田村まみは何党?選挙区はどこ?イオン時代・夫・カスハラ政策まで解説

田村まみ

田村まみ氏は、国民民主党に所属する参議院議員です。地域ごとの選挙区ではなく全国を対象とする比例代表で当選しており、2025年の参議院選挙で再選。現在は2期目を務めています。

国会議員になる前は、現在のイオンリテールの前身であるジャスコに入社し、食品売り場などの店舗勤務を経験。その後は労働組合の専従役員となり、UAゼンセンの政策部門を経て国政へ進みました。

カスタマーハラスメント対策、「年収の壁」、医薬品の安定供給など、働く人の生活や社会保障に近いテーマを継続して扱っている議員というのが、田村氏の経歴と国会活動をつなぐ大きな特徴です。

田村まみ氏を簡単に見ると
  • 所属政党:国民民主党
  • 議員:参議院議員・2期
  • 選挙:全国比例代表
  • 前職:ジャスコ(現イオンリテール)、労働組合役員
  • 出身母体:UAゼンセン
  • 主な政策テーマ:雇用・労働、社会保障、カスハラ、年収の壁、医薬品政策
  • 家族:本人公式プロフィールでは「夫」と公表
目次

田村まみのプロフィール|本名は田村麻美

項目内容
政治活動名田村まみ
本名田村麻美(たむら まみ)
生年月日1976年4月23日
年齢50歳(2026年9月25日時点)
生まれ・育ち東京生まれ、広島育ち
所属政党国民民主党
議員参議院議員
選挙比例代表(全国)
当選回数2回
現在の党役職役員室長兼人事・総務局長
参議院での役職厚生労働委員会理事、予算委員会委員
大学同志社大学神学部
前職ジャスコ株式会社(現イオンリテール株式会社)
家族夫
趣味野球観戦、アロマテラピー
公式サイト田村まみ公式サイト
公式X@mamitamuratw

本名は、参議院の議員プロフィールにも掲載されている「田村麻美」です。「田村真美」「田村麻実」など別の漢字表記も見かけますが、政治活動では「田村まみ」、本名は「田村麻美」とされています。詳しい経歴は参議院の田村まみ議員プロフィールと本人公式プロフィールで公開されています。

 

田村まみは何党?選挙区は全国比例

田村まみ氏の現在の所属政党は国民民主党です。

「選挙区はどこなのか」という点では、都道府県単位の選挙区ではありません。田村氏は参議院の全国比例代表で選ばれている議員です。

国民民主党の議員プロフィールでも「比例区・当選2回」と掲載されています。

「選挙区」のポイント

参議院の比例代表では、特定の県だけから選ばれるのではなく、全国の有権者による投票で議席が決まります。そのため、田村氏に「広島選挙区」「東京選挙区」などの地域選挙区があるわけではありません。

2019年に初当選、2025年に2期目へ

選挙結果個人得票
2019年 第25回参院選比例代表・初当選260,324票
2025年 第27回参院選比例代表・再選205,331票

2019年の初挑戦では260,324票を獲得しました。当選時には、支援した労働組合の一つであるNCCUで次のように述べています。

「全国の仲間の皆さんのお力でスタートラインに立つことができました。」

出典:NCCU「田村まみさん、初当選!」

2025年7月20日の参院選では、国民民主党の比例候補として205,331票を獲得し2期目に入りました。国民民主党の第27回参議院議員通常選挙結果でも再選が公表されています。

再選直後には本人のXでも結果を報告しています。

現在の任期満了日は2031年7月28日と参議院の議員一覧に掲載されています。通常どおり現在の任期を務める場合、次の改選時期は2031年です。

2019年当選後に一時無所属、2021年に現在の国民民主党へ

田村氏は2019年、当時の国民民主党から初当選しました。2020年の党再編では新たな立憲民主党にも現在の国民民主党にも直ちには参加せず、一時無所属で活動しています。

その後、2021年3月に礒﨑哲史氏、浜口誠氏とともに現在の国民民主党へ入党しました。現在の所属会派は「国民民主党・新緑風会」です。

2026年9月11日の党役員改選では、国民民主党の新役員体制で役員室長兼人事・総務局長に就任しました。参議院では厚生労働委員会理事と予算委員会委員を務めています。

 

イオン出身とは?店舗勤務からUAゼンセンの政策部門へ

田村まみ氏とイオンの関係は、単に労働組合から支援を受けているというものではありません。大学卒業後にジャスコ株式会社へ社員として入社し、実際に店舗で働いていました。

同志社大学神学部を卒業してジャスコへ入社

田村氏は東京で生まれ、生後半年ほどで両親の実家がある広島へ移りました。広大附属東雲小学校、広島女学院中学校、広島女学院高校を経て、同志社大学神学部へ進学しています。

1999年の大学卒業後、ジャスコ株式会社に入社しました。ジャスコは現在のイオンリテールにつながる企業です。

参議院プロフィールによると、初任地の岡山県児島店をはじめ10店舗に勤務。本人プロフィールには、岡山、石川、富山、千葉などの店舗で、乳製品・パン・冷凍食品・豆腐・畜産など食品部門を中心に担当した経歴が掲載されています。

イオン時代の主な経歴
  • 1999年:ジャスコ株式会社へ入社
  • 岡山・石川・富山・千葉などの店舗に勤務
  • 食品売り場を中心に担当
  • 2002年:イオン系労働組合の役員として活動
  • 2006年:労働組合の専従役員へ

売り場の仕事から労働組合専従へ

2002年からイオンリテール労働組合で活動し、2006年10月には中央執行委員となりました。その後、流通・小売・サービス業などの労働組合が集まる産業別労働組合UAゼンセンの政策部門へ活動の場を広げます。

2017年にはUAゼンセン政策委員会委員を務めました。現在も参議院プロフィールにはUAゼンセン政治顧問と記載されています。

小売店の現場勤務と労働組合活動の双方を経験して国政に入ったことが、その後のカスハラ、短時間労働、社会保険、働く人の処遇といった政策テーマにつながっています。

田村まみが取り組む政策・実績|カスハラ、年収の壁、医薬品

参議院の公式プロフィールでは、田村氏の主な政策分野として雇用・労働、社会保障、消費者政策が挙げられ、具体的なテーマとしてカスタマーハラスメントや「年収の壁」が記載されています。

ここでは「掲げている政策」と「実際に国会で取り組んできたこと」を混同せず、国会質疑や制度の動きを中心に整理します。

カスタマーハラスメント対策を2019年から国会で取り上げる

田村氏の国会活動で特に継続性があるテーマが、顧客から従業員への暴言や過度な要求などを指すカスタマーハラスメント(カスハラ)対策です。

2025年5月27日の参議院厚生労働委員会では、初当選した2019年の最初の委員会質問からカスハラを扱ってきた経緯を振り返っています。

「初質問が、まさしくカスタマーハラスメント対策を含むILO条約の百九十号」

出典:国会会議録検索システム・参議院厚生労働委員会

2020年にはマスク不足が続く中で接客従事者が受ける迷惑行為を取り上げ、その後も企業向け対策マニュアル、法制化、相談体制、ILO第190号条約などについて繰り返し質疑しています。

名札を通じて従業員の個人情報が特定される問題についても取り組み、2022年には本人のXで、ドラッグストア店員などのフルネーム名札をめぐる扱いについて発信しました。

2025年には労働施策総合推進法などが改正され、企業にカスタマーハラスメント防止措置を求める制度が法定化されました。

カスハラ防止措置の事業主への義務付けは、2026年10月1日から施行されます。記事作成日の2026年9月25日時点では、施行直前の段階です。制度の詳細は厚生労働省「令和7年労働施策総合推進法等の一部改正について」で公表されています。

この法律を田村氏一人の成果と位置付けることはできませんが、田村氏は法制化以前から国会で継続して問題を取り上げ、2025年の審議でも対応方針や相談体制など、事業者が取る措置の具体化を求めました。

2025年の参院選でも、カスハラ対策を自らの継続テーマとして発信しています。

「年収の壁」は税だけでなく社会保険の問題を重視

もう一つ継続しているのが「年収の壁」です。

田村氏は、所得税の課税最低ラインだけではなく、106万円・130万円など社会保険制度との関係や企業の配偶者手当、短時間労働者が就業時間を抑える背景を取り上げてきました。

UAゼンセンの2023年インタビューでは、「壁」という表現について働く当事者側から異なる見方を示しています。

「この時点から一気に手取り収入が減少するという意味で『崖』と言えると思います。」

出典:UAゼンセン・田村まみ議員インタビュー

2024年3月の参議院予算委員会では、政府の「年収の壁・支援強化パッケージ」について岸田文雄首相に質問しました。

「課題認識のズレが対策のズレにつながっています。」

出典:田村まみ公式サイト・予算委員会報告

田村氏が問題としているのは、単純に「もっと長く働けばよい」という話ではありません。育児・介護などで労働時間を延ばせない人がいることや、一定ラインを超えたときの社会保険料負担による手取り変化まで含めて制度を議論しています。

2025年10月には、社会保障側の「年収の壁」について意見を募る投稿も行っています。

薬価と医薬品の安定供給も継続テーマ

田村氏は厚生労働委員会や予算委員会で、医薬品の供給不足や薬価制度も繰り返し取り上げています。

2023年3月の参議院予算委員会では、医薬品の安定供給について質問し、薬価引き下げと供給不安、創薬環境、皆保険制度の関係を議論しました。質疑内容は国民民主党の国会活動報告にも掲載されています。

2024年には後発医薬品業界の再編や中間年薬価改定、医薬品卸への影響を質問するなど、薬価だけでなく供給網を含む問題として扱っています。

2026年2月には、パーキンソン病治療薬を製造する企業から不採算の実情を聞いたとして、薬価制度と安定供給について発信しました。

田村まみ氏の政策テーマ
  • カスタマーハラスメント:企業の防止措置、相談体制、ILO第190号条約など
  • 年収の壁:社会保険、短時間労働、配偶者手当、就業調整
  • 医薬品:供給不足、薬価制度、後発医薬品、創薬環境
  • 雇用・労働:働く人の処遇、ハラスメント、雇用保険など
  • 社会保障:年金、医療、介護従事者の処遇など

田村まみの夫・家族は?子供については公表されている?

田村まみ氏は結婚しており、本人公式プロフィールの家族構成には「夫」と記載されています。

一方、夫の氏名や職業など詳しいプロフィールは公式には公表されていません。政治家としての活動と家族のプライバシーを分けている形です。

子供の有無は断定できない

子供についても、本人の公式プロフィールや参議院プロフィールには具体的な記載がありません。

公式プロフィールに「夫」とだけ書かれていることを理由に、「子供はいない」と断定することはできません。公表されている家族情報は夫まで、とするのが事実関係に沿っています。

家族について公表されていること
  • 結婚しており、家族構成として「夫」を公表
  • 夫の氏名・職業などは公式プロフィールでは非公表
  • 子供について具体的な公式情報は掲載されていない
  • 趣味は野球観戦とアロマテラピー

「炎上」と関連して語られる2024年11月のX発信は何だった?

2024年11月11日、国民民主党の玉木雄一郎代表をめぐる女性問題が報道され、玉木氏本人が内容を「概ね事実」と認めて謝罪しました。党の両院議員総会では代表続投が了承されています。

この時期、田村氏のX上での反応もSNSで話題になりましたが、女性問題そのものの当事者は田村氏ではなく玉木氏です。当日の経緯はテレビ朝日の報道でも確認できます。

同日、田村氏は自身が取り組んできたカスタマーハラスメントや年収の壁などの政策を挙げ、政策実現へ活動を続ける考えをXで発信しました。

この件は、田村氏自身の政策上の不祥事や選挙違反などと混同せず、玉木氏をめぐる報道に対する党所属議員のSNS発信として分けて見る必要があります。

田村まみの身長・宗教など公表されていない情報

身長は公表されている?

田村氏の身長については、本人公式プロフィール、参議院プロフィール、国民民主党の議員プロフィールに数値の記載はありません。

信頼できる公式情報として公表された身長は見当たらないため、ネット上の推測値をプロフィールとして掲載することはできません。

同志社大学神学部卒だが、宗教は?

田村氏が同志社大学神学部を卒業していることは公式経歴で確認できます。

ただし、神学部を卒業していることと本人の宗教・信仰は別の話です。本人公式プロフィールや参議院の経歴には、特定の宗教を信仰しているとの記載はありません。大学の学部名だけから本人の信仰を推測することはできません。

2026年現在は国民民主党の党運営にも関わる

2期目に入った田村氏は、参議院では厚生労働委員会理事として、これまで取り組んできた雇用・医療・社会保障分野に関わっています。

党内では2026年9月11日の新役員人事で役員室長兼人事・総務局長となりました。党の人事・組織運営に関わる執行役員の一人です。

また、長年取り組んできたカスタマーハラスメント対策は、2026年10月1日に事業主への防止措置義務が施行されます。イオンの店舗勤務から労働組合、そして国会へと続いてきた田村氏の活動は、現場の雇用・生活課題を国会で扱うという軸でつながっています。

最新の国会での所属や役職は参議院公式プロフィール、党内役職は国民民主党の党役員一覧で確認できます。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次