浮島智子(うきしま・ともこ)氏は、海外の名門バレエ団でプリンシパルダンサーを務めた後、阪神・淡路大震災を機に神戸で子どもたちの文化活動に携わり、国政へ転身した政治家です。
2026年には政治的な所属と選挙区が大きく変わりました。現在は衆議院6期目、比例北海道選出。2月の衆院選では中道改革連合から当選し、9月24日に公明党へ復党しています。一方、衆議院で所属する会派は「中道」です。
- 元・香港ロイヤルバレエ団、米国デイトンバレエ団のプリンシパルダンサー
- 2004年に参議院議員へ初当選、2012年から衆議院議員
- 文部科学副大臣、環境大臣政務官、衆院経済産業委員長・総務委員長などを歴任
- 教育、文化芸術、夜間中学、子どもの安全などを長く担当
- 2026年衆院選では比例北海道から6選
- 2026年9月24日に公明党へ復党し、衆院会派は「中道」
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前 | 浮島智子(うきしま ともこ) |
| 生年月日 | 1963年2月1日 |
| 年齢 | 63歳(2026年9月30日時点) |
| 出身地 | 東京都新宿区 |
| 所属政党 | 公明党(2026年9月24日復党) |
| 衆議院会派 | 中道 |
| 議員種別 | 衆議院議員 |
| 選挙区 | 比例北海道ブロック |
| 当選回数 | 衆議院6回、参議院1回 |
| 現在の主な国会役職 | 衆議院文部科学委員会理事 |
| 初当選 | 2004年・参議院比例代表 |
| 前職・政治家以前 | プロバレエダンサー、文化・舞台活動 |
| 主な役職歴 | 文部科学副大臣、内閣府副大臣、環境大臣政務官、衆院経済産業委員長、衆院総務委員長など |
| 公式サイト | 浮島とも子WEBサイト |
| 公式X | @Tomo_Ukishima |
経歴・当選回数は衆議院の議員プロフィール、家族やバレエ歴などは本人公式プロフィールを基にしています。
浮島智子の夫はどんな人?家族について公表されている範囲
浮島智子氏は結婚しており、夫がいます。本人公式プロフィールでは家族構成を「夫、母」と公表しています。
一方、公式プロフィールには夫の氏名、職業、年齢などは掲載されていません。本人の政治活動を紹介する公的プロフィールでも、夫について詳しい経歴は示されていません。
子どもの有無についても本人公式プロフィールには記載がないため、家族構成の「夫、母」という表記だけから断定することはできません。
- 夫がいることは本人公式プロフィールで公表
- 母も家族構成として掲載されている
- 夫の氏名・職業などの詳細は公式プロフィールでは非公表
- 子どもの有無についても公式プロフィールに記載はない
浮島智子は現在何党?選挙区は北海道比例
2026年9月30日時点の浮島智子氏は、所属政党が公明党、衆議院の所属会派が「中道」です。ここは2026年に状況が大きく変わったため、古いプロフィールを見ると分かりにくい部分です。
2026年2月、浮島氏は中道改革連合の副代表となり、第51回衆議院議員総選挙では比例北海道ブロックから立候補しました。その後、中道改革連合を離れ、公明党は9月24日、浮島氏を含む公明党出身衆院議員28人の復党を承認しています。
同じ9月24日には、公明党出身者や民主改革の議員などが衆議院で統一会派「中道」を結成しました。このため衆議院プロフィールには現在も「比例代表(北海道)選出、中道」と記載されています。
政党:公明党
衆議院会派:中道
選挙区:比例北海道ブロック
国会:衆議院6期目
「中道」と表示されているのは現在の衆議院会派であり、2026年9月24日の復党後の所属政党は公明党です。復党と統一会派の経緯は公明党の発表でも確認できます。
国会では教育分野への関与が続いており、2026年9月28日現在の衆議院文部科学委員会名簿では理事を務めています。
2026年3月には文部科学委員会を巡る国会運営について、本人のXでも発信しています。
浮島智子の選挙区はなぜ北海道に?大阪3区への擁立方針もあった
浮島氏は長く比例近畿ブロックを地盤としてきました。2012年の衆院初当選から2024年まで5回連続で比例近畿から当選しています。
2025年1月には、公明党大阪府本部が次期衆院選で浮島氏を大阪3区へ擁立する方針を公表しました。大阪3区では、それまで佐藤茂樹氏が候補を務めていました。
しかし、その後の政党再編により選挙戦の前提が変わりました。実際の2026年衆院選で浮島氏が立候補したのは大阪3区ではなく、比例北海道ブロックです。
大阪3区への擁立方針については2025年1月の公明党発表、現在の北海道比例選出については衆議院プロフィールに掲載されています。
2026年衆院選は比例北海道で6選
2026年2月8日の第51回衆院選では、中道改革連合が比例北海道で60万5,889票を獲得し、3議席を得ました。浮島氏は佐藤英道氏、山岡達丸氏とともに当選しています。
| 2026年比例北海道 | 結果 |
|---|---|
| 浮島氏の当時の所属 | 中道改革連合 |
| 政党得票数 | 605,889票 |
| 獲得議席 | 3議席 |
| 当選者 | 佐藤英道、浮島智子、山岡達丸 |
| 浮島氏の衆院当選回数 | 6回目 |
得票数は北海道選挙管理委員会、当選者は自治体が公表する第51回衆院選結果に基づきます。
和歌山との関係は?
浮島氏は過去に比例近畿ブロックから選出されていたため、大阪だけでなく和歌山でも活動してきました。本人公式プロフィールには、和歌山の夜間中学校をつくり育てる会顧問、和歌山県港湾協会顧問、和歌山下津港整備・振興促進協議会顧問などの役職が掲載されています。
つまり、和歌山の小選挙区を選挙区としていた政治家ではなく、比例近畿時代から教育・港湾などを通じて和歌山との関わりを持ってきたという位置付けです。
交通インフラではリニア中央新幹線に関する活動も発信しています。
若い頃はバレリーナ|香港・米国でプリンシパルを務めた
浮島氏の政治家以前の経歴で特徴的なのが、プロのバレエダンサーとして海外で活動していたことです。
1981年に東京立正高校を卒業し、1982年に香港ロイヤルバレエ団と契約。1984年からプリンシパルダンサーを務めました。1988年には香港・シンガポールで「TOMOKO Cultural School」を開校し、1993年からニューヨークでフリーダンサーとして活動。1995年には米国デイトンバレエ団と契約し、ここでもプリンシパルを務めています。
| 年 | バレエ・文化活動 |
|---|---|
| 1982年 | 香港ロイヤルバレエ団と契約 |
| 1984年 | 同バレエ団のプリンシパルダンサー |
| 1988年 | TOMOKO Cultural Schoolを開校 |
| 1993年 | ニューヨークでフリーダンサーとして活動 |
| 1995年 | 米国デイトンバレエ団と契約、プリンシパル |
| 1996年 | 阪神・淡路大震災を機に帰国し神戸で活動 |
| 1998年 | 劇団「夢」サーカスを設立・主宰 |
首相官邸の文部科学副大臣時代のプロフィールにも、香港・ニューヨーク・米国でのバレエ歴が詳しく掲載されています。
2025年のインタビューでは、長年のバレエ生活で得たものについて次のように話しています。
「自分に負けない心、あきらめない心を培えたことですね。」
出典:公明新聞電子版プラス・浮島智子氏インタビュー
本人公式プロフィールにある好きな言葉も「やればできる。自分に負けない。努力。はじめの一歩。」で、趣味には舞台・映画鑑賞、音楽鑑賞、料理、散歩、会話を挙げています。
2026年8月には、かつて厚生労働相を務めた坂口力氏について、自身が学んだ価値観をXで振り返っています。
浮島智子とパソナの関係は?震災後の神戸で接点
浮島氏とパソナの関係については、政治家になる以前の阪神・淡路大震災後の神戸での活動までさかのぼります。
1998年に掲載された共同通信社経済部記者の記事では、浮島氏は香港時代の人脈を通じてパソナ代表だった南部靖之氏とつながり、南部氏が神戸で進めていた復興関連のプロジェクトの中で、子どもたちをバレエやミュージカルなどで支援する活動に携わったと紹介されています。
「いま子供たちといる瞬間が一番楽しい」
出典:共同通信社経済部記事「震災地で子供たちの心をいやす元プリマドンナ」
本人公式サイト、首相官邸、衆議院の経歴には「パソナ社員」や「パソナ役員」としての勤務歴は記載されていません。確認できる経歴上の接点は、震災後の神戸で南部氏らのプロジェクトと関わりながら文化・子ども支援活動を行ったことです。
後年には週刊誌報道を起点に、浮島氏と南部氏の関係について私生活上の憶測を含む記事も出ています。ただし、そうした内容と、公式資料や当時の記事で確認できる仕事・活動上の関係は分けて扱う必要があります。
- 香港時代からパソナ関係者との人的なつながりがあった
- 1996年以降、神戸で南部靖之氏のプロジェクトと関わったと当時の記事が報道
- 子どもへのバレエ・舞台活動などに携わった
- 公式経歴にパソナ社員・役員としての勤務歴は掲載されていない
浮島智子の政治経歴|参院から衆院へ、文部科学副大臣も歴任
浮島氏が国政へ進んだのは2004年です。参議院比例代表で初当選し、2008年には文部科学大臣政務官に就任しました。
2010年の参院選では約45万票を得たものの落選。その後2012年の衆院選で比例近畿から初当選し、以降は衆議院を主な活動の場としています。
| 年 | 主な政治経歴 |
|---|---|
| 2004年 | 参議院比例代表で初当選 |
| 2008年 | 文部科学大臣政務官 |
| 2010年 | 参院選に立候補、落選 |
| 2012年 | 衆議院比例近畿で初当選 |
| 2013年 | 環境大臣政務官兼内閣府大臣政務官 |
| 2016年 | 衆議院経済産業委員長 |
| 2018年 | 文部科学副大臣兼内閣府副大臣 |
| 2022年 | 衆議院総務委員長 |
| 2024年 | 比例近畿で衆院5選 |
| 2026年2月 | 中道改革連合副代表、比例北海道で衆院6選 |
| 2026年9月 | 公明党へ復党、衆院会派「中道」に参加 |
バレエから政治へという経歴は異色ですが、国会では一貫して教育・文化芸術分野への関与が目立ちます。
2021年には文部科学委員会で、学校教育そのものの目的について大臣と議論したことを公式Xで紹介しました。
浮島智子の政策・実績は?教育と文化芸術が中心
浮島氏の政策活動を通して長く見られるテーマは、教育、子どもの安全、学び直し、文化芸術です。文科政務官、副大臣、党文部科学部会長などを経験しており、議員立法にも関わっています。
「一人も置き去りにしない教育」
2018年に文部科学副大臣へ就任した際には、家庭の経済状況や障がいの有無にかかわらず、一人一人の個性を生かす教育を掲げました。
「『一人も置き去りにしない教育』の実現をめざします。」
出典:公明党・文部科学副大臣インタビュー
当時は幼児教育、私立高校、高等教育の負担軽減に加え、学校のブロック塀対策や熱中症対策のエアコン整備なども担当政策として挙げています。
教員による児童生徒への性暴力防止法に関与
2021年に成立した「教育職員等による児童生徒性暴力等の防止等に関する法律」では、浮島氏は自民・公明の与党ワーキングチームで共同座長を務め、議員立法の取りまとめに関わりました。
それまで、わいせつ行為などで懲戒免職となった教員でも一定期間後に免許を再取得できる制度が問題となっていました。新法では、性暴力の禁止、処分歴を共有するデータベース、再免許時の審査などが盛り込まれました。
「議員立法で前に進めていくしかない」
出典:公明党・児童生徒性暴力防止法インタビュー
この法律は浮島氏一人で成立させたものではなく、与党ワーキングチーム、超党派の国会審議、教育関係者や有識者との協議を経て成立した議員立法です。その中で浮島氏は共同座長として取りまとめを担当しました。
夜間中学と「学び直し」の機会を広げる活動
浮島氏は夜間中学にも長く関わり、現在も夜間中学等義務教育拡充議員連盟の副会長を務めています。
夜間中学は、さまざまな事情から義務教育を十分に受けられなかった人、不登校などで十分に学べなかった人、外国籍の人などが学び直せる場です。2016年には「教育機会確保法」が成立し、夜間中学の設置促進が進められてきました。
「夜間中学は、なくてはならない、素晴らしい学びの場だ。」
出典:夜間中学等義務教育拡充議員連盟の院内集会
災害時の学校利用や教育環境も国会で扱う
2026年にも教育現場を中心とした活動を続けています。熊本地震への対応では、学校施設を避難所として活用する際の熱中症対策などについて発信しました。
文化芸術・バレエ政策
自身がプロの舞台芸術家だったこともあり、文化芸術政策は政治活動のもう一つの軸です。本人公式プロフィールでは文化芸術振興議員連盟事務局長、バレエ文化振興推進議員連盟事務局長などを務めています。
新型コロナ禍では、舞台芸術や文化団体の活動継続支援を巡る政策協議に参加しました。子どもが舞台芸術に触れる機会の拡充、文化芸術を支える人材・団体への支援などにも取り組んできました。
- 教育費負担の軽減
- 児童生徒への性暴力防止
- 夜間中学・学び直し
- 特別支援教育、通信制高校など教育の質
- 学校施設の安全・災害対応
- 文化芸術・舞台芸術の振興
- バレエ、スポーツの振興
浮島智子の現在の事務所と公式X
選挙区が北海道へ変わったことに伴い、本人公式サイトには現在、国会事務所と札幌事務所が掲載されています。
| 事務所 | 所在地 |
|---|---|
| 国会事務所 | 東京都千代田区永田町2-1-2 衆議院第2議員会館820号室 |
| 札幌事務所 | 北海道札幌市中央区北1条西19丁目2-1 緒方ビル5階 |
電話番号など最新の連絡先は浮島とも子公式サイトで確認できます。
公式Xは@Tomo_Ukishima。国会活動だけでなく、教育、文化芸術、北海道や各地域から寄せられた要望、議員会館での面会などを継続的に発信しています。
2026年の衆院選で比例北海道へ移った後も、これまで携わってきた教育・文化分野に加え、北海道の自治体や団体との意見交換を進めています。国会では9月28日時点で文部科学委員会理事を務めており、元プリマバレリーナという経歴と、20年以上に及ぶ国政での教育・文化政策の経験を併せ持つ衆議院議員として活動を続けています。

