丹羽秀樹(にわ・ひでき)氏は、愛知県春日井市を地盤に活動する自由民主党の衆議院議員です。
祖父に元労働大臣を持つ政治家一家の出身で、妻や子供などの家族構成に加え、旧統一教会との接点をめぐる報道や、自民党の麻生派を離れた経緯も知られています。
この記事では、丹羽氏の家系図や家族、派閥、報道上の論点を整理したうえで、現在の役職、選挙結果、学歴、政策、国会での仕事まで紹介します。
丹羽秀樹のプロフィール|愛知6区選出の自民党衆議院議員
丹羽氏は、民間企業での勤務と国会議員秘書の経験を経て政界入りした政治家です。教育行政や国会運営に関する役職を数多く務め、現在は国会と自民党愛知県連の双方で活動しています。
| 名前 | 丹羽秀樹 |
|---|---|
| 読み方 | にわ ひでき |
| 生年月日 | 1972年12月20日 |
| 年齢 | 53歳(2026年10月13日時点) |
| 出身地 | 愛知県春日井市 |
| 所属政党 | 自由民主党 |
| 議員種別 | 衆議院議員 |
| 選挙区 | 愛知県第6区 |
| 当選回数 | 8回 |
| 初当選 | 2005年9月 |
| 出身大学 | 玉川大学文学部 |
| 現在の主な役職 | 衆議院沖縄及び北方問題に関する特別委員長/自民党愛知県連会長 |
| 公式サイト | 丹羽ひでき公式サイト |
| 公式X | 丹羽ひでき事務所(@niwajimusyo) |
出典:衆議院・議員プロフィール、自由民主党公式プロフィール。役職は2026年10月の衆議院公表情報に基づきます。
丹羽秀樹の家系図・先祖は?祖父は元労働大臣
丹羽氏の家系で特に知られているのが、父方と母方の両方に国会議員経験者がいることです。
本人の公式プロフィールには、祖父や大おじに当たる政治家の名前が掲載されています。
丹羽秀樹の家系図に登場する4人の政治家
| 人物 | 丹羽秀樹氏との関係・経歴 |
|---|---|
| 丹羽兵助 | 父方の祖父。元衆議院議員、元労働大臣 |
| 安藤孝三 | 母方の祖父。元衆議院議員 |
| 丹羽久章 | 父方の祖父・兵助の弟。元衆議院議員 |
| 安藤梅吉 | 母方の祖父・孝三の兄。元愛知県議会議長 |
父方の祖父・丹羽兵助氏は、衆議院議員として活動し、労働大臣を務めた人物です。大おじの丹羽久章氏も国政に携わっていました。
母方にも、国会議員だった安藤孝三氏と、愛知県議会議長を務めた安藤梅吉氏がいます。
- 父方:丹羽兵助(祖父)と丹羽久章(大おじ)
- 母方:安藤孝三(祖父)と安藤梅吉(大おじ)
- 本人:丹羽秀樹(衆議院議員)
公式資料だけでも、祖父2人が衆議院議員を経験した政治家一家であることが分かります。
丹羽秀樹は戦国武将・丹羽長秀の子孫なのか?
「丹羽」という名字から、織田信長の重臣として知られる戦国武将・丹羽長秀との血縁関係を連想する人もいるかもしれません。
しかし、丹羽秀樹氏が丹羽長秀の直系子孫だと示す公表された家系図は確認できていません。
本人が公表している家族情報では、近現代の政治家である祖父や大おじとの関係が紹介されています。丹羽長秀まで遡る系譜については記載されておらず、名字が同じという理由だけで子孫と断定することはできません。
丹羽秀樹の妻・子供・息子・娘は?家族構成を整理
丹羽氏の公式プロフィールには、家族構成として「父母・兄・弟・妻・子供」と記載されています。
したがって、結婚しており、配偶者と子供がいることは本人の公表情報に基づく事実です。
妻はどんな人?名前や職業は?
妻については、公式プロフィールに存在が記載されているものの、氏名、年齢、出身地、職業といった詳しい情報は公表されていません。
政治家の配偶者が選挙活動に同行する例はありますが、それだけで本人の家族の職業や経歴を推測することはできません。
息子や娘はいる?子供の人数は?
子供についても、公式プロフィールの記載は「子供」にとどまっています。
子供の人数や性別、息子・娘それぞれの有無、名前、学校などは明らかになっていません。
「子供がいる」という事実と、「息子がいる」「娘がいる」という具体的な家族情報は区別する必要があります。
- 妻:いることを公表。氏名や職業は非公表
- 子供:いることを公表。人数・性別は不明
- 兄弟:兄と弟がいる
- 両親:父母ともに家族構成へ記載
丹羽秀樹と旧統一教会の関係は?報道内容と事務所の説明
丹羽氏については、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との接点をめぐって報道がありました。
問題になったのは、2021年の衆議院選挙の公示直前に、教団関係者と撮影されたとする写真です。
2024年に報じられた国政報告会の写真
2024年10月、文春オンラインは、2021年10月17日に「丹羽秀樹先生を迎えて国政報告会」と題した会合が開かれたとする資料と写真について報じました。
記事では、写真の背景に旧統一教会のカレンダーが写っているとして、教団施設で撮影された可能性を指摘しています。
また、丹羽氏が旧統一教会との接点について過去に説明した内容は、事務所によれば祝電を送ったことだったと報じています。
出典:文春オンライン「旧統一教会施設で撮影された自民党候補たちの写真」(2024年10月24日)
丹羽事務所はどう回答したのか?
同じ記事によると、丹羽事務所は、問題となった会合について、旧統一教会関連会合への出席記録は確認できなかったと回答しました。
選挙での関係についても、教団や関連団体に選挙支援を依頼したこと、組織的支援を依頼したことはないと説明しています。
- 過去の接点:事務所によると、祝電を送ったことを回答
- 2024年の報道:2021年の会合に関する写真や資料を文春オンラインが掲載
- 会合への出席:事務所は関連会合への出席記録を確認できなかったと回答
- 組織的な選挙支援:事務所は依頼したことはないと説明
報道された写真の存在と、会合の性格や選挙支援の実態が確定したかどうかは別の問題です。教団との過去の接点が報じられた一方、事務所は会合の出席記録や組織的支援の依頼を否定する説明をしている、というのが公表されている経緯です。
丹羽氏は自民党愛知県連会長として、旧統一教会との関係を遮断することを確認する誓約書への署名を公認候補者に求めていた立場でもあり、この点も報道の論点となりました。
丹羽秀樹の派閥はどこ?麻生派を離れた経緯
丹羽氏はかつて麻生太郎氏が率いる麻生派(志公会)に所属していましたが、2022年に退会しています。
2024年の総裁選を報じたTBSの資料では、丹羽氏は「無派閥」と記載されています。
2022年2月に麻生派を退会
2022年2月25日、丹羽氏は佐藤勉元総務会長、御法川信英氏らとともに麻生太郎氏を訪ね、派閥の退会届を提出しました。
テレビ朝日の報道では、佐藤氏ら4人の退会が認められ、麻生派の所属議員数が減少したと伝えられています。
退会の背景には、前年の党総裁選をめぐる派閥内の対応への不満があったと報じられました。ただし、丹羽氏本人が退会理由を詳しく説明した公的な発言は確認できていません。
出典:テレビ朝日「麻生派、第3派閥に転落」(2022年2月25日)
2024年の総裁選では選挙管理委員を務めた
丹羽氏は2024年、自民党総裁選の選挙管理委員会委員に就任しました。
この委員会は、総裁選の日程や運営ルールなどを決める組織です。TBSは委員の一覧で丹羽氏を無派閥として紹介しています。
出典:TBS NEWS DIG・自民党総裁選選挙管理委員会の記事
2024年9月27日、石破茂氏が新総裁に選ばれた際には、丹羽氏の事務所Xが総裁選を終えた後の党の結束について投稿しています。
高市早苗との関係は?応援演説や政策要望で接点
丹羽氏と高市早苗氏には、選挙活動や党内の政策活動で接点があります。
2021年の衆院選では、当時の高市氏が党政調会長として小牧市で演説する予定を、丹羽氏の事務所が告知していました。
当時の愛知6区には小牧市も含まれており、この演説は旧区割りの選挙区内での活動でした。
高市氏との選挙や政策面での接点はありますが、それだけで丹羽氏が特定の総裁選候補を一貫して支持していると断定することはできません。
丹羽秀樹の現在の役職は?2026年は沖縄・北方問題の委員長
2026年10月13日時点で、丹羽氏は衆議院沖縄及び北方問題に関する特別委員長を務めています。
衆議院が10月6日現在として公表した委員名簿にも、委員長として丹羽氏の名前が掲載されています。
沖縄・北方問題の委員長は何をする?
同特別委員会では、沖縄の振興や基地負担の問題、北方領土問題などについて調査や審議を行います。
委員長の役割は、委員会の議事進行、質疑の整理、採決などの運営を担うことです。
なお、丹羽氏の公式サイトには、以前の「地域活性化・こども政策・デジタル社会形成に関する特別委員長」という肩書が残っています。これは2025年10月以降に務めた役職で、2026年10月時点の委員長職とは異なります。
自民党愛知県連会長としての活動
丹羽氏は2022年1月から自民党愛知県支部連合会の会長を務め、2025年7月には3期目に入りました。
県連会長は、県内の地方組織や国会議員、地方議員をつなぎ、候補者の選考、選挙への対応、地域の政策要望などを調整する立場です。
2026年8月3日の県連大会では、活動方針の報告に加え、次の統一地方選挙に向けた第1期公認候補者の発表・紹介が行われました。
丹羽秀樹の選挙区は愛知6区|2026年衆院選の結果と当選歴
丹羽氏の現在の選挙区は、春日井市と瀬戸市からなる愛知県第6区です。
以前は小牧市や犬山市も含まれていましたが、2022年に施行された区割り改定によって選挙区域が変わりました。
2026年2月の衆院選は10万9044票で当選
2026年2月8日投開票の第51回衆議院議員総選挙では、愛知6区から自民党公認で立候補し、10万9044票を獲得して8回目の当選を果たしました。
| 投票日 | 2026年2月8日 |
|---|---|
| 選挙区 | 愛知6区 |
| 結果 | 当選 |
| 得票数 | 109,044票 |
| 得票率 | 54.1% |
| 投票率 | 58.31% |
| 当選回数 | 8回目 |
この選挙では、国崎信江氏が3万9828票、春日まい氏が2万8651票を獲得しました。
丹羽氏は選挙後に発行した本人の活動報告で、地域から再び議席を託されたことへの決意を述べています。
「粉骨砕身、全力を尽くしてまいります。」
出典:丹羽ひでき通信・2026年3月15日号
本人事務所のXでも、選挙翌日にJR春日井駅で当選報告を行った様子が発信されています。
2024年・2021年の得票数は?
直近3回の衆議院議員総選挙の得票数は次のとおりです。
| 選挙年 | 得票数・結果 |
|---|---|
| 2021年 | 136,168票・当選(6回目) |
| 2024年 | 92,083票・当選(7回目) |
| 2026年 | 109,044票・当選(8回目) |
2021年と2024年では選挙区の区域が異なるため、得票数の増減を比較する際には区割りの変更も考慮する必要があります。
2024年11月には、7期目の国会活動を始めるに当たり、地元の課題に取り組む姿勢を事務所Xから伝えています。
2009年の落選と2011年の補欠選挙
丹羽氏の選挙歴は、当選だけが続いてきたわけではありません。
2005年に初当選した後、2009年の衆院選では民主党の石田芳弘氏に敗れて落選しました。
その後、2011年4月の愛知6区補欠選挙で当選し、国政に復帰しています。
2009年の落選を経て、2011年の補欠選挙で議席を取り戻したことが、丹羽氏の政治経歴の大きな節目です。
丹羽秀樹の学歴・経歴|東海高校から玉川大学、証券会社勤務へ
出身高校と大学は?教員免許も取得
丹羽氏は1991年に東海高校を卒業し、1995年に玉川大学を卒業しました。
大学では中学校の教員免許を取得しています。
在学中には、元首相の海部俊樹氏の事務所で政治の仕事を学んだ経歴があります。
政治家になる前は証券会社員と議員秘書
大学卒業後は地元の証券会社に7年間勤務しました。
その後、高村正彦元外務大臣の秘書を務めています。
証券会社での民間勤務を経験してから議員秘書となり、国政選挙へ進んだという経歴です。
文部科学副大臣など主な役職歴
国政に進んだ後は、教育や科学技術、東京オリンピック・パラリンピックの準備などに関連する役職を経験しました。
| 時期 | 主な役職 |
|---|---|
| 2012年 | 文部科学大臣政務官 |
| 2014年 | 文部科学副大臣 |
| 2015年 | 東京オリンピック・パラリンピック大会組織委員会副会長、内閣府副大臣 |
| 2016年 | 衆議院厚生労働委員長 |
| 2017年 | 文部科学副大臣 |
| 2019年 | 衆議院議院運営委員会理事、党広報戦略局長 |
| 2021年 | 文部科学副大臣・内閣府副大臣 |
| 2024年 | 党国会対策委員長代理 |
文部科学副大臣は、文部科学大臣を補佐して教育、科学技術、文化などの行政を担う政府の役職です。
丹羽氏はこのポストを複数回経験しており、教育行政との関わりが長い政治家です。
2024年1月には、政治資金問題などを扱う衆議院予算委員会の集中審議で質問に立つ予定を、本人事務所がXで告知しています。
丹羽秀樹の政策・実績は?教育、エネルギー、地方分権への取り組み
丹羽氏が関わってきた政策分野は、教育や科学技術を中心に、地方行政、地域経済、国会運営など多岐にわたります。
近年は、エネルギーの安定供給と技術開発、地方の制度改革に関する活動も発信しています。
核融合など新しいエネルギー技術への投資
2026年7月発行の「丹羽ひでき通信」では、国際情勢の不安定化や物価高を踏まえ、日本のエネルギー安全保障について考えを示しました。
文部科学省による基礎研究、内閣府の政策調整、経済産業省の産業政策を連携させ、民間企業や金融機関の投資を引き出すという方向性です。
「技術を育て、市場を創り、ルールを創る。」
出典:丹羽ひでき通信・2026年7月15日号
同じ活動報告には、2026年4月15日の核融合エネルギー推進議員連盟での活動も掲載されています。
国が技術開発を支援するだけでなく、規制のあり方や新しい市場の形成まで考えるという政策姿勢です。
地方分権改革に関する法案審議と委員長報告
2026年4月28日、丹羽氏は衆議院本会議で、地方分権改革に関する法案について委員長報告を行いました。
対象となったのは、地方公共団体に対する義務づけの緩和などを進めるため、関係法律を整備する法案です。
この法案は政府が提出し、特別委員会で審議されたもので、丹羽氏は委員長として審議を進行し、本会議で審査結果を報告する役割を担いました。
出典:衆議院・2026年4月16日特別委員会会議録、衆議院・2026年4月28日本会議会議録
地元の学校施設・都市整備への要望活動
丹羽氏の活動報告には、2026年6月11日に行った春日井市の公立学校施設整備に関する文部科学省への要望や、土地区画整理事業に関する国土交通省への要望が記載されています。
国会での法案審議とは別に、自治体の具体的な要望を中央省庁へ届ける活動も行っています。
2022年6月には、中部経済連合会や愛知県選出の自民党国会議員とともに、道路や港湾など中部圏のインフラ政策について党幹部へ要望したことをXで発信しました。
国際人権問題への姿勢
国際問題については、中国・新疆ウイグル自治区などの人権状況に関する国会決議を取り上げた投稿もあります。
2022年1月31日、本人事務所のXは、衆議院本会議で予定されていた人権侵害に関する決議について発信しました。
こうした投稿は、本人や事務所が当時どのような国会の議題を取り上げていたかを知る資料になります。
丹羽秀樹への評価・批判|愛知県連の政治資金問題への対応
丹羽氏の政治活動では、教育行政や選挙での当選実績に加え、自民党愛知県連会長としての組織運営も評価や批判の対象となります。
2024年12月には、自民党知多市支部が10年以上にわたり政治資金収支報告書を提出していなかった問題について、県連の執行部会議後に説明が行われました。
愛知県連の公式発表では、丹羽会長の説明として次の言葉が掲載されています。
「会長としてお詫び申し上げます。」
出典:自民党愛知県連・2024年12月14日執行部会議
県連は、当該支部が説明責任を果たすべきだとする方針も示しました。
報告書の未提出は知多市支部の問題として公表されたものであり、丹羽氏自身が収支報告書を未提出だったという内容ではありません。
県連会長としての対応を考えるうえでは、問題が発生した組織と、説明や監督に当たる立場を区別する必要があります。
丹羽秀樹の人物像|趣味は登山・将棋・茶道、瀬戸焼そばも紹介
丹羽氏の公式プロフィールに掲載されている趣味は、読書、登山、アーチェリー、スポーツ観戦、将棋、茶道です。
座右の銘には「無信不立(信無くば立たず)」を挙げています。政治における信頼を重視する意味の言葉です。
地元・瀬戸市の名物を紹介した本人の言葉
2026年4月には、自民党の機関紙コラムで、愛知6区の瀬戸市のご当地グルメ「瀬戸焼そば」を紹介しました。
陶磁器の町である瀬戸市の食文化に触れ、しょうゆ味をベースにした焼きそばの特徴や店舗について紹介しています。
「ぜひ愛知県にお越しの際には、瀬戸市にもお立ち寄りいただき」
出典:自由民主党・丹羽秀樹「私の推しメシ」瀬戸焼そば(2026年4月20日)
記事では、瀬戸焼の器や将棋の町としての魅力にも触れています。
丹羽秀樹の自宅・事務所はどこ?公式サイトとSNS
丹羽氏の私的な自宅住所は公表されていませんが、政治活動を行う事務所の所在地は公式サイトに掲載されています。
公表されている事務所の所在地は、自宅住所ではありません。
春日井市の地元事務所
| 名称 | 丹羽ひでき事務所 |
|---|---|
| 所在地 | 愛知県春日井市鳥居松町4-68 シティ春日井1階 |
| 電話番号 | 0568-87-6226 |
東京の議員会館事務所
| 所在地 | 東京都千代田区永田町2-1-2 衆議院第2議員会館916号室 |
|---|---|
| 電話番号 | 03-3508-7025 |
丹羽秀樹の公式サイト・公式X
Xは「丹羽ひでき事務所」という名称で運営されており、本人の選挙活動や地域行事、国会での予定などが発信されています。
2026年10月からは沖縄・北方問題を扱う特別委員会の運営を担う一方、愛知県連では次の統一地方選挙に向けた候補者の擁立や組織運営にも携わっています。

