岩本麻奈(いわもと・まな)氏は、皮膚科医、美容・医療ジャーナリストとして長く活動した後、2025年の参議院選挙で初当選した参政党の参議院議員です。
政治家になる以前からテレビや著書で知られ、フジテレビ系「ホンマでっか!?TV」に「シワ・シミ評論家」として出演していた時期もありました。現在は医療制度、医療DX、予防医療、介護、ワクチン政策などを国会で扱っています。
- 東京女子医科大学を卒業した皮膚科専門医
- 1997年に渡仏し、約20年にわたりフランスで美容皮膚科学や抗老化医療などを学ぶ
- 美容・医療ジャーナリスト、著者、テレビ出演者としても活動
- 2025年参院選で参政党の全国比例候補として初当選
- 2026年現在、厚生労働委員会などに所属
| 名前 | 岩本 麻奈(いわもと まな) |
|---|---|
| 本名 | 富田 麻奈(とみた まな) |
| 生年月日 | 1964年12月4日 |
| 年齢 | 61歳(2026年10月現在) |
| 出身地 | 東京都世田谷区 |
| 所属 | 参政党 |
| 議員 | 参議院議員 |
| 選挙 | 全国比例 |
| 当選回数 | 1回 |
| 初当選 | 2025年 |
| 学歴 | 東京女子医科大学卒 |
| 主な前職・活動 | 皮膚科医、美容・医療・福祉ジャーナリスト |
| 公式サイト | 岩本まな公式サイト |
| 公式X | @mana_iwamoto |
プロフィールと現在の役職は、参議院公式プロフィールでも公開されています。
岩本麻奈は現在、参政党の参議院議員
岩本麻奈氏は2025年の第27回参議院議員通常選挙で当選し、参政党所属の参議院議員として国政に携わっています。
選挙区選出ではなく全国比例の議員であり、東京都など特定の都道府県だけを選挙区としているわけではありません。
参議院が2026年9月27日現在として公表している所属は、次の4つです。
- 厚生労働委員会
- 行政監視委員会・理事
- デジタル社会の形成及び人工知能の活用等に関する特別委員会
- 情報監視審査会
厚生労働分野では医療だけでなく介護制度にも質問の範囲を広げています。2026年6月18日の厚生労働委員会では、ケアマネジャーの業務、介護DX、高齢者の延命治療などに関する意思の記録・共有を取り上げました。
本人のXでも、その質疑の一部を紹介しています。
「ホンマでっか!?TV」に出ていた医師|シワ・シミ評論家として出演
岩本麻奈氏を政治ではなくテレビで知った人も少なくありません。政治家になるかなり前から、美容医療の専門家としてメディアに出演していました。
ORICON NEWSのテレビ出演記録では、2011年だけでも「ホンマでっか!?TV」への出演が複数記録されています。
| 放送日 | 番組・内容 |
|---|---|
| 2011年1月12日 | ホンマでっか!?TV「ランキングSP」 |
| 2011年3月2日 | 「ひな祭り直前 女だらけの評論家SP」 |
| 2011年5月25日 | 「若返りのウラ常識」 |
| 2011年11月9日 | ホンマでっか!?TV |
本人も当時の公式ブログで番組出演について触れ、自身を「シワシミ評論家」と表現していました。
2015年には日本テレビ系「人生が変わる1分間の深イイ話」、2022年にはフジテレビ系「ポップUP!」にも出演しています。現在の「国会議員・岩本麻奈」だけを見ると分かりにくい、美容医療とメディアでの長い活動歴があります。
岩本麻奈の医師としての経歴|東京女子医大からフランスへ
岩本麻奈氏の政治家になる前の軸は皮膚科、美容医療、予防医療です。
参議院公式プロフィールでは、東京女子医科大学を卒業後、慶應義塾大学皮膚科を経て、済生会中央病院や日野市立病院などで勤務した経歴が掲載されています。
| 時期 | 主な経歴 |
|---|---|
| 1964年 | 東京都世田谷区に生まれる |
| 1989年 | 東京女子医科大学卒業、慶應義塾大学医学部皮膚科学教室へ |
| 1990年代 | 済生会中央病院、日野市立病院などで皮膚科診療 |
| 1997年 | フランスへ移住 |
| 渡仏後 | 大学病院などで美容皮膚科学、抗老化医療、自然療法を学ぶ |
| その後 | 欧州の製薬・コスメ企業の国際顧問、美容医療、製品開発、執筆・講演などに従事 |
| 2025年 | 参議院議員に初当選 |
医師としての肩書は公的プロフィールにも掲載
本人公式サイトは現在も「皮膚科専門医、美容・医療・福祉ジャーナリスト」と紹介しています。参議院の議員プロフィールにも大学卒業後の皮膚科勤務歴が掲載されており、医療を専門分野として国会活動を続けています。
フランス生活は約20年
1997年の渡仏後は、フランスの大学病院などで美容皮膚科学、抗老化医療、自然療法を学びました。公式サイトではフランスで約20年を過ごしたとしています。
美容だけでなく、予防医学、睡眠、再生医療、医療AIなどへ活動領域を広げたことが、後の国会での医療DX政策にもつながっています。
国会では、医師不足への対応について、人を移動させる発想だけでなくAIや遠隔診断を活用する仕組みを提案しました。
「専門医の目と判断力を遠隔で全国に届ける仕組みをきちんと制度化することではないでしょうか。」
出典:国会会議録・参議院厚生労働委員会(2025年12月4日)
医療DXをテーマにした国会活動は、本人のXでも継続して発信されています。
岩本麻奈の夫・息子は?2014年に再婚
岩本麻奈氏は家族についてすべてを公開しているわけではありませんが、本人ブログで結婚について自ら説明しています。
「わたくし、(いろいろございましたが)このたび再婚いたしました。」
出典:岩本麻奈オフィシャルブログ「『パリマダ』結婚の巻♪」
記事が公開されたのは2015年4月ですが、本人は入籍自体は前年の2014年中に済ませていたと説明しています。
再婚相手については、当時のブログで「日本の普通の会社員」と紹介しています。氏名など詳細なプロフィールは公にしていません。
- 再婚していることを本人が公表
- 入籍は2014年中
- 当時の夫について「日本の普通の会社員」と紹介
- 本人ブログに「三男」への言及があり、少なくとも3人の息子がいる
- 子どもの氏名・職業などは広く公表していない
入籍時期についても、「三男の日本でいう成人を待って」と書いています。夫や子どもの詳細については、本人が「プライベートは最小限」としてきたため、公開されている情報の範囲は限定的です。
なぜ政治家になった?2025年参院選で全国比例から初当選
医師、美容ジャーナリスト、著者として長く活動してきた岩本麻奈氏が国政へ進んだのは2025年です。
参政党の国政改革委員として街頭演説に立った際には、政治の世界へ入った理由を次のように語っています。
「この国の未来を、私は、本気で変えたいと願ったからです。」
出典:岩本麻奈オフィシャルブログ・参政党街宣スピーチ
2025年7月20日の第27回参議院議員通常選挙では、参政党の比例代表候補として立候補しました。
| 選挙 | 第27回参議院議員通常選挙 |
|---|---|
| 投票日 | 2025年7月20日 |
| 党派 | 参政党 |
| 選挙区分 | 比例代表 |
| 個人名得票 | 56,897.309票 |
| 結果 | 初当選 |
全国の開票結果は、自治体選挙管理委員会が公表した2025年参院選比例代表の開票資料にも掲載されています。
医師として扱ってきた医療制度や予防医療を、選挙後は国会で制度そのものの問題として取り上げる立場へ移りました。
岩本麻奈の政策|医療改革・少子化・医療DXが中心
岩本麻奈氏の公式サイトでは、政策の柱を「女性・子どもファースト」「患者ファースト」「日本人ファースト」の3つに整理しています。
- 病気になる前の段階を重視する予防医療
- 過剰な検査・投薬を抑え、必要な医療へ資源を配分する考え
- 医療DX、電子カルテ、AI・遠隔診断の活用
- 少子化と子育て環境の改善
- 高齢者医療、介護、ACP(人生会議)
- 公的医療保険制度の運用見直し
- ワクチンの安全性検証や健康被害救済制度の見直し
少子化では「子どもを育てたいと思える環境」を重視
少子化政策では、経済支援だけでなく、地域や社会全体が子どもを受け入れやすい環境になることを重視しています。
「補助金ではなく、風景を変えよう。子どもの声が叱られない街にしよう。」
出典:岩本まな公式サイト・政策
医療費だけでなく「患者にとって必要な医療」を問う
2026年5月28日の厚生労働委員会では、健康保険制度の改正を議論する中で、年齢や検査値だけではなく、病歴、家族歴、生活背景、本人の価値観やリスクに応じる個別化医療に言及しました。
不要な医療介入を減らし、患者の負担と医療費の双方を抑えるという方向性を示しています。単純な医療費削減ではなく、「何を必要な医療とするのか」を制度面から問い直す主張です。
介護DXと「人生会議」も国会で質問
医療だけでなく、本人が治療や延命措置についてどこまで望むのかを事前に話し合うACP(アドバンス・ケア・プランニング/人生会議)も取り上げています。
2026年5月25日の行政監視委員会で、その普及状況について質問した際の発信です。
6月18日の厚生労働委員会では、ケアマネジャーが本来業務以外に担っている「シャドウワーク」の評価や待遇、介護現場の事務負担、2040年に向けた介護DXの工程について政府へ質問しました。
岩本麻奈は「反ワク」?ワクチンをめぐる本人の立場
岩本麻奈氏については、ワクチンをめぐる発言も大きな論点です。
本人公式サイトには「私はなぜ、“反ワクチン”を語る決意をしたのか」というページがあり、mRNAワクチンに強い批判的立場を示しています。
ただし、本人は新型コロナワクチンを接種していない立場から反対しているわけではありません。同ページでは、自身も接種を受けた医師であると説明したうえで、接種後の健康被害の記録、補償、臨床データの公開、行政・製薬企業・学会の関係の透明化などを求めています。
「私は『反対派』と言うだけではなく『構造改革派』です。」
出典:岩本まな公式サイト「私はなぜ、“反ワクチン”を語る決意をしたのか」
具体的には、後遺症の疾病コード化と補償、ロット・病態別リスクの解析、臨床データの公開などを政策として掲げています。
ワクチンをめぐる数字を見る際には、制度の違いに注意が必要です。厚生労働大臣は2026年1月16日の会見で、予防接種健康被害救済制度について「厳密な医学的な因果関係までは必要としていない」と説明しています。
救済制度で死亡事例が認定されたことと、科学的にワクチンが死亡原因だと確定したことは同義ではありません。 厚労省も、救済制度の認定情報だけでワクチンの安全性を評価することは適切ではないとの立場を示しています。
岩本氏自身の政治的立場と、行政が行う安全性評価の基準は分けて読む必要があります。岩本氏は国会でも予防接種制度の拡大に慎重な立場を示しており、2026年7月には予防接種法改正案への反対討論を行ったことを発信しました。
岩本麻奈の著書|美容・恋愛・フランスの子育てまで幅広い
政治家になる以前から著者として多くの本を出版してきました。テーマは美容医学だけに限らず、恋愛、女性の生き方、フランスの教育・子育てなどに及びます。
- 『永遠美貌―女医が実践するいつまでたってもキレイの事典』
- 『生涯恋愛現役』
- 『パリジェンヌより綺麗になる』
- 『フランスの教育・子育てから学ぶ人生に消しゴムを使わない生き方』
参議院公式プロフィールにもこれらの著書が掲載されています。「医師だけ」「政治家だけ」ではなく、長年にわたり美容・生活文化・教育まで文章で発信してきた人物という経歴があります。
ブログ・公式X・事務所はどこ?
岩本麻奈氏は、国会入り後もブログやSNSで頻繁に情報を発信しています。
| 公式サイト | 岩本まな公式サイト |
|---|---|
| 公式X | @mana_iwamoto |
| 公式ブログ | 岩本麻奈オフィシャルブログ |
| 参議院プロフィール | 参議院・岩本麻奈議員情報 |
公式サイトでは2026年10月にもブログ更新が続いており、国会質疑だけでなく、医療制度、AI、社会保障などについて本人の見解を発信しています。
国会活動では、介護現場での実務負担のような医療周辺の課題にもテーマを広げています。
国会と沖縄に事務所
本人公式サイトが掲載している事務所は次の2か所です。
- 議員会館:〒100-8962 東京都千代田区永田町2-1-1 参議院議員会館1122
- 沖縄事務所:〒901-0322 沖縄県糸満市字与座38
全国比例で選ばれた議員のため、特定の小選挙区だけを活動基盤としているわけではありません。2026年現在は、医師として培った医療分野の知識を国会の制度論へ持ち込み、医療DX、介護、予防医療、ワクチン政策を中心に質問を続けています。

