上野ほたる氏(本名・上野蛍)は、富山市議会議員を3期務め、2025年9月に参議院議員へ繰り上げ当選した日本維新の会の政治家です。
富山市議時代には選挙で最多得票を獲得した経験があり、国政では子育て・教育支援、社会保障、地域経済、デジタル政策などに取り組んでいます。
この記事では、上野氏の経歴と学歴、夫や子供、繰り上げ当選の経緯、政策と国会活動を紹介します。吉田豊史氏との問題や、2025年に不起訴となった金銭授受の問題についても、本人の説明と報道を分けて整理します。
上野ほたる(上野蛍)は何党?現在の役職とプロフィール
上野ほたる氏は、日本維新の会に所属する参議院議員です。
富山県富山市を政治活動の拠点としていますが、国会議員としての選出区分は富山県選挙区ではなく、全国を対象とする参議院比例代表です。
| 項目 | プロフィール |
|---|---|
| 政治活動名 | 上野ほたる |
| 本名 | 上野蛍 |
| 読み方 | うえの ほたる |
| 生年月日 | 1984年7月7日 |
| 年齢 | 42歳(2026年10月時点) |
| 出身地 | 富山県富山市 |
| 所属政党 | 日本維新の会 |
| 議員種別 | 参議院議員 |
| 選出区分 | 比例代表 |
| 参議院当選回数 | 1回(繰り上げ当選) |
| 参議院議員就任 | 2025年9月18日 |
| 地方議員歴 | 富山市議会議員3期 |
| 前職 | 介護関係の事務職など |
| 公式サイト | 上野ほたる公式サイト |
| 公式X | @uenohotaru |
参議院の公式プロフィールでは「上野ほたる」を議員名として使用し、本名を「上野蛍」と記載しています。漢字とひらがなは同じ人物を指します。
2026年10月現在の所属委員会
2026年10月13日時点の参議院公式情報では、次の委員会に所属しています。
- 経済産業委員会
- 予算委員会
- こども・子育て・若者活躍に関する特別委員会
国の産業・経済政策と、予算、子育て・若者支援に関わる委員会が現在の活動分野です。委員会の所属は国会の会期などに伴って変更される場合があります。
上野ほたるはなぜ繰り上げ当選した?2025年の経緯
上野氏が参議院議員となったのは、2025年9月です。
2025年の参院選で新たに当選したのではなく、2022年の参院選比例代表名簿に基づく繰り上げ当選でした。
石井章氏の議員辞職で欠員が発生
2025年8月、参議院議員だった石井章氏が、公設秘書の給与を不正に受け取った疑いで東京地検特捜部の家宅捜索を受けました。
石井氏は同年9月1日に議員辞職。日本維新の会も石井氏を除名処分としていました。
石井氏は2022年の参院選で日本維新の会の比例代表から選出されていたため、辞職による欠員は、その選挙の比例代表名簿を使って補充されることになりました。
2022年の参院選では次点だった
上野氏は2022年7月の第26回参議院議員通常選挙に日本維新の会公認で比例代表から立候補し、個人名票29,095票を獲得しました。
当時は当選圏に届かず、次点で落選しています。
選挙から約3年後の2025年9月17日、中央選挙管理会が上野氏の繰り上げ当選を決定。翌18日付で参議院議員となりました。
- 2022年7月10日:参院選比例代表に出馬し、29,095票で次点
- 2025年9月1日:石井章氏が参議院議員を辞職
- 2025年9月17日:中央選挙管理会が上野氏の繰り上げ当選を決定
- 2025年9月18日:参議院議員としての任期が始まる
繰り上げ当選の決定を受け、上野氏は次のようにコメントしました。
「国政で働く機会をいただき、身の引き締まる思いです。」
出典:KNB NEWS・2025年9月17日報道(本人コメント)
なお、上野氏は繰り上げ当選が決まる前、次期衆議院選挙に向けて富山1区での活動も進めていました。参議院議員になることを受け入れたことで、衆議院選挙への立候補予定は変更されました。
2022年参院選での活動
2022年7月8日には、安倍晋三元首相が銃撃された事件を受け、維新の選挙活動を中止することを本人のXで案内していました。
上野ほたるの経歴は?富山市議から国政への道
上野氏の政治活動は、富山市議会の政務活動費不正受給問題をきっかけに始まりました。
2016年の政務活動費問題をきっかけに初当選
2016年の富山市議会では、議員による政務活動費の不正受給が相次いで明らかになり、複数の議員が辞職する事態になりました。
上野氏は政治への不信が高まるなか、同年11月の富山市議会議員補欠選挙に無所属で立候補。4,156票を獲得して初当選しました。
その後、地域政党「政策チーム光」に参加し、2017年の市議選では同団体から立候補しました。
2020年末には日本維新の会へ入党。2021年の市議選では同党公認候補として選挙に臨みました。
富山市議会議員選挙ではトップ当選も経験
富山市議として3回当選した際の得票数は次のとおりです。
| 選挙 | 得票数 | 結果 |
|---|---|---|
| 2016年11月・補欠選挙 | 4,156票 | 初当選 |
| 2017年4月・通常選挙 | 4,073票 | 再選 |
| 2021年4月・通常選挙 | 6,469票 | 最多得票で当選 |
2021年の市議選は定数38に対して48人が立候補し、上野氏は全候補者の中で最多の6,469票を獲得しました。
富山市議時代に取り組んだこと
参議院の公式経歴では、市議時代の活動分野として、子育て、教育、福祉施策が挙げられています。
議員の政治倫理や行政への市民参加への関心も、初当選時の活動に結び付いています。
2016年の選挙公報では、市民の声を行政へ届けることや、子供の将来を考えた地域づくりを訴えていました。
上野ほたるの学歴は?高校・大学と政治家になる前の仕事
上野氏は富山市出身で、富山大学附属中学校から富山県立富山高等学校へ進学しました。
富山大学附属中学校と富山高校を卒業
富山大学附属中学校、富山県立富山高等学校を卒業しています。
富山高校は富山市にある県立高校で、上野氏は中学・高校時代に剣道部へ所属していたと自身のプロフィールで紹介しています。
大学は日本大学?
大学については、日本大学に進学して中退したという学歴情報が複数の人物データベースに掲載されています。
一方、本人公式プロフィールと参議院の公式プロフィールでは、学歴は富山高校卒業までの記載です。
日本大学については、大学名を掲載する第三者資料はあるものの、本人や大学の一次資料による裏付けまでは確認できていません。また、学部名や中退理由も公的プロフィールには掲載されていません。
前職は介護関係の事務職
政治家になる前には、介護関係の事務職として働いていました。
その経験から、介護職員の働き方や福祉サービス、社会保障制度にも関心を持ち、国会では介護現場への新技術導入について質問しています。
2026年3月11日の参議院調査会では、介護分野のロボット活用や設備投資が進む一方、現場全体の変革が十分に進んでいないという問題意識を示しました。
上野ほたるの夫は誰?子供や家族について
上野氏は結婚しており、夫と子供がいます。
本人の公式サイトでは、「夫と子どもの4人家族」と紹介されています。
- 夫:いることを本人が公表
- 子供:2人
- 家族構成:夫・本人・子供2人の4人家族
- 夫の名前・職業:公的プロフィールでは非公表
- 子供の氏名・学校:公的プロフィールでは非公表
夫の職業や結婚について
夫の詳しいプロフィールについては、公式サイトや参議院の議員情報で名前・職業などは公表されていません。
結婚した時期や夫との出会いについても、確実な一次情報は見つかっていません。
2人の子供の母親としての活動
子供の性別や年齢などの詳細は公式プロフィールに記載されていませんが、上野氏は子供を育てる当事者の立場から政治活動を続けています。
本人公式サイトに掲載された活動記録には、子供と一緒に富山市内の環水公園で清掃活動へ参加した様子もあります。
家族構成や子育て経験は公表されていますが、家族個人の情報は限定的です。
上野ほたるの政策・公約は?何を実現しようとしている?
上野氏が公式サイトで掲げる政策は、大きく分けて子育て・教育、経済・社会保障、地方分権と国土の維持の3分野です。
子育て支援と教育費の無償化
子育て・教育分野では、幼児教育・保育から大学までの教育費負担を軽減し、完全無償化を進める方針を示しています。
- 幼児教育・保育から大学までの無償化
- 子供の数が多い家庭ほど税負担を軽くする制度の検討
- 保育園・学童保育の待機児童解消
- 学校以外の子供の居場所づくり
- 児童虐待の早期発見と支援体制の強化
- 教育・医療福祉・情報分野の人材育成
単に教育費を無償化するだけではなく、家庭環境によって子供の学習機会が左右されにくい仕組みや、地域で子供を支える体制を重視しています。
2026年6月10日の参議院調査会では、技術革新が進む社会での教育について次のように述べました。
「何よりも重要なのは人への投資と教育の在り方だと考えております。」
出典:国会会議録・国民生活・経済に関する調査会(2026年6月10日)
社会保険料の負担軽減と働き方改革
日本維新の会が重視する社会保険料の引き下げにも取り組んでいます。
給与から差し引かれる社会保険料の負担を抑え、働く人の手取り収入を増やすことを訴えています。
本人のXでは、給与明細を例に社会保険料の負担について発信しました。
経済政策としては、所得税や法人税、消費税を含む税制の見直し、育児・介護からの復職支援、資格取得や学び直しの機会の拡充なども掲げています。
地方分権と食料・エネルギー政策
富山県で長く地方政治に携わってきた経験を踏まえ、東京への過度な一極集中を見直す方針を示しています。
- 国の行政機能を地方へ分散させる
- 食料自給率向上と農業生産者への直接支援
- 水源地・土地・地域インフラの保全
- 食料・エネルギー・半導体関連産業への支援
- 地方での進学・就職・研究開発の機会を増やす
地方の産業を育成することと、災害時に国全体の機能が一地域へ集中しない仕組みを整備することを結び付けています。
上野ほたるが国会でやったことは?活動実績を紹介
2025年9月に国会議員となって以降、経済産業分野やデジタル政策を中心に政府へ質問しています。
本人が掲げる政策とは別に、実際の国会会議録に残る活動を紹介します。
レアアースと中小企業支援を質問
2025年11月20日の参議院経済産業委員会では、レアアースなどの重要鉱物の供給確保や、国内産業への支援について政府に質問しました。
レアアースは電気自動車や電子機器などに使われる重要な資源です。供給が海外に偏ることによる産業上のリスクや、国内での研究開発の重要性を取り上げています。
同じ質疑では、富山県の製造業や中小企業が抱える課題についても言及しました。
行政情報の公開とデジタル化
2026年4月15日には、デジタル社会・AI関連の特別委員会で、政府や自治体が持つ行政情報の扱いを質問しました。
地方自治体によって情報公開の基準や対応に違いがある問題に触れ、国と地方のデータ連携、行政情報の利活用を議論しています。
「自治体の、積極的に開示する自治体と、そして比較的消極的になっている方と様々と認識があります。」
出典:国会会議録・デジタル社会・AI特別委員会(2026年4月15日)
2026年6月には、子供たちのSNS利用をめぐり、未成年者の権利保護とデータ活用のバランスについても議論しました。
富山の伝統産業の経営環境にも言及
2026年5月28日の経済産業委員会では、燃料価格の上昇が地域産業へ与える影響を取り上げました。
富山市のガラス工芸や北陸の伝統工芸を例に挙げ、エネルギー価格の負担が増すなかで、価格転嫁が難しい事業者への支援を求めています。
この日の質疑では、実際に富山市のガラス作家が制作したイヤリングを身に着け、その作品を紹介しました。
2026年度予算案への賛成
2026年4月7日の参議院本会議では、令和8年度一般会計予算案に賛成票を投じました。
同日の本会議記録では、日本維新の会の参議院議員19人が予算案に賛成しています。
上野ほたると吉田豊史氏の関係は?1000万円要求問題
上野氏は、2022年の参議院選挙をめぐり、当時日本維新の会所属の衆議院議員だった吉田豊史氏との金銭問題でも報道されました。
吉田豊史氏が1000万円を要求したとされた経緯
2022年9月、日本維新の会は、吉田氏が参院選候補だった上野氏に対して選挙支援に関連し現金1000万円を要求していたとして、吉田氏への離党勧告処分を決定しました。
党の調査では、上野氏と吉田氏への聞き取りに加え、両氏の会話の録音データも確認されました。
上野氏から吉田氏へ1000万円が渡された事実はなく、党は上下関係を背景としたハラスメントにも当たると判断しました。
吉田氏は要求の趣旨について反論
吉田氏は金銭を準備するよう求めたこと自体は認めたものの、選挙資金を準備できるか確認するためだったと説明しています。
党の処分に対しても不服を表明しました。
上野蛍の不起訴報道とは?45万円受領をめぐる問題
上野氏自身については、2023年の富山県議会議員選挙に関連する現金45万円の授受をめぐり、公職選挙法違反の疑いで告発されました。
この問題は、2022年の吉田豊史氏による1000万円要求問題とは別の出来事です。
45万円の受領と本人の説明
2023年4月の富山県議選で、上野氏は日本維新の会公認候補だった福島陽介氏の選挙対策本部長を務めました。
その際、福島氏から現金45万円を受け取ったことについて、公職選挙法に違反する疑いがあると指摘されました。
上野氏は同年9月の記者会見で、金銭を自分から要求したわけではなく、後援会活動への謝意として受け取ったもので、全額を返却したと説明しています。
「私から金銭の要求はないこと。2点目、公職選挙法の抵触がないこと。」
出典:チューリップテレビ・2023年9月21日記者会見報道
会見では福島氏も、上野氏から金銭の要求を受けたことはないと説明しました。
2025年4月に富山地検が不起訴処分
この件について富山地方検察庁は、2025年4月25日に告発を受理したうえで、上野氏らを不起訴処分としました。
その後、告発した神戸学院大学の上脇博之教授は不起訴処分を不服として、同年5月に検察審査会へ審査を申し立てています。
- 2023年4月:富山県議選に関連して45万円を受領
- 2023年9月:上野氏が記者会見で違法性を否定
- 2025年4月25日:富山地検が不起訴処分
- 2025年5月:告発者が検察審査会へ申し立て
上野氏について、2025年4月の不起訴処分は報じられていますが、これは裁判所が無罪判決を下したという意味ではありません。
検察審査会への申し立て後の最終的な判断については、今回参照した報道資料では確定した結論を確認できていません。
上野ほたると富山維新の会の活動
国会議員となった後も、上野氏は富山県を中心に地元政治へ関わっています。
富山県内の地方選挙で候補者を支援
2025年11月の射水市議会議員選挙では、日本維新の会の候補者への支援活動を行いました。
本人のXでは、富山県立大学で教員を務めた経歴を持つ土井一幸氏を紹介しています。
出陣式の様子についても投稿し、地域政治に参加する候補者の活動を発信しました。
地域候補者の公約をSNSで紹介
上野氏は選挙の応援だけでなく、候補者が掲げる政策についても動画などを通じて紹介しています。
2025年11月には、射水市議選に立候補した土井氏の公約を紹介する投稿を行いました。
地元の要望を国政へつなぐ活動
本人公式サイトでは、富山県内の自治体関係者との面会や、北陸新幹線の整備促進に関わる会合への参加なども発信しています。
2026年7月には、他の国会議員とともに茨城県つくば市のCYBERDYNE株式会社を訪問し、身体機能を補助する装着型ロボット「HAL」について説明を受けました。
介護やリハビリテーションへの技術活用にも関係する活動です。
出典:東徹衆議院議員公式サイト・2026年7月30日の活動報告
上野ほたるの人物像は?趣味や政治信条
趣味はバイクツーリング
本人の公式プロフィールで紹介されている趣味は、バイクツーリングです。
幼少期は富山市中心部の五番町校下で過ごし、現在も富山市に生活の基盤を置いています。
本人が掲げる政治信条
政治活動については、特定の利益団体との関係に左右されず、市民の声を政策に反映するという姿勢を掲げています。
公式サイトのメッセージには、次の言葉があります。
「政治には未来を変える力があります。」
出典:上野ほたる公式サイト・本人メッセージ
一方、政治倫理を問題にして地方議会へ進んだ経歴があるだけに、自身に関する金銭授受問題についても公的な説明が問われてきました。
政治姿勢と実際の活動の双方を確認できる資料として、本人の政策発信だけでなく、国会会議録や選挙結果、報道機関による記録が残されています。
上野ほたるの公式サイト・SNS・事務所情報
上野氏の政治活動や今後の国会質問については、本人の公式サイトやSNSで発信されています。
| 公式情報 | リンク先 |
|---|---|
| 公式サイト | 上野ほたる公式サイト |
| 公式X | 上野ほたる公式X |
| 参議院 | 参議院議員プロフィール |
| 所属政党 | 日本維新の会議員情報 |
国会事務所
東京都千代田区永田町2-1-1
参議院議員会館1204号室
富山事務所
富山県富山市堤町通り2-7-13
宮本ビル1階
上野氏の参議院議員としての現在の任期満了日は、2028年7月25日です。
2026年10月時点では、経済産業、予算、子育て・若者政策に関する委員会へ所属しています。2028年の任期満了までに、これまで掲げてきた子育て支援や地域産業、社会保障改革についてどのような政策活動を進めるかが、今後の国会での主な活動課題になります。

