杉本純子(すぎもと・じゅんこ)氏は、参政党に所属する愛知県選出の参議院議員です。
政治家になる前は建築内装業に携わり、2024年の衆議院議員選挙で落選した後、2025年の参議院議員選挙で初当選しました。
愛知淑徳大学出身という学歴、夫と営んできた仕事、政治を志した理由には、杉本氏が掲げる政策とのつながりもあります。
これまでの経歴や家族、選挙結果、国会で実際に取り組んでいることを、本人の発言や公式資料を交えて紹介します。
杉本純子は何者?参政党の参議院議員としてのプロフィール
杉本純子氏は、民間の建築内装業から国政に進んだ、参政党の参議院議員です。
1977年7月23日に名古屋市で生まれ、2026年10月14日時点の年齢は49歳。国政での当選回数は1回です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前 | 杉本純子 |
| 読み方 | すぎもと じゅんこ |
| 活動名 | 杉本じゅんこ |
| 生年月日 | 1977年7月23日 |
| 年齢 | 49歳(2026年10月14日時点) |
| 出身地 | 愛知県名古屋市 |
| 最終学歴 | 愛知淑徳大学文学部英文学科卒業 |
| 所属政党 | 参政党 |
| 議員種別 | 参議院議員 |
| 選挙区 | 愛知県選挙区 |
| 当選回数 | 1回 |
| 初当選 | 2025年7月 |
| 前職 | 自営建築内装業 |
| 主な政治経歴 | 参政党国政改革委員 |
| 公式サイト | 杉本純子公式サイト |
| 公式X | @junko_aichi3 |
参議院の公式プロフィールでは、杉本氏が海外25か国・69都市以上を訪れた経験や、大病を乗り越えた経緯にも触れています。
政治姿勢を端的に表すのが、本人の公式サイトに掲載されている次の言葉です。
「愛する人を守れる政治を」
出典:杉本純子公式サイト
現在の役職と所属委員会
2026年10月1日現在の参議院公式情報では、次の委員会・調査会に所属しています。
- 農林水産委員会
- 行政監視委員会(理事)
- 災害対策及び東日本大震災復興特別委員会
- 国際問題に関する調査会
行政監視委員会の理事は、委員会運営に関する協議などを担う役職です。
正式な所属状況は参議院公式議員プロフィールに掲載されています。
杉本純子の選挙結果は?愛知3区で落選後、参院選で初当選
杉本氏の国政選挙への挑戦は、2024年の衆議院議員選挙から始まりました。
翌2025年には参議院へ舞台を移し、53万票以上を獲得して初当選しています。
| 選挙 | 得票数 | 結果 |
|---|---|---|
| 2024年衆院選・愛知3区 | 17,234票 | 落選 |
| 2025年参院選・愛知県選挙区 | 531,387票 | 当選 |
2024年衆院選は愛知3区から出馬して落選
2024年10月27日の第50回衆議院議員総選挙では、参政党の新人候補として愛知3区に立候補しました。
愛知3区は、名古屋市の昭和区・緑区・天白区を区域とする小選挙区です。
杉本氏は17,234票を獲得しましたが、当選した近藤昭一氏には届かず、候補者5人中5位という結果でした。
詳細な票数は愛知県選挙管理委員会の選挙結果で確認できます。
その後も県内で街頭活動を続け、2025年1月には一宮市などでの演説会が案内されています。
2025年参院選で531,387票を獲得し初当選
2025年7月20日の第27回参議院議員通常選挙では、定数4の愛知県選挙区に出馬しました。
愛知県選挙区では14人が立候補し、杉本氏は531,387票を獲得して得票順位3位で当選しました。
| 順位 | 候補者 | 得票数 |
|---|---|---|
| 1位 | 水野孝一(国民民主党) | 596,180票 |
| 2位 | 田島麻衣子(立憲民主党) | 536,260票 |
| 3位 | 杉本純子(参政党) | 531,387票 |
| 4位 | 酒井庸行(自由民主党) | 521,223票 |
参政党が愛知県で国政の議席を獲得したのは、この選挙が初めてでした。
選挙期間中の7月11日には、県内での街頭演説や個人演説会に関する投稿を行っています。
投票日直前には、参政党代表の神谷宗幣氏らと愛知県内で街頭活動を行う日程も組まれました。
選挙後の7月23日には、参政党が公式に当選結果を報告しています。
杉本純子の経歴・学歴は?愛知淑徳大学から建築内装業へ
杉本氏の政治家になる前の経歴には、英語を学んだ大学時代、海外への渡航、建設・内装の仕事という異なる経験があります。
大学は愛知淑徳大学文学部英文学科
最終学歴は愛知淑徳大学文学部英文学科卒業です。
大学では英語を学び、中学校・高等学校の外国語(英語)教諭一種免許状を取得しています。
教員免許を持っていますが、学校教員として勤務した経歴は公式プロフィールに記載されていません。
出身高校については、参議院や本人の公式プロフィールに学校名の記載がなく、特定できる公的な情報は見当たりません。
海外25か国・69都市以上を訪問
大学卒業後には海外各地を訪問し、これまでに25か国・69都市以上を巡ったと紹介されています。
本人は、異なる文化や人々との交流を通じて、日本の伝統や文化、先人から受け継いだものについて考えるようになったと説明しています。
前職は自営の建築内装業
杉本氏は2002年から、自営の建設内装業に従事してきました。
建築内装業とは、住宅や店舗などの室内で、壁・床・天井といった部分の工事や仕上げを行う仕事です。
選挙時の職業欄にも「建築業」や「建築内装業」と記載されており、政治家になる前の主な仕事が内装関連の自営業だったことが分かります。
ただし、会社名、法人登記上の役職、具体的に担当していた工事の種類については、公式プロフィールだけでは特定できません。
大病を経験したことが政治への転機に
杉本氏は過去に大病を経験しています。
本人の説明では、この経験をきっかけに命や家族、仲間への感謝を強く感じ、食の大切さについても考えるようになりました。
病名や治療内容、発症した時期は公式プロフィールで公表されていません。具体的な病気を推測して断定することはできません。
2023年7月には参政党の国政改革委員として政治活動を始めました。新型コロナウイルス感染症をめぐる時期に国内外の情報を集め、日本の社会や政治のあり方に関心を強めたことも、党の愛知県支部の紹介に記されています。
国政への挑戦以前の活動については、参政党愛知県支部連合会の人物紹介でも読むことができます。
杉本純子の夫・結婚・子供など家族について
杉本氏は2002年に結婚しており、夫がいることを本人公式サイトで公表しています。
前職の建設内装業は夫とともに営んできた仕事です。
- 夫:結婚していることを公表。夫の氏名・年齢などの詳細は非公表
- 結婚:2002年
- 子供:人数や年齢などを確認できる公式情報はない
- 父親・母親:氏名や職業などの詳細は非公表
子供の有無や人数については、本人の公表資料からは判断できません。
杉本氏は政治活動の中で、親子や家族が互いを思いやりながら生活できる社会を重視していますが、それが本人の子供の有無を示しているわけではありません。
杉本純子の政策・公約は?減税、食料自給率、外国人政策が中心
杉本氏が掲げてきた政策には、家計の負担軽減、国内農業の強化、外国人受け入れ政策の見直しがあります。
特に減税と積極財政、食料自給率の向上を具体的な公約として打ち出してきました。
減税と積極財政で家計の負担を軽減
杉本氏は、税負担を減らすことと、政府が必要な分野に積極的に財政支出することを組み合わせ、個人の可処分所得を増やす政策を主張しています。
参政党愛知県支部連合会に掲載された本人のメッセージでは、次のように述べています。
「減税と積極財政により、私たちの使えるお金を増やし」
出典:参政党愛知県支部連合会・本人メッセージ
減税によって家計に残るお金を増やし、国内での消費や投資につなげるという考え方です。
食料自給率100%を目標に第一次産業を支援
農業政策では、食料自給率100%を目指すという高い目標を掲げています。
具体的には、国が第一次産業に十分な予算を配分し、農業や漁業などに従事する人が安定した収入を得られる仕組みを求めています。
選挙公約では、第一次産業従事者の公務員化という案も示しています。
これは杉本氏が掲げてきた政策目標・提案であり、実施済みの制度ではありません。
外国人政策・移民政策の見直し
外国人の受け入れについては、移民・難民政策や外国人に対する公的支援のあり方を見直す立場を示しています。
本人は、日本の税金を日本の国民生活や国内の課題解決に優先して使うことを主張し、外国人受け入れの拡大にも慎重な姿勢です。
受け入れの規模や社会保障制度については、制度の公平性、国内産業の人手不足、外国人の権利など、複数の論点が関わります。
杉本氏の立場は、受け入れ拡大よりも国内の暮らしや治安を優先する政策に重点を置いたものです。
杉本純子は国会で何をした?主な活動と取り組み
2025年の初当選後、杉本氏は農林水産政策を中心に、災害対策や教育に関する質問も行ってきました。
ここでは選挙公約とは分けて、実際の国会で行った質問や提案を紹介します。
米の生産支援と学校給食の完全米食化を提案
2026年6月17日の参議院本会議では、「主要食糧の需給及び価格の安定に関する法律」の改正案について、参政党の会派を代表して質問しました。
米価の高騰や生産者の収入不安定化を問題に挙げ、農家への直接支払いを拡充するよう求めました。
この質疑では、学校給食における米の消費拡大策にも踏み込んでいます。
「そこで、全国の学校給食の完全米食化を提案いたします。」
出典:参政党・2026年6月17日参議院本会議での杉本純子議員の発言
学校給食の主食を国産米にすることで、農家が安定して生産できる需要を確保しようという提案です。
これに対して鈴木憲和農林水産大臣は、学校給食での米飯提供回数が増加していることを説明し、国産米粉を使ったパンや麺も含めて米の活用を進める考えを示しました。
学校給食の完全米食化が全国で制度化されたわけではありません。政府は米の利用を促進する方針を示していますが、杉本氏の提案と政府の対応には違いがあります。
国産飼料の拡大と農業の担い手不足を質問
2025年11月20日の農林水産委員会では、食料安全保障や米の備蓄・増産、農業の担い手不足について政府の見解を求めました。
同年12月18日には、畜産業で使う飼料の輸入依存や、酪農家の労働負担について質問しています。
国産飼料の増産には、飼料を育てる農地や人手の確保、耕種農家と畜産農家の連携などが必要です。
杉本氏は、価格高騰時の一時的な補助だけでなく、国内で継続的に飼料を生産できる体制への投資を求めました。
質疑の概要は参政党の農林水産委員会質疑記録に掲載されています。
災害対策では避難情報や住宅再建の問題を取り上げた
2025年12月5日の災害対策及び東日本大震災復興特別委員会では、能登半島地震の被災地を視察した経験を踏まえて質問しました。
防災庁の役割に加え、旅行先など土地勘のない場所で災害が起きた場合に、避難場所をどう知らせるかを問題にしました。
デジタルのハザードマップだけでなく、現地の案内標識や外国人旅行者にも分かる多言語表示を整備する必要性を取り上げています。
建設業の経験に関連する分野として、住宅の安全確保や建築基準法の審査制度にも質問が及びました。
詳しくは参政党の災害対策委員会質疑記録で紹介されています。
教育の政治的中立性と言論の自由を議論
2026年5月27日の参議院決算委員会では、大学での言論の自由や、学校教育における政治的中立性について質問しました。
東京大学五月祭で予定されていた講演会を含む催しが爆破予告によって中止された問題を取り上げ、自由に議論できる場を守るよう求めています。
学校での政治教育については、次のように発言しました。
「政治を排除したり利用したりするのではなく、様々な意見を理解し」
出典:参政党公式国会質問チャンネル・2026年5月27日決算委員会
この日の質問では、沖縄県辺野古沖で発生した船舶転覆事故に関連して、学校の安全管理と教育内容を分けて検討すべきだという考えも示しました。
政治的中立性の確保と、多様な考え方を学ぶ機会を両立させるための教育現場の対応を文部科学大臣に尋ねています。
杉本純子の人物像と趣味は?サッカーや旅行が好き
杉本氏の公式プロフィールには、趣味として旅行とサッカー観戦が挙げられています。
サッカーでは日本代表と、地元愛知のプロサッカークラブである名古屋グランパスを応援しています。
政治活動の場では地域の集会や街頭演説にも参加し、支持者との交流を続けています。
日本大学の杉本純子教授とは同じ人物?
杉本純子という名前では、日本大学法学部の教授も知られています。
日本大学の杉本純子教授は、倒産法や民事手続法を専門とする研究者です。大学の公式紹介によると、兵庫県出身で同志社大学法学部を卒業しています。
参政党の杉本純子参議院議員と、日本大学法学部の杉本純子教授は別人です。
日本大学の教授の経歴は日本大学公式の研究者紹介で確認できます。
テレビのリポーター・記者だったという情報は?
同じ「杉本純子」という名前のリポーターも、過去のテレビ番組関連資料に登場します。
1997年の読売テレビ『ザ・ワイド』の海外取材記録には、リポーターとして杉本純子という名前が掲載されています。
しかし、このリポーターが参議院議員の杉本純子氏と同一人物だと裏付ける資料は見当たりません。
政治家本人の公式プロフィールにも、アナウンサーやテレビ記者として勤務した経歴は記載されていません。
杉本純子の現在の活動・事務所・公式X
2026年10月時点で、杉本氏は参議院議員として活動しています。
国会質疑に加え、愛知県内での国政報告会や地方議員との交流も行っています。
愛知県内で国政報告会を開催
2026年4月には、名古屋市緑区の生涯学習施設で国政報告会を案内しています。
本人のXでは、こうした地域での活動情報も発信されています。
2026年7月には、愛知県の地方議員らとともに参加するオンラインの交流イベントも案内されました。
杉本純子事務所の所在地
国会事務所は東京都千代田区の参議院議員会館に設置されています。
参政党の愛知県事務所は名古屋市千種区仲田1丁目8-1にありますが、杉本氏への郵便物の送付先としては国会事務所が案内されています。
所在地などの情報は参政党愛知県支部連合会の公式案内に掲載されています。
今後の活動を確認できる公式情報
杉本氏の参議院議員としての任期満了日は、現在の参議院公式情報では2031年7月28日です。
最新の国会での所属状況は参議院の議員情報、地域での活動やイベント情報は本人公式Xで発信されています。
また、後援会への参加案内や本人への意見・要望の受付は、公式サイトに設けられています。

