大津力の経歴と政策は?参政党で参院当選した元飯能市議の実績・評判

大津力

大津力(おおつ・つとむ)氏は、埼玉県飯能市を地盤に地方政治で経験を積み、2025年の参議院議員通常選挙で参政党から埼玉県選挙区に立候補して初当選した参議院議員です。

旅行会社勤務、学習塾の経営、飯能市議3期を経て国政へ進んだ経歴を持ちます。父親のギャンブル依存症と長年向き合った経験も政治を志すきっかけとなっており、国会でも依存症対策やカジノを取り上げています。

大津力氏を簡単に見ると
  • 参政党所属の参議院議員
  • 埼玉県飯能市出身
  • 飯能市議を3期務めた地方議員出身
  • 学習塾「赤門」の経営に携わってきた
  • 2025年参院選・埼玉県選挙区で465,278票を獲得して初当選
  • 減税、外国人政策、食料安全保障、教育、経済安全保障などを重視
  • ギャンブル依存症問題には家族として向き合った経験がある
名前大津 力
読み方おおつ つとむ
生年月日1971年9月8日
年齢55歳(2026年10月時点)
出身地埼玉県飯能市
所属政党・会派参政党
議員種別参議院議員
選挙区埼玉県選挙区
参議院当選回数1回
初当選2025年7月20日
前職・職歴ビッグホリデー株式会社、学習塾赤門、赤門塾株式会社代表取締役、飯能市議会議員
主な役職歴飯能市議会副議長、広域斎場組合議会議長など
公式サイト大津力公式サイト
公式X@PygkbVV1E2YvWm3
目次

大津力は現在何をしている?参政党の参議院議員

大津力氏は現在、埼玉県選挙区選出の参議院議員です。2025年7月の第27回参議院議員通常選挙で初当選しました。

参議院の公式プロフィールでは、2026年7月8日時点で内閣委員会、議院運営委員会、政府開発援助及び国際協力・人道支援等に関する特別委員会、国際問題に関する調査会に所属。議院運営委員会と国際問題に関する調査会では理事を務めています。

参政党は2026年2月の党役員・政策部会人事で、大津氏を参議院国会対策副委員長と政務調査会・内閣第1部会長に起用しました。

「私たち一人ひとりが学び、考え、自ら選択する。」

出典:大津力公式サイト・プロフィール

国会活動だけでなく、埼玉県内で国政報告会も開催しています。参議院議員として初めて通常国会を迎えた2026年には、地元で国会の動きを伝える活動を続けました。

 

大津力の経歴・学歴|旅行会社から学習塾経営、飯能市議へ

大津氏は1971年9月8日、埼玉県飯能市に生まれました。地元の飯能第一小学校、飯能西中学校を経て、埼玉県立所沢高校へ進学。その後、駿河台大学経済学部経営情報学科を卒業しています。

時期主な経歴
1994年~1997年ビッグホリデー株式会社
1997年~2011年学習塾赤門
2011年~赤門塾株式会社代表取締役
2013年飯能市議会議員に初当選
2017年飯能市議2期目
2018年飯能市議会副議長
2019年広域斎場組合議会議長
2021年飯能市議3期目
2022年参政党に入党
2024年飯能市議を辞職、衆院選比例北関東ブロックに立候補
2025年参院選埼玉県選挙区で初当選

政治家になる前の経歴で特徴的なのが、教育事業と地域活動の両方に長く関わってきたことです。学習塾経営と並行して飯能消防団、飯能青年会議所にも参加し、青年会議所では理事長も経験しました。

2013年の飯能市議選に無所属の新人として出馬し、1,206票で初当選。その後、2017年に1,722票、2021年に1,366票を得て3期連続で議席を維持しました。

2022年に参政党へ入党

大津氏は市議3期目だった2022年、参政党の公認議員として活動することを表明しました。

「やっと、自分の人生をかけて共に政治活動を行っていける同志に出会いました。」

出典:大津力・選挙ドットコムブログ

2023年には参政党の埼玉第9区国政改革委員となり、地方議会から国政へ活動の軸を移していきました。

 

2025年参院選で埼玉選挙区から当選|選挙結果と国政挑戦

大津氏が最初に国政選挙へ出たのは2024年の衆議院選挙です。飯能市議を辞職し、参政党の比例北関東ブロック単独1位として立候補しました。

この選挙で参政党は北関東比例ブロックで175,559票を獲得しましたが、議席獲得には届かず、大津氏は落選しました。

翌2025年には参議院選挙の埼玉県選挙区へ立候補します。選挙期間中には県内各地で街頭演説を行いました。

選挙結果
2013年 飯能市議選1,206票・当選
2017年 飯能市議選1,722票・当選
2021年 飯能市議選1,366票・当選
2024年 衆院選・比例北関東参政党175,559票・議席0
2025年 参院選・埼玉県選挙区465,278票・当選

2025年参院選の埼玉県選挙区は改選4議席。大津氏は465,278票、得票率13.6%で4位に入り初当選しました。自民党の古川俊治氏、国民民主党の江原くみ子氏、立憲民主党の熊谷裕人氏に続く得票でした。

当選翌日、大津氏は今後取り組むテーマとして外国人問題、減税、食料自給率向上を挙げています。

「外国人問題、減税、食糧自給率向上を始め、しっかりと務めを果たして参る所存です。」

出典:大津力・参院選当選報告

大津力がやったこと・実績は?飯能市議時代から国会活動まで

「農」のある暮らし「飯能住まい制度」を提案

飯能市議時代の代表的な取り組みとして、参議院の公式プロフィールにも記載されているのが「農」のある暮らし「飯能住まい制度」です。

人口減少と地域活性化への対策として大津氏が提案し、制度導入後の2016年から2023年までに69組の家族が移住したとされています。

このほか、市議時代には森林資源を生かして飯能市を森林環境教育の舞台とする構想も提案しました。2018年に飯能市議会副議長、2019年には広域斎場組合議会議長を務めています。

国政で取り上げてきた主なテーマ
  • 外国人政策、不適正ヤード、経営・管理ビザ
  • DV・ストーカー対策
  • 中小企業・小規模事業者と消費税
  • 風力発電のコスト
  • ギャンブル依存症と大阪IR
  • 国家情報機能、情報戦、経済安全保障
  • 外国による選挙介入への対策
  • 国旗損壊をめぐる法整備

2025年の国会では、内閣委員会で外国人政策や不適正ヤード、技能実習生の失踪、DV・ストーカー問題などを質問しました。

2026年に入ると活動範囲はさらに広がり、予算委員会で中小企業政策や風力発電、内閣委員会で国家情報機能や経済安全保障などを取り上げています。国家情報会議設置法案では本会議で質問し、その後の賛成討論にも立ちました。

「国防といいましても、もちろん武力だけではなくて、やはり現在は情報戦とまた経済戦」

出典:国会会議録検索システム・参議院内閣委員会

地元埼玉での活動も並行しています。2026年春にはさいたま市などで国政報告会を開き、国会質疑や党の政策活動を報告しました。

大津力の政策・公約|減税、外国人政策、食料・教育を重視

大津氏の現在の政策は、本人公式サイトで9項目に整理されています。経済負担の軽減だけでなく、外国人政策、食料安全保障、教育、憲法まで幅広いのが特徴です。

分野主な政策
減税・社会保険国民負担率を上限35%とし、減税と社会保険料削減を進める
産業AI、製造業、サブカルチャーを重点産業として支援
外国人政策外国人政策を一元的に扱う「外国人総合政策庁」を提唱
食・農業食料自給率100%、食品表示改善、オーガニック給食を掲げる
医療・健康感染症対策や医薬品政策の見直しを主張
教育偏差値重視から人格形成を重視する教育への転換
子育て0~15歳への月10万円の教育給付金を提唱
憲法既存憲法の部分改正ではなく「ゼロから憲法を創る」と主張

減税と中小企業支援

大津氏が選挙でも国会でも繰り返し扱っているのが、税負担と中小企業です。2025年参院選の候補者アンケートでも、特に重視する政策として景気対策を選択しました。

2026年の国会では、消費税が価格転嫁の難しい中小・零細企業や個人事業者へ及ぼす影響を問題視しています。

外国人政策

外国人政策も大津氏の国政活動で比重が大きいテーマです。参政党の「外国人問題対策プロジェクトチーム」では事務局長を務め、2025年12月には外国人政策に関する提言をまとめました。

国会では、不適正ヤード、技能実習生の失踪、経営・管理ビザなどを取り上げています。2025年の日本テレビ候補者アンケートでは、外国人労働者の受け入れについて「今より受け入れを抑制するべきだ」に近い立場を示しました。

情報・経済安全保障

2026年には国家情報会議設置法案を中心に、日本の情報収集能力、外国代理人登録制度、外国からの選挙介入、経済安全保障などについて質疑しています。

地方政治での人口減少対策から、国政では税制・外国人政策・安全保障まで活動領域を広げているのが現在の大津氏です。

父親のギャンブル依存症が政治を志すきっかけに

「大津力」と「ギャンブル」が結び付いて語られる理由は、大津氏本人がギャンブルを好むという話ではありません。父親のギャンブル依存症と約15年間向き合った経験があるためです。

父親は学習塾を経営していましたが、競輪にのめり込み、事業資金や消費者金融からの借金まで抱えるようになったと大津氏は説明しています。大津氏は会社員を辞めて塾を手伝いながら、依存からの脱却や借金返済に取り組みました。

「世の中には自分と同じようにギャンブル依存症の家族を抱え、苦しんでいる人がたくさんいるのではないか。」

出典:大津力「ギャンブル依存症問題の解決に向けて必要なこと」

この経験から、依存症を個人や家族だけの問題ではなく、政治が取り組む社会課題として意識するようになったとしています。

国会でもギャンブル依存症とカジノを追及

参議院議員となった後もこのテーマを扱い、2026年には内閣委員会や決算委員会でギャンブル等依存症対策の予算、アクセス制限、依存症と犯罪、大阪IRのカジノなどを質問しました。

特に、大阪IRについては依存症を増やす可能性への懸念を示しています。自身の家族経験が、そのまま国会で扱う政策テーマへつながっている分野です。

ギャンブル依存症をめぐる大津氏の立場
  • 本人だけでなく家族も深刻な影響を受けると主張
  • 相談・治療だけでなく、ギャンブルへの物理的なアクセス制限も重視
  • 依存症対策予算の拡充を要求
  • カジノを含むIR拡大には慎重な姿勢

結婚や妻・子供については?

大津氏の家族について公に詳しく語られているのは、主に父親のギャンブル依存症に関するエピソードです。

結婚の有無や妻、子供については、本人公式サイト、参議院プロフィール、参政党公式プロフィールなどで具体的な情報は公表されていません。そのため、配偶者や子供がいると断定できる公的な情報は現時点では見当たりません。

大津力の評判・評価は?選挙結果と政策の論点から見る

政治家の「評判」はSNS上の賛否だけでは客観的に判断しにくいため、大津氏の場合は実際の選挙結果と、賛否が分かれやすい政策を分けて見る必要があります。

参院選では46万票超を獲得

最も明確な支持の指標は2025年参院選です。前年の衆院選では落選したものの、その約9か月後の参院選で465,278票を獲得して埼玉県選挙区の4議席目に入ったことは、大きな変化でした。

地方議員時代から活動してきた飯能・埼玉西部だけでなく、県全体を選挙区とする参院選で議席を獲得しています。

評価が分かれやすい政策も明確

大津氏は政策上の立場を比較的はっきり示しています。2025年参院選の候補者アンケートでは、選択的夫婦別姓に反対、同性婚の法制化にも反対と回答。一方、女性天皇については賛成としています。

外国人労働者の受け入れ抑制、「外国人総合政策庁」の創設、ゼロからの憲法制定、国家情報機能の強化、風力発電コストへの疑問なども、大津氏の政治的立場を明確にする論点です。

こうした政策に賛同する有権者から支持を集める一方、移民・外国人政策、家族制度、憲法、安全保障などは政治的に意見が分かれやすい分野でもあります。「参政党だから」という評価だけでなく、個別の政策を見ると大津氏の立場がより分かりやすくなります。

参院当選後も埼玉県内で国政報告会を開き、国会で何を質問しているのかを地元へ伝える活動を続けています。

大津力の人物像|教育・地域活動を長く続けてきた

大津氏の経歴を通して一貫しているのは、飯能での教育事業と地域活動です。20代は会社員と学習塾、30代は青年会議所や消防団、40代以降は市議会を中心に活動しました。

本人公式プロフィールによると、好きな本はビジネス書、自己啓発書、歴史書、『三国志』、藤子不二雄作品など。好きな食べ物には米やみそ汁、赤ワイン、心のこもった手料理を挙げています。

学習塾経営、市議会、消防団、青年会議所という経歴は、国会議員になる以前から教育と地域コミュニティーに長期間関わってきた人物であることを示しています。

大津力の事務所・公式X・ホームページ

大津氏は国会事務所のほか、地元・飯能市に埼玉事務所を置いています。

国会事務所東京都千代田区永田町2-1-1 参議院議員会館413号室
埼玉事務所埼玉県飯能市東町19-9 イーストビル1階
埼玉事務所TEL042-972-5058
埼玉事務所FAX042-972-5051
公式サイト大津力公式サイト
公式X大津力公式X
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2025年に初当選したばかりの参議院議員ですが、2026年には予算委員会、内閣委員会、決算委員会、本会議などで質問・討論の機会が増えています。今後も大津氏を見る際は、選挙時の公約だけでなく、実際に国会でどのテーマを扱い、どの法案や政策にどう対応しているかを追うと活動内容が分かりやすくなります。

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