稲葉大輔の経歴と妻・家族は?浜松の実家旅館や学歴、静岡8区当選まで

稲葉大輔

静岡県浜松市の観光業から政治の世界へ進んだ、自由民主党の稲葉大輔(いなば だいすけ)氏。

浜松市議会議員を3期務め、2024年には初めて衆議院選挙に挑戦しました。最初の選挙では敗れましたが、2026年2月の衆院選で静岡8区から初当選しています。

実家が浜名湖・舘山寺温泉のホテルであることや、慶應義塾大学卒業後の仕事、妻との関係など、政治活動以外にもさまざまな経歴を持つ人物です。

この記事では、稲葉氏の生い立ちから政治家になるまでの歩み、家族、選挙結果、政策、高市早苗氏との関係まで詳しく紹介します。

目次

稲葉大輔はどんな政治家?プロフィールと現在の役職

稲葉大輔氏は、民間企業での勤務、旅館経営、地域振興、地方議会を経て国政へ進んだ政治家です。

浜松の企業や観光業の現場を知る立場から、地方経済の活性化や中小企業支援を重視しています。

名前稲葉 大輔
読み方いなば だいすけ
生年月日1974年3月25日
年齢52歳(2026年10月現在)
出身地静岡県浜松市舘山寺町
出身高校静岡県立浜松北高等学校
出身大学慶應義塾大学経済学部
所属政党自由民主党
議員種別衆議院議員
選挙区静岡県第8区
衆議院当選回数1回
衆議院初当選2026年2月
地方議員歴浜松市議会議員3期
主な前職株式会社東京ドーム、ホテル鞠水亭
公式サイト稲葉大輔公式サイト
公式X@inaba_daisuke

2026年10月現在、衆議院では財務金融委員会に所属しています。本人が公開した活動報告では、政治改革に関する特別委員会、消費者問題に関する特別委員会への所属や、自民党組織活動本部の商工・中小企業関係団体委員会副委員長という党内役職も紹介されています。

最新の所属情報は、衆議院の財務金融委員会名簿や自由民主党公式プロフィールで公開されています。

 

稲葉大輔の妻・奥さんや子供、家族について

稲葉大輔氏は結婚しており、妻がいることを本人のSNSで公表しています。

妻とは3月3日が結婚記念日

稲葉氏は自身のFacebookで、3月3日のひな祭りが結婚記念日であることを明かしています。

結婚15年目を迎えた際には、これまでの結婚生活を振り返り、妻への感謝を言葉にしました。

「妻には感謝しかありません」

出典:稲葉大輔氏の公式Facebook投稿

妻の名前や年齢、詳しい職業については、公表されたプロフィールからは特定できません。

選挙活動に関連するSNSでは、妻が支援者へのあいさつ回りを行ったという関係者の発信もあり、政治活動を支えている様子がうかがえます。

子供はいる?本人が語った家族への思い

稲葉氏は選挙活動を振り返る本人の動画で、自身に子供ができなかった経験について言及しています。

その経験を踏まえ、地域の子供たちや次の世代への思いを語っています。子供の名前や人数などを掲載した家族プロフィールは公表されていません。

父親は10歳のときに他界、母親と姉についても語っている

稲葉氏の幼少期には、家族に大きな出来事がありました。

本人の公式プロフィールでは、10歳のときに父親が亡くなったことが紹介されています。

その後、仕事で忙しくなった母親を見ながら育ち、家業の関係者や地域の人たちにも面倒を見てもらったと振り返っています。

姉の存在も明かしており、中学校では姉の影響を受けて最初に吹奏楽部へ入部したというエピソードがあります。

 

稲葉大輔の実家は浜松・舘山寺温泉のホテル鞠水亭

稲葉大輔氏の経歴で、政治家になる前の大きな転機となったのが家業への復帰です。

実家の事業は、浜松市の舘山寺温泉にあるホテル鞠水亭(きくすいてい)です。

東京ドーム勤務から浜松へUターン

大学卒業後の稲葉氏は、株式会社東京ドームに就職しました。

2000年には家業であるホテル鞠水亭の事業再建のため、東京から浜松へ戻っています。

ホテル鞠水亭は、以前「ホテルニュー大東」という名称だった宿泊施設で、浜名湖周辺の観光業と深い関係があります。

稲葉氏は宿泊施設の経営だけでなく、観光客を地域全体へ呼び込む仕組みづくりにも携わりました。

ホテル経営から地域振興へ活動を広げた

29歳のときには「浜名湖えんため(環浜名湖の観光振興を考える会)」を設立しました。

浜名湖周辺の観光資源を活用するため、農水産物のブランド化や観光イベント、映像制作などに取り組んでいます。

浜松・浜名湖で取り組んだ主な事業
  • 遠州灘天然とらふぐのブランド化
  • 花と緑を活用したフラワーツーリズム
  • オープンガーデンツアーなどの観光企画
  • 地域での映画撮影を支援するフィルムコミッション活動
  • 地域振興映画の企画・制作

2006年には浜松まつりを題材にした映画『天まであがれ!!』のプロデューサーを担当し、2009年には『書道ガールズ 青い青い空』の制作にも携わりました。

これらは、国会議員になってからの政策実績ではなく、政治家になる前に民間・地域振興の立場で関与した事業です。

映画やドラマのロケ支援にも関わっており、2024年には浜松で撮影されたドラマ『焼いてるふたり』について、自身のXで発信しています。

なお、現在のホテルの運営会社や代表者については、静岡県の企業情報にも掲載されています。稲葉氏が現在もホテルの代表者であるという意味ではありません。

稲葉大輔の学歴・経歴|浜松北高校から慶應義塾大学へ

稲葉大輔氏は、浜松市内の小中学校から県内有数の進学校へ進み、大学では経済学を学びました。

学校経歴
幼稚園湖東幼稚園
小学校浜松市立北庄内小学校
中学校浜松市立庄内中学校
高校静岡県立浜松北高等学校
大学慶應義塾大学経済学部

高校時代はバレーボール部の部長だった

小学生時代からバスケットボール、水泳、ソフトボールなどに親しんでいた稲葉氏。

中学では途中からバレーボール部に入り、高校でも競技を続けました。

浜松北高校ではバレーボール部の部長を務め、スポーツ中心の高校生活を送っています。

大学では金融政策や経済学史を研究

高校卒業後、1年間の浪人生活を経て慶應義塾大学経済学部に進学しました。

本人の活動報告によると、大学では飯田ゼミに所属し、経済学史、金融論、不良債権処理、財政・金融政策などを研究しています。

現在取り組んでいる積極財政や中小企業金融の議論ともつながる学習分野です。

政治家としての経歴を時系列で紹介

年主な出来事
2003年舘山寺温泉整備計画推進会議委員
2008年中部運輸局の観光まちづくりアドバイザーに就任
2013年浜松青年会議所副理事長
2015年浜松市議会議員に初当選
2019年浜松市議会議員2期目に当選
2021年浜松市議会市民文教委員長を務める
2023年浜松市議会議員3期目に当選
2024年自民党静岡8区支部長となり国政へ挑戦
2026年衆議院議員に初当選

浜松市議会では、建設消防、環境経済、総務、市民文教などの委員会に携わり、地方創生や行政改革、交通政策、教育に関する議論に参加しました。

社会福祉法人の理事なども務め、福祉施設の運営に関わる経験を持っています。

稲葉大輔は2024年に落選、2026年に静岡8区で初当選

国政選挙では、一度の落選を経て衆議院議員になりました。

衆議院選挙の結果
2024年10月62,333票・落選
2026年2月114,256票・初当選
選挙区静岡県第8区
所属政党自由民主党

2024年の衆院選では源馬謙太郎氏に敗れた

2024年10月27日の第50回衆議院議員総選挙で、稲葉氏は自民党公認候補として静岡8区から出馬しました。

しかし、立憲民主党の源馬謙太郎氏が108,212票を獲得したのに対し、稲葉氏は62,333票にとどまり、比例代表でも当選できませんでした。

選挙結果は浜松市の2024年衆議院選挙開票資料で公開されています。

2026年2月の衆院選で逆転当選

2026年2月8日に行われた第51回衆議院議員総選挙では、再び静岡8区に立候補しました。

この選挙では、114,256票を獲得して小選挙区で初当選しました。

候補者党派得票数
稲葉大輔自民党114,256票
源馬謙太郎中道改革連合82,357票
神田綾乃参政党23,397票
村田優哉日本共産党8,617票

出典:浜松市選挙管理委員会・2026年2月8日執行衆議院選挙開票資料

稲葉氏は選挙戦の終盤、支援者に向けて感謝のメッセージをXに投稿しています。

2026年2月8日の開票で当選が確実になると、地元メディアの取材に応じ、支援者への謝意と国政で仕事をする決意を語りました。

前回選挙から継続して地域を回ったことや、高市政権を支える姿勢を訴えたことも、静岡新聞アットエスの選挙報道で紹介されています。

稲葉大輔の派閥は?高市早苗との関係と塩谷立の後継候補になった経緯

稲葉大輔氏は、高市早苗氏を支持する政治活動を積極的に行ってきた自民党議員です。

ただし、高市氏を支持していることと、特定の派閥に所属していることは別です。

旧安倍派の塩谷立氏が離党した後、静岡8区支部長に選ばれた

稲葉氏が国政へ転じた背景には、自民党の派閥政治資金問題がありました。

静岡8区では、旧安倍派の座長を務めていた塩谷立氏が、派閥の政治資金問題を受けて自民党を離党。党の選挙区支部長が空席になりました。

これを受け、自民党静岡県連が後任候補者を公募し、審査の結果、当時浜松市議だった稲葉氏を選出しました。

2024年9月26日に党本部への上申と公認決定が報じられています。

その際、稲葉氏は次のように述べました。

「皆さんに清廉潔白な政治をするということを約束して臨みたい」

出典:静岡朝日テレビ・2024年9月26日報道

塩谷氏の離党によってできた支部長の空席を引き継いだという経緯であり、稲葉氏自身が旧安倍派の政治資金問題に関与したことを意味するものではありません。

高市早苗を支持し「責任ある積極財政」を掲げる

稲葉氏は、2026年の衆議院選挙に向けた活動で、高市早苗氏との連名ののぼりを掲げるなど、政治的な連携を前面に打ち出しました。

本人の公式サイトでも、政治姿勢を表す言葉として「積極財政・保守団結・政治改革」を掲げています。

2026年1月には、高市氏との選挙活動中の出来事をXで紹介しました。

現在の正式な派閥所属については、衆議院や自民党の公式プロフィールに特定の派閥名が明記されていません。

したがって、特定の派閥の所属議員と断定するのではなく、高市氏の政策や政権運営を支持する立場として、その発言や行動を捉える必要があります。

稲葉大輔の政策・公約は?積極財政と浜松の地域経済が中心

稲葉大輔氏が掲げる政策の中心には、積極的な経済対策と地域産業の強化があります。

稲葉大輔氏の主な政策分野
  • 産業・経済:積極財政、中小企業支援、所得向上
  • 物価対策:消費税減税や家計負担の軽減
  • 安全保障:食料・エネルギー・技術の国内供給力強化
  • 教育・福祉:子育て、教育、医療、介護、社会保障
  • 政治改革:政治への信頼回復と制度改革
  • 地域政策:中心市街地の活性化、交通、音楽・スポーツを活用したまちづくり

積極財政によって所得と経済成長を重視

稲葉氏は、政府による投資を通じて企業活動を活発にし、賃金や家計所得の増加につなげる考えを打ち出しています。

2026年の選挙では、「負担より所得」という考え方を掲げました。

製造業が集積する浜松では、中小企業の設備投資、人手不足、事業承継などが地域経済に直結する課題です。

大企業だけでなく、部品メーカー、飲食店、小売業などにも経済成長の効果が届く政策を重視しています。

食料品の消費税減税について党内で発言

物価高への対応では、飲食料品の消費税負担を軽減する議論に参加しています。

2026年8月配信の本人メールマガジンでは、自民党の税制調査会と社会保障制度調査会による合同会議に出席し、選挙公約に掲げた消費税減税について発言したことを報告しました。

本人は7月末にも、この問題に関する自民党内での議論についてXで発信しています。

これは政策実現に向けた党内審議への参加であり、国会での法改正が完了したことを示すものではありません。

経済安全保障では食料・エネルギー・技術の自立を主張

稲葉氏が掲げるもう一つの重要政策が、海外への依存を減らすための国内産業の強化です。

食料やエネルギーの自給率を高めるとともに、製造業の国内生産力や技術力を強化し、国際情勢の変化に左右されにくい経済を目指しています。

災害対策についても積極財政による投資を重視しており、南海トラフ地震に備えた防災・減災、国土強靱化を進める考えです。

2026年9月配信の本人メールマガジンでは、豪雨災害や地震への対応とともに、自衛隊横須賀基地の視察やブラジル大使との面会について報告しました。

出典:稲葉大輔公式サイト・2026年9月1日配信メールマガジン

稲葉大輔が政治家として取り組んだこと・実績

稲葉氏の政治活動は、浜松市政での経験と、2026年から始まった国政での活動に分けられます。

浜松市議会では行政改革や交通政策に取り組んだ

浜松市議会では、行政区再編や議会改革に関する議論に携わり、各委員会で活動しました。

2019年には交通政策・災害対策調査特別委員会委員長、2023年には地方創生特別委員会委員長を務めています。

地域公共交通については、ライドシェア事業の実装にも関わったと本人が説明しています。

事業にどのような立場で関与したかについては、本人の説明と自治体による制度運営の実績を区別して扱う必要があります。

2026年6月に国会で初めての委員会質問

国政では、2026年6月19日の衆議院財務金融委員会で、初めての委員会質疑に立ちました。

この日の議題は日本銀行の金融政策です。稲葉氏は日銀副総裁らに対し、政策金利の引き上げや円安、地域経済への影響を質問しました。

特に中小企業への影響について、次のように述べています。

「私としてはちょっと、地方の実情を踏まえて少し懸念があります。」

出典:衆議院・第221回国会財務金融委員会会議録(2026年6月19日)

質疑では、原油高と金利上昇が重なることで、地方の中小企業の資金繰りや雇用に悪影響が出ないかを問い、金融庁に対して地域金融機関による企業支援の強化も求めました。

本人も同日のXで、初めて委員会質問を行ったことを報告しています。

国会議員としての活動は始まったばかりですが、地方の経営現場の課題を金融政策の審議へ持ち込んでいます。

稲葉大輔の評価・評判は?政治改革と政策実行が論点

稲葉氏に対する評価は、地方政治で積み重ねてきた活動と、国政で実際にどのような成果を挙げるかという二つの側面から見ることができます。

地方議会での3期連続トップ当選

浜松市議会議員選挙では、2015年、2019年、2023年と3期連続で選挙区の最多得票によって当選しました。

地元での支持の広がりを示す選挙結果ですが、それだけで政策全般への評価が一致しているとは限りません。

政治改革を掲げる立場と政治資金活動

稲葉氏は政治改革を掲げる一方、政治資金パーティーも開催しています。

2026年8月28日には、浜松未来創造研究会主催で「いなばだいすけ政経セミナー」を開催。本人の案内では、政治資金規正法に基づく政治資金パーティーであることが明示されています。

参加費は1万円で、小林鷹之氏を講師に迎え、日本経済や政治について講演が行われました。

出典:稲葉大輔公式サイト・政経セミナー開催案内

こうした政治資金活動の透明性や、掲げる政治改革が今後どのように制度面へ反映されるかは、国会での仕事とあわせて評価される論点です。

稲葉大輔の人物像|スポーツ経験や地域への思い

稲葉氏は子供の頃からスポーツに親しみ、地域活動や若者との交流にも取り組んできました。

過去には一般社団法人未来学校のメンバーとともに、子供たちが仕事や社会の仕組みを体験する「子どものまちミニはままつ」の開催に関わっています。

また、地元では早朝の街頭活動や、祭りなどの地域行事への参加を続けています。

2026年8月には、佐鳴湖での清掃活動についてXに投稿しました。

2026年9月配信のメールマガジンでは、政治活動における自身の信念を次のように表現しています。

「浜松の声を国政へ、国の政策を浜松の力へ」

出典:稲葉大輔公式サイト・メールマガジンvol.12

地域の声を国の政策へ届けることと、国の政策を地元の経済や暮らしへ還元することを、活動の方向性として示しています。

稲葉大輔の事務所はどこ?公式サイト・SNS情報

稲葉氏の地元事務所は、浜松市中央区にあります。

いなばだいすけ事務所

所在地:〒432-8036 静岡県浜松市中央区東伊場1丁目23-10

電話:053-455-1520

FAX:053-455-1530

メール:contact@inabadaisuke.com

これらは本人公式サイトに掲載されている事務所情報です。国会議員会館の事務所とは異なります。

普段の活動は公式XやFacebookなどでも発信しています。政策や地元活動に関する本人の説明を確認したい場合は、公式SNSも情報源になります。

稲葉大輔の現在とこれからの政治活動

2026年10月現在、稲葉大輔氏は静岡8区選出の衆議院議員として、経済政策や政治改革に関する活動を続けています。

2026年8月には自民党内で食料品の消費税減税についての議論に参加し、9月には地元浜松での活動や、安全保障に関する視察などを報告しました。

ホテル経営や地域振興、地方議会で経験してきた課題を、国の予算や制度へどのように結びつけていくのか。初当選後の活動では、中小企業支援、家計負担の軽減、地方経済の成長が引き続き重要な政策テーマとなっています。

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