根本幸典の評判は?政治資金問題・旧統一教会報道と現在の役職

根本幸典

根本幸典(ねもと・ゆきのり)氏は、愛知県豊橋市・田原市を地盤とする自民党の衆議院議員です。民間企業勤務と豊橋市議会議員を経て国政に進み、2026年の衆議院選挙で6回目の当選を果たしました。

政治資金の不記載問題や旧統一教会との関係をめぐる報道がある一方、農業政策や地域の道路整備にも取り組んできました。本人の説明、選挙結果、国会での発言を交えながら、根本氏の経歴と政治活動を紹介します。

名前根本幸典(ねもと ゆきのり)
生年月日1965年2月21日
年齢61歳(2026年10月13日時点)
出身地愛知県豊橋市(本人公式プロフィールによる)
所属政党自由民主党
議員種別衆議院議員
選挙区愛知県第15区
当選回数6回
現在の主な役職衆議院財務金融委員長
公式サイト根本幸典オフィシャルサイト
公式X@nemotoyukinori

プロフィールの基本情報は自由民主党公式議員情報などに基づきます。役職は2026年10月時点の情報です。

目次

根本幸典の評判は?政治資金420万円の不記載と処分問題

根本氏の政治活動をめぐって大きく議論されたのが、旧安倍派の政治資金パーティーをめぐる420万円の不記載問題です。

政治資金パーティーの還付金420万円が不記載に

根本氏は、所属していた自民党の旧安倍派(清和政策研究会)から、政治資金パーティー券の販売ノルマを超えた分の還付金を受け取っていました。そのうち420万円が政治資金収支報告書に記載されていなかったことが問題になりました。

根本氏は収支報告書を訂正しています。問題の中心は、還付金を受け取っていたことだけではなく、受け取った収入と、その使途に関する支出を適切に報告していなかった点にあります。

2024年12月の政治倫理審査会で何を説明した?

2024年12月18日、根本氏は衆議院の政治倫理審査会に出席しました。

東海テレビの報道によると、根本氏は派閥から現金の還付を受けていたこと自体は知っていたと説明しています。そのうえで、不記載は秘書が派閥側から指示されたものだったと弁明し、資金の私的流用を否定しました。

「この点について深く反省している」

出典:東海テレビNEWS・2024年12月19日報道

政治資金の管理を秘書に任せていたことや、議員本人の監督責任が問われた事案です。還付金の存在を認識していたことと、収支報告書の不記載を認識していたかどうかは、本人の説明では区別されています。

自民党から処分された?2024年衆院選への影響

自民党は2024年4月、政治資金問題を受けて39人の党紀処分を決定しました。自民党の処分発表に掲載された39人の中に根本氏の名前はありません。

しかし、2024年10月の衆議院選挙では比例代表との重複立候補が認められず、小選挙区だけで選挙を戦いました。 根本氏は愛知15区で当選しています。

政治資金問題の主な経過
  • 不記載額:420万円
  • 2024年:政治資金収支報告書を訂正
  • 2024年10月:衆院選で比例重複立候補が認められず
  • 2024年12月18日:衆議院政治倫理審査会で説明

政治資金問題に対する批判と、選挙区での支持は別々に存在しています。根本氏の評判をめぐっては、資金管理や説明責任への厳しい見方がある一方、地元では継続して議席を獲得してきたという選挙結果もあります。

 

根本幸典と旧統一教会の関係は?報道内容と本人の説明

2024年11月、根本氏と世界平和統一家庭連合(旧統一教会)および関連団体との関係について、文春オンラインが報じました。

報道では、旧統一教会の関係者や元秘書らの証言をもとに、2017年と2021年の衆議院選挙での支援、後援会の結成、党員集め、政治資金パーティー券の購入などが取り上げられています。

「典世会」と選挙支援をめぐる報道

文春オンラインの2024年11月8日付記事は、2017年10月に開かれた「根本幸典後援会『典世会』発会式」とされる写真を掲載しました。

記事では、旧統一教会の関連団体である世界平和連合が後援会の結成に関わったと説明しています。元関係者は、選挙での電話による投票の呼びかけや集会への参加などを証言しました。

同記事の続報部分では、2021年の選挙で旧統一教会側の「推薦確認書」に署名したとの証言も取り上げられています。

根本氏は旧統一教会の支援を否定していた

根本氏は以前、旧統一教会や関連団体からの組織的な選挙支援について、次のように説明していました。

「これまで、旧統一教会及び関連団体への選挙支援の依頼、及び組織的支援などの依頼をしたことはありません」

出典:文藝春秋PLUS・根本氏の従来の説明を掲載した記事

文春オンラインは、この説明と元関係者の証言に食い違いがあるとして、本人と事務所に質問したものの、記事掲載の期限までに回答がなかったと報じています。

旧統一教会をめぐる情報の整理

報道内容:旧統一教会側の元関係者らが、過去の選挙支援やパーティー券購入などを証言。

本人の従来の説明:関連団体への選挙支援依頼や組織的支援の依頼を否定。

2024年11月の取材:文春オンラインは期限までに新たな回答を得られなかったと報道。

関係者による証言と、本人が認めた事実は同じではありません。 報道で示された写真や証言、根本氏の説明をそれぞれ区別して扱う必要がある問題です。

 

根本幸典の現在の役職は?農林水産副大臣から財務金融委員長へ

根本氏は2026年10月時点で、衆議院財務金融委員長を務めています。

2026年10月5日の衆議院本会議で財務金融委員長に指名されました。衆議院の議事経過と、10月6日現在の財務金融委員会の委員名簿に記載されています。

財務金融委員会は、予算委員会とは別に、税制、財政、金融制度などの法案や政策を審議する衆議院の常任委員会です。委員長は会議の進行や議事の整理などを担います。

農林水産副大臣はすでに退任

根本氏は2025年10月から2026年9月まで農林水産副大臣を務めました。

2026年10月現在、農林水産副大臣ではありません。 農林水産省が公表している2026年9月18日現在の政務三役名簿では、副大臣は小寺裕雄氏と藤木眞也氏になっています。

根本幸典の選挙区はどこ?2026年衆院選の得票と当選歴

根本氏の選挙区は愛知県第15区(豊橋市・田原市)です。農業、製造業、港湾物流などが地域経済を支える東三河エリアを地盤としています。

2026年2月の衆院選で6選

2026年2月8日の第51回衆議院議員総選挙で、根本氏は88,028票、得票率43.6%を獲得して当選しました。

2026年・愛知15区の主な選挙結果
  • 根本幸典氏(自民党):88,028票・当選
  • 小山ちほ氏(中道改革連合):36,614票
  • せき健一郎氏:35,736票
  • 選挙区の投票率:60.63%

出典:選挙ドットコム・根本幸典選挙履歴

当選後、根本氏は公式Xでも6期目への意気込みを発信しました。

衆議院選挙の当選歴と得票数

選挙年得票数結果
2012年73,521票初当選
2014年97,152票当選
2017年95,568票当選
2021年104,204票当選
2024年71,012票当選
2026年88,028票当選

各年の得票数は選挙ドットコムの選挙履歴によります。

2024年は政治資金問題が争点の一つとなり、根本氏の得票数は2021年より減少しました。2026年には前回より17,016票増やしています。

2012年の初当選から2026年まで、小選挙区で6回連続当選しています。

根本幸典の経歴・学歴は?時習館高校から一橋大学、リクルートへ

根本氏は、大学卒業後すぐに政治家になった人物ではありません。民間企業で働いた後、国会議員秘書と地方議員を経験して国政に進みました。

出身高校は時習館高校、大学は一橋大学

1977年豊橋市立杉山小学校を卒業
1980年豊橋市立章南中学校を卒業
1983年愛知県立時習館高校を卒業
1988年一橋大学経済学部を卒業

学歴は本人公式プロフィールに掲載されています。

時習館高校は豊橋市にある県立高校です。大学では経済学を学びました。

リクルートで約11年間勤務

1988年4月、根本氏はリクルートに入社しました。1999年3月まで勤務し、マネージャーなどを経験しています。

1999年4月に国会議員秘書となり、政治の現場に入りました。

豊橋市議から国会議員へ

2003年4月の豊橋市議会議員選挙で初当選し、4,070票を獲得しました。2007年には4,825票を得て再選されています。

市議会議員を2期務めた後、2010年12月に自民党愛知県第15選挙区支部長に就任。国政への挑戦を始めました。

2016年8月には第3次安倍第2次改造内閣で国土交通大臣政務官兼内閣府大臣政務官に就任しています。そのほか、自民党総務部会長や衆議院国土交通委員会理事などを歴任しました。

主な過去の役職は自民党公式プロフィールに掲載されています。

根本幸典の政策・公約は?何を重視している政治家なのか

根本氏が公式サイトで掲げる政策には、子どもたちの将来、地域産業の振興、道路などのインフラ整備、憲法改正があります。

本人は、政治活動の根底にある考え方を次のように記しています。

「子どもたちが希望を持てる日本(ふるさと)に」

出典:根本幸典公式サイト・政策

主な政策分野

  • 子ども・教育:次世代が将来に希望を持てる社会づくり、学校の教育環境の改善
  • 地域経済:豊橋・田原の産業振興、物流環境の整備
  • 農業:農家の経営支援、農業生産基盤の維持と強化
  • 社会基盤:道路や港湾など、東三河地域の交通・防災インフラの整備
  • 国の制度:憲法改正への取り組み

これらは本人の政策ページに示されている基本的な方向性です。同ページには過去の感染症対策なども掲載されており、すべてが2026年に新たに発表された公約というわけではありません。

農業や道路整備については、単に掲げているだけでなく、国会や政府への要望、関連事業への関与という形でも活動してきました。

根本幸典がやったこと・実績は?道路整備と農業政策への関与

根本氏の政治活動で具体的な案件が多いのは、東三河の交通インフラ整備と農業への支援です。

豊橋・田原周辺の道路と港湾整備

自民党の2021年衆院選候補者紹介には、根本氏が関与した主な地域事業として、以下が挙げられています。

  • 浜松三ケ日・豊橋道路:新たな広域道路の実現に向けた働きかけ
  • 豊橋新城スマートインターチェンジ:新規事業化に向けた要望活動
  • 三河港:岸壁や防波堤、臨港道路などの整備促進
  • 国道23号名豊道路:バイパス整備や4車線化に向けた予算確保への働きかけ
  • 柳生川地下河川:豊橋市内の水害対策として整備を後押し

道路建設や港湾整備は国・自治体・関係機関が進める公共事業です。根本氏は国会議員として予算要望や事業促進に携わりました。

2020年には豊橋市長らとともに国土交通省や農林水産省への要望活動について公式Xで発信しています。

名豊道路はその後、2025年3月8日に蒲郡バイパスの未開通区間が開通し、全線が暫定2車線でつながりました。整備の経緯は国土交通省中部地方整備局・名四国道事務所の情報でも紹介されています。

豚熱対策と農業経営支援

東三河は施設園芸や畜産業も盛んな地域です。根本氏は農業分野で次のような案件に取り組んできました。

2018年台風24号による農業用ハウス被害への対策を要望
2019年豚熱に伴う養豚農家支援を要望。自民党の候補者紹介では、家畜伝染病予防費約32億円の予算計上への関与を紹介
2020年以降高収益作物次期作支援交付金の予算拡充に向けた活動

これらの事業実績は2021年の自民党候補者資料で根本氏の取り組みとして紹介されたものです。制度の創設や予算の成立には、政府や国会、関係者による手続きと協議が伴っています。

2026年の国会では日本の農作物の品種流出対策を説明

農林水産副大臣としての仕事には、農業政策について国会で政府の立場を説明する役割もありました。

2026年6月16日の衆議院農林水産委員会では、シャインマスカットなど日本で開発された植物品種の海外流出が議論されました。

「優良品種の海外流出は重要な課題であるというふうに認識しております。」

出典:衆議院農林水産委員会会議録・2026年6月16日

この質疑では、農水省の調査で中国や韓国の販売サイトに日本の登録品種と同じ名前、または関連を想起させる種苗が約50種類見つかったことを説明しました。

根本氏は、品種登録前の種苗の輸出差止め請求権の創設など、育成者権を強化する種苗法改正の内容についても答弁しました。

海外で無断栽培や販売が行われた場合には、各国での権利取得、侵害調査、法的措置などを組み合わせる考えを示しています。

GREEN×EXPO 2027の準備にも参加

2026年6月30日には、横浜で開かれた2027年国際園芸博覧会(GREEN×EXPO 2027)の国際参加者会議に関連するレセプションへ出席し、開会の挨拶を行いました。

「我が国の最先端の技術や取組を、広く発信していくこととしております。」

出典:公益社団法人2027年国際園芸博覧会協会・国際参加者会議の発表

日本政府苑では日本庭園やいけばな、盆栽などの文化と、食・農業・環境技術を紹介する構想が示されました。出席と発言については農林水産省の2026年7月9日付発表にも記録されています。

根本幸典は何派?旧安倍派と高市早苗との関係

根本氏は、かつて自民党の清和政策研究会(旧安倍派)に所属していました。同派は政治資金問題を受けて解散に向かい、従来の派閥所属をそのまま現在の所属として扱うことはできません。

2021年の自民党総裁選では高市早苗氏を応援

根本氏は、2021年の自民党総裁選で高市早苗氏を応援する投稿を公式Xで発信していました。

高市氏は、経済安全保障や憲法改正などを重視する政治家として知られています。根本氏自身も公式政策で憲法改正を掲げていますが、高市氏を支持していたことと、すべての政策で同じ考えを持つことは別です。

同じ総裁選の期間中には、高市氏を支援する活動について別の投稿もしています。

2024年・2025年の高市氏の推薦人だった?

自民党総裁選で候補者を応援することと、立候補に必要な正式な「推薦人」になることは異なります。

2024年総裁選の高市氏候補者情報と2025年総裁選の高市氏候補者情報に掲載された正式な推薦人一覧に、根本氏の名前はありません。

2021年に高市氏を応援していたことは本人の投稿で示されていますが、2024年・2025年の正式な推薦人だったわけではありません。

根本幸典の妻・息子・家族構成は?人物像や趣味も紹介

妻と2人の息子がいる

根本氏の公式プロフィールには、家族について「妻・長男・次男」と記載されています。

また、公式の経歴年表には2003年11月に結婚したことが掲載されています。豊橋市議に初当選した年の出来事です。

妻の名前や職業、息子2人の名前・勤務先などについては、今回参照した公式プロフィールに記載されていません。家族に関する情報は公表されている範囲にとどめます。

趣味は読書・音楽鑑賞・登山

公式プロフィールには読書と音楽鑑賞、自民党の過去の候補者紹介には登山も趣味として掲載されています。

公式プロフィールにある人物情報
  • 愛読書:『坂の上の雲』(司馬遼太郎)、『男子の本懐』(城山三郎)
  • 座右の銘:「義を見てせざるは勇なき也」
  • 好きなもの:次郎柿
  • 趣味:読書、音楽鑑賞、登山

本人が公式サイトで長年使ってきたスローガンは「ねもとはブレず」です。政治信条や自身の姿勢を表す言葉として使用しています。

地元・田原市での活動

豊橋市に加え、田原市での地域活動も根本氏の政治活動の一部です。過去には田原市の菜の花ガーデンを訪れた様子を公式Xで紹介しています。

公式プロフィールでは、母親が田原市に住んでいることにも触れています。根本氏にとって田原市は、選挙区であると同時に家族とのつながりもある地域です。

根本幸典の事務所はどこ?公式サイト・SNS情報

根本氏の公式サイトには、東京都内の議員会館と豊橋市内の事務所が掲載されています。

東京事務所東京都千代田区永田町2-1-2 衆議院第二議員会館906号室
東京事務所電話03-3508-7711
地元事務所愛知県豊橋市花中町63
地元事務所電話0532-35-0261

出典:根本幸典公式プロフィール・事務所案内。公式サイトには過去の役職情報も残っているため、訪問や郵送の前には最新の連絡先を確認してください。

公開されている政治事務所の所在地と、本人の私的な自宅の所在地は別の情報です。

公式SNS・最新の活動を確認するには

2026年10月からは財務金融委員長として、税制や金融、財政制度に関わる委員会運営を担います。今後の国会での活動については、衆議院の委員会記録や本人の公式発信から確認できます。

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