宮出千慧(みやで・ちさと)氏は、参政党所属の参議院議員で、大阪府選挙区選出の1期目です。建設会社で働いた後に政治活動へ入り、2024年の衆院選落選を経て、2025年の参院選で初当選しました。
経歴や学歴に加え、「共産党との関係は?」「以前勤めていた建設会社はどこ?」「結婚して夫はいる?」「事務所はどこ?」といった疑問まで、公表されている一次情報を中心に整理します。
| 名前 | 宮出 千慧(みやで ちさと) |
|---|---|
| 本名 | 高森 千慧(たかもり ちさと) |
| 生年月日 | 1985年3月15日 |
| 年齢 | 41歳(2026年10月時点) |
| 出身地 | 大阪府河内長野市 |
| 所属 | 参政党 |
| 議員種別 | 参議院議員 |
| 選挙区 | 大阪府選挙区 |
| 当選回数 | 1回 |
| 任期満了 | 2031年7月28日 |
| 現在の所属委員会など | 厚生労働委員会、政治改革に関する特別委員会、国民生活・経済に関する調査会(理事)、憲法審査会 |
| 学歴 | 大阪府立富田林高校卒業、米オクラホマ州立大学中退 |
| 前職 | 建設会社勤務 |
| 資格 | 建設業経理士1級、日商簿記1級 |
| 公式サイト | 宮出ちさと公式サイト |
| 公式X | @chisato_miyade |
| @chisato.m03 |
国会での所属や任期は、参議院の公式プロフィールに掲載されています。2026年10月現在は厚生労働分野を中心に国会活動を続けています。
宮出千慧の経歴|建設会社員から参政党の参議院議員になるまで
宮出氏は1985年、大阪府河内長野市に生まれました。河内長野市立千代田小学校、帝塚山学院中学校、大阪府立富田林高校を経て、アメリカのオクラホマ州立大学へ進学しましたが中退しています。
帰国後などの詳しい時系列は公式プロフィールでは明らかにされていませんが、その後は建設会社で会社員・パート従業員として勤務しました。政治家一家からそのまま政界へ入った経歴ではなく、民間企業で働いた経験を持つ国会議員です。
- 1985年3月:大阪府河内長野市で生まれる
- 大阪府立富田林高校を卒業
- 米オクラホマ州立大学へ進学し、その後中退
- 建設会社に勤務
- 2022年2月:参政党へ入党し政治活動を開始
- 2024年10月:衆院選大阪1区へ立候補、落選
- 2025年7月:参院選大阪府選挙区で初当選
留学や身近な人の病気が政治への問題意識につながった
参政党の参院選候補者プロフィールでは、宮出氏について「共産思想の家庭で育つ」としたうえで、海外留学を通じて日本の教育に疑問を持ち、歴史や地政学などを学び直したと紹介しています。
さらに、身近な人の病気をきっかけに医療制度への問題意識を持ち、食の大切さを意識するようになったとされています。こうした経験を経て、2022年2月に参政党へ入党しました。
「私は、この日本を守りたい。」
出典:宮出ちさと公式サイト
国政選挙への立候補前から大阪府内で街頭活動を続けており、2025年6月には寝屋川市の香里園駅でも街頭演説を行っていました。
宮出千慧は共産党だった?現在の所属は参政党
宮出氏について「共産党」と結び付けて語られることがありますが、現在の所属政党は参政党です。参議院の公式プロフィールにも所属会派は「参政党」と明記されています。
混同しやすいのは、参政党の公式プロフィールに「共産思想の家庭で育つ」との記載があるためです。これは本人が育った家庭環境についての説明であって、宮出氏自身が日本共産党の国会議員や公認候補だったという意味ではありません。
参議院や本人・参政党が公表している経歴には、宮出氏が日本共産党に所属した経歴は記載されていません。2022年に参政党へ入党し、その後の国政選挙も参政党公認で出馬しています。
2025年の参院選でも、大阪府選挙管理委員会の候補者・党派一覧に「宮出ちさと・参政党」と掲載されています。
2024年衆院選で落選、2025年参院選では51万票で初当選
宮出氏が初めて国政選挙へ挑んだのは、2024年10月の第50回衆議院議員総選挙でした。大阪1区から参政党公認で立候補し、2万5,908票を獲得しましたが落選しています。
翌2025年は衆院の小選挙区ではなく、改選数4の参議院大阪府選挙区へ立候補しました。
| 選挙 | 選挙区 | 得票数 | 結果 |
|---|---|---|---|
| 2024年 第50回衆院選 | 大阪1区 | 25,908票 | 落選 |
| 2025年 第27回参院選 | 大阪府選挙区 | 510,518票 | 当選 |
参院選では、大阪府選挙管理委員会の開票結果によると51万518票を獲得。前年の衆院選から大きく票を伸ばし、初めて国政の議席を得ました。
選挙期間中は大阪府内各地で街頭演説を重ねています。7月12日には、全国比例候補らとともに大阪で街頭活動を行いました。
投票日前日の7月19日にも、梅村みずほ氏、あんどう裕氏らと大阪で最後の訴えを行っています。
「私は皆さんを裏切ることはありません」
出典:MBS NEWS・参院選大阪選挙区の取材
当選後の任期は2031年7月28日まで。大阪府全域を選挙区とする参議院議員として活動しています。
宮出千慧の政策は?公式サイトと実際の国会質疑から見る
宮出氏の公式サイトでは、政策を大きく「教育・人づくり」「食と健康・環境保全」「国のまもり」の3分野に分けています。
- 教育:教育バウチャー制、多様な教育環境、日本に誇りを持てる教育
- 食・健康:薬やワクチンへの依存を抑えた治療・予防体制、食や健康を重視する政策
- 環境・エネルギー:メガソーラーや風力発電による環境負荷への問題提起
- 外国資本:土地・企業・水資源などの外国資本による買収への規制強化
- 雇用・移民:外国人労働者の受け入れ拡大より、国内の就労と所得向上を重視
厚生労働委員会では医療安全や子どもの問題を取り上げる
議員になってからは、選挙時の公約だけでなく具体的な国会質問も積み重ねています。2026年5月28日の厚生労働委員会では、電子カルテの薬剤アレルギー情報や禁忌薬のチェック体制、残薬・重複投薬・ポリファーマシーなどを取り上げました。
「重大な事故を防ぐ仕組みが必要であると考えます。」
出典:国会会議録検索システム・参議院厚生労働委員会
2026年6月25日には、若者による市販薬などのオーバードーズ対策、小中高校生の自殺、虐待の世代間連鎖を防ぐための親へのメンタルヘルス支援を質問しています。質疑項目は参議院の公式記録で公開されています。
大阪IRを前にギャンブル依存症対策も質問
大阪選出議員らしいテーマの一つが、ギャンブル等依存症です。2026年6月9日の厚生労働委員会では、依存症を個人の問題ではなく公衆衛生上の課題として捉える考え方、自殺との関連、社会的コストの試算などを政府へ質問しました。
大阪ではIRの開業が計画されているため、依存症対策を国会で具体的に扱っている点は、宮出氏の国会活動を見るうえで外せません。参議院が公表した質疑項目にも質問内容が記録されています。
「成長だけでよいのか」という経済・社会への問題意識
国民生活・経済に関する調査会では、人口減少、格差、地域衰退、高齢者の住まい、税と再分配、地域コミュニティなども取り上げています。
「以前のように、とにかく社会が成長すればよいという、そういう考えは限界があるのではないかな」
出典:国会会議録検索システム・国民生活・経済に関する調査会
経済規模の拡大だけでなく、人への投資、地域社会、社会保障をどう持続させるかという視点が、実際の国会発言にも表れています。
副首都法案では大阪選出議員として批判的な立場
2026年7月には、副首都をめぐる国会審議にも参加しました。副首都構想そのものを大阪への利益誘導だけで考えることに疑問を呈し、住民サービスや大阪が抱える既存の課題を優先すべきだという立場から質疑しています。
法案成立後、宮出氏は日本維新の会の吉村洋文代表による大阪都構想をめぐる発言に対し、国会審議との整合性を問題視しました。
宮出千慧が勤務していた建設会社はどこ?会社名は公表されていない
宮出氏の前職として公的に確認できるのは「建設会社勤務」です。参議院公式プロフィールには「建設会社に会社員・パート従業員として勤務」とあります。
勤務していた建設会社の会社名は、参議院や本人公式サイトなどで公表されていません。会社名を推測できる確かな一次情報も見当たらないため、特定企業名と結び付けるのは避けるべきでしょう。
- 建設会社で会社員・パート従業員として勤務
- 建設業経理士1級を保有
- 日商簿記1級を保有
- 勤務先の具体的な会社名は公式プロフィールでは非公表
この職歴は国会活動とも無関係ではありません。初当選後に所属した国土交通委員会では、建設業の担い手確保や技能者の処遇改善に関係する建設キャリアアップシステム(CCUS)なども質問テーマにしています。
宮出千慧は結婚している?夫について公表されている情報
宮出氏の夫や結婚については、断定できる情報が多くありません。本人の公式サイトや参議院プロフィールには、夫の氏名・職業や家族構成は掲載されていません。
一方、参議院の公式プロフィールには、議員活動で使用する「宮出千慧」とは別に、本名は「高森千慧」と明記されています。
ただし、姓が異なることだけを根拠に「結婚した」「高森氏という夫がいる」などと判断することはできません。婚姻状況や配偶者について本人が公式に説明した資料がない以上、本名の違いから夫の存在や人物を推測するのは避ける必要があります。
参議院が公表しているのは「本名 高森千慧」という情報までです。配偶者の氏名、職業、結婚時期などは、今回確認した本人・国会・政党の公式プロフィールでは明らかにされていません。
宮出千慧の事務所はどこ?国会事務所と大阪での活動
宮出氏の公式サイトには、国会事務所として東京都千代田区永田町2-1-1 参議院議員会館312号室が掲載されています。
| 国会事務所 | 〒100-8962 東京都千代田区永田町2-1-1 参議院議員会館312号室 |
|---|---|
| 公式サイト | 宮出ちさと公式サイト |
| 公式X | @chisato_miyade |
2026年9月19日には本人の公式XとInstagramで、地元大阪にも事務所を開設したことを報告しました。一方、公式サイト本文で案内されている連絡先は国会事務所となっています。
国会活動だけでなく、大阪府内の支部勉強会や国政報告会にも継続的に参加しています。2026年8月には羽曳野市で地方議員らと国政・市政報告の機会を設けました。
9月には大阪でポスター掲示などの地元活動も続けています。
2026年現在は厚生労働分野と大阪の課題を国会で扱う
2026年10月5日現在の参議院公式情報では、宮出氏は厚生労働委員会、政治改革に関する特別委員会、国民生活・経済に関する調査会、憲法審査会で活動しています。国民生活・経済に関する調査会では理事を務めています。
初当選直後の国土交通分野から、現在は医療・社会保障・子ども・労働といった生活に近いテーマへ質疑の幅を広げました。同時に、大阪IRのギャンブル依存症問題や副首都構想など、大阪選出議員として地元に直接関わる国政課題も取り上げています。
建設会社で働いていた会社員から2022年に政治活動へ入り、衆院選での落選を経て参院議員になった宮出氏。今後も国会での質疑や大阪での活動は、本人公式サイトや公式Xで随時発信されています。

