支援と国内生産者支援
  • 雪国や歴史文化を生かした観光振興
  • 拉致問題、憲法改正などへの取り組み

積極財政と飲食料品の消費税減税

高鳥氏は高市政権の「責任ある積極財政」を支持しています。2026年夏には、自民党内で行われた飲食料品の消費税減税をめぐる議論でも、減税実施を求めました。

7月31日の党税制調査会・社会保障制度調査会合同会議について、公式Xでは自ら集計した発言状況を公開しています。

同日の報道でも、高鳥氏は「国民に約束をしたことを覆せば党の信頼を失う」と述べ、減税実施を求めたと報じられています。これは成立済みの制度ではなく、党内で議論されている政策課題です。

雪国・農業への予算やインフラ整備

高鳥氏の2026年公式政策・実績ページでは、これまで取り組んだ地元案件として、豪雪時の除雪費追加支援、道路整備、農業施設への支援などを挙げています。

  • 豪雪被害時に国へ支援を求め、除雪費17億2500万円の追加支援
  • 被災した農業用ハウスなどの再建支援
  • 上信越自動車道の4車線化や国道・地域道路の整備促進
  • 十日町道路620億円の事業化
  • 魚沼地域のスイカ選果場について12億円の予算確保
  • 2023年の高温・渇水被害を受けた農業支援

これらは本人サイトが「実績」として整理している案件で、国・自治体・他の議員や関係機関も関わる事業です。高鳥氏は地元選出議員として予算要望や省庁との調整に関与した形になります。

障害者福祉と医療的ケア児支援

高鳥氏の福祉政策は、前述した家族の経験から長期間続いています。成年被後見人の選挙権をめぐる問題も国会で取り上げ、2013年には超党派の法改正によって成年被後見人の選挙権・被選挙権が回復しました。

2026年には自民党障害児者問題調査会の会長として、医療的ケア児と家族への支援法の見直しにも取り組んでいます。本人のXでは、成人後の支援、重症心身障害者への対象拡大、レスパイト、通学支援などを論点として挙げました。

国旗損壊を処罰する法律にも関与

保守政策では、2026年に成立した「国旗の損壊等の処罰に関する法律」にも関与しました。高鳥氏は自民党の制度検討プロジェクトチームの議論に参加し、法案提出時には賛成者の一人となっています。

衆議院の議案審議経過情報によると、法案は松野博一氏ら17人が提出し、高鳥氏は「議案提出の賛成者」に記載されています。2026年7月17日に参議院でも可決され、7月24日に法律第69号として公布されました。

法案化前の党内PTについては、本人のXでも出席議員や議論の状況を発信しています。

高鳥修一の評判を左右した論点|政治資金・「トイレ」退席・旧統一教会

高鳥氏は、高市氏との近さや明確な保守政策、雪国・農業・福祉への取り組みを支持する層がいる一方、過去には政治資金やLGBT理解増進法をめぐる行動などが大きく報道されました。

主に議論となった3つの問題
  • 旧安倍派からの還付金544万円の政治資金収支報告書への不記載
  • 2023年のLGBT理解増進法案採決時の「トイレ退席」
  • 2022年に自民党が公表した旧統一教会・関連団体との接点

政治資金544万円の不記載で県連会長を辞任

自民党派閥の政治資金問題では、高鳥氏が所属していた清和政策研究会(安倍派)から受け取ったパーティー券販売ノルマ超過分の還付金について、2018年から5年間で544万円を政治資金収支報告書に記載していなかったことが明らかになりました。

高鳥氏は収支報告書を訂正し、2024年2月に自民党新潟県連会長を辞任すると表明。清和政策研究会にも退会届を出しました。

「監督責任は私にある」

出典:TBS NEWS DIG・新潟放送

自民党は同年4月、高鳥氏を「戒告」処分としました。2024年衆院選では比例代表との重複立候補が認められず、小選挙区で落選したため議席を失っています。

高鳥氏は、還付金の一部を事務所経費に充てたと説明する一方、私的流用や使途不明金ではないとの立場を示してきました。不記載そのものを認めて収支報告書を訂正したことと、その金銭の性質について高鳥氏自身が主張している内容は分けて見る必要があります。

LGBT法案採決時になぜ「トイレ」にいたのか

「高鳥修一 トイレ」という話題の発端は、2023年6月13日の衆議院本会議です。

性的少数者への理解を促進するLGBT理解増進法案について、高鳥氏は党内議論で慎重・反対の立場を示していました。しかし、自民党が党議拘束をかけて採決に臨む中、採決直前に議場を退出してトイレへ入り、投票には参加しませんでした。

テレビ朝日の報道では10分以上トイレに滞在し、退席理由について高鳥氏は「腹痛のため」と説明しています。

「法案とは別に、公衆浴場やトイレ等で女性や子供たちを守る為の法整備が必要だと思います」

出典:NST新潟総合テレビ

法案に賛成票を投じたわけでも、反対票を投じたわけでもなく、採決を退席したというのが実際の行動です。その後も、高鳥氏は公衆浴場やトイレの利用ルールに関する法整備を求める立場を発信しています。

旧統一教会との接点は自民党の2022年調査で公表

世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との関係では、2022年9月に自民党が所属国会議員を対象に行った点検結果で、高鳥氏の名前が公表されています。

  • 旧統一教会の関連団体の会合へ本人が出席し、あいさつ
  • 選挙でボランティア支援を受けた

この2項目は、当時の自民党公表内容を報じたテレビ朝日の一覧にも高鳥氏の名前が掲載されています。

公表資料が示しているのは、関連団体の会合への出席や選挙ボランティア支援といった「接点」です。 それ以上の関係を根拠なく広げて解釈するのは避ける必要があります。

空手・ラーメン・音楽も趣味|政治以外の人物像

政治活動以外では、かなり多趣味なプロフィールです。本人公式サイトでは、趣味としてラーメン食べ歩き、ギターの弾き語り、空手、スキー、篠笛を挙げています。

特に空手は単なる趣味の範囲を超えており、錬士五段。日本空手協会新潟県本部会長、上越市空手道連盟会長なども務めています。居合道や相撲関係の団体にも関わっています。

高鳥修一氏の趣味・活動
  • ラーメン食べ歩き
  • ギターの弾き語り
  • 空手(錬士五段)
  • スキー
  • 篠笛
  • 居合道
  • 消防団・自衛隊協力会など地域活動

高鳥修一の公式ブログ・X・事務所はどこ?

高鳥氏は本人による発信量が比較的多い政治家です。公式ブログとXはいずれも現在も更新されており、国会・自民党内の会議、地元活動、政策への考えなどを掲載しています。

公式サイトのブログ欄では、2026年9月7日にも新しい記事が掲載されています。政策に対する本人の説明を直接確認したい場合は、ニュース記事だけでなく公式発信も参照できます。

公式サイトhttps://www.takatori.jp/
公式ブログ高鳥修一公式ブログ
公式X@takatorishuichi

事務所は上越・魚沼・国会の3か所

本人公式サイトに掲載されている事務所は、上越事務所、魚沼事務所、国会事務所の3か所です。

上越事務所〒943-0804 上越市新光町2-1-1
魚沼事務所〒949-6680 新潟県南魚沼市六日町459-3 サファイアビル1F
国会事務所〒100-8981 東京都千代田区永田町2-2-1 衆議院第一議員会館806号室

電話番号や問い合わせフォームなどの最新連絡先は、住所変更などに備えて高鳥修一公式サイトで確認するのが確実です。

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